『タイトル』鹿野千夏と蝶野雛がお調子者の猿顔転校生くんのセックスフレンドにされていた件
『原作』アオのハコ
『人物』鹿野千夏、蝶野雛
『あらすじ』千夏先輩との恋愛を夢見る猪股大喜の前に猿顔の転校生『猿川チン太郎』が現れる。猿そっくりでチビで能力も低いお調子者……モテるわけのない彼はどういうわけか、千夏も雛も笑わせ、いつの間にか……

pixivにて2025年5月1日に投稿した作品です

NTR、寝取られが嫌いな人は読まないでくださいね。

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鹿野千夏と蝶野雛がお調子者の猿顔転校生くんのセックスフレンドにされていた件

【1】

 

 気がつけば彼女のことを見ていた。

 

 鹿野千夏……千夏先輩

 

 俺がずっと見てる人。

 同居することになったのは、意外とかいう言葉じゃ足りなくて、頭のなかがぐちゃぐちゃになって、身体も落ち着かなくて、どうしていいのか解らなくなるほどの混乱だった。

 まさかこんな事になるなんてって思いながらも毎日がドキドキして楽しかった。俺の家に、一緒の家に、住んでいる。

 

「今日から1人、うちの部に入ることになった! おい、自己紹介しろ」

 

 体育館では他の部の動き回る音が響いている。俺たちバド部だけが整列していた。先生がそういって前に立っているのは見たことのない男子だった。

 

「ウィッすぅ~、今日から入部しますっ、猿川チン太郎っていいます。先週引っ越してきたばかりなんで仲良くしてくれると助かるっス」

 

 転校生だったから知らなかったんだな、と思いつつも、他の男子たちがクスっと笑っている声が聞こえてくる。無理もない。俺も笑いそうになっていた。

 なにせ彼の名前がチン太郎とかいうふざけた名前だったから。でもそれともうひとつ……顔が……猿。人のことをとやかく言うのは悪いけれど猿顔というより猿なんだ。鼻の下が伸びていてだらしない。背も150㎝に届くかどうかだ。

 

「よし、いつも通り練習開始だ! 猿川は俺が見る。まずは体力と基礎の確認からするぞ」

「え……ええ……」

 

 猿川君からはやる気が見えなかった。うちじゃ長く続かないだろうな。

 練習が始まると視界の端で猿川君の様子を何度か見てみる。体力はない。バドミントンも初心者なのか動きが鈍かった。

 

「よし! 一旦休憩だ!」

 

 1時間ほどして休憩に入る。体育館の壁で腰を下ろすと女バスの方からバッシュのキュッキュッという音が響いてきた。もう誰の足音なのかリズムで解ってしまう。

 

「今日も鹿野先輩は可愛いよね~」

「うん……ええっ?! いや、べつに見てたわけじゃ……」

 

 いつの間に傍に居たのか雛が声がニヤニヤしながら見つめてくる。

 

「なに? さっきの、うん、っての。随分と感情篭もってたね」

「べつになんでもないって」

「なになに!? 何の話っスか?」

 

 猿川君が話しかけてきた。どうやら先生から解放されたみたいだった。

 

「えーっと」

「ああ、こちらは猿川君。今日からバド部に入ったんだ」

「ウィ~ッス! 猿川チン太郎っス!」

 

 わざとなのか、頭に指をついて猿のマネみたいなことをしていた。

 

「プッ、アハハッ、猿川って、猿まんまだね~」

 

 雛が吹いた。なにが面白かったんだ。

 猿川君が口に空気を溜め込むとまた一段と猿に近づいた。

 

「アハハッ、なに猿川君っていうんだ、よろしく、ねーねー、たいきもしてよ」

「やらねーよ!?」

「ええ~~~、恥ずかしいの?」

「そういうことじゃないって、痛いっての」

 

 雛がバシバシ背中を叩いてくる。

 

「ウキィィ?! 雛ちゃん、オレの尻なら叩いていいっスよ~」

 

 は? 何言ってんだこいつ……

 

「アハハハ、えいっ!」

「ウキッ!!」

「アハハハハッ」

 

 雛も調子に乗って本当に叩いてるし。

 あれ……そういや名前知ってたっけ?

 

「猿川君、雛のこと」

「はい、知ってるッス。新体操部の蝶野雛さんッスよね。会うのははじめてッスけどインタビューとか見たことあるッス」

 

 雛の人気と注目度なら知っていてもおかしくないな。

 

「へ~、あたしって人気じゃん」

「調子に乗るなよ」

「妬いてんの? フッフッフ~ッ」

「妬いてないって」

「イチャイチャしちゃってぇ~、妬けるッスよ」

 

 猿川君に誤解されてしまいそうだ。

 

「いや、べつに幼馴染みってだけだからさ」

「そうなんスね!? じゃ、よろしくお願いしますッス、蝶野さん!」

「うん、よろしくね~」

 

 猿川君が手を出すと雛が握手した。

 今日の雛はなんだかいつもより気分が良いみたいだった。

 

「それで何の話してたんスか? 先輩がどうって」

「ああ、それは」

 

 雛があっちあっちと指で差していた。その先には千夏先輩がいる。ちょうどシュートを放ったところだった。

 

「ヒュ~~~~! すげぇーっスね! ていうか美人!」

「鹿野千夏先輩。大喜の推し」

「推しとかいうな。千夏先輩はそういうんじゃなくて」

 

 そうだ。アイドルとかに使う推しとかじゃなくて、もっとこう、好きというか……。

 

「へぇ、千夏先輩ッスか。付き合いたいッスね」

「はぁ?」

 

 突拍子もないことを平然というもんだ。

 千夏先輩と猿川君が付き合う……想像もできない。腹が立つんじゃなくて想像すらできないからまったく現実味がない。

 ましてやさっきの変なポーズとか調子に乗る感じを見てれば、こいつがどんな男かは解る。それにバドミントンだって冷やかしみたいなものだ。初心者にいうのは間違っているかもしれないけれどどう考えたってレベルガ違う。

 恋のライバル……にすらならない。

 

「千夏先輩って彼氏いるんスかね?! 知ってる、猪股君?」

「さ、さぁ……いないんじゃないかな。そういうの聞いたことないし」

 

 いないけど、猿顔じゃ……ちょっと……。

 顔を見てると笑いそうになる。興奮してるのか顔が赤くなっていた。

 ちょっと頭のなかで想像してみるけど、千夏先輩よりも小さいんだぞ、こいつ。

 

「オレがんばって見るっス!」

「はいはい……」

「おー! 猿川君が恋のライバルになっちゃうよ~」

「雛も茶化すなよ」

 

 4月。猿川チン太郎がバドミントン部へと入部してきた。

 チビで猿顔でお調子者。バドミントンの経験一切無し。

 俺はこの時は何も思わなかった。いや間違ってもこんなヤツに千夏先輩が惚れるなんて思いもしなかった。あるわけないだろうって。

 

【2】

 

 ――7月。

 

 体育館に向かっていると猿川君がいた。

 最初はバド部の練習メニューをこなすだけで倒れそうになっていたけれど、6月頃には馴れるようになって体力もついていた。でもバドのほうは上手くなっていない。何をしているのかと思って近づいてみる。

 

「へへへっ、マジっスか! 千夏先輩も好きだったんスか!」

 

 声を掛けようとすると千夏先輩がいた。

 

「うん。この店の小物ってね、可愛いのが多いんだよ」

「さすが女子っスね。でも千夏のほうがもっと可愛いぜ~」

「やだもう。チン太郎くんたら、いつも褒めてくれてありがとう」

 

 二人が和気藹々と喋っていた。それだけじゃない。猿川君の口から千夏なんていう呼び捨てが出ていた。千夏先輩も下の名前で呼んでいる。

 

「あ、大喜くん、今から?」

「はい。千夏先輩は?」

「うん……私も今からなんだけどチン太郎くんとお喋りしてた。あのね、これ」

 

 バッグに何かついていた。キーホルダーのような小さいアクセサリーだ。

 猿のデザインだった。

 

「可愛いでしょ」

「ええ、まあ」

「チン太郎くんが買ってくれたんだ」

 

 嬉しそうな顔をして報告された。それが何か解らないが随分とお気に入りのようだ。

 

「それって」

「猪股君は知らないッスよね? まぁ男子でこういうの好きなのってビミョーっつーか」

「そんなことないよ。だって可愛いし、ありがとね」

「いえいえ~」

 

 千夏先輩がそこまで喜ぶなんて意外だった。

 

「何話してるの?」

「うわっ!? 急に後ろにたつなって」

「いいじゃん、べつに……ねぇチン太郎、なにしてたの~」

 

 雛だ。俺の背後に立っていたかと思えば猿川君の方へとさっと行ってしまった。

 

「雛ちゃんもこれ欲しい?」

 

 そういって千夏先輩の持っている猿のアクセサリーと同じ物をとりだした。

 

「ああーーー! 欲しかったヤツ! ありがとチン太郎っ。ほんと気が利くよね」

「ウィッス! へへへ、この前話してたっしょ、これ可愛いって、だからお二人にプレゼントっス」

 

 千夏先輩との会話を思いだしてみたけれど、こんなアクセサリーのことは聞いたことがなかった。

 前に話していたというのも聞いた覚えがない。

 一緒の家に住んでいて距離を感じたことはない。でも疎外感のようなものがあった。

 

「なにぼうっとしてんの?」

「え? あ!?」

「はぁ~、千夏先輩が奪われて悲しい?」

「なにいってんだよ。別に奪われたとかじゃないだろ」

「そ~ですか~」

 

 気づけば千夏先輩と猿川君がいなくなっていた。

 雛が声を掛けてくれなかったら一人になっていたかもしれない。

 

「ほら行こ」

「おう」

 

 体育館に向かう。

 たかがアクセサリー1個でなんだっていうんだ。

 俺はそれよりも試合に向けて特訓しないといけないのに。

 

【3】

 

 ――8月。

 

 暑い日が続くなか吉報が届いた。

 新体操部のインターハイ結果だ。

 優勝は蝶野雛。あいつは当然のように声援に応えて優勝していた。

 

「優勝おめでとう、雛」

 

 校舎に到着すると猿川君と合流したので一緒に体育館へ向かっていたところに雛が現れた。いきなりで驚いてしまったけれど声を掛けた。

 

「大喜……ありがと。といってもこの私ですぞ。優勝するに決まってるって」

 

 自信に満ちた笑顔だった。

 

「まぁそう……」

「おめでとう! 雛ちゃーーんッ!! ウキィッ!」

 

 猿川君の声が大きすぎて俺の声が消えた。

 腕をぐっと伸ばすと雛がタッチした。

 

 パンッ!

 

「やったよ♥ チン太郎が応援してくれたからかな~♥ えへへ♥」

「ウィッス! このオレ、チン太郎のがんばれがんばれが効いたッスね~」

「あ~♥ ……うん、アレすっごく効いた♥ ありがと♥」

 

 なにか違う。

 雛の声が高い。1オクターブとかじゃなくて2か3か……とびっきり高い声がしてる。

 

「なんだよ、がんばれがんばれって?」

「おっ、気になるぅ?」

「そりゃな。猿川君なにかしたのか」

「へへへっ、そりゃ~~~~~、な?」

「うん♥」

 

 秘密にされると何も訊けなくなってしまう。これ以上訊いたらしつこいし、やめておいたほうがいいのかな。

 

「雛ちゃん、優勝おめでとう」

「あっ千夏先輩! ありがとうございますっ!」

 

 千夏先輩がやってきた。

 

「さっき報告見てね、優勝したって」

「はい。ちょっと本気だしちゃいました」

 

 千夏先輩の目が猿川君を一瞬だけ見た。

 

「チン太郎くんのが効いたんだ」

「もうバッチリですよ~。千夏先輩もいっぱい効いてるでしょ」

「うん……すごくね……ねぇチン太郎くん、今日……私にも、ね」

「ウィッスぅ~!」

 

 3人はそのまま流れるように歩き出して体育館へと向かっていった。

 俺のことは誰も気を掛けなかった。

 3人の姿を追う形であとを付いて体育館へと向かった。

 

 

 ※

 

 

 練習中、雛と千夏先輩のことが気になって仕方がなかった。

 猿川君と何かあったのは間違いないんだ。べつに詮索する気はないけれど、どうにも腑に落ちないというか、あの態度が気になる。それに下の名前で呼んでいたことも、なにか引っかかる。

 当の猿川君は今日も基礎メニューをこなしている。入部して三ヶ月以上経ってもまだ基礎だ。あれで続いているのは不思議だった。

 そしてなによりあの会話の最後のほうで聞こえてきた、今日のって話。今日の部活終わりできっと何かあるんだろう。

 

 

 ※

 

 

 部活が終わるとバレー部も新体操部も終了になって後片付けが行われだした。

 まだ外は薄暗い程度だったけれど生徒達は急いで帰り支度をはじめていた。

 

「どうした、帰らないのか?」

 

 匡だ。手を動かさない俺を見て声を掛けてきたんだろう。

 

「あ、うん、帰るけどさ。ちょっと用事が……」

 

 ピロン♪

 

 LINEが鳴った。スマホを見てみると画面には千夏先輩の名前があった。

 

『ごめんね、今日は帰るのが遅くなるんだ』

 

 やはり何かある。

 嫌な予感がしていたけれど実際にその瞬間が訪れると胸が痛んだ。

 

「すまん、俺ちょっと寄るところあるから」

「そうかなら先に行く。でも何かあったら言えよ」

「ああ、そうする」

 

 匡はさっさと荷物を纏めて出ていった。他の生徒達も全員いなくなる。このあと体育館は鍵を閉められて出入りできなくなるはずだ。

 俺は舞台袖に隠れてやり過ごし無人になると倉庫へ身を隠した。もし鍵を掛けられても中から開けられるはずだ。

 10分ほどすると警備員がやってきた。用具室のドアを開いてライトで照らす。奥に隠れているとすぐにドアを閉めた。まさか生徒が残っているなんて思わなかったんだろう。

 ギィイイッと体育館の扉が閉まる音がした。

 用具室独特の匂いがするなかで10分ほど待っていると、またギィィィッと音がした。

 閉じる音とは違っていた。誰かが扉を開いたんだ。そう思っていると足音がした。話し声がしたあとまたギィイイッ、ガタンッと今度は勢いよく閉められた。

 用具室から出た方がいいのか。今なら閉じ込められたとか言い訳すれば切り抜けられる気がする。

 身体を動かした直後だったドアが開いて光が差し込んだ。すぐに陰に隠れた。

 

「どうしたの? チン太郎くん♥」

 

 その声にぞっとした。

 なんで千夏先輩が猿川と一緒にいるんだ。

 なんで雛まで一緒にいるんだ。

 なんで……二人とも猿川の腰に手を回して、お尻を撫でられてるんだ……。

 

「ん~? 何か動いたような気がしただけッス。見間違いっス。それよりも~、さっさとマット用意するッス」

「任せなさい♥」

「練習のあとシャワーも浴びてないけど本当にいいの?」

「いいっス! 今日は千夏と雛の匂いを嗅ぎながらってことで一発……いやいや5発、6発……ウキキィっス!」

「こーら♥ またウキィっていってるよ。チン太郎くんがエロ猿になるのは感心しないな♥」

「そんなこといって~、千夏はオレがエロ猿の方がコーフンするくせにぃ~」

「あぁんっ♥ もう♥」

「こらチン太♥ 私にもあぁぁっ♥ えへへ、嬉しい♥」

 

 何を見ているのか解らなくなってくる。

 千夏先輩と雛はマットを掴んで持っていこうとしていた。その2人のスカートの上から、お尻を触っている。それだけじゃない。千夏先輩の腰を掴んで腰を、まるでセックスみたいにヘコヘコ振って、なんなんだっ、いったい!?

 

「それにしても警備員さんのことどうやって懐柔したの? 買収とか?」

「あ~、カンタンっしょ。2人とのパコパコ動画渡すって約束したんだよ。安月給で働いてて風俗行く金もないから超喜んでたッス。いててっ?!」

「私たちのこと売ったのかな?」

「千夏ってば頬抓るなよ、お前、誰のオンナだ? ん? 言ってみろよ」

 

 猿川の頬を抓った千夏先輩の手首が掴まれた。

 凄んだ猿川が異様に怖くなった。出ていって何してるって言おうと考えたけれど、なぜか、足が震えていた。

 

「それは……チン太郎くんの女だよ♥ ……ちゅっ♥」

 

 倒れそうだった。

 千夏先輩はそういってキスしたから。

 

「あ~ズルい! は~い、雛様からの~、ちゅっ♥」

 

 雛までキスした。

 

「ウキィィィ~~~~ッス! 千夏も雛もオレのオンナっスぅ~! 今日もバッチリハメハメするッスぅ~」

 

 マットを運んでいく2人とお尻を撫で回す猿川。

 ドアが閉められたけれど反動で指1本分だけ開いたままになった。

 千夏先輩と雛が猿川のオンナ……。頭が混乱して働かない。

 なのに、ドアの隙間に近づいて見てしまう。2人がなにをしているのか確認しなくちゃいけない気がしたんだ。

 

【3】

 

 体育館の入口側半分だけが照明で照らされていた。

 ワックスが掛けられた床の上にマットが敷かれた。

 

「このマットもだいぶ汚れてきたッスねぇ、新しいのセンセーに言って買ってもらったほうがいいッスね」

 

 猿川チン太郎は千夏と雛に敷かせたマットを見るといった。よく見ればマットの表面には染みがある。目立つものではないし、大勢の学生が使っていれば汗等で汚れるのも仕方がないところだが、染みの痕跡は汗とは少々違っていた。

 

「な~、千夏も雛もそう思うッスよね~? ウキィーーーっ!?」

 

 猿川は興奮すると猿のような声をあげる。歓喜したり、驚愕したり、とにかく何かあったらウキィと叫ぶ。

 此度の叫び声の理由は目を向けた方向にあった。

 

「まだ着替えてるんだからこっち見ないでもらえますかー? チン太くーん♥」

「私は別にいいけどそんなに大きな声をあげることかな? チン太くん♥」

 

 2人の美少女が着替えていた。

 なにも突然のことではない。猿川が指示したことだった。

 千夏は女バスのユニフォーム。しかし下半身は露出。パンツもショーツもなにもない。それなのに靴下と靴だけは履いている。

 雛もレオタード。しかし今使っているものではなく、以前使っていた物だ。理由は股間部分にあった。ちょうど大事なところに当たる部分に切れ込みが入っているのだ。そんな状態になって、靴下と靴は履いている。

 

「ウッキッキィ~~~~! これはオレも脱がなくっちゃッス!」

 

 ポンポンと服を脱ぐと靴下と靴は残した。

 

「チン太くん、興奮してくれたんだ、うれしいな♥」

「うっわ♥ 最初っからフル勃起じゃん……やっば♥」

 

 千夏も雛も猿川の股間に生えている逸物に見惚れていた。

 

「ウキキッ!! どうっスか今日のセフレチンポ! オレのチンポ大好きっスよね、千夏も雛も~、ウキキッ!!」

 

 ただでさえ猿顔でブサイクな顔が興奮でいやらしくなっていく。

 こうなったときの猿川チン太郎の顔面偏差値は30以下。女性からしてみれば性欲を丸出しにしているスケベ顔。最低で、関わりたくないというのが本音だろう。

 

「べつにチンポのことばっかり見てるわけじゃないよ。チン太くんのこと見てるの♥」

「そうよ♥ チン太のばか♥ チンポだけしか見てないとかおもわないことっ! ちゃんとチン太の顔も見てるから♥」

 

 ブサイクな顔に向かって近づくと左右から頬にキスをした。

 

「「ちゅっ♥♥」」

 

「ウキィ~~~~! チンポにビンビンきたっスぅ~! 千夏と雛はオレのセフレNo.1っス! ちゅっ! ちゅっ! ちゅっ! ちゅっ!」

「んぢゅっ♥ ぢゅぱっ、No.1って2人いるのに」

「あぁんっ♥ ちゅぱっ♥ ぢゅるう、どっちでもいいけど♥ んぢゅっ!」

 

 猿川からのキスを受けると2人とも足が震えていた。

 

「ウキキッ! 2人ともマジで最高ッス。彼女になりたいって言わないところとか~」

 

 そういって2人の背後から腕をまわして胸を揉んだ。バスケットのユニフォームの上から思いきり乳房を鷲掴みにし、レオタードの上から乳房を鷲掴みにした。

 

「あぁあっ、ン゛ッ♥ だってチン太くん、モテるから、セックスフレンドのほうがいいでしょ♥」

「どーせ、カノジョ作る気ないじゃん。セフレならみんな一緒だから抜け駆けもないし、それならいいなって、あぁぁっ、んんんっ♥ 揉むの上手なんだからっあはぁっ♥」

 

 猿川の手は2人の乳房の量感を味わうようにねっとりと絡みついていた。バスケと新体操という2大競技の花に手を掛け蹂躙する。

 

「理解あるセフレで助かるッス。ほら、キスしてやるッス~ぶちゅっ! ぶちゅっ!」

「んちゅるるっ♥ ちゅぱっ、あぁあっ、チン太くんにキスされると嬉しくなるから、あぁああっ、んっ♥ あぁあっ!!」

「あぁぁっ、チン太~♥ れろっ、ちゅりゅっ♥ ちゅぱぁっ!」

「ウキキッ!! 今日は最高ッス、猪股君にこのこと教えてあげたかったッス! 2人にもうチンポ突っ込んだッスってぇ~」

「大喜くん? 別に放っておけばいいよ。あ、そのことだけど、大喜くんの家じゃなくてチン太くんの家に同居したいかな」

「ウキィーーーーーーっ!! 千夏大胆すぎぃッス! オレと一緒に暮らしたら毎晩チンポッス! マンコ突きまくりっス!」

「いいよ♥ チン太くんだったら……オマンコし放題♥」

 

 千夏の手が猿川の股間に伸び竿の裏筋をスーッと撫でた。

 

「ウキィ~~~! で~も、でもでもでもw 千夏が同居するのはナシw NGッス。ほら~、いろいろとメンドクサぃッス。オンナ連れ込んだりぃ、ね?」

「は~~~い♥ チン太郎くんがそう言うなら仕方ないよね♥」

「ウキッ!! 千夏が理解あるセフレでよかったッスぅ~!」

 

 千夏の指は硬くなっている陰茎に添えられ何度も撫でてくる。今にも興奮でバキッと折れてしまいそうなほど硬くなった陰茎は先走り汁を垂らし、体育館全体に淫らな匂いを漂わせていく。

 

「ええーズルいよ! ひ、雛様も一緒に住んであげてもいいけど?」

「ウキィッ!! でも~雛はまだ大喜ラブっスよね? それは問題じゃないッスか?」

「え……うーん、チン太とエッチできるなら? べつにいいかも……♥ それに言わなきゃバレないよ、鈍感だしぃ」

 

 背の低い猿川に合わせて屈むと上目づかいに見つめた。手はキンタマをさわさわと撫でていた。

 

「ウキィーーーーーっ! 雛もオレにぞっこんッス! ウキウキぃ~! 2人ともオレの顔どう思うっス?」

「え? イケメンだよ♥ かっこいい♥ 好きになって当然♥」

「はぁ? イケメンに決まってんじゃん~♥ 男らしくって好き♥」

 

 2人の口から出てくる言葉は猿川を褒め称える言葉ばかりだ。美少女2人の美乳を揉みしだきながら腰を振ると肉棒がブルンブルンと雄々しく揺れる。

 猿川チン太郎という男は昔からこうだった。

 誰からもブサイクと評される猿のような顔に小柄な体躯。運動神経は悪くないのだが小学4年生あたりから周囲との差が明確になって劣った存在になっていった。中学に入る頃には完全にチビという扱いだった。ブサイクな顔が輪を掛けて彼の評判を落としたのである。

 だがある日、転機が訪れた。

 バカにされ続けた彼が、それならと笑われ役になろうとしたのだ。猿顔も武器にして猿のモノマネをして笑わせようとしたのだ。

 するとどうだろうか。女子に大ウケした。

 ウキィ~っと声を上げるだけでクラスの女子も担任の先生も笑った。猿みたいな自分を見て笑っていた。

 男子からは小馬鹿にされ続けていたが女子からの評判は日に日に増して一週間もしないうちにクラスで一番可愛いと評判の女子と良いムードになった。デートすることもなく、告白もすることなく、いきなりキスしてもOKだった。

 チンポを出すと自分から股を開いてくれたのだ。そして童貞卒業である。それからというもの、猿川チン太郎の評判は女子の中でトップとなった。

 次から次に女子に言い寄られるようになった。ただ彼の猿顔を馬鹿にする者はいなかった。むしろ可愛い、ちょっと抜けてる感じが良い、笑っちゃう、など好印象ばかりだった。

 気づけばクラスの女子全員にチンポを突っ込むことに成功し先生までヤれたのである。

 気づいたのだ。自分には女子を笑わせることで股を開かせる力があると。それがオカルト的な何かかは解らないが事実としてあるのだ。

 

「ウキキィ~~~~~!」

「ちゅっ♥ チン太郎は特定の彼女なんて作る必要ないから♥ そんなことしたら女の子同士で喧嘩しちゃうし」

「そうそう、ちゃ~んとセフレだってわかってるからね♥ それより~、早くシタいんですけどぉ~♥ チン太のオチンポ♥ ね?」

 

 はやくセックスをしようと誘っていた。

 猿川は雛を見ると美乳から股間に手を移動させる。切れ目から指を挿入して膣内を探る。

 

「あぁああんっ、んんっ、あぁあっ、なにチン太ってばぁぁっ、あぁぁっ♥」

「ウキッ! ドロドロのネバネバw マンコ濡らしてオマンコしたぃ~ってw 可愛いッス! でもでも、まだ雛に聞きたいッスw 猪股くんのことホントにどう思ってるんスか~」

「ええ~?! 言ったじゃん、あぁぁっ!? ぁぁぁっ♥ ああんっ♥ あぁっ、幼馴染みでっ、あぁあっぁああっ♥ 好きだったの!!」

「過去形っスね~w 好きだったんスね! チンポ突っ込めた?」

「……うん。言ってくれたらさせた……ォ゛ッォ゛ッォ゛ッォ゛ッォ゛ッ!!!!! チン太上手ッだからっ、オ゛~~~~~~~っ♥」

 

 猿川の指が激しく動くと股座からビチャビチャと水の跳ねる音がした。彼の指の動きは抱いたオンナの数に比例している。雛の足は内股になり、少し粘ついた愛液がマットの上にポタポタと落ちだした。

 

「ウキキ~~~! 雛って淫乱っス! でもぉ好きな男子にチンポ突っ込ませてなんていわれたら断れないッスよね、ねぇ、千夏ぅ?」

「……そうだね♥ 雛ちゃんと私も同じかな♥ チン太郎くんがしたいって言ってくれたらいつでもさせちゃう♥」

「ウッキィ~~~~~~~~! お、オレのぉ、チンポそんなに好きなんスね!」

「だからぁ、あぁあっ♥ オォ゛~~~~好きって言ってるっ♥ でしょぉ゛~~~~♥」

 

 指の先がGスポットにあたりトントンと叩く。乱暴にするのではなくGスポットを集中して刺激する。

 

「ん゛ッオ゛~~~~~~~~~~~~~~~~♥♥♥」

 

 プシャアアアアアアアアアアッ♥

 

 新体操のレオタードの切り抜かれた穴から飛沫が吹いた。

 マットがびしょ濡れになり汗では説明の付かない水滴が大量に残る。

 

「雛~w だめっス!」

「ごめん~、後のこっちゃうよね、あぁぁ゛ッ♥ ォ゛ッ♥」

「違うッス、イクときはチン太君好きって言って欲しいっス!」

「ええー♥ はずっ♥ も、もう、チン太好きぃ♥ ちゅっ♥ イかせてくれてありがとっ、あぁあぁっ♥ ォ゛~~~♥ ォ゛~~~♥ ォ゛~~~♥ イグッ!! イグぅ~♥ チン太君好き! チン太君好き! チン太君好き! チン太君好き! オ゛ッ♥」

 

 言っても指の動きは止まらなかった。絶頂し潮を吹いた雛を追い詰めるようにGスポットを叩き続けた。

 雛の声は極限まで昂ぶり演技の最中は絶対に曲がることのないガニ股へとなっていた。

 最後には猿川にしがみつき、吠えながら絶頂したのだ。

 

 プシャッ♥ プシャッ♥ プシャッ♥ プシャッ♥ プシャッ♥ プシャッ♥

 

「あ゛~~~~~~~~~♥ 言ったじゃん! あぁぁっ♥ あぁぁっ♥ あぁぁっ♥」

「ウキィッ! 雛可愛かったッス。どうしたんすか~、千夏ぅ~」

「私もしてほしいな♥ だめ? オマンコに指入れてぐちゅぐちゅって……」

「千夏のそういうところも可愛いっス。セフレとして男を立てることを知っててくれて嬉しいッスよ~、でも~、それよりも……」

 

 猿川は濡れたマットの上で仰向けになった。

 

「2人でチンポ舐めて欲しいっス。尻はオレの顔に向けて欲しいっス。濡れたマンコを見せつけてもらってぇ~、ダブルフェラっスよ~」

 

 腰を突き上げるようにして揺らすと千夏と雛が顔を見合わせるとクスッと笑った。

 猿川のすることは基本的にどこかマヌケに見える。今も靴と靴下だけ履いてマットで仰向けになっている。ひょろひょろとした体躯で大きなチンポをしているのでどこか締まらない。そんな彼を見て笑うのである。

 

「わかりましたっ♥ それじゃ~、チン太太郎くんのオチンポ♥ 舐めちゃうね♥」

「私も♥ さっきの手マンのお返ししないとね~♥ デカチンだからって容赦しないから」

 

 先に千夏が右に移動して身体を丸めた。猿川の左耳に左足が当たるようになり股間の肉棒に顔が近づく。

 続いて雛が猿川の左へ移動すると身体を丸める。右足を猿川の右耳に当たるよう置くと千夏の太股とも当たった。

 

「ウッキィ~~~~~~~~~~~!! 2人の美マンコ絶景っス!!」

 

 女バスと新体操の美姫のオマンコが並ぶ光景を独り占めしていた。

 どちらもサーモンピンク色をした鮮やかな肉唇。薄らと生えている陰毛もセクシーだ。

 なにより匂い。雛は先程弄ったせいかかなり牝の匂いがキツくなっている。しかし千夏もかなり濃い。性的興奮によって牝の淫臭が膣から漏れてきていた。

 

「それじゃ私たちもチン太郎くんの大きいイケメンチンポ舐めちゃうよ♥ チュ~~~~~~~プッ♥ ヂュプポッ♥ ヂュボッ♥ ぢゅるっ♥」

 

 唾液を塗した唇をペニスに捧げ吸いつく。力強く張った雁首を舐め回し引っ張る。

 処女のそれではなかった。猿川に教えられたフェラチオだった。

 

「ウキィッ! さすが千夏ぅ~! スケベなチンポしゃぶリッス! オレのチンポがはじめてなのにもうドスケベっス!」

 

 猿川は自分が抱いたオンナを調教することも忘れない。あとで彼氏が出来たときに「オレが育てたんっスよ~」と自慢してマウントするためだ。

 

「れろっ♥ 千夏先輩けっこうスケベだよね♥ ぢゅ~~~~~ぷっ♥ キンタマ熱くなってるよ~♥ れろっ♥ ぢゅばっ、おっきいチンポの根元も汗臭くってぇ、れろれろれろっ♥ ぢゅ~~~~~♥」

 

 同い年のクラスメイトなら即射精してもおかしくないほどの舌技。

 れろれろと蠢いて根元から陰嚢袋の裏側まで舐め回す。

 

「ウキキッ! 雛の可愛いフェラも好きっス! やっぱりキンタマの裏まで舐めるマンコは最高ッスねぇ~、それでは、2人のマンコの味比べするッス~! ヂュバッ! ヂュバッ! ヂュバッ! ヂュバッ! ヂュバッ!」

「ひあああああああああああっ♥ チン太郎くんっ♥」

「あぁああああああああああっ♥ あぁああぁっ♥ チン太ぁ~♥」

 

 伸ばした口で肉唇に吸いつくと2人の口淫が止まった。嬌声があがり、尻の位置が猿川の顔へと近づいた。

 

「ウキィ~~! 舐めてほしいッスか~? それならチンポしゃぶり舐めちゃ駄目っス! ほらほら、2人の大好きなチンポベロベロするッス!」

 

「「ちゅっ♥ ちゅっ♥ はぁ~~~~い♥♥」」

 

 腰を突き上げると千夏の唇に触れ、雛の唇に触れる。

 キスよりも強い性の快感。オンナとして扱われていることの幸福。猿川のチンポにはどういうわけか強い力があった。

 肉棒とのキスに頬を赤らめると股間周辺に手を置いて陰茎を舐め回す。右も左も唾液塗れになって美少女の舌肉が這い回る。

 

「ぢゅれろれろっ♥ チン太郎くんぢゅヂュボッ♥ ぢゅるるるっ♥ ぢゅぢゅぢゅッ! チンポかっこいいよ♥ 舐めてるとオマンコ濡れちゃう♥」

「ぢゅ~~っ♥ ほんと格好いい♥ これでオマンコの奥をズブズブしてくれるのって、一番格好いい男の子って感じがするし♥ ぢゅ~~~~っ♥ れろれろっ、こんなチンポのお嫁さんになりたくなっちゃう♥ ぢゅぢゅぶっ♥ オチンポしゃぶるのって幸せ♥」

 

 美少女2人のフェラチオは苛烈であった。最初はフェラチオのことすら知らなかったくらい清純だった。それをここまで仕込んだのは猿川だ。好きになった男に奉仕するのは当たり前。チンポを舐めることで愛情を伝えられるんだぞといったのだ。

 

「ウキキッ! チンポのしゃぶり方100点ッス、それじゃ答えちゃうっス! ヂュ~~~~~ベロ! れろれろれろれろれろれろれろれろ~~~~~~!」

「ふッ゛!? ぬぉ゛ッ♥ チン太郎君ッ!! キたぁっ♥ あぁぁああぁあっ、ぶふっ♥ んぐっ♥ ォ゛♥ ほんとっ、すごっ、舌が動き回ってぇっ、クリトリスも一緒!!」

 

 千夏の割れ目に口を付けると吸着する。舌が膣へと入り込み舐め回し、文字通りに掻き混ぜる。Gスポットまで届くほど長い舌が這い回るだけでも絶頂するが、指まで使ってクリトリスを扱きだした。

 

「ぢゅばっ! ぢゅぢゅずずずずずう!! ずずずっ!! ぢゅ~~~~~~っ!!」

 

 シコッシコッシコッシコッシコッシコッシコッシコッシコッ!!

 

「ほぎゅっ♥ あぁあぁっ♥ だめぇぇえっ、オ゛ぉ゛~~~~~ッ♥」

「うっわー♥ 千夏先輩のガチイキ顔♥ かわいい♥」

「見ないでぇ……ひーーーっひいひぐっ!! いひっ♥ ひぐっ?! チン太郎くん、イキます!! 好きです!! あなたが大好きっ!! オマンコ舐められてぇイクぅ~~~~♥」

 

 腰がビクンと跳ねると愛液の塊が洩れた。

 鹿野千夏を狙っている男は山ほどいる。そんな男たちを出し抜いて膣穴を舐め回す優越感は凄まじかった。

 

「ちゅぱっ!! 千夏のエロマンコ、すげぇーッス。ヤるたびにエロくなってるッス」

「はぁはぁ……ありがとぉ♥ ォ゛ッ♥ あ、いぐっ♥ イクッ♥」

 

 口が離れたあとも余韻だけで絶頂に達してしまう。形の綺麗な丸いお尻は少し強ばりながら膣をキュッと締め付けていた。

 

「はぁ、んんぅううううっ♥ キタっ♥ あぁあっ、ぁあぁぁっ♥ んぅぅぅっ!?」

「雛もしてやるッス! ぢゅ~~~~~♥ ちゅれろべろべろべろべろべろべろッ!!」

 

 今度は雛の番だった。割れ目に吸いついた口から伸びる舌が膣内を掻き回す。

 

「んぉ゛♥ ヤバっ、さっきのまだ残ってるっああぁぁあっ♥ イクッ♥ イクゥ♥ チン太すきっ♥ 好きっ!! あぁああっ?! あ……ちょっとぉ~?」

「ぢゅばぁっ、イクの早すぎッスよ~。それだけオレが凄いってのもあるっスけど~w」

 

 舐めしゃぶった途端に絶頂しそうになったため口を離して内股を舐めだした。

 思春期男子なら一度はオカズに使用するであろうレオタード。そのお尻を手で撫で回す。

 

「ウキキッ、雛は雑魚マンコっスね」

「あぁっ♥ いいって♥ そういうの……チン太のほうが強いの解ってるしっ、あぁああぁぁああっ♥ ォ゛ッォ゛ッォ゛ッン゛ン゛ン゛ン゛ぅぅぅぅ!!」

「ぢゅれろ!! ベロベロベロベロベロベロベロ~~~~!!」

「ひぅうううううっ♥」

 

 一瞬の隙と油断をついて猿川がまた舐めだした。一瞬でGスポットへ届いた舌が指とは違う舐めるという行為で刺激する。

 

「ォ゛~~~~~~♥ これぇえぇっ、でも覚えてるでしょうね! 私が優勝したら生ハメしてくれるって話っ♥ あぁぁぁ、ぉ゛~~~♥ ぉ゛~~~♥ チン太好き!!」

「ぢゅばぁっ! 覚えてるッス、今日は生ハメ解禁っス、ぢゅぢゅぶぶっ! べろべろべろべろべろべろべろ~~~~~っ!!」

 

 高速で舌を動かして舐めしゃぶる。口の中へと流れてくる愛液はすべて飲み込んでいた。

 

「ぢゅぢゅるっ!!」

「ひぁあああああああああああっ♥」

 

 プシャッ♥ プシャアアアアアアアアアアアアア♥

 

 雛の膣から透明の飛沫が吹き上がると口で覆った。一滴残らず口に含んでゴクンと一気飲みする。

 

「ぷはあああああああっ! 雛のマン汁美味いっス! これ飲めるのってオレだけっスね」

「ばかぁ……あぁあひっ♥ 好き~~~♥」

 

 美尻を並べていた猿川だが身体を起こすと雛に覆い被さった。

 

「このまま生ハメしちゃうッスね。雛のオマンコにオレのデカチンポをナマで~w」

「うん♥ 宜しくお願いします♥ デキちゃっても責任とらなくていいから♥ 妊娠くらい覚悟してるし、赤ちゃん産んじゃう……かも♥」

「ウキキッ!! セフレ最高ッス! あ~猪股くんに押し付けもいいっすね、オレの子供、猿顔確定っスけど~w」

「ああぁぁああぁっ♥ それもひとつの方法かな、あぁああぁあっ♥」

 

 元はそんなことを考えられるような女ではない。千夏もセックスフレンドなるものを許容できるようなビッチではない。だが猿川チン太郎という存在が倫理観すら歪ませる。

 

「チン太郎くんと生ハメ……いいな♥ 私も……」

「千夏はまだッス。うーん、でもナマでマンコしたいしぃ~、そうだ! フリースロー今か3回連続で決めたらナマでセックスしちゃうッス」

「ほんと?!」

「食いつきすごっw いいっスよ~w」

 

 千夏が下半身丸出しで用具室に向かって走り出す。

 

「そんじゃ~、千夏がフリースローしてるあいだに~、するッス~」

「うん♥ いいよ~、ナマでぇ、オマンコしてぇ~♥」

 

 甘えた声をだす雛の膣に肉棒を引っかけると腰をぐいっと押し出した。

 

「ぃぐっ♥」

 

 よっぽどだったのか声がでた。今までコンドームを着用してのセックスしかしたことがなかったのだ。0.01㎜という薄い膜。しかしその存在は決して無視できない。装着していれば必ずナマとの差ができる。肉同士をぶつけて擦り合わせる快感に比べると絶対的な壁となるわけだ。

 

「あぁああぁあああっ♥ うそぉ~♥ す、すごっ、ォ゛♥ いつもより全然ッ! こっちのほうがいいっ♥ チン太のデカチン存在感ヤバいっ♥ あぁあぁああぁあっ♥ 私の膣内でゴリゴリしてるのっ♥」

「とーぜんッス。ナマチンポのほうが断然いいっス。ほら、奥までちゃんと突いてやるッスよ~」

 

 鼻の下が伸びすぎて口が落ちそうになっていた。

 目尻が持ち上がって目がスケベになっている。

 レオタードの乳房を揉みながら腰をずんずんと突き出す。

 

「あぁぁあぁぁあっ♥ あああぁあっ!! これぇ、ッ、いつもより長いっ♥ あぁああっ♥ オ゛~~~~~ッ♥♥♥」

 

 首を真横に向けて声を上げた。前髪が目元に掛かって見えなくなる。

 

「ウキキッ!! 雛のマンコにナマチンポ挿入したっスぅ~、子宮も攻略しちゃうッスよ~」

 

 感極まっている雛に比べると猿川は余裕だった。彼の巨根は完全に勃起しきっているが張り詰めている様子がない。牡としての力を誇示しながら女を愉しもうとしていた。

 

「んぐうううううっ♥ いいよ~、攻略しちゃってよ♥ 私、チン太になら全部攻略されるのも嬉しいし、あぁああぁあっ♥ すごいっ、オマンコのなかで動かれたら擦れちゃうっ♥ ォ゛~~~~~~~♥」

 

 セックスに馴れて蕩けることを覚えた牝の声がした。

 彼らしかいない体育館にはその声が大きく響き渡る。

 用具室から出てきた千夏は羨ましそうに見つめていた。

 

「雛ちゃん凄く気持ちよさそう……ね? ナマってそんなにいいの?」

「え?! あぁぁあっ、はい! 気持ちいいですっ♥ ォ゛~~~~♥ ォ゛ォ゛~~~♥ これぇ、オマンコの奥から入口にぞりぞりぃ~~~ってされるとぉ♥ ォ゛~~~♥ 声でちゃうぅぅ、下品な声でちゃ、ォ゛~~~~~♥」

 

 膣奥から抜け出ていく肉棒に襞が掻かれると声が出る。全身から力が抜け出て幸福に浸れる瞬間が訪れる。

 

「ォ゛~~~んんんんっ♥ チン太の極太っ、チンポ凄ぃのぉ゛~~~~♥」

「当然ッス! オレ、女のマンコを突くのが上手なんスよねー。千夏~、フリースローやるっスよ~、連続三回っスよ~」

「わかってる。絶対に成功させるから、その時はナマセックスだから♥」

 

 バスケットボールを床に叩きつけるとピストンが早まった。

 

 パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!!

 

 他の生徒も使うマットの上で雛の膣は突かれる。膣内の奥まで軽々と届く巨根によって広げられ、擦り上げられ、女としての快楽を与えられる。

 

「スゴォ♥ ほんとっ、チン太の特技、あぁぁあっ、セックスだよね♥ ォ゛~~~♥ 女の子の好きなエッチ全部できるんぁぁぁっ♥」

「ウキキッ!! オレってば最強っス! オレがハメられない女子いないッス~」

 

 腰を砕くほどの強烈な突っ込み。子宮に押し当てた肉棒をさらに奥へ突き入れて潰す行為。デカチンにしかできない女をよがらせるピストン。

 

「ォ゛~~~~~♥ これぇぇっ、でっかぃのでぇ~、思いっきりズブズブされちゃうのっ♥ あぁあぁぁっ! チン太好きぃ♥ チン太ぁ~~~♥」

 

 ヒュッ! スポッ! ダンッ!!

 

「よし!! チン太郎くん! 1回目成功したよ!」

 

 床をボールが叩く音と衝撃がした。

 雛を見ていた猿川は顔をあげるとニヤっと笑った。スケベな猿顔は真っ赤になっていた。

 

「ウキキ~~~、千夏ぅ~、マンコ丸出しでフリースローかわいいっスよ~。あと2回連続で成功させるッス~」

「あぁあぁっ♥ ああああぁああっ♥ ヒッ!! ひあぁあッ! ォ゛~~~~~♥ オマンコにナマチンポキクぅ゛~~~~~♥ 腰の動き速くなってるっ♥ ォ゛~ォ゛~ォ゛~オ゛~~~~♥ 好き!! 好きぃ゛~~~~~♥」

 

 嬌声が響くなか千夏の二投目が行われた。

 

 ヒュ!! スポンッ……ダンッ!! ダンッ!! ダン……

 

「よしっ♥ やったよ、チン太郎くん♥」

 

 雛の嬌声が響くなかでの二投目も成功した。

 

「ウキィ~~~~~~! 千夏ガチっスw 試合よりも本気になってないッス?」

「なってるよ♥ だって生ハメすっごく気持ちよさそうだし……私のここ、すっごく熱くなってるんだよ♥」

 

 ユニフォームを捲るとおへその下を擦った。

 

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!!!

 

 夢中で腰を振り膣肉を突きまわす。

 

「あ゛ッ♥ くるっ♥ 本気で好き! 本気っ♥ ォ゛ッォ゛ッォ゛ッォ゛ッ♥ オマンコいぐっ! オマンコいぐっ! チン太好きぃ゛♥ あああぁっ! 責任とらなくていいから射精してッ!! 孕ませて~~っ!!」

 

 ドビュッ!! ブビュッ!! ブビュビュビュッ!!

 

「ウキキ~! 無責任射精気持ちぃ~~~~ッス~~~~!」

 

 雛の絶頂に合わせて射精した。膣内にドロドロとした重たい精液が注ぎ込まれる。

 千夏は振り返り三投目に挑む。早くしないと興奮が冷めてしまう。そんな危機感に駆られながらも試合よりも集中して投げた。

 

 ヒュッ!!

 

 猿川は射精しながらボールの行方を追う。宙を舞うボールはゴールにスポッと入ると床を叩いた。

 

「やった!! やったよ、チン太郎くん!!」

「ウキキッ!! 千夏すっげぇ喜ぶッス。ナマチンポそんなに欲しかったんスか」

「うん♥ チン太郎くんとナマでしたかった♥ 私も責任とかいわないから、思いっきりしてほしいな♥ いい?」

 

 猿川は雛から肉棒を引き抜くと千夏の手をとって引き寄せた。へその下にキスをするとマットに寝かせて足を開かせる。

 

「んんっ♥ まだ答え聞いてないんだけど、もういっか♥ あぁああん、あぁあっ♥ さすが男の子だよね、オチンポでっかくて、かっこいいよ♥」

「他の男じゃこうはいかないッス! オレだけッス!」

「チン太は特別だから♥」

「そうだね、うん、チン太郎くんだけ特別♥ ああああっ、んんんんっ、入ってくる!」

 

 雛が猿川の背中に抱きついた。まだ身体の感覚が絶頂状態にあるのか腰がガクガクと揺れている。

 よがらせた女からの愛情を受け取ったまま、次の女に挿入する。

 

「さーて、千夏のナママンコにいれちゃうッスよぉ~」

 

 誰に言うでもなく宣言すると避妊具を着けていない肉棒を膣穴へと挿入した。

 

「んぅうううっ♥」

 

 初めてではない。千夏のはじめてはもう終わっている。彼女の膣はぐっしょりと濡れており、猿川の肉棒をすんなりと受け入れた。

 

「ああぁあぁあぁっ!? んぐうううううっ♥ ああっ、すごっ♥ ォ゛♥ いつもと違うっ、ああ゛ぁ゛~~~~~~っ♥ コレ凄いのぉ゛~~~♥ ナマでセックスするのぉ、好きぃ~~~♥ チン太郎くん、キスしよ♥ んぢゅぢゅるるるるっ♥ もっとちょうだい! 好きな人にキスされながらオチンポで突かれるの好きなのっ♥」

 

 猿川の顔はスケベな猿顔。

 またエッチな事を考えていると呆れる程度のだらしない顔だ。

 それなのに好きで仕方がなかった。

 一度、しょうもないギャグで笑ってから、彼に夢中になっていた。

 

「ぢゅぶぶぶっ! ぶぢゅ~~~~~~! 千夏のチョロマン気持ちいいっス! こうやってチンポで子宮パンパンされるのが好きっスよね~、デカチンでごつんごつんって」

 

 腰を突き動かす力は無尽蔵。部活中は体力がないと指導されるほどだがセックスに関しては無限に動き続けることができた。

 長い肉棒を注挿する動きも完璧だ。持て余すことなく使いこなしている。

 

「ウキキィ~~~~! みんな大好きな千夏にチンポぶち込んでるっス~~~w」

 

 パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!!

 

 ユニフォームの内側へ手を入れると乳房を掴んだ。もちろん直に掴んでいる。硬く尖った乳首に指が触れると腰がビクッと跳ねた。

 

「あぁああぁっ♥ あぁあっ♥ オ゛~~~~~♥ 気持ちいいッ♥ そこぉ゛!!」

「ここっスか? 千夏のマンコよわ~いッスね~」

 

 膣の奥に叩きつけると嬌声が激しくなる。

 美少女が快感で蕩けていく姿を占有していた。

 

「うりゃうりゃうりゃッ!! 千夏のマンコはオレのもんッスw 一生セフレにしてチンポ突っ込むッス~」

「あぁあっ♥ うんっ!! 私はチン太郎くんのセフレでいいよ♥ 一生、ず~っと、っ♥ オ゛オ゛オ゛~~~♥ オマンコ使ってぇっ♥ チンポ突っ込んで下さいっ♥ あぁぁぁぁっ♥ イクッ♥ 気持ちいいの!」

 

 猿川の雁首が膣の天井をごっそりと掻いた。

 

「ぉ゛~~~~~~~~~~~~♥ しょっこぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~~~♥」

「ウッキィ~~~~~! 千夏のマンコボイスっス~! こんなの聴けるのオレだけっス」

 

 猿川のチンポに蕩けた嬌声はひどくだらしなかった。身体が試合中よりも熱中している。男にすべてを明け渡し、興奮と快感を味わいながら絶頂へと昇っていく。

 

 パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!!

 

 力強いピストンの音が体育館の端まで届く。唯でさえ巨大な肉棒が膣の奥まで入り込み、抉って掻き回す。持っている武器を全て使いこなしていた。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~♥ チン太郎くん好きっ! 愛してますっ♥ チン太郎くんとずっとセックスだけしてたいっ♥ あぁぁぁぁっ♥ イク~~~~~~♥」

 

 プシャアアアアアアアアアアッ♥

 

 全身が強ばり膣から飛沫が吹き上がる。

 

「ウキキィ~~~~! 千夏のマンイキぃ~w 潮吹きぃ~ッス! マンコがきゅうって締め付けてくるのガチぃ? オレってセックスの天才ッス~」

「あぁぁぁぁぁあっ、あぁああぁっ♥ ォ゛~~~~♥ オ゛~~~~♥ オマンコイッてるからぁ~~♥ チン太郎くんのデカチンポで射精してぇ♥ イッてるとこに射精して♥ 私のこと孕ませて♥」

 

 懇願する千夏に猿川の腰が早まった。

 愛液を纏った長い肉棒が出入りする。平均的な肉棒のサイズの倍近くあるそれが膣の奥まで入って、外へと掻き出してくる。マットに溜まる愛液は水たまりを作っていた。

 

「ウキキ~~~! 孕ませるッス~! でも~、ちゃんとバスケするっスよ」

「うん! ちゃんとする♥ でもチン太郎くんの゛~♥ オチンポがないとぉ゛~♥ できないのぉ~♥ 私に力ちょうだいっ♥ チン太郎くんのデカチンポ様で強くしてっ♥」

「ウッキィ~~~! りょーかいッス~、千夏にぃ~、力~、込めちゃウッス~」

 

 パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!! パンッ!!

 

 千夏の唇を奪いながら腰を突く。ドロッとした愛液が漏れてくる膣を掻き回し子宮を突く。柔らかくも硬くなっている一部分に対し、全力を込めて精を放った。

 

 ビュビュブビュビュビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!

 

「ン゛ン゛ン゛~~~~~~~~~~~~~っ♥」

「うわぁ♥ ガチじゃん♥ 千夏先輩、また潮吹いちゃってる♥」

 

 雛の実況に射精力が強まったようだった。

 膨れきったキンタマからビュービューと精液が飛び出し千夏の子宮を叩いた。

 

「んぢゅ~~~~~~ぷぁあぁああ! 千夏ぅ~、どうだったッスか~? 元気出たっスかぁ~」

「はぁ~~~♥ うん……チン太郎くんのおかげで次も勝てる♥ 絶対に勝つから♥ だって、チン太郎くんとナマでセックスしたんだから♥」

「そうッスね~~~w」

「おーい♥ チン太ってばぁ、まだヤれるでしょ♥ ね~、しよ~? 私まだシタい♥」

 

 事が終わるとすぐに雛が頬をツンツンしながらいった。

 

「モテる男は辛いッス~、と、その前に……2人とも横に並んで欲しいっス。学生証で顔を隠して……そうそう、撮るっスよ」

 

 千夏と雛がマットの上で並んで仰向けになると学生証を目元に置いた。

 顔は隠れているが学生証ははっきりと見えている。

 その姿を猿川はスマホで撮影したのだった。

 

「オッケーっス! あとで動画も警備員とセンセーに渡すッス~」

 

 

 ※

 

 

 何が起きているのか理解できなかった。

 解っているんだけれど脳が追い付かない。

 千夏先輩がバスケットボールを取りに用具室へ入ってきたとき陰に隠れた。

 薄く開かれたままのドア越しに見ていたなんてバレたくなかった。

 この体育館は千夏先輩との思い出が詰まった場所なのに、彼女はそこで猿川とセックスしてる。雛も一緒にいて、俺のことを好きと言いながらもしていた。

 マットの上で腰を振り、あの長いチンポで千夏先輩も雛も奪っていった。

 気持ちよさそうに声を上げている2人を遠くから覗き見ることしかできなかった。

 頭のなかも瞼の裏も猿川のスケベ面がこびりつく。

 あいつの猿にしか見えないスケベな顔が離れない。

 でも強いんだ。

 俺よりチンポが大きくて、俺より口が上手くて、俺より2人を笑わせられて、いったい俺に何が出来るんだって……そう考えても、なにひとつ思い浮かんでこない。

 力が抜けていくのを感じた。

 もう絶対に届かないんだって、思ったらバドミントン部を続ける力も無くなった。

 

 

 ※

 

 

 9月。

 俺はバド部を辞めていた。

 最初は周りからどうしたって言われたけれど理由はいえなかった。

 猿川は俺に何も言わなかった。あいつからしたら俺はなんだったんだろう。

 部屋でスポーツ雑誌を見ていると女子バスケ部のインターハイ記事が掲載されていた。

 意識せず読んでいたのに千夏先輩の写真が写っているのを見ると胸が痛んだ。彼女はまだ一緒の家に住んでいるのにほとんど口も利いていない状態だった。

 

『優勝できたのは大切な人がいたからです!』

 

 そう見出しに大きく書かれた写真に猿川のスケベ顔と長いチンポを思いだしてしまう。

 全部あいつのあの大きなチンポだ。千夏先輩も雛もあれで突かれて気持ち良くなっていた

。あんな姿を見せられたら同じ男として負けを認めざるを得ない。

 猿川の話はどこにも載っていなかったけれど、間違いなく千夏先輩は猿川を意識した話をしていた。

 

 ピンポーン♪

 

 ピンポーン♪

 

 ピンポーン♪

 

 呼び鈴が鳴っていた。

 母さんはいないのだろうか、と考えていると千夏先輩の部屋のドアがガチャッと音をだした。部屋から飛び出す足音が階段を降りる音に変わり、彼女の姿が見えた。

 目の前を横切っていく姿を追いかけてしまった。

 

「お待たせ、チン太郎くん♥」

「千夏ぅ~、おっせーッスよ、お! 猪股くんチィーッス!」

 

 玄関が開かれると猿川がいた。

 

「どうしたの、大喜、汗びっしょりじゃん」

 

 雛もいた。

 小さい猿川の手に指を絡めて握っている。恋人繋ぎというやつで、千夏先輩とできたらどんなにハッピーになれたか解らないものだ。

 

「ごめんね、大喜くん、今日はチン太郎くんとお出掛けするんだ♥ インターハイの優勝のお祝いでね♥ 大喜くん?」

「千夏先輩……化粧……してる?」

「え?! うん! だってチン太郎くんと一緒何だから♥ 化粧しないとでしょ♥」

 

 薄かったけれど化粧していた。

 化粧なんてする必要ないくらい綺麗だったからもっと綺麗になっていた。

 雛も見ると化粧している。2人ともいつもより唇がプルンとしていて綺麗だった。

 猿川の左手に千夏先輩の手が恋人繋ぎで絡みつく。絶対に離れたくないって千夏先輩のほうがいってるみたいだった。

 

「ウキキィ~! そんじゃ~、そろそろ行くっスよ、猪股くん、オレらデートなんで、わりぃ~ッス」

「あ、うん……」

「じゃ大喜、デート行ってくるね♥」

「大喜くん、行ってきます。チン太郎くん、いこう♥」

 

 猿顔のスケベチビが千夏先輩と雛に挟まれたまま歩き出した。

 背は低いくせにズボンにはでっかいテントが張っていた。

 俺のチンポの倍くらいある、でっかいヤツだ。

 あれが2人の大事なところに今日も突っ込まれるんだ。

 

 ピロン♪

 

 2人を見送ってすぐにLINEが鳴った。

 

『チィーッス! チン太郎ッス!

 猪股くんへ

 千夏と雛のマンコ動画いる?

 欲しかったら言って!

 

 5000円でいいッスよ!

 

 今から1時間以内にプリペイドカードで見せてくれたら

 

 チンポ突っ込む動画プレゼントするッス!』

 

 迷わずにコンビニに走った。

 

 完


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