絶頂!寝取り!異世界レンタリース マツケン商会 作:みなぽん
「アコー公国は悪辣な宰相!キーラの支配に苦しんでいた!そこへ正義の忠臣クラリスと義商マツケンが立ち上がるのであった!」田舎芝居の一座が、早速、親衛騎士によるキーラの討ち取りを芝居にして上演していた。
塩田開発で活況を呈するアコー公国。場内は熱い熱気に包まれている。この芝居にはいくつか見所がある。序盤の見所は王妃ユミエールを悪の宰相キーラが犯すシーン、中盤の見所は四十七士を逃がすために、三銃士のラミス、ポル、アトリが300名のキーラの追手の前に立ち塞がり奮戦の末、拷問と輪姦を受けるシーンだ。ここで観客は興奮しながら、キーラへの憎しみを募らせて、最後の仇討ちのシーンで爽快感を得るのだ。
この世界に現代のような規制は無い。田舎芝居の役者は舞台上で裸になり性的なシーンもリアルに演じる。
ラミス レイズナー役のコバルトブルーの髪の女優が拷問され輪姦されるシーンを忸怩たる思いで見つめている男がいる。まるで熊のようにずんぐりとした肥満した身体、アコー親衛騎士の一人で槍の達人のボビーだ。彼はラミス達、三銃士の同僚であり、密かにラミスに恋心を抱いていた。日頃、おとなしい彼女が、あの時、なぜあのような勇気を振ったのか?なぜあの時、彼女に代わって自分が殿軍を買ってでなかったのかボビーは、なぜ彼女を救う事が出来なかったのか?後悔の念で一杯だった。そんな彼の思いをよそに、舞台は進んでいく。
ラミスと同じ水色の髪のカツラをかぶった女優なかなかの名演技だった。
「じゃあ次はラミスちゃんの番だよ」キーラ側の傭兵役の男はラミス役の手錠を外すと床に押し倒した。
「やめろ!触るな!!」必死に抵抗するも簡単に組み伏せられてしまい身動きが取れなくなってしまった。
複数の男たちが、いやらしい目で彼女を見る。全裸にされてちんぽに囲まれた。「わたしたちの仇はクラリスお姉さまが討ってくれる!絶対に負けたりなんかしないんだから!」彼女が叫ぶと、同時に、彼女の割れ目と口とアナルに、男の勃起ちんぽがねじ込まれた。彼女が小さな体はダッチワイフのように宙に舞った。
そしてピストン運動が始まる。「ああっ……くっ…殺せ…」苦痛に顔を歪めながらもラミスは声を振り絞った。
「わたしは絶対に負けない!」
「おいおいまだそんなこと言ってんのかよ」男は呆れたように溜息をついた。「いい加減観念したらどうなんだ。どうせお前は俺たちの性処理道具なんだしさ」男は、彼女の乳房に吸い付いた。
「くっ……離せっ!」身を捩って逃れようとするが両腕を拘束されているため思うように動けなかった。
「まずはこのおっぱい、から可愛がってやろうかな」男の手が伸びてきて胸を鷲掴みにする。
「ひゃうんっ!?ちょっそこ駄目だってばっ!」敏感な箇所を刺激されて思わず変な声が出てしまった。慌てて口を押さえようとするがすぐに手を掴まれてしまい抵抗する術を失ってしまう。
「ほうら気持ちいいだろう?もっと気持ち良くして欲しいんじゃないか?」執拗に乳首ばかり攻め立てる男。
「ふざけんなこの変態野郎!死ねえええっ!」ラミスが暴れると男の体が揺れ動き、ラミスの乳首が擦れる。
「ひっ……ああっ……くそぉ……ああっ……」悔しそうに顔を歪めるラミスだったが徐々に息遣いが荒くなり艶っぽい吐息を漏らすようになっていた。
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「どうだ。乳首が立ってきてるぜ」「ふざけんな……誰がお前なんかに……」否定しようとするが体が言うことを聞かない。
「へへっ素直になれよ。本当はこうやって虐められるのが好きなんだろ」男はさらに激しく揉みほぐしていく。
「そんなわけない……あんたたちの手なんかで……」
「じゃあなんでこんなに固くなってるんだろうなぁ」意地悪く笑いながら指先で弾くように責め立てる。
「ひいっ……やめてえええっ!」ラミスは涙を流し懇願するが聞き入れてもらえるはずもない。
「どうだいそろそろ欲しいんじゃないのか」
「誰がっ……そんなもの欲しがったりしないわよ!」
「そうかい。だったら、ちんぽが欲しくなる薬をたっぷり塗ってやる。」
男は液体の入った瓶を取り出すと中身をラミスの秘所に塗りつけ始めた。
「いやっ……何をするのよ……!」不快感に眉をひそめるラミスだったが抵抗することはできない。やがて薬が効き始めたのか次第に体が火照ってきた。「はぁ……はぁ……熱い……」呼吸が乱れ始め次第に意識が朦朧としていく。「どうした?体が熱くなってきたのか」「うるさい黙れ……」強がってみせるものの内心では不安で一杯だった。
(なんで……体が疼くの……)体の奥底から湧き上がる欲望に戸惑いを感じていた。
(私は一体どうしてしまったっていうの……)混乱する思考の中で一つだけ確かなことがある。それは今の自分が異常に発情しているということだ。
(だめ……クラリス様、このままじゃおかしくなる……)
必死に自我を保とうとするが身体の方がいう事を聞いてくれない。むしろどんどん理性を失っていき欲望に忠実になっていくようだ。「おやおやどうしちゃったのかな~もしかして興奮してるのか?」
「ちがうっ……こんなの私の意思じゃないっ……」
「へぇそうなのかい。まあいいかどっちみち同じことだし」男は舌なめずりをしながらラミスに覆い被さってきた。
「いっ嫌だぁ!来ないでぇ!」涙目になりながら叫ぶも誰も助けてくれる者はいない。「ああっ……あああっ……あああああああっ!」「うひょー締まる締まる最高だぜこのマンコ」
「あああっ……あああっ……いやあああっ……!」
「もっと突いてやるからなしっかり感じろよ!」
「だめえええっ……だめなのおおおっ……イクッ……イッちゃうううっ……」
ラミスは絶頂を迎えた。しかしそれでもなお男の動きは止まらない。
「さっきまでの威勢はどうした?えぇおい!」
「あへぇっ!?ちんぽっすごすぎるのぉっ!!」
「いいザマだぜ。これでお前も立派なちんぽ奴隷の完成だ」
「あへぇっ!?違うのおぉっ!!私はそんな淫乱なんかじゃないのぉっ!!」
「そうか。じゃあ、お前のここに刻んでやる。中出ししまくって、妊娠させてやるからな。」
「いやぁぁぁああぁぁっっっ!!!」ラミスの悲鳴が響き渡る。
観客は大興奮だった。興奮のあまりその場でイチモツをしごき始めるが男がいるほどだ。この時代の演劇は、大人の娯楽であり、そのような行為も厳しくは禁じられてはいないのだ。命がけで国を救った英雄が芝居になり、男たちのコキネタにされる。それは何ともひどいことだ。しかし彼女はよく知るボビーでさえも自然と下半身が硬くなるのを避けられない。「こんなことではダメだ、ラミスが苦しんでいるのに、、」ボビーは観客席を立った。外に出ると涼しい潮風が乱れた心を落ち着かせてくれた。
「あれボビーさん、お芝居を見ていたんですか?」
振り返るとそこにはラミスの姿があった。実家の食堂の手伝いをしているのか、買い物カゴにはたくさんの野菜が入っていた。誰もが笑顔で行き交う街中でし彼女の表情は暗かった。
あの戦いのトラウマで彼女は騎士団を辞めて、食堂の裏方としてもくもくと働いているらしい。
「ああ、自分たちのことが芝居になるのが気になってね、、でも見なければよかった」
彼の表情から賢い彼女は事情を察したようだ。
「ボビーさんは優しいですね。私役の女優さん、なかなか名演技でしょ。かわいそうになっちゃったんですね。でも気にする事は無いですよ、だってあれ嘘でも誇張でもなくあの日、実際に私がやられたことですから、英雄なんかじゃないですよ。あいつらに負けて命乞いして、体を差し出して!そしてその後もクラリス隊長が助けに来るまで何度も何度も、、、」彼女はそこで途切れた、円な瞳から涙が溢れる。
「ラミス!」彼は彼女の持っていた買い物籠を代わりにもち、大きな体で彼女を支えた。
「君は英雄なんだ!自分で自分を貶めないでくれ!悪いのは俺なんだ。あの日はあそこで俺は死ぬべきだったんだ!大好きな女の子1人をあんなところに置いて行ったのは俺だ!」
ボビーは彼女の頭を撫でてやりたかった。しかし、それは恋人ではない自分のすべきことではないという感情が邪魔をして叶わなかった。
「あら、あなたたちやっぱりそういう仲だったのね」
突然背後から女性の声がしたので二人はびっくりして飛び上がった。
驚いて振り返るとそこに立っていたのは、金髪碧眼の美女だった。年の頃は二十代半ばといったところか。
彼女こそ親衛騎士団の三銃士のひとり ポル・ジーンである。
「ラミス、あんたが騎士団を抜けたのはとやかく言わないわ、あんなことがあったんだからしょうがないわ。自分の人生だもの。幸せになればいいのよ。ところでうちの巨漢デブのボビーとどういう中なのよ!こいつはあなたに気があるんだから、いっそこいつの奥さんになっちゃうのもいいかもよ」ボビーとラミスの間に流れる微妙な空気を察してかポルは微笑む。
「ポル姉さん、そんな、、私なんて欲しがる人いませんよ」
ポルの突然の申し出にラミスは目を丸くする。「えっと……」困ったように視線を泳がせるボビーを見てポルはクスクスと笑い出す。
「とにかくあんたは体の傷を治っても、心の傷が治ってないのよね。こういう時は、気晴らしにボビーとデートでもすればいいじゃん。」ポルはそう言って笑って去っていった。残された二人は気まずい沈黙に包まれていた。
「とりあえずうちに帰ります、、今日はありがとうございました」ラミスは涙を拭いて歩き出した。ボビーは彼女のあとを彼女の荷物を持って追いかけた。
ラミスの自宅は市場近くの食堂である。裏口から厨房に入る彼女は部屋の真ん中に座ると買い物袋に入った食料品を広げた。
「ねぇ、ラミスちゃんはさっきのポルさんの話、、」ボビーは少し遠慮がちに尋ねた。
「さっきのことですか……今はまだそういうことは考えられないですけど」
「そうだよね。ごめん変なこと聞いて」
「いえ謝ることはないですよ。それよりボビーさんのほうがどうなんですか。私みたいな地雷女はお断りでしょうか」
「いやそんなことはないよ」慌てて否定するが声が震えていた。熊みたいな大男が慌てた様子が、彼女の心を和ませたらしい。
「ボビーさんの嘘つきぃー」ニヤッと笑ってラミスが顔を近づける。至近距離に彼女の整った顔があって思わずドキッとしてしまう。
「本当に嘘じゃないよ……それに俺にとってラミスちゃんはとっても魅力的な女の子だから」
「本当ですかぁ?じゃあ証拠を見せてください」ラミスはさらに距離を詰めてくる。お互いの鼻息がかかるほど接近している状態だ。もう理性が崩壊寸前だが、ここはグッと堪えるしかないのだ。彼は大きく深呼吸するとゆっくりと話しはじめた。
「俺は本気だ。だから今度の休みにデートしないか。もちろん二人っきりでだぞ」
「えっ……」予想外の反撃に面食らうラミスであったが拒否することもなく黙って肯いた。
ボビーの悩み
騎士団の食堂でボビーがため息をついた。デートは二日後だ。
「ラミスがトラウマを克服するには、、あの子が笑顔になってくれるには俺はどうしたらいいんだ?」彼の心は揺れていた。ラミスのトラウマをどうにかしてあげたいという気持ちもある一方でラミスと一緒にいると緊張してしまう自分がいることにも気づいていたのだ。
「はぁ……」
再び深いため息をつくボビーに話しかけたのは黒髪の美少女。同じ三銃士のアトリだ。小柄なのに凛としている男まさりの女の子だ。普段はぶっきらぼうな態度が多いものの根はとても良い子なのだ。
「どうしたんだいこの熊野郎!ボビーよぉ?最近元気がねぇじゃねえかよぉ」「うん……」曖昧な返事をするボビーに対して不審に思ったのか顔を覗き込んできた。「ちょっとアトリちゃんが相談に乗るぜ」と言われて連れて行かれた先は団員用の宿舎の一室である。ここでなら他の人に聞かれずに済むと思い打ち明けることにした。
「実は好きな子がいて……その子を誘ったんだけどうまくいかなくて悩んでるんだ……」「ほう……そいつぁ大変だな……で誰なんだその子とは」「…その、、ラミスだよ」「ラミスか!あの子は三銃士の中では一番まともで一番いい子だぞ!熊野郎のくせに、生意気だぞ。」
「そんなに責めないでくれよ……あの子が高嶺の花なのはわかってるさ。」恥ずかしくなり俯くボビー。
するとニヤニヤしながら話を続けるアトリだった。
「まぁ、でもお前はいい奴だからいいや。んでどうしたいんだ?ラミスに告白したいのか」
「それが問題なんだよ。でも俺はデートのやり方さえわからない。」すると何か閃いたようでアトリがパンッと手を叩き口を開く。
「こういう時はな。とりあえずマツケン商会のマツケンさんに聞くといいよ!あの人、堅物のクラリス団長もメロメロにしちまったし、最近ユリエール王妃もあの人にぞっこんだ!」
彼女の言葉にボビーはマツケンの元を訪ねることを決めた。
彼の名は松平健一、異世界に転生して、冒険者として一定の成功を収めたところで彼は冒険者を引退した。40代を迎えて体力も下り坂になる。いつまでも若いつもりで体力仕事をしていれば、いつか取り返しのつかない怪我をすることもあるだろう。
幸いにして、商売の元手は十分に稼いだし、今までの冒険で集めたアイテム有効に活用したいと健一は考えた。そこで彼は転生前の前職の経験を生かして、異世界の開拓町ロゼリアタウンでレンタル会社をスタートした。マツケンレンタリース。開拓民のための農具や家屋、冒険者が魔物と闘うための武具などを1ヵ月単位でレンタルするのだ。持ち逃げのリスクや冒険者がモンスターに食われるリスクなども考え今まで誰もやったことがない商売だが、潜在需要は極めて大きい。
そして、彼はレンタルに当たって利用者に時限式の隷属烙印を施すことでそのリスクを解消していた。
もちろんそれはすぐに発動するものではなく、料金の遅延が長く続いた場合や支払いを拒絶した場合に使うものだ。
「マスター、アコーの親衛騎士のおっきな人が訪ねてきましたよ。なんだかマスターに教えてもらいたいことがあるらしいです。」
社長室に駆け込んできたのはマツケン商会の社員兼マツケンの愛人となったセレスティア フロセリーンだ。
月の光を宿した白銀の髪をした少女、蒼い瞳が神秘的だが、そのふんわりとした物腰が彼女を親しみやすく見せている。無邪気な子供らしい話し方をするが胸元や腰のくびれを見れば、生つばもののナイスバディだ。
しかし彼女は単なる美少女では無い、滅亡したクバルディア王国のルーンの聖騎士 ワルキューレの7、氷結の乙女、エッダの魔剣!ダーインスレイヴの所持者だ。
「マツケン殿とお見受けいたす。俺はボビー、討ち入りの際にはお世話になりもうした!」
深く頭を下げるボビー
「それでボビーさんよ、一体何の用だい?討ち入りなんかよりもよっぽど深刻な顔しているじゃないか?」
マツケンは笑う。ー
「実はラミスにデートに誘ってみたらOKしてくれたんだけどさ。ラミスのやつ、キーラの手下のクソ野郎に何度も酷いことされてさ。あいつ自信を失っているんだ。だから今回のデートであいつを元気づけてあげたいんだ。だから、、どうすればいいかアドバイスが欲しいんだ!」
彼の熱意は伝わってくるが、どうにも要領を得ない質問内容だ。「うーん難しい質問だねぇ。俺もさっぱりわかんないよ。あんまり詳しいつもりはないからね」
「それでも教えてくれよ!アコー中の女子が惚れるマツケンさんがいい考えだしてくれるなら俺は何でもするからさ」
必死に頼み込んでくる姿はまさに大型犬を彷彿とさせる。
「しょうがない。俺の考えだけどさ。ラミスのトラウマを払拭するには過去を否定してあげるべきじゃないかな。あの時の屈辱的な記憶を新しい思い出で上書きするしかないよ」
「つまりどういう?」
「めちゃくちゃ素敵なエスコートをして、そしてデートの最後に最高に気持ちいいセックスをしてやる事さ!」
「気持ちいい?最高?セックス?何を馬鹿なことを言っているんだ!そんなことしてラミスが傷ついたらどうするんだよ。俺たち付き合っていないし、、」
ボビーは怒り狂った熊のように顔を赤くして抗議するが、マツケンは冷静だ。
「全く頭の悪い童貞やろうだな。女の子を天使か何かだと思ってるるのか?彼女たちだって性欲はあるんだぜ。それが辛い記憶と繋がってるから辛いんだろう。最高の思い出に残りようなセックスをしてやればいいだけだ。デートコースがわからないなら俺が教えてやる。女が喜ぶような蒸気馬車も貸してやる。そしてお前の貯金を全部はたいてその子が喜ぶようなプレゼントを買ってやれ。デートっていうのは、男にとっては討ち入りなんだぜ。全力を尽くさなくてどうするんだ」
マツケンがそう言って微笑むとボビーはハッとした表情になった。「確かにそうですよね……」ボビーも納得したようだった。
「よしそうと決まれば、朴訥な熊野郎を少しはイケてる男に変えてやるか?セレスティア、最高の貸衣装を持ってこいポント、最高にかっこいい蒸気馬車を用意しろ。プレゼントは俺が見立ててやる。」
ラミスが待ち合わせ場所訪れると、目の前にいたのは完全礼装のボビーだった。
「……あの、ボビーさんですよね?」
彼女の知っているボビーは大柄な芋っぽい青年だったはずなのに、目の前には鎧に身を包み槍を携えた立派な騎士が立っている。
「ああそうだよ!ラミス、君をエスコートするためにマツケンさんに教わったんだぜ!」ボビーは得意げに胸を張る。その胸元には紋章入りのペンダントが光っていた。
「なんかすごい格好ですね」
ラミスが苦笑いを浮かべる。
「今日は大事な日だからな。それより早く行こうぜ!」
そう言って手を差し伸べてくるボビー。
「はい」ラミスもその手を取った。
こうして二人のデートが始まった。
まず最初に向かった先はアコー城だった。
「懐かしいですね」
城壁に手を置き感慨深げに呟くラミス。
「そうだな。この戦いで勝利できたのは、君たち三銃士が頑張ってくれたからだよ。あの時君たちが足止めしてくれなかったら、俺たちは全員死んでいた。君はこの国の未来をつないだんだよ」
ボビーは優しく微笑みかける。
「そんなふうに言われるとちょっと嬉しいです。」
興奮気味に語るラミスの横顔を見つめながらボビーもまた嬉しそうな表情を見せていた。
「それじゃあ次に行くぞ!ついてこい!」
「はい!」
元気よく返事をすると彼女はボビーと共に次の目的地へと向かったのだった。
次に彼らが向かったのは海辺にある遊園地だ。マツケンが開発した。新しい娯楽だ。ここには様々なアトラクションがあり家族連れが多く訪れる場所だ。
「ここに来たかったんですよね?」
「ああ、俺はともかく、ラミスが喜んでくれると思ってな。」
辺りを見回しながら答えるボビーに対してラミスも同意の意を示す。
「じゃあ早速乗りましょう!」
「そうだな」
こうして二人は様々な乗り物を巡っていった。
蒸気で動くメリーゴーランドにコーヒーカップそれに観覧車。ラミスは初めて乗るものも多く終始楽しげな様子を見せていた。
最後に訪れたのは展望台だ。
ここからは遠くに見える水平線まで見ることができるため景色を楽しむことができるのだ。夕陽によって茜色に染まった空と海のコントラストが美しい光景を作り出していた。
「綺麗ですね……」
感嘆の声を上げるラミス。
「ああ本当にな」
ボビーも同じようにその景色に見入っていた。はいよー。
「今日は楽しかったか?」
「はいすごく!」
満面の笑みを浮かべる彼女の姿を見て安心したように息を吐き出すボビーだったが彼女が続けて放った言葉によって思考が停止してしまった。
「あのボビーさん!」
突然大声を出したかと思えば急に顔を赤く染めてしまうラミス。
その様子に困惑してしまうボビーであったが彼女の口から出た言葉に更に驚愕させられることとなる。
「その、、ボビーさんは私を元気付けようとしてくれたんですよね。こんな素敵なデート、今日はもう終わりなんですか?」
俯きながら言う彼女の耳は真っ赤に染まっていた。
その姿を見てボビーの中で何かが音を立てて崩れ落ちていく。
そして次の瞬間には衝動的に彼女を抱きしめていた。
「きゃっ!?」
小さく悲鳴を上げる彼女だったが抵抗する素振りは一切見せずただ身を任せてくれていた。
「嫌だったら言ってくれ。すぐに離すから」
耳元で囁くと彼女は小さく首を横に振った。それが合図となりボビーは行動を開始する。まず最初に行ったのは唇を重ね合わせることだった。舌を入れようと試みるも彼女はそれを拒むことなく受け入れてくれる。むしろ積極的に絡めてくるぐらいだ。しばらく互いの唾液を交換し合い満足したところで口を離すと銀色の橋が架かった。それはすぐに切れてしまったが二人の間に流れる雰囲気は甘酸っぱいものになっている。そのまましばらく見つめ合った後どちらからともなく再びキスをした。
今度は触れるだけの軽いもので終わらせるつもりだったのだが途中で止めることができなくなったのかそのまま深いものへと変わっていく。
「んっ……ちゅぱ……んぅ……ぷはっ」
息継ぎのために一度離すと透明な糸が伸びていきやがて切れた。それを見た彼女は恥ずかしそうに俯くとボビーの胸に顔を埋めてくる。そんな彼女の頭を優しく撫でながらボビーは言葉を紡いでいく。
「あのさラミス」
「……はい」
「俺ラミスのことが好きだ。付き合ってほしい」
精一杯の勇気を振り絞って告げた想いを受け取った彼女は一瞬驚いたような顔をした後に満面の笑みで応えてくれた。
「はい私でよければ喜んで」
「今夜は君を離したくない。実はキングダムホテルアコーを押さえているんだけど、、」ボビーは彼女の手をとった。
彼女の華奢な手から鼓動が伝わってくる。
ボビーの告白
部屋に入ると同時にボビーはベッドの上で仰向けになりラミスを覆い被さるように押し倒すとそのまま唇を奪った。最初は触れ合う程度の軽いものだったが徐々に濃厚なものへと変わっていく。
「んっ♡あんっ♡はぁ……♡んっ♡」
最初は戸惑っていたものの次第に慣れてきたのか舌を絡ませてくるようになる。
「んっ!はぁ!はぁ……♡んんっ♡んふぅ~♡」
口内を蹂躙されながらも必死に応えようとする姿が愛おしく感じられる。そのまま一分ほど続けただろうか?
ようやく解放してやると大きく肩で呼吸していた。
「はぁーはぁー」
「大丈夫か?」
心配そうに声をかけると小さくこくりとうなずくだけで返事をする余裕はないようだ。そんな様子に苦笑しながらも彼女を抱き起こすと自分の膝の上に座らせた。所謂対面座位の体勢になると再びキスをする。
今度は先程よりも長く情熱的なものにしようと試みるがやはり慣れない行為のせいもありすぐに限界を迎えてしまう。名残惜しそうに離れると二人の間に透明な橋がかかった。
「はぁ……はぁ……」
荒い息を整えようとする彼女だがその表情は蕩けており完全に発情してしまっているように見える。
その証拠に股間部分は洪水のように濡れていた。
その様子を見たボビーはゴクリと生唾を飲み込む。
これから行うことへの期待と不安が入り混じった感情が湧き上がってくるがそれを抑え込み優しく語りかける。
「あの……初めてなんだ」ボビーは正直に告白する。
「えぇ!?だってあれだけ上手なキスなのに、、」彼女は心底驚いた様子を見せる。その表情はどこか嬉しそうだ。「
「ラミス、俺がへたくそだと思う。がついてしまって迷惑をかけるかもしれない。でもたまらなくお前が欲しい。」
「うん分かった。大丈夫だよ。好きにして あなたのことを信じてるから」
彼女の返事を聞いた彼は早速行動に出ることにする。まずは彼女のブラウスのボタンを外しブラジャーを露わにしたところで一旦手を止めた。これはまずいかもしれないと思ったからだ。何故ならば彼女の胸はかなり大きめである。サイズ的にはCカップくらいだろうか?
それだけであれば普通なのだが問題はその形だ。彼女のそれはいわゆるロケット型と呼ばれるもので非常に綺麗な形をしているのだ。そのためか普段着ている服越しにもわかるほどに強調されていたのだがそれが直接見えてしまうともはや凶器と言ってもいいレベルになっている気がする。しかもそれが自分自身のものだと思うと何とも言えない高揚感を覚えた。
「触ってみてもいい?」恐る恐る尋ねると彼女は小さくうなずいてくれたので遠慮なく揉んでいくことにする。最初は下着越しにゆっくりと動かしていった。柔らかく張りのある感触が手に伝わってくる。
「んっ……」
それだけでも感じるのか小さな喘ぎ声が漏れ出した。しかしまだ序の口だと言わんばかりに少しずつ力を強めていく。
「んんっ……ふぁっ♡」
遂に声が抑えきれなくなったようで甘い吐息とともに艶めかしい声が出てくるようになった。
「気持ちいい?」
耳元で囁くように聞くと顔を真っ赤にしてコクコクと首を縦に振るだけであった。
それならばと思いながら今度は両方の膨らみを鷲掴みにして上下左右に激しく動かす。
「ひゃあんっ♡あっ♡あっ♡あんっ♡」
これまで以上に激しい反応を見せた彼女を見て調子に乗った彼は更に強く握りしめると指先で乳首を摘まんだり引っ張ったりしていく。
「んっ!♡そこ弱いからぁ……あんっ!♡」
弱点を見つけた途端に攻め方を変え始めたことで更に大きな反応を見せることになった彼女であったがその表情は完全に蕩けきっており快楽に溺れているようにも見える。このまま続ければ果ててしまうかもしれないと思った彼は一度動きを止めることにした。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
肩を大きく上下させながら呼吸を整えようとする彼女の姿を見てボビーは満足げに微笑むのだった。
彼女が落ち着いたタイミングを見計らい再び手を動かし始める。今度はゆっくりと焦らすように動かしていくと物足りなさを感じたのか無意識のうちに腰を揺らし始める。
「どうしたんだ?」
意地悪く問い掛けると潤んだ瞳で見つめ返されたのでこちらから攻め立ててあげることにした。
まずは左側の突起物を口に含む。そして舌を使って丹念に舐め上げていった。もう片方も忘れずに愛撫し続けることも忘れない。こうすることでより強い刺激を与えることができるのだ。
「んっ!はぁ……♡あっ!はぁん!♡」
敏感な部分を集中的に責め立てられて絶頂を迎えようとしているようだがギリギリのところで止められてしまい切なげな声を上げることしかできないでいるようだ。
「お願い……もう許して……」
涙目になりながら懇願してくる彼女だがその願いを聞き入れるわけにはいかない。
何故ならまだ前戯の段階であり本番はこれからなのだから。
「んっ!はぁ……はぁ……」
荒い息遣いを繰り返す彼女を労るように優しく抱きしめてやると安心したのか力が抜けていくのが分かった。その隙を狙って一気に貫いてしまうことにする。
ズブリッ!!
「あっ!♡ボビーが入ってくるぅ〜♡」
狭い膣内を押し広げながら侵入していく感覚に全身を震わせる彼女に対して容赦なくピストン運動を行っていく。パンッパァンという肉同士がぶつかり合う音と共に結合部からは愛液が流れ出てシーツに大きな染みを作るほどになっていた。
「んっ!はぁ……♡はぁ……♡」
息苦しさを感じつつも必死について行こうとする健気な姿に心打たれた彼は一旦動きを止めると覆い被さるようにして耳元で囁く。
「好きだよラミス」
そう言うと彼女は幸せそうな笑みを浮かべながら抱きついてくる。そしてそのままキスを交わすと再び抽送を再開させた。
「んっ!♡んっ!♡んっ!♡」
先程よりも一段と激しい動きに翻弄され続ける彼女だったがそれでも必死について行こうとする姿勢を見せるあたり本当に可愛らしいと思うのだ。
「んっ!♡あっ!♡ああっ!♡」
次第に速度を増していくにつれて限界が近づいてきたようだ。ラストスパートをかけてフィニッシュを迎えるべくさらにペースを上げていくことにする。
「ああっ!!♡イクッ!♡イッちゃいますっ!♡」
絶頂を迎えたと同時に膣壁が激しく痙攣し精液を搾り取ろうとしてくる。その締め付けに耐えられなくなった彼はそのまま欲望を解き放つのだった。
ドピュルルルーーーー!!!
「ああぁぁぁっ!♡出てるぅぅっっ!♡」
大量の白濁した液体が注ぎ込まれる感覚に酔い痴れるように身体を仰け反らせる彼女を見て満足した彼はゆっくりと引き抜いていく。
すると栓を失ったことで逆流してきたものが流れ出していく。
「あぁ……ボビーの女にされちゃった 」
可愛く呟く彼女を見た彼は再び勃起してしまうのだった。
「んっ!♡すごい!また硬くなってる…こんなのに出されたら妊娠しちゃうよ♡」
嬉しそうに笑う彼女を見て苦笑いを浮かべる彼であったが内心では悪い気はしていないようだった。
「ねぇボビー?もっとして」
上目遣いでお願いしてくる彼女を見てドキッとする。その表情はまるで小動物のような愛らしさがあった。
「どんなことされたいんだ?」
興味津々といった様子で尋ねると彼女は恥ずかしそうにモジモジしながら答えてくれた。
「私のおっぱい吸ってほしい……♡赤ちゃんみたいにたくさんチューチューしてほしいの……♡」
その答えを聞いた瞬間理性が吹き飛んでしまったようで何も考えることができなくなってしまった。
ただ本能の赴くままに行動を開始する。
まずは彼女の胸に顔を埋めるようにしてしゃぶりついた。口いっぱいに広がる甘い香りと味わいに夢中になってしまう。そしてもう片方の乳房を掴むと乱暴に揉みしだいた。
「あっ!♡ダメェっ!♡そんなに強くしたら千切れちゃうぅぅ!!♡」
痛みすら感じるほどの激しい刺激を与えられ悶絶する彼女だったがそれも束の間のことですぐに快感へと変わってしまうのだった。
「ボビー♡好きぃ♡だいしゅきぃぃぃ♡」
「ラミス!また入れてもいいか?」間髪入れずに再び彼女の中に侵入する。
「いっ!ひぐううっ、もうっガッつきすぎだよぉっ!」
挿入される瞬間だけは少し痛そうだったがその後は快楽の方が勝ったのか気持ち良さそうによがっていた。
「やばっ!気持ち良過ぎる!」
「んっ!だって勝手にきゅんってしちゃうんだもん……ふぇえっ!?待って♡ボビー待ってよぉ♡」
「やめない。ラミスが煽ってきたんだろ。ちゃんと責任取れ」
そう言って腰を振るスピードを上げていく。
パンッパァンという肌同士がぶつかる音が響く中二人の喘ぎ声も徐々に大きくなっていった。
「ボビー!イクッ!!もうイクッ♡」
「俺も、、一緒にイクッ!」
ドピュッビュルルッビューーーービュービュードクドク……
「んっ!いっぱい出てる……♡ボビーの精子で私の子宮パンパンになっちゃってる♡」
二人はそのまま抱き合った状態でしばらく余韻に浸るのであった。
しばらくしてから落ち着いたところでシャワーを浴びに行くことにする。
浴室に入ると備え付けられている鏡に映る裸体を見て改めて思うことがあった。それは彼女との肉体的な関係が成立したことに対する喜びである。そしてこれから先何度でもこの幸せな時間を過ごせると思うと自然と笑みが溢れてしまった。
「何ニヤけてるんですか?」
背後から声を掛けられてハッとする。振り返るとそこにはバスタオル一枚巻いた状態で立っているラミスの姿があった。
「いや別に何でもないよ」
誤魔化すように言うと彼女は不思議そうな表情を浮かべるのだった。
「そうですか?ならいいんですけど」
それから二人は並んで立ちながら石鹸をつけたタオルを使って互いの体を洗っていくことにした。最初はぎこちない動きだったが徐々に慣れてきてスムーズに動かせるようになっていく。
「くすぐったいよ」
「ボビーこそ変なところ触らないでください」
お互いにくすくす笑いながらも作業を進めていった結果綺麗サッパリとなったところで湯船に浸かる。
「ふぅーいい湯だなぁ〜」
極楽気分で呟くとラミスが寄り添ってくる。
「今日のボビーはとっても素敵でした♡」
上目遣いで微笑みかけてくる彼女に対しても照れ臭さを感じた彼であったが素直に言葉を返すことにした。
「ありがとう。これからは俺がお前を守るから絶対に幸せにするから」
「はい!約束ですからね」
二人の間に流れる穏やかな時間はとても幸福なひと時だと感じられたのだった。
そして2人は同じ部屋で朝を迎えた。ホテルをチェックアウトして、マツケンの貸してくれた蒸気馬車に乗る。
「一度、ラミスのご両親のところに挨拶に行かないとな」無骨にボビーは笑った。
まさに幸福の絶頂と言う状況だ。しかし、そんな幸せな2人を憎悪のこもった目で見ている12人の男たちがいた。
排水溝の工事をしている。たくましい男たち。彼らはかつてキーラの傭兵をしていた者たちだ。好き勝手な暮らしをしていた彼らはキーラが討たれた事で落ちぶれた暮らしをしていた。
「おい、親衛騎士のデブ!女を連れて朝帰りとは良いご身分だよな。」「その女とやらせてほしいぜ」下卑た言葉が飛んで来る。「あれ、こいつ三銃士のラミスじゃねーの。あの時散々輪姦してやったよな。」
「ひひひラミスかよ!無様に命乞して、俺たちのちんぽしゃぶってたよな」
「俺たちの使い古しの中古女を抱いていたのか!」
ラミスの顔色が変わる。昨日の幸せなセックスでの高揚感が冷め去り恐怖が蘇る。
「おい、貴様ら!俺のラミスを侮辱するつもりか!」ボビーは怒り心頭。殴りつけようとする。
「やめなさい!ボビー!こんな奴らに関わって、怪我でもしたら損だよ。」ラミスはボビーの腕を掴み制した。
ボビーは冷静さを取り戻し振り上げた拳を下ろす。
「おうおう、なんだよ。勝負するんじゃないのか?この田舎者のデカブツがよー!」
「お前の見ている前で、もう一度こいつを輪姦してやろうか!ちんぽ突っ込まれるたんびに泣き叫んで最高だったぜ」
「いいよ、こんな奴ら無視しましょう。」ラミスは震えながらも精一杯堪える。
「ふざけるな!俺たちを誰だと思っている!この国を牛耳っていたキーラ様の傭兵隊だぞ!構う事は無い。ぶちのめして、こいつの見てる前で、ラミスを輪姦してやれ!」十二人の男が2人を取り囲む。ツルハシやシャベルを構えて包囲の輪を狭めてくる。さすがのボビーでも12対1では勝ち目がないだろう。
「ラミス!お前が犯されるんだったら、このデブは許してやってもいいぜ」男が笑う
「いいよ、ボビー、私はどうなってもいいよ。だからしばらくここを離れていて」ラミスは泣きそうになりながら答えた。
「ダメだ。こいつらにお前を渡すくらいなら死んだ方がましだ。ラミスに二度とあの時と同じ思いをさせたくない!」
彼は工事現場の角材を槍の用に構えた!
「ボビー!」「ラミス、俺を信じろ絶対に俺がお前を守る。」ボビーの体重を乗せた突きがならず者のリーダー角の男を貫いた!
「うぎゃああ!」ならず者のリーダーはまるで巨像に跳ね飛ばされたように宙を舞う!そしてさらにもう1人を突き伏せた。「まだやるか!」彼は残りの男たちをにらみつける。「ふざけるなよ。俺たち全員でかかれば、いくらお前でもどうにもならないだろう。」男たちは、互いに目配せをした。戦い慣れた連中だ。勝つためには、手段を選ばない。
しかし、そんな圧倒的な劣勢を覆す援軍が現れた!
「ラミス!ボビーのやつ命懸けであんたを守るつもりみたいだね」とポル
「おう!ラミス、助けに来たぞ!」とアトリ
2人の目に映るのはボビーに守られ震えるラミスの姿と、10人ものならず者たち。
「お前ら!うちらのラミスに何しやがる!」
アトリが燃えるような怒りを込めて叫ぶ。彼女の手にはブロードソードが輝いている。
「へへっ……三銃士のお仲間が来たか!ちょうどいい、全員まとめて輪姦してやるぜ!」ならず者たちは下品な笑いを上げながら鈍器を構える。
「ラミス、下がってろ。ボビー一緒に戦いましょう!」
ポルが凛とした声で指示する。彼女の剣が銀色に閃いた。
「ポル殿、アトリ殿、助太刀感謝します!」
ボビーが地面を蹴り飛び出す!
その巨体が躍動し鉄柱のように振り回される角材が敵を薙ぎ払った!
「おおっと!このデブなんて力だ!」
「てめぇら!覚悟しろよぉ!」
リーダー格の男が斧を振り上げるがアトリの剣がその斧を受け止め火花を散らす!
「やるじゃねぇか。でもこれならどうだ!」
敵の一人がナイフを投げつけてきた!
「危ない!」
ポルがナイフを弾き飛ばした。
「お前達みたいな下衆に負けるわけにはいかない!」
10人のならず者たちが血を流し倒れている。辛くも3人はならず者たちを撃退した。「ボビー!大丈夫!」ラミスが駆け寄る。「ラミス、もう大丈夫だよ」彼はラミスを抱き寄せた。
「ヒューヒュー ラミスが恋する乙女の顔してるぜ」アトリが笑う。その言葉にラミスは恥ずかしそうに顔を伏せた。
「ボビー、ラミスをよろしくね 結婚式には招待してよね。」ポルが2人の邪魔をしては悪いとアトリを連れて去っていった。
エピローグ
ボビーとラミスが揃ってマツケンの元を訪れている。
マツケンも2人が結ばれて上機嫌だ。
「よく来たなぁ。2人とも、用件はわかってるぜ。ラミスちゃんのウェディングドレスとお前のタキシード、レンタルしたいんだろう?」
マツケンが微笑みながら2人に話しかける。
「はい、ありがとうございます」
「それで結婚式はいつなんだ?」
「来週の日曜日に教会で行う予定です」
「そうか、じゃあちょうどよかったな。結婚衣装の他にもレンタルハウスもある。
家財道具も2人分揃えるのは大変だ、最初はレンタルにしろよ」
彼にとってもなかなか良い商売になったようだ。そして、ひとしきり借りるものが決まったところマツケンは2人に袋を渡した。
「これは俺からの結婚祝いだ。」
ボビーが袋を開けるとそこには黄金に輝く指輪が入っていた。
「これは?」
「それはダンジョンの宝物庫に眠っていたものだ。それを身に着けていれば生涯幸せになれると言われている。ぜひお前たちに持っていて欲しい」
「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」
ラミスとボビーは嬉しそうに指輪を身に着けた。
「2人の姿を見ているだけで、こちらまで嬉しくなるぜ」
マツケンは、晴れ渡ったアコーの空を見上げた。