※この作品はR-18です。

古手川唯ハレンチ物語   作:大軍

6 / 10
風紀委員とボディーガード♡

翌日の教室は、昨日の出来事が嘘だったかのように、いつも通りの喧騒に包まれていた。

生徒たちの楽しげな笑い声が、明るい日差しと共に差し込んでいる。

 

「おはよう、唯!」

「ええ、おはよう、美紀」

 

唯は、何事もなかったかのように朗らかに挨拶を返した。

その表情は普段通りの、凛とした風紀委員のものだ。

しかし、美紀はその笑顔の裏に隠された僅かな翳りを、親友として見逃さなかった。

 

「唯…本当に、大丈夫なの?無理してない?」

心配そうに眉を寄せる美紀。その優しい言葉に、唯の胸がちくりと痛んだ。

(大丈夫…大丈夫よ、私は。風紀委員ですもの、これくらいで…)

 

「平気よ、心配かけてごめんなさいね」

唯がそう言って微笑んだ瞬間、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

その鋭い音が、昨日の記憶の扉をこじ開ける。

 

(――いやあああああああああっっっ!!!!)

 

自分の絶叫が、耳の奥で反響した。

冷たいタイル、男の汗の匂い、そして体を無理やりこじ開けられる、裂けるような痛みと…背徳的な快感。

 

ずぽっ…♡ ぐぽっ…♡

 

「…っ!」

唯の体が、びくんと小さく震えた。

椅子に座っているはずなのに、尻の奥がきゅんと疼く感覚に襲われる。

 

「唯?どうしたの、顔色が…」

美紀が、心配して唯の肩にそっと手を置いた。

 

「ひゃっ…!?」

その感触に、唯は思わず甲高い声を上げてしまった。

(やだ…!触られただけなのに…!感じてる…!?)

肩に置かれた美紀の優しい手と、髪を鷲掴みにした男の乱暴な感触が、頭の中で混ざり合う。

 

バッコン♡バッコン♡ ずっぽずっぽ♡

 

「あ…あぅ…♡」

(だめ…!思い出したら…また、熱くなっちゃう…!)

太ももの内側が、じわりと熱を帯びるのを感じる。

制服のスカートの下で、誰にも見えない秘密の場所が、きゅうっと収縮した。

 

「ご、ごめんなさい!なんでもないの!本当に!」

唯は慌てて美紀の手を振り払い、必死に笑顔を作った。

しかし、その瞳は潤み、頬は紅潮している。

その異常な様子に、美紀の心配はますます深まるばかりだった。

唯は、込み上げてくる恥ずかしさと、体の奥で疼き続ける奇妙な熱から逃れるように、ただ硬く目を閉じた。

 

授業が始まっても、唯の集中力は散漫だった。

教師の声は右から左へと抜けていき、頭の中では昨日の男の卑猥な言葉と、自分の甘い喘ぎ声が繰り返し再生される。

(だめ…!集中しなさい、私…!風紀委員として、あるまじきことよ…!)

 

必死に雑念を振り払おうとした、その時だった。

心配そうにこちらを覗き込んでくる美紀の制服が、目に入った。

胸元のボタンが、一つだけ外れている。

普段なら見過ごすような、ほんの僅かな着崩れ。

しかし、今の唯には、それが許しがたいほど破廉恥なものに見えた。

 

「美紀」

「え?な、なに、唯?」

突然、低い声で名前を呼ばれ、美紀は少し驚いたように唯を見る。

 

「あなたのその胸元…ボタンが一つ外れているじゃない」

びしっと、唯の指が美紀の胸元を指す。

その瞳には、いつもの風紀委員としての厳しい光が宿っていた。

 

「え、あ、本当ね。ごめんなさい、気づかなくって…」

「まったく……!服装の乱れは心の乱れよ!そのようなはだけた格好で授業を受けるなんて、ハレンチだわ!」

 

(何を言っているのかしら、私は…!でも、こうしていないと、おかしくなってしまいそう…!)

頭の中では、自分の制服を乱暴に引き裂かれた記憶がフラッシュバックする。

男の熱い手が、素肌を撫で回す感触。

 

「ご、ごめんなさい…!すぐに直すわ!」

美紀は唯の剣幕に気圧され、慌ててボタンを留めた。

そんな親友の姿を見ても、唯の心のざわめきは収まらない。

 

「当然よ!風紀委員として、私はハレンチは許しません!!」

そう言い放つ唯の声は、微かに震えていた。

スカートの下では、太ももの内側がじっとりと熱を持ち、疼き始めている。

(しっかりしなさい、私…!あんな男のことなんて…!でも…♡)

昨日の快感の記憶が、羞恥心と共に蘇り、唯は誰にも気づかれないように、きつく唇を噛み締めた。

 

美紀は慌ててボタンを留め終えると、ほっと息をついた。

そして、目の前の親友を改めて見つめ、感心したように微笑んだ。

 

「すごいわ、唯…。昨日はあんなことがあったのに、もうすっかりいつも通りじゃない」

その声には、純粋な尊敬の念がこもっている。

「さすが風紀委員ね。本当に、尊敬するわ」

 

(尊敬…?)

その言葉は、鋭い刃のように唯の胸に突き刺さった。

(違う…!違うのよ、美紀…!私は、そんなんじゃない…!)

頭の中では、男の下で喘ぎ、自ら腰を振って快感を求めていた自分の姿が、鮮明に蘇る。

 

『もっと…ほしい…です…♡』

 

「…っ♡」

自分の口が発したとは思えない、淫らな言葉。

その記憶に、顔からさっと血の気が引いた。

同時に、体の奥がずくんと熱く疼き、太ももの付け根がむず痒くなる。

 

「当たり前のことをしたまでよ。風紀委員なのだから、これくらいでへこたれていては示しがつかないじゃない」

努めて冷静に、凛とした声で言い放つ。

しかし、その声は自分でもわかるほど上ずっていた。

美紀のまっすぐな瞳から逃れるように、唯はぷいと顔をそむけ、再び教科書に視線を落とす。

だが、その文字はもう、まったく頭に入ってこなかった。

 

 

 

放課後、唯は美紀と並んで帰路についていた。

夕日が伸びる二人の影を、アスファルトに長く映し出している。

 

「本当に、途中までで大丈夫なの?家まで送っていくわよ」

美紀が、心配そうに唯の顔を覗き込む。

昨日、あれほど無残な姿で発見した親友を一人で帰すのは、どうしても不安だった。

 

「ええ、大丈夫よ。昨日とは違う道で帰るつもりだし、それに…美紀にだって用事があるじゃない」

唯は気丈に微笑んでみせる。

(これ以上、美紀に心配をかけるわけにはいかないわ…)

 

「でも…」

「いいのよ。私は風紀委員だもの。いつまでも怖がってなんていられないわ」

そう言う唯の横顔は、凛としていて、美紀はそれ以上何も言えなかった。

 

やがて、二人の道が分かれる交差点に差し掛かる。

「それじゃあ、私はこっちだから。本当に、気をつけて帰るのよ?何かあったら、すぐに電話してちょうだい」

「ええ、わかっているわ。ありがとう、美紀」

 

手を振って別れると、唯は一人になった。

途端に、昨日までの喧騒が嘘のように、辺りは静まり返る。

ざわ、と背中に悪寒が走った。

誰かに見られているような気がして、思わず振り返るが、そこには誰もいない。

 

(気のせい…よ、ね)

自分に言い聞かせ、歩き出す。

しかし、数メートル先に見えてきたのは、あの公園の入り口だった。

木々が鬱蒼と茂り、夕闇に沈むその場所は、まるで巨大な獣が口を開けているように見える。

 

(―――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んっっっ!!!!♡♡♡♡)

 

昨日の絶叫と、内側から満たされる熱い感覚が、鮮明に蘇った。

ひゅっ、と喉が鳴る。

尻の奥が、きゅうっと疼いた。

 

「…っ!」

唯は踵を返し、公園とは逆の、遠回りになる道へと駆け出した。

心臓が、恐怖と、そして得体の知れない期待感で、激しく鼓動を打っていた。

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

遠回りになる、知らない住宅街の道。

家々の窓からは温かい光が漏れ、夕食の匂いが漂ってくる。

日常の、平和な風景。

それが、今の唯にはひどく恐ろしかった。

 

(大丈夫…大丈夫よ…)

自分に言い聞かせ、早足に歩を進める。

心臓の音が、やけに大きく耳に響く。

角を曲がった、その瞬間だった。

 

「やあ」

 

電柱の影から、ぬっと男が現れた。

昨日、自分をめちゃくちゃにした、あのストーカーだった。

にやにやと下品な笑みを浮かべて、唯の行く手を塞いでいる。

 

「ひっ…!?」

声にならない悲鳴を上げ、唯は後ずさった。

(な、なんで…!?道を変えたのに…!)

 

「どこに行こうとしてるのかな?俺から逃げられるとでも思った?」

 

男はゆっくりと距離を詰めてくる。

逃げなければ。そう思うのに、足が恐怖で縫い付けられたように動かない。

 

「こ、来ないで…!ハレンチ、なことは!」

 

震える声で叫び、鞄を盾のように構える。

しかし、そんな抵抗は無意味だった。

男は一瞬で距離を詰めると、唯の細い腕を掴んだ。

 

「いっ…!?」

「ちょっと付き合えよ」

 

ぐい、と力任せに腕を引かれる。

抵抗しようにも、男の力はあまりにも強い。

 

「いやっ!離して!誰か…!」

 

助けを求める声は、男の大きな手で口を塞がれ、くぐもった呻きに変わった。

 

「んぐっ…!んんーっ!」

 

ずりずりと、唯は近くの建物の隙間、人目につかない薄暗い路地裏へと引きずり込まれていく。

コンクリートの壁に、乱暴に体を押し付けられた。

 

どんっ!

 

「ぐっ…!」

背中を打った衝撃で、肺から空気が追い出される。

目の前には、欲望にぎらつく男の瞳があった。

 

「言っただろ?お前は俺のペットだって。ご主人様から逃げようなんて、悪い子だな」

男の熱い体が、ぴたりと密着する。

硬い筋肉の感触と、汗の匂いが、昨日の記憶を呼び覚ました。

 

(いや…!また…!)

恐怖で全身が震える。

しかし、その震えとは別に、体の奥底からじわりと熱が湧き上がるのを、唯は感じてしまっていた。

押さえつけられた下腹部が、きゅん、と小さく疼く。

 

(なんで…♡ いや、なんでこんな時に…体が…♡)

恐怖と屈辱に涙が滲む中、自分の体が裏切り始める感覚に、唯は絶望した。

 

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

 

どれくらいの時間が経っただろうか。

男が満足して去った後も、唯はその場から動けずにいた。

薄暗い路地裏の冷たいコンクリートに背を預け、ただ虚空を見つめている。

 

制服は乱れ、ボタンはちぎれ飛び、スカートは無残にまくり上がっていた。

素肌には、男がつけた生々しい赤い痕跡が点々と刻まれている。

そして、何よりも屈辱的なのは、体中にべっとりと塗りたくられた、生温かい粘液だった。

 

とろり、と白濁した液体が、太ももを伝ってゆっくりと流れ落ちる。

その感触に、唯の体がびくんと震えた。

(また…いっぱい…中に出された…♡)

 

男は、昨日よりも執拗だった。

何度も、何度も、唯の体の中で果てた。

膣の中も、尻の穴も、そして口の中まで、男の精液でぐちゃぐちゃに満たされている。

腹の奥が、まだずくん、ずくんと熱く脈打っていた。

 

(きたない…こんなの、汚い…)

そう思うのに、涙は出なかった。

ただ、ぼんやりとした頭で、自分の体に起きた変化を感じている。

男に貫かれた秘裂は、ひくひくと痙攣し、奥からじゅわじゅわと愛液が溢れ出して、男の精液と混じり合っていく。

 

ぬるっ…♡ くちゅっ…♡

 

(あ…♡ また、濡れてる…♡)

誰もいないのに。もう、何もされていないのに。

体だけが、まだ快感の余韻を求め続けている。

その事実が、唯を打ちのめした。

 

(私…どうなっちゃったのかしら…)

風紀委員としての誇りも、矜持も、何もかもがぐちゃぐちゃに溶けてしまったようだ。

ただ、自分の体が自分のものではなくなっていく、甘い絶望感だけが、そこにあった。

唯は力なく目を閉じると、口の中に残る精液の味を、ゆっくりと飲み込んだ。

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

あれから、四日が経っていた。

放課後の教室で、唯はぼんやりと窓の外を眺めている。

その横顔は青白く、目の下にはうっすらと隈が浮かんでいた。

 

「ねえ、唯…」

隣の席で片付けをしていた美紀が、心配そうに声をかける。

「最近、顔色がすごく悪いわよ。ちゃんと眠れてるの?」

 

びくんと、唯の肩が小さく震えた。

「ええ…大丈夫よ、少し考え事をしていただけだわ」

努めて平静を装うが、その声は掠れて力がない。

 

「考え事って…やっぱり、あのストーカーのこと?毎日、道を変えているのに…まだ、何かあるの?」

美紀の「道を変えているのに」という言葉が、地獄の記憶の引き金になった。

 

(無駄だった…何の意味もなかったわ…)

 

一日目。美紀と別れた後、公園を避けて人通りの多い大通りを選んだ。しかし、男は待ち伏せしていた。ビルの裏手にある、生ゴミの悪臭が漂うゴミ捨て場に引きずり込まれ、ゴミ袋のなだれる音を聞きながら、汚された。

 

二日目。今度は駅前の賑やかな商店街を通った。ここなら大丈夫だと、そう信じていた。だが、男はシャッターが閉まった店の前に現れ、客用の薄暗いトイレに無理やり押し込まれた。狭くてカビ臭い空間で、抵抗する声も虚しく、何度も何度も…。

 

三日目。昨日。もう、どの道も信じられなくて、住宅街の入り組んだ路地を選んだ。しかし、男はいた。空き地の、雑草が生い茂る茂みに引き倒され、虫の鳴き声と、自分の喘ぎ声を聞きながら、泥だらけにされた。

 

「…気のせいかもしれないじゃない。私が、少し過敏になっているだけよ」

俯き、髪で表情を隠しながら、か細い声で答える。

スカートの裾を、無意識にぎゅっと握りしめていた。

太ももの内側が、昨日のことのように熱く疼く。

 

「過敏になんてなってないわ!唯はいつも毅然としているもの!」

美紀が、いてもたってもいられないというように身を乗り出す。

「お願いだから、一人で抱え込まないで。私じゃ、頼りないかしら…?」

 

その真剣な瞳から逃れるように、唯はさらに深く顔を伏せた。

(違う…美紀は何も悪くないのよ…)

(ただ、言えないだけ…毎日、違う場所で汚されて…途中から、体が覚えてしまって…いやだと叫んでいるのに、濡れてしまうなんて…口が裂けても、言えないわ…!)

 

「ごめんなさい…」

それだけ言うのが、精一杯だった。

美紀の優しさが、今はただ、ひどく痛かった。

 

美紀のあまりに真剣な様子に、唯は断ることができなかった。

翌日の放課後、唯は美紀に連れられて、通学路の途中にある一軒家の前に立っていた。

古いが、手入れの行き届いた立派な日本家屋だ。

 

「ここ…?一体、誰のお家なの?」

「私の、知り合いのお兄さんの家。きっと、唯の力になってくれるわ」

そう言って、美紀は少しもためらわずに玄関の引き戸を開けた。

 

家の中は、外見とは裏腹に雑然としていた。

通された居間には、大きな座卓が一つ。

そして、その奥に、山のように大きな男が座っていた。

筋肉の上に、分厚い脂肪の鎧をまとったような巨漢。

美紀が隣に座ると、その体の大きさがより一層際立った。

 

「初めまして、唯ちゃん。美紀から話は聞いてるよ」

男は、にこりと人の良さそうな笑みを浮かべた。

しかし、その目がねっとりと唯の体を舐め回すように見ていることに、唯は気づかない。

特に、制服の上からでもわかる、その豊かな胸の膨らみに、男の視線は釘付けになっていた。

 

「こう見えてめっちゃ動けるんだよ?動けるデブってやつ」

男はそう言って、自分の腹をぽんと叩いた。

その言葉に、唯はただ曖昧に笑うしかない。

(この人が…本当に、助けてくれるのかしら…)

不安と、得体のしれない圧迫感で、息が詰まりそうだった。

 

「はは……」

乾いた笑い声が、唯の口から漏れる。

そんな唯の様子を見て、男は座卓に肘をつき、ぐっと顔を近づけてきた。

 

「ったく……何にしろ、困った時は助け合いだからね。安心していいよ。唯ちゃん」

その言葉は頼もしいはずなのに、唯の背筋をぞくりとした悪寒が駆け上った。

しかし、藁にもすがりたい思いだった唯は、他に選択肢がなかった。

 

「…よろしく…お願いします……」

深く、頭を下げる。

その時、頭を下げたことで、自分の大きな胸が座卓の縁に乗ってしまったことに、唯は気づいていなかった。

男が、その光景を見て、ごくりと喉を鳴らしたことにも。

 

唯が顔を上げると、男の視線が自分の胸に突き刺さっていることに気づいた。

慌てて体を起こすが、そのねっとりとした眼差しが頭から離れない。

そして、唯は気づいてしまった。

目の前の男の、そのがっしりとした肩幅、分厚い胸板、丸太のような腕。

筋肉と脂肪に覆われたその背格好が、毎晩自分を暗闇で組み伏せる、あのストーカーのシルエットに酷似していることを。

 

(この人…まさか…!?)

さっと、血の気が引く。

恐怖で体がこわばる唯の様子に、美紀が気づいた。

 

「大丈夫よ、唯。誠二お兄ちゃんは、見た目はちょっと怖いけど、昔から格闘技をやってて、すっごく強いんだから」

悪気なく、美紀はそう言って笑う。

「私の親戚なの。だから、絶対に唯の味方よ」

 

(美紀の…親戚…)

その言葉に、唯はかろうじて理性を繋ぎ止める。

(そうよ、人違いだわ…こんなに人の良さそうな人が、あんなハレンチなことをするはずがない…)

自分に必死に言い聞かせた。

しかし、一度芽生えた疑念と恐怖は、体の芯に深く根を張ってしまったようだった。

 

その日から、唯を悩ませていたストーカー被害は、嘘のようにパッタリと止んだ。

 

その代わり___

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

「ァ゛……ぁ゛ぅ……♡♡♡ ん゛、お゛……い゛ぇ゛……♡♡♡」

乱れた布団の上で、唯の体は大きく揺さぶられていた。

巨漢の重みが全身にのしかかり、抵抗する力も、意思さえも奪い去っていく。

 

ずっぽずっぽ♡ どちゅっ♡ ぐぽっ♡

 

男の硬く太いそれが、容赦なく奥を抉る。

そのたびに、たわわな乳房が男の汗ばんだ胸板に押し付けられ、むにゅぅっと無様に形を変えた。

 

(どうして…こんなことに…)

快感の霞がかかった頭で、唯は必死に記憶をたどる。

そう、全てはあの日の翌日から始まったのだ。

 

---

 

「ァ゛……ぁ゛ぅ……♡♡♡ ん゛、お゛……い゛ぇ゛……♡♡♡」

乱れた布団の上で、唯の体は大きく揺さぶられていた。

巨漢の重みが全身にのしかかり、抵抗する力も、意思さえも奪い去っていく。

 

ずっぽずっぽ♡ どちゅっ♡ ぐぽっ♡

 

男の硬く太いそれが、容赦なく奥を抉る。

そのたびに、たわわな乳房が男の汗ばんだ胸板に押し付けられ、むにゅぅっと無様に形を変えた。

 

(どうして…こんなことに…)

快感の霞がかかった頭で、唯は必示に記憶をたどる。

そう、全てはあの日の翌日から始まったのだ。

 

---

 

美紀がいたのは、最初のあの日だけだった。

次の日、唯が学校帰りに家の前を通ると、誠二が「ストーカーの件で話がある」と唯を呼び止めたのだ。

「顔色が悪いじゃないか。少し休んでいくといい」

その親切そうな言葉に、唯は警戒心も抱かずに頷いてしまった。

出されたお茶を、何の疑いもなく口にする。

それが、最後の正常な記憶だった。

喉を通り過ぎた液体は、妙に苦く、すぐに意識が霧の中に沈んでいくような感覚に襲われた。

 

そして、次に目が覚めた時、唯は自分の部屋のベッドではなく、見知らぬ和室の布団の上にいた。

体は裸にされ、手足には力が入らない。

そして、自分の体の上には、あの巨漢が乗っていた。

裸で、汗ばんだ体で、すでに自分の秘裂をその硬いもので貫いていたのだ。

 

「んっ…!?」

声を出そうにも、喉がうまく動かない。

目の前にいたのは、あの人の良さそうな笑みを浮かべていた誠二、その人だった。

しかし、その瞳は濁った欲望にぎらつき、唯をただの雌として見下ろしていた。

状況を理解した時には、もう全てが手遅れだった。

 

「ふー、役得役得」

 

頭の上から、満足げな声が降ってくる。

誠二は、汗を光らせながら、楽しそうに腰を動かし続けていた。

巨漢で筋肉と脂肪で覆われた男に、薬で力の入らない唯が抵抗できるわけもない。

 

(いや…!こんなので、感じてたまるものですか…!)

唯は必死に奥歯を噛み締め、漏れそうになる喘ぎ声を殺す。

しかし、体は正直だった。

男の太い指が、濡れそぼった秘裂の入り口にある小さな蕾を探り当て、ぐりぐりと円を描くように撫で回した。

 

こりこり♡ ぐちゅぐちゅ♡

 

「ここ、なぞれば簡単に絶頂するんだから、おもしれー」

男は楽しそうに笑いながら、内部を激しく突き上げるのと同時に、指先の刺激を続ける。

 

「ひっ…♡ あ、あぅっ♡♡♡ や、やめ…っ♡♡」

(だめ、だめだめだめっ♡♡♡ こんな、屈辱的なのに…!感じてる…!感じちゃってるうぅっ♡♡)

内と外からの同時攻撃に、唯のけなげな抵抗は一瞬で打ち砕かれた。

脳天を突き抜けるような、強烈な快感が全身を駆け巡る。

腰が勝手にくねり、男の指と肉棒からもっと快感を得ようと動き出す。

 

「い゛ぐぅっ♡♡♡ んぎぃいいいっ♡♡♡!」

全身が弓なりにしなり、びくっ♡ びくっ♡と愛らしい秘裂が痙攣を始めた。

いとも簡単に、唯は絶頂の淵へと突き落とされた。

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

快感の嵐が過ぎ去り、唯の意識は真っ白な霧の中に沈んでいた。

体はまだ、びくびくと痙攣の余韻に震えている。ぐったりと力の抜けた体は、まるで人形のようだ。虚ろな瞳は天井の一点を彷徨い、焦点が合っていない。

 

「ちっ…もうイっちまったのか。つまんねーの」

誠二は、ぴたりと腰の動きを止め、舌打ちをした。

せっかくの可愛い顔が、快感に歪み、抵抗の意思を失っているのを見るのが楽しいというのに、完全に意識を飛ばされては興が醒める。

 

「おい、まだ終わってねーぞ」

その言葉と共に、乾いた音が部屋に響いた。

 

パパンッ!

 

「い゛!!」

鋭い痛みが尻に走り、快感で白く飛んでいた意識が、無理やり現実へと引き戻される。

 

(痛い…?お尻…?叩かれた…?なんで…)

霞む視界に、汗だくで自分を見下ろす誠二の顔が映る。

(そうだ…私、この人に…誠二さんに…犯されて…)

絶望的な事実が、鈍い頭に蘇った。

 

「ほら、起きなきゃ、唯ちゃんっ」

誠二はつまらなそうな顔から一転、楽しそうな笑みを浮かべ、さらに手を振り上げる。

 

パパンッ!パパンッ!

 

「おお゛ッ!♡♡ ぁ゛ッあ゛あ゛……!♡」

あのストーカーがしたように、リズミカルに叩かれる尻。

痛みと、まだ燻る快感の残滓が混ざり合い、唯の口から意味をなさない喘ぎ声が漏れる。

 

「う゛ッ♡う゛っう゛~~~~……ッ!♡♡♡」

(やめて…!叩かないで…!でも、叩かれるたびに、奥が…変なところが、きゅんってしちゃう…♡)

意識は朦朧としながらも、はっきりと屈辱を感じている。その反応に満足したように、誠二は口角を吊り上げ、再びゆっくりと腰を動かし始めた。

 

意識がはっきりしてきたことで、唯は自分の置かれた屈辱的な状況をより鮮明に理解してしまった。

(いや…!いやよ…!こんなこと…!)

身をよじって逃れようとするが、巨漢に押さえつけられては、シーツを微かに揺らすことしかできない。

 

そんな唯の無力な抵抗を面白そうに眺めながら、誠二はゆっくりと腰を動かしつつ、その大きな手を唯の胸元へと伸ばした。

狙いは、重力に逆らえず横へと流れている、たわわな双丘の一つ。

その柔らかな肉塊を、誠二はためらいなく、無遠慮に鷲掴みにした。

 

ぐにっ♡

 

「んひぅっ♡♡」

突然の刺激に、唯の口から甲高い悲鳴が漏れる。

体がびくんと大きく跳ね、その動きが、内部の肉棒をぐっと深く押し込んだ。

 

ずぶっ…♡

 

「あ、あぅっ♡♡♡」

(いや…!そんなところ、触らないで…!でも…♡ こんなに強く揉まれたら…感じて、しまう…っ♡)

誠二の指が、むにゅぅ…っと柔らかな乳房に食い込む。

指の間から溢れ出るその感触を確かめるように、誠二は粘土をこねるように、ぐにっ♡ぐにっと揉みしだいた。

 

「おっぱい柔け〜」

感心したような、それでいてどこか馬鹿にしたような声。

その言葉と、胸を蹂 躏される快感に、唯の思考は再びぐちゃぐちゃにかき乱されていく。

抵抗の意思とは裏腹に、体は正直に反応し、秘裂がきゅうっと誠二のものを締め付けてしまうのだった。

 

 

誠二は、唯の柔らかな乳房を弄びながら、満足げに息をついた。

その感触を確かめるように、下ではゆっくりと、しかし確実に腰を動かし続けている。

 

ずちゅっ…♡ ぬぷっ…♡

 

「はぁ…♡ ん、ぅ…♡」

唯が苦悶と快感の混じった吐息を漏らす。

その表情を見て、誠二はにやりと口角を上げた。

 

「お前さ、最初から俺を誘ってたよな?」

突然の言葉に、唯の思考が停止する。

(誘ってた…?私が…?何を…)

 

「あんな白昼堂々と、テーブルにおっぱい乗っけてさ、俺のこと誘ってた?」

(テーブルに…おっぱい…?まさか、あの時のこと…!?)

頭を下げた時、意図せず胸が座卓に乗ってしまった、あの瞬間のことだ。

 

「ち、違…!あれは、その…!」

必死に否定しようとするが、言葉にならない。

誠二が、ぐっと腰を深く沈めたからだ。

 

ずぶっ…♡

 

「あ゛んっ♡♡♡」

悔しさと羞恥で、唯の顔が真っ赤に染まる。

潤んだ瞳で誠二を見上げると、彼は心底楽しそうに笑っていた。

 

「それにあの制服。ピッチピチじゃねえか」

誠二の視線が、唯の胸元からゆっくりと下っていく。

「短いスカートから伸びる脚もそそるしな」

その視線は、汗で湿った唯の太ももに注がれていた。そして、胸を揉んでいた手が、その視線を追うように、ゆっくりと太ももを撫で上げた。

 

「ひっ…♡」

(そんな風に…見られていたなんて…)

風紀委員として、誰よりも規律を重んじてきたはずだった。

それなのに、この男は、自分の全てをただの淫らな雌としてしか見ていなかったのだ。

その事実が、唯の最後のプライドを粉々に打ち砕いた。

 

「ははっ、これだけで潮吹いてるっ」

誠二が、濡れそぼった下腹部を見て嘲笑う。

その言葉が引き金だった。

屈辱と、羞恥と、そして否定できない快感が、唯の脳を焼き切る。

 

「あ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んっっっ!!!!♡♡♡♡」

否定の言葉は、絶頂の叫びにかき消された。

びくんびくんと全身を痙攣させながら、唯はまたしても誠二の腕の中で、無様に果ててしまうのだった。

 

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

どれくらいの時間が経っただろうか。

激しい痙攣の嵐は、いつしか、びく、びくと体を震わせるだけの小さな余波に変わっていた。

窓から差し込む西日の色が、オレンジから深い赤へと移ろいでいる。

部屋の中には、二人の汗と体液の匂いが満ち、空気中に舞う埃がきらきらと光って見えた。

 

唯の体は、まだ誠二のそれを受け入れたままだった。

ぐったりと四肢を投げ出し、もはや指一本動かす気力も残っていない。

ただ、熱い涙だけが、快感の涙から、絶望の涙へとその意味を変えて、頬を伝い続けていた。

涙とよだれでぐちゃぐちゃになった顔を、唯はゆっくりと上げた。

霞む視界の中で、自分を満足げに見下ろす男の顔を、まっすぐに見つめる。

 

「…何で……」

 

か細く、掠れた声。

それは、質問というより、悲痛な心の叫びだった。

なぜ、助けてくれると言ったあなたが。

なぜ、美紀の親戚であるあなたが。

なぜ、私が、こんな目に。

 

誠二は、唯の問いにすぐには答えなかった。

ただ、その涙に濡れた哀れな顔を面白そうに眺め、まるで答えを焦らすかのように、埋め込んだままの腰を、ぐ、と一度だけ深く押し込む。

 

「ひぅっ…♡」

 

その小さな反応に満足してから、誠二は、さも当然といった口調で、こう言い放った。

 

「ストーカーから守ってやってるんだから、報酬くらいもらって当然だろ?」

 

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

あの日以来、唯の世界は一変した。

風紀委員としての誇りも、一人の女子高生としての日常も、全てがこの薄暗い和室に飲み込まれてしまった。

硬いフローリングに膝をつき、唯はその視線をどこにも合わせることなく、ただ目の前の男の欲望を受け入れていた。

首には、冷たい革の感触。誠二が「ペットの証」だと言ってつけた首輪だ。

今日は、この首輪だけが、唯が身に着けることを許された唯一のものだった。

 

(屈辱的だわ…でも、この太いのが口の中にあると、変に安心してしまう自分がいる…なんてハレンチなのかしら、私は…♡)

言われるがままに舌を動かし、浅く、深く、男が求めるままに奉仕を続ける。

 

動くたびに首に巻かれたベルトについた鈴がなる。

日によっては極小ビキニや、卑猥なメイド服、婦警服、猫耳に尻尾を模したアナルプラグを装着させられたりと、様々な格好をさせられていた。

そんな無機質な時間が流れる中、けたたましい着信音が静寂を破った。

 

ソファーにふんぞり返る誠二が、面倒そうに携帯を手に取る。

その画面に表示された「美紀」の文字が、一瞬、唯の目に映った。

親友の名前。その文字を見た瞬間、唯の動きがぴたりと止まった。

 

(美紀…)

虚ろな心が、ちくりと痛む。

その僅かな変化を、誠二は見逃さない。

まだ通話ボタンは押さず、冷たい視線で唯を射抜く。その目は、明確に「続けろ」と命じていた。

唯が躊躇していると、誠二の足が、とん、と唯の脇腹を軽く小突いた。

逆らうことを一切許さない、絶対的な支配者のジェスチャー。

その無言の命令に、唯の体はびくりと震え、諦めたようにゆっくりと奉仕を再開した。

 

その様子に満足げに頷くと、誠二は何事もなかったかのように、平然と通話ボタンを押した。

 

「お、美紀。どうした?」

携帯のスピーカーから、くぐもった親友の声が微かに漏れ聞こえる。

 

『          』

 

「唯?ああ、唯ちゃん今いるよ。んー、うまく行った」

誠二はそう言いながら、唯の後頭部を掴み、自身の屹立したそれを喉の奥へと深く押し込んだ。

唯の小さな口が、男の巨根を懸命に受け入れている。涙で濡れた頬が、誠二の下腹部に擦れた。

 

「んぐっ…!ヂュッボ……ヂュッボ……はぁ……チュパッ……」

 

『          』

 

「ああ、そんなとこだ。唯ちゃんの好意でマッサージしてもらってる」

(好意ですって…?ふざけないで…!)

唯は、その言葉への反抗を示すように、舌の動きをよりねっとりと、挑発的に変えた。先端を舐め上げ、裏筋をなぞり、誠二の腰がびくりと揺れるのを楽しむ。

 

『          』

 

「あー、唯ちゃんがどうしてもって言うからだよ。俺が無理矢理させるわけないだろ」

そのあまりにも白々しい嘘に、唯の瞳に、確かな抵抗の光が宿った。

喉の奥をきゅうっと締め付け、誠二のものを強く吸い上げる。

 

「んっ…!?」

思わぬ反撃に、誠二の声がわずかに上ずる。

彼は面白そうに口角を上げると、電話の向こうではなく、目の前の唯に向かって、わざと聞こえるように低い声で言った。

 

「ん?どうした、怒った?」

美紀が何かを言いかける前に、誠二はすぐに言葉を続ける。

「ああ、いや、こっちの話だ。猫がじゃれてきてな」

 

(猫ですって…!)

その言葉に、唯は屈辱よりも、してやったりという達成感を覚えた。

この男を、ほんの一瞬でも動揺させられた。その事実が、背徳的な興奮となって全身を駆け巡る。

唯は、その興奮をぶつけるように、さらに巧みに、舌と唇を絡ませていった。

 

『          』

 

「おう、色々ありがとな」

電話が切れると、部屋は再び静寂に包まれた。

誠二は、少し乱れた息を整えながら、満足げに息をつく。

「うぉ……もう、いいぞ……」

 

その言葉に、唯はぴたりと動きを止めた。

自分の下腹部が、すでにじんと熱く疼いているのを感じる。

(もう、終わり…?せっかく、気持ちよくなってきたところなのに…♡)

名残惜しそうに、ゆっくりと顔を上げる。

潤んだ瞳で誠二を見つめながら、最後の最後まで味わうかのように、勿体ぶって唇を離した。

 

ちゅぽんっ!……チュパ……

 

誠二は、乱暴に携帯をソファーのクッションに放り投げた。

その巨体が、ゆっくりと立ち上がる。跪く唯の前に、大きな影が落ちた。

男の視線が、頭上から唯を射抜く。腕を掴まれ、抗う間もなく引き起こされると、そのままソファーへと乱暴に押し倒された。

 

唯は、ぷいと顔をそむけ、抵抗の意思を示す。

しかし、男の視線は、その反抗的な顔から、ゆっくりと下へと移動していく。

興奮に上気し、浅く速い呼吸を繰り返す鎖骨。

男の影に覆われた、たわわな双丘。

そして、無防備に開かれた脚の間…。

そこはもうとっくに濡れそぼって、これから起こることを期待するように、きゅうきゅうと蠢いていた。

 

その、心とは裏腹な体の反応を、誠二は獣のような瞳で見下ろしている。

「口では嫌がってるくせに、体は正直だな」

その声には、抑えきれない興奮の色が滲んでいた。

 

「ほら、お行儀よくおねだりしないと。教えただろ?」

誠二が、すでに硬く膨れ上がった自身を誇示するように、唯の目の前に突き出す。

それは、二人の間で繰り返されてきた、屈辱的な儀式の始まりだった。

 

唯は、一瞬、唇をきつく噛み締める。

しかし、逆らえないことは、もうとっくにわかっていた。

潤んだ瞳で誠二を見上げ、震える声で、教えられた言葉を口にする。

 

「ご主人様の♡♡♡……おちんぽ♡♡♡……唯のマンコに、入れてくださいぃ……!♡♡♡」

 

その、か細くも淫らな響きに、誠二は満足げに喉を鳴らした。

「ははっ、そんなに欲しいのか〜?」

気を良くした誠二は、濡れそぼった唯の下半身を、いやらしく撫で回す。

 

「好きです。あっ!気持ちいいの♡!!……っ……」

指が秘裂に触れた瞬間、唯の口から、本音の喘ぎがこぼれ落ちた。

その声を聞き、誠二の興奮は最高潮に達した。

 

 

誠二は、唯の淫らな求めに、獣のような雄叫びを上げた。

その巨体を沈め、濡れそぼった入り口に、一気に自身の全てを突き入れる。

 

ずっぽんっ♡

 

「んぎぃっ♡♡♡♡!」

隙間なく満たされる、圧倒的な熱と質量。

唯は短い悲鳴を上げると、あとはもう、喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。

 

バッコン♡バッコン♡ ずっぽずっぽ♡

 

ソファーが、二人の激しい律動に合わせて、ぎしぎしと悲鳴を上げる。

唯の体は、まるで荒波に揺れる小舟のように、なすすべもなく翻弄された。

たわわな乳房が、無防備に揺れ狂う。

 

「あ゛っ♡♡ ん、ぎぃっ♡♡♡ そこ、だめぇっ♡♡♡ もっと、もっとぉっ♡♡♡」

(こわれる…!本当に、こわれちゃう…!)

思考が快感で焼き切れていく。

その時だった。

 

誠二の大きな手が、激しく揺れる唯の豊かな尻を、力いっぱい叩いた。

 

パパンッ!

 

乾いた音が、部屋に響き渡る。

その音、その痛み、その感触。

それは、公園で、ビルの裏で、商店街のトイレで、空き地の茂みで、あのストーカーに与えられたものと、全く同じだった。

 

「あ゛ァ゛……♡♡ ん゛ッ、お゛ッ……う゛……ッ!♡♡♡!!」

 

絶頂の叫びと共に、唯の意識が白く染まる。

遠のいていく意識の片隅で、頭の上から降ってきた男の声を、唯は確かに聞いた。

 

「最初から、こうやって躾けておけばよかったな」

 

 そんなこと、唯の耳を通り抜け、空の天井への消え、喘ぎ声が部屋に響くのみであった。




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