トリニティにおいて、優雅とは優先されるべきものだ。そこで行われていたのがこの授業。
「アン、ドゥ、トロワ」
「「「「「「アン、ドゥ、トロワ」」」」」」
美を体現したような白に包まれた肉体は、汗でしっとりと濡れある種のエロスを感じさせる。
トリニティにて行われる体育の授業にて、体力を付けるのに優雅さの観点からバレエが選ばれていた。
本格的な物ではなく、基本を習う事と歴史を勉強する座学と半々で所謂嗜みとして行われていた。
全体で同じものを習い、気持ちを一つに打ち込むというのは受けられていた。
「さて、本日はこの辺りで終わりましょう」
「「「「「「お疲れ様ですわ」」」」」」
更衣室に移りそれぞれ衣装を着替え始める。
ナギサ様が着替え始めると一人の生徒が感嘆の息を漏らした。
「いやはや…美しさに一段と磨きが掛かっていますわ」
「そうですわ。どんな美容を心がけているのかしら?」
「そ…そうでしょうか?」
左手で乳を支えて、右手で汗を拭くナギサ様は頬を紅く染めながら、改めて自分の身体を見やる。
慎ましやかな胸はサイズアップしブラを新調したばかりだった。
腰から臀部にかけての曲線美は、彫像を想わしめる。太股は気持ち肉付きが良く、スラリとした長い足は思わず頬擦りしたくなるような艶やかさを放つ。
先生によって育てられた部分と、逢瀬を重ねるにつれて、女性としての魅力を最大限引き出してきた自負がこの肉体を造り上げたといえる。
一人の女として、ここまで練り上げた秘訣を聴きたくなるのが女の性。
暫く更衣室は姦しい空間となり、質問責めにあったナギサ様は大変気力を削がれた。
「はぁ…」
「お疲れだねナギサ」
何時もの執務室テラスでお茶会する二人。
授業が終わり、ティーパーティーとしての仕事を終らせ息抜きにセイアを誘い、一服の一時を過ごしていた。ミカ?ミカなら日課の草むしりだよ。
「このあとお出かけ…とお泊まりだろう?大丈夫かい」
「えぇ…まぁ…」
垂れた袖で口許を覆い、思案するセイア。
徐に足元の紙袋をテーブルの上に置いて、笑顔を浮かべながら目線を合わせる。
「そうそう…先生にちょっと頼まれていた品なんだがね?これをお出かけに行く時に先生に渡してほしいんだ」
「先生に?解りました。渡しておきますね」
紙袋を受け取り、手元に置くナギサ様。
「渡せばなんの事か分かるだろう」
先生がセイアに何を頼んだのか気にはなるものの、後で解ることだろう。
頭は紅茶とお茶菓子にシフトチェンジしていた。
疲れた身体に甘味が染み渡る。
もう少し休んだらお出かけに向かうことにしよう。
穏やかな茶会に台風のようなミカが襲来するまであと数分…
「やぁナギサ今日は宜しくね」
「はい、楽しみましょう先生」
少しづつお出かけの回数を増やし、気兼ねなく先生の元に訪ねることができた。
ポニーテールにロングスカート姿のナギサ様はどうにも眩しく思え、目を細める。
最初こそお出かけが増えて大丈夫だろうかと心配だったが、仕事の効率は上がっているのでなにも問題はない。ないったらない。
「そうでした。セイアさんからこれを…」
紙袋を手渡し中身を確認する先生。
なにやら合点が行ったようで、いそいそと紙袋を鞄の中にしまい込む。
一体何を頼んでいたのでしょうか?疑問は残りますがまずはお出かけを堪能してしまいましょう。
ウィンドウショッピングに露店のアイス。
トリニティから離れたデートでは、普段とは違う景色に目移りしそうになる。
……………
太陽も眠りに近づき、帰路に着く先生は家にお誘いをかけると喜んで応じるナギサ様。
道中で夕食の買い物を終らせ、自宅へと到着し冷蔵庫に買い物の品をいれ、少しの疲れからソファに二人で座る。
先生はナギサ様の頬にそっと手を当て汗で張り付いた髪を耳にかけ、優しく口づけを落とす。
外では清く手を繋ぐ程度の戯れで、互いに情欲の炎を心の内で育てていた。
徐々に口づけは唇から口腔内に舌を這わせ、淫靡な音が脳髄に響く。
手持ち無沙汰な手は恋人繋ぎから、抱き締めることに変わり、ナギサ様は先生の後頭部に手を回し口付けを催促する。
一体どれだけの時が過ぎたか、目線を時計に見やると口付けだけで5分は経っていたようだ。
先生のお腹がなり食事の催促を始めた。
「…晩御飯作ろうか」
「うふふ…そうしましょう」
まだまだ夜は始まったばかり。
あせる必要なんてないだろう。
手は繋いだまま台所に向かう二人。
手分けして夕食の支度に取りかかり、先生は米研ぎと味噌汁作り、ナギサ様はおかずを作ることにした。
早炊きにしたこともあり一時間足らずで米は炊き上がり、味噌汁は丁度いい温度を保ち湯気を揺らす。
おかずはしょうが焼きと、出来合いのサラダを食卓へと運び並べる。
「「いただきます」」
まるで新婚のような甘い空間がそこにはあった。
「「ごちそうさまでした」」
食べ終った食器を重ねて洗い場へと運ぼうとすると、ナギサ様が止めた。
「洗い物くらいお任せください。それよりもお風呂…どう…ぞ…」
徐々に顔を紅く染めながら、先生はナギサ様のおでこに口付けを落とし、感謝を伝えて風呂場へと向かう。
「ウフフ…まるで夫婦ですね」
大変笑顔なナギサ様。
上機嫌に洗い物を済ませてテレビを見ていると、気付いたら先生が上がってくる音が聞こえた。
「ふぅ…家事任せちゃってごめんね。次どうぞ」
バスタオルを腰に巻いてタオルで頭を拭いてる先生は、ナギサ様にお風呂を促す。
ではいってきますと、タオル類を持って風呂場へと向かう。
流石にお屋敷と同じように二人同時にはいれる程広くないため仕方ない。
残念に思っていたとしても口には出さない。
お風呂場はまだ温かかく、湿気を含んだ空気は身体を包み込みしっとりとさせる。
服を脱ぎ始めて籠に入れ、浴室に足を踏み出す。
シャワーの水圧は丁度良く身体を暖め、この間持ち込んでおいたソープ類を手に取り身体を洗う。
湯船に浸かり始めて数分、扉がノックされる。
「替えの服置いといたから」
「ありがとうございます。…そのままお部屋に」
待ってるよと返事の後、人影が消える。
先生はどんな服を用意してくれたのだろうか。
そろそろ上がろうと思い、脱衣室に上がる。
用意していただいたパスタオルで優しく髪を拭き、身体の水気を拭き取る。
そこそこに保湿を済ませ、着替えを用意された籠の中を見る。
「………?」
「チア…衣装…?」
コンコンコンと扉にノックの音が響く。
どうぞと声をかければ遠慮気味に扉が開き、ナギサ様が顔だけだして部屋にいる先生に声をかける。
「あの…先生?なにか手違いと思いますが、着替えの品を間違えてはおりませんか?」
「いやいや間違ってないはずだよ。姿を見せてほしいな」
顔を真っ赤にしながら恐る恐る部屋にはいるナギサ様。その姿は丈の短いスカートに、胸半分しか隠れてないユニフォームは下乳がチラリと覗かせていた。そしてご丁寧に腰にはポンポンを着けている。恥ずかしさから汗を滴らせ、肢体を伝って床に落ちる。髪型の指定まであり、態々髪を完全に乾かしてポニーテールに、付属していた花の髪飾りまで着け完全にチアリーダーとなっていた。
おいでと言わんばかりに両手を広げる先生。
ため息を吐きつつ、半袖短パンといった寝間着に着替えている先生の足に腰掛け、何時もの対面座位の姿勢となり抱きしめ合う。
「ナギサにお願いがあるんだけど」
「…ある程度予測はつきますが聞きましょう」
真面目な顔して瞳を合わせる。
「そのポンポンを奮って応援してほしい」
「……はぁ…いいですよ」
優しく先生をベッドに押し倒し、腰に跨がりポンポンを手に取る。しかしチアの経験は残念ながらない為、想像で補うしかない。
先生が余り見たことない顔をしている。物凄く期待に満ちた表情だ。覚悟を決めて行きましょう!
「ふ…ふれ~ふれ~…せ・ん・せ~」
声を震わせながら、ぎこちない動きでポンポンを振るう。二、三繰り返した所で股に明らかに元気になっている肉楔の存在を感じる。
「あの…先生?これでよかったんです?」
「大変よき…」
先生は大変喜んでいる。恥ずかしい思いをしたかいがあった…気がする。
下着の存在がないため、下乳から覗かせる乳嘴はピンと立ち上がり興奮の色を先生に知らせている。
しっとりと湿らせた秘部は、先生のスボンを濡らし肉楔を優しく刺激する。
ナギサ様は腰を浮かし、そっと下着を脱がす。
スカートを押し上げる肉楔に少々面食らうナギサ様。その間に先生の手は腰を撫で、そのままユニフォームの隙間から覗かせる乳嘴に親指と人差し指でスリスリと刺激を加えていく。
こそばゆさと甘い痺れを脳髄に伝えて、息は荒く短い感覚で吐息を漏らしていく。
肉楔は秘部の陰核を撫で始めた。
ひゃあと可愛い声をあげて腰を跳ねさせる。
太股に手を当て、支えてあげながら緩慢な動きで上下にずらせば、ポンポンを口に当て声を我慢する様子に愛しさを募らせる。
口の端々から漏れる声は甘さを感じさせ、涙を浮かべながら先生にもたれ掛かる。
耳元で感じる吐息には淫靡な音色に感じる。
顔を上げて眼を合わせれば自然と口が塞がり、バードキスのような軽い口付けを二人は堪能する。
「せんせ…」
「そ…ろそろ…」
「いれて…くだしゃ…い」
達する寸前で止められて、蕩けたナギサ様は限界に近くおねだりし始めた。
小鹿のように震える両手は先生の胸板に当て、騎乗位の体勢を整える。
心なしか背中の翼はへたり込んでいる。
先生はナギサ様の細く艶やかな腰をしっかりと掴み狙いを定める。
先端が秘部に当てられ吸い付いて仕方ない。
そこで足の力が尽きてしまったのが運の尽き。
ずるりと滑り一気に最奥まで貫いてしまった。
「────んきゅ」
瞬間息が止まり、しかし直ぐに身体が仰け反り深く達したようだ。先生は膝を立てて背中を支えたが、そのお陰か更に深く肉楔は秘部を蹂躙する。
「あ…あ…いって…あ…」
声も絶え絶えなナギサ様。しかして先生とて限界は近い。丹念に素股と愛撫によって仕上げた秘部は極上すぎた。
「ごめん…ナギサ…射精す…よ!」
ごぷりと粘性の高い音と共に吐き出された精は、子宮に叩き付けられ勢い良く呑み込まれていく。
確りと腰をつかんで一滴たりとて逃さぬと言わんばかりに、子宮は収縮していく。
「はぁ…はぁ…ナギサ大丈夫かい?」
満足度の高い射精というのは中々に体力を奪うようで、息を切らしながらナギサ様を気遣う先生。
息を整えて深呼吸をしたことで、少し落ち着いたナギサ様はもう一度先生にもたれ掛かり、耳元で囁く。
「ふぅ…ふぅ…ふれ~…ふれ~せ・ん・せ♡がんばれ♡がんばれ♡」
耳元で囁かれる応援ボイスに先生の肉楔は秘部の中で再び元気になり、遠慮なく秘部にピストンを叩き込む。突き刺す度に全力で吸い付く秘部は、肉楔を捕えて快楽を貪る。
「ご希望通りに…ね!」
「あん!んんぅ…!せんせぇ…また…いくぅ!」
もたれ掛かったまま下から突き上げられ、二度三度と連続で達するナギサ様。
愛液は止めどなく、先生の肉楔を包むだけではあきたらず、腰を湿らせていく。
再度限界になった先生は、起き上がりナギサ様を抱きしめながら対面座位となり、腰を更に密着させる。
「ナギサ…受け止めて!」
「あぅ…きて…くだ…しゃい…」
今日一番の勢いで秘部に注がれる精液は、子宮に到達し逆流してきた精液で秘部からコプコプと漏れ出している。
力なく背中に手を回すナギサ様は、舌を遠慮気味に出して口付けをおねだりする。
ご要望に答えて優しく舌を絡めて、甘い余韻と共にベッドに横たわる二人。
汗と愛液で中々の有り様ではあるが、今はこうして愛情を感じながら抱きあうのがいい。
明日はベッドの掃除しなきゃと思いつつ、二人の意識は静かに微睡んでいた。
「フフフ…さてさて先生は喜んでくれたかな?」