ナギサ様は耐えていた。
「ぐっ…ふ…これ……しきぃ~…」
小声で口に手を当てなにかに耐えるナギサ様。
どうやら慣れない膝枕によって、脚が痺れてきているらしい。先生を起こさないように、脚を極力動かさないようにしていたのが悪かった。
すこしだけ脚を動かしたのが止めとなり、脚にすこしだけ血流が戻り、血の気の引く感触と共に、少しづつ痺れを感じてきた。
涙目になりつつスマホを手に取り、数回のコールの後、親友へと繋がる。
「もしも~し☆ナギちゃん?どしたの?」
「た…たすけてくださぃ…」 ブツ…
電話が切れてしまった。本格的に痺れを認知してきて辛くなってきたが、どうしたものか。
そんなことを考えてたら、庭園が俄に揺れ始めた。
何事だろうかと思った瞬間、一筋の風が吹いたら目の前に親友が立っていた。ホラーかな?
「ぜぇ…ぜぇ…どゆことかな?ナギちゃん?死にそうな声で、助けてなんてさ」
眼前に広がる甘々な空間に、お団子ヘアーにジャージ姿の青筋を浮かべたミカは問いただす。
日課となった草むしりに精を出していた所、突如スマホが鳴り響き、電話口からは死にそうな親友の声に、焦るなと言う方が難しい状況だった。
プルプルと震えるナギサ様は声を絞り出して、懇願する。
「あの…脚が…痺れて…その…………お屋敷まで運んでくれましぇんか…」
頬を染めてミカに上目使いで懇願する。
腕を組んで仁王立ちするミカは数秒の後、溜め息を吐いて了承する。
「もぅ…しょうがないなぁ。ほら抱っこするよ」
器用に片手ずつナギサ様と先生を抱き、歩き始める。眠りが深いのか起きる様子はなく、寝息を立てて寝ている。脚の痺れを我慢しているのか、口に手を当てて声を堪えて、運ばれていく。
お屋敷に着きナギサ様を椅子に座らせ、ベッドに先生を寝かし、これで先生を休ませれるとナギサ様は安堵した。
しかし、ホッとしたのもつかの間、今度は姫抱っこで持ち上げられ疑問がうかぶ。
「ありがとうございますミカさん。助かりました…ので下ろしていただけると」
「ナ~ギちゃ~ん☆いっくよ~」
軽い足取りでいつも使う客間に連れてかれるナギサ様。混乱するま間もなく、ベッドに寝かされ、先生の邪魔にならないように移動しただけかと思った矢先…
「ふぅ…改めて助かりました。お礼は後程…」
「ん~ん☆いいんだよナギちゃん。でもね?ちょ~っと欲しいものが有るんだよね」
いそいそとジャージの上を脱いで畳むミカ。
「あら、それでしたらご用意させて頂きますよ。何でしょうか?」
「そう?それなら有り難く」
ナギサ様の上に覆い被さるミカ。
脚に手が伸び脹脛を押し、じ~んわりとした痺れを感じさせる。可愛い声を喉から弾けさせ、ミカに上目使いで睨む。
「ちょっ!こ…らぁ…ふぐっ…んぅ…フゥ…うぐぅ…」
相変わらず可愛い声を漏らすなぁと思うミカは、眼前に待つ据え膳をじっくりと味わうことにした。
普段の制服と違うラフな恰好に舌舐りし、スルリとストッキングをずらし、生足を晒す。
暫く耐え難い痺れを味合わされ、ご立腹のナギサ様は、頬を膨らませミカを叱ろうと眼を合わせる。
眼の合った親友は明らかに獲物をみる眼で此方を見つめていた。あとなんか熱っぽい。
「ミカ!…ミカ?」
「ごめんねぇナギちゃん」
肩を捕まれ押し倒される。
口を開いたところで、唇を奪われた。
結構乱暴な舌の動きに息が詰まるナギサ様。
明らかに慣れてないだろう舌の動きに噎せてしまう。
「ング…ゲホ!ゲホ!…ミカ…苦しいですよ」
「…っぷは!ご、ごめん」
噎せながら抗議し、息を整えるナギサ様。
そんな罰の悪そうな顔をしつつ、服を脱がしにかかるミカ。まともに抵抗も出来ずに、ラフな恰好なため簡単に上衣を剥ぎ下着姿になる。
「ミカ!いい加減怒こりますよ!」
「………ナギちゃんがいけないんだよ?」
頬に手を添えられる。
「こ~んなに可愛い姿をさぁ。無用心に晒しちゃうなんて、悪~い狼に食べられちゃうんだよぉ???」
「????」
よくわからない理論を展開する親友に頭が追い付かないが、明らかにこれからされることに心当たりしかない。
再度口を開こうとした際に、待たしても口を塞がれてしまった。
「ンフフ~…レロ…ジュ…チュ…」
「んんぅ…ンキュ!?」
下着をずらされ、乳嘴を指で弄ばれる。
快楽の波が押し寄せ、堪らず口を離すも追いかけられ、枕に頭を押し付け口を塞がされる。
嫌…と言うわけではないが、さすがに感情が追い付かない。何故私は親友に襲われているのだろうか?
必死に此方を求める姿に多少の愛しさを感じることは無いわけではない。
どうしよう。これは世間一般的に所謂浮気とやらになるのではないだろうか?
思考が纏まらない。
気持ちいい。
可愛い。
あぅ
……
「ふぅ…ありゃナギちゃん気絶しちゃった?」
「ん~どうしよう…」
「あっそうだ☆」
「んん…ん?」
深い眠りより覚めた先生は辺りを見渡す。
ここはナギサ様の私室のようで、この間も泊まった部屋だと認識する。
外はすっかり暗くなり、自分がどれ程の眠っていたのだろうか。かけてある毛布を剥ぎ、起き上がると後ろから声をかけられる。
「せ~んせ!起きた?」
「おわっ」
声をかけられると同時に背中にのし掛かられ、ビックリし、後ろを振り替えるとなんとミカだった。
「いや~びっくりしたんだよぉ??急にナギちゃんからヘルプコール来てさ~。なんか脚がどうのこうのって要領得なくても~う大変だったの」
寝起きにマシンガントークは中々きつい。
しかし、どうやら膝枕をしてくれたものの、脚が痺れてミカに連絡したそうだ。
…申し訳ないことをしてしまった。
彼女は大丈夫だろうかと立ち上がろうとしたところで、ミカ押さえられる。
「あ~…ん~ごめんねぇ先生?」
ミカに姫抱きされ気まずそうに目線を逸らす。
どうしたのだろうか?というか下ろしてくれると助かるのだが?
「別の部屋まできてもらおうかな☆」
おとなしく連れられ、部屋を移動する一行。
扉を開けると寝ているナギサ様が、何故か衣服が乱れて扇情的な姿にされている。
「ミカ?ナギサに何かしたの?」
「あはは…ちょ~っとね☆」
そんなことを話していると、ベッドに投げられナギサ様のとなりに並べられる。
頬を上気させ、艶かしい声を漏らすナギサ様に心配して、様子を伺う先生は背後から忍び寄るミカに気付かなかった。
「そりゃ☆」
勢いよく服を剥ぎ取られ、ベッドに押し倒される。
よく見ると下着姿になったミカが、獲物を見据える眼で此方を狙っている。
「…ミカ?」
「むふふ…先生もナギちゃんも油断大敵だよぉ?」
ニコニコ笑顔のミカは、先生に覆い被さり唇を奪う。膂力で適うわけもなく、両手をベッドに押し付けて身動きが取れない。
たっぷりの唇を堪能され、先生は息絶え絶えにミカに懇願する。
「だ…駄目だよミカ。ナギサを裏切れない」
ん~☆っと指を顎にあて考えるミカ。
片手で封殺される先生は、少々男としてのプライドに傷を付けられる。
「ごめんねぇ?私さ」
ナギサ様を抱き寄せ、先生に渡すミカ。
意識を取り戻したようで、先生の上に乗っけられるがままのナギサ様。
「先生のことはもちろん」
2人をしっかり支えて、交互に口付けを交わし混乱するナギサ様を余所に、喋り出すミカ。
「ナギちゃんの事も大好きなんだよ」
「だからね」
「どっちも頂くことにしたよ☆」
「うやぅ…ミカってばぁ」
「ウフフ…ナギちゃんってば可愛いねぇ」
おぢさんのような喋り口なミカ。
先生の前では、ミカに身体を弄られ艶やかな声を発するナギサ様に、肉楔は元気に反応していた。
乳嘴を吸い上げ、細長い指は秘部を優しく擦り愛液を滴らせる。
指を引き抜き互いの秘部を併せて、緩慢な動きで腰を降り始める。
「せ~んせ☆ここ空いてるよ?」
互いに併せられた秘部を露にすると、物欲しそうにヒクつく。溜め息を吐きつつ先生はポジションに就き、肉楔を宛がう。
「ミカ」
「ん~?」
「あとでお説教」
表情が少し固まるも、上等!と言わんばかりに親指を立てるミカ。
ミカのお尻に口付けを落とし、油断したところで貝合わせされた秘部に肉楔を滑らせる。
「「んひゃあ!」」
腰を振ると解る感触の違い。
ナギサ様とミカの秘部は肉楔にお互い包み込み、愛液が潤滑液となり滑りを加速させ、2人の脳髄は快楽で焼かれていく。
「あぐぅ!はぁ!はぁ…い…くぅ!」
「ミカ…さん…んんぅ!」
力が抜けてミカの肢体がナギサ様にのし掛かり、秘部が更に合わさったことにより、肉楔のカリ首が秘部を苛む。
あんなに攻め攻めだったミカは切なく声を上げて、ナギサ様に縋るように力無く指を絡め始める。
ナギサ様も親友の始めてみる表情に、高揚を抑えられず目の前で揺れる胸に顔を埋めて唇を這わせる。
後ろから前からと責められ秘部は愛液を迸らせ、涙を流しながら快楽に身を捩ることしか出来ない。
「だ…だめぇ!もうイってるからぁ!!」
しかし無慈悲にも腰をの動きを弱らせることもなく、先生はミカの腰を掴み秘部に照準を逢わせる。
「ハァ―ハァ―………あ…え…?」
そして勢いよく………
「あ゛ーーーーーー!!!!!」
貫かれた。
「い゛っぐぅぅ!ぜん゛ぜぇ!も゛う゛む゛り゛ぃ!どめ゛で!」
泣き言は赦されず、子宮奥深くに深い衝撃を加えていく。先程まで処女だった生娘が、こうも乱れるとは思いもよらず中を掻き回す。
丹念に擦り上げられた秘部は溶けるような熱を持ち、肉楔を捉えて離さず、言葉とは裏腹に抜けないように感じる。
「ミカさん…可愛い…チュ」
「ナギ…ちゃ…んぅ」
穏やかな口付けと共に、ミカの首に手を回し抱きしめる。力のは入らないミカはされるがままとなり、唇を貪られる。
先生は限界を感じ吐精に備える。
「ミカ…!イ…く!」
腰を強く掴み勢いよく深い一撃を加えて、奥底へと力強く射精した。
音を立てて精液を呑み込む子宮は歓喜に震え、数えきれぬ程の絶頂を迎える。
ヘイローの明滅が収まるころ、ずるりと肉楔を引き抜き愛液と精液が混じり逢いながらシーツを濡らす。
しかしこれで終わりではない。
最愛の彼女を寂しくさせては元も子もない。
いまだ元気に反り立つ肉楔を、下の秘部へと宛がえば、待っていたと言わんばかりに吸い付いてくる。
「ナギサ」
「先生…来て下さいな」
優しげな腰使いで肉楔は呑み込まれ、ピストンし始める。喘ぐナギサ様の声を聞き、ミカが息を整え始める。
「フゥ-フゥ-…ナギちゃん」
汗でしっとりした肌を重ね、乳嘴が擦り合う。
首筋に顔を埋めて、耳朶を食むミカ。
頬は朱に染まり、こそばゆい感覚に身体が震える。
「大分…慣れて…フゥ…来たよ」
「ミカ…さん」
眼を閉じて口付けに夢中になる2人の姿は、官能的で退廃的な美しさを覚える。
先生の興奮を誘い、肉楔はナギサ様の秘部を蹂躙し互いに限界が近づいてくる。
「しぇんせぇ…チュ…ん」
「ナギサ…イくよ」
ミカに射精したときよりも強く吐精され、脱力しながら先生を受け入れる。
抜かずに中の具合を堪能し、十分に精液を塗りたくり引き抜く。
先生は力を抜いてベッドに横になったところで、上にミカがのし掛かる。
先生にも深く口付けを落とし、たっぷり時間をかけてから口を離す。
「いや~☆まだお腹の中が跳ねてるような感じする」
お腹を撫でながら、子宮のあたりがビクビクと軽く甘い絶頂を繰り返しているようだ。
改めてみると細いながらも引き締まった腰に、生唾を呑み込む先生。
横から頬を摘ままれ、向くとそこには笑顔のナギサ様。
「せんせ?」
「あの…ごめん」
「アッハハ~☆」
「「貴女は説教」」
長い沈黙と共に、観念したように返事を返すミカ。
「ってことがあってさ~☆」
「…………………………ハァ」
ナギサ様は用事で席をはずしており、ミカとセイアは2人でお茶会をしていた。
この間の件を自慢気に喋る友は懲りた様子はなく、アレからも何度か唇を襲っているらしい。
「ミカ
抜け駆けとは頂けないな」
「セイアちゃんだってお風呂場で積極的だった癖に~☆」
ああ言えばこう言うを、地で行く親友はクッキーを食べ始める。
そう、2人はとっくに先生との情事に気付いてはいた。そして、困難を乗り越え心の底から親友だと思っているナギサ様は、
2人の熱の隠った視線に気付かない。
「次は誘ってくれるかな。」
「来週のお泊まりが楽しみだね☆」
紅茶に舌鼓を打ちながら、我らがお姫様が用事から戻ってきたようだ。
「すみません。フィリウスの子達から急な連絡がありまして」
「なぁに構わんよ」
「お帰りナギちゃ~ん☆」
次のお泊まり会の予定を立てながら、親友同士和気藹々と語り合う。
「楽しみですね」
「ね☆」
「そうだね」
姦しいお茶会はまだまだ続く………