※この作品はR-18です。

あにまんSS備忘録   作:アルストロメリアMk-2

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ナギサ様への劣情14 寝不足

 

 

 

 

 

「まさかとは思いましたが…」

 

鏡の前に立つナギサ様。

夏。

ともすれば忌むべき太陽の日差しに苛まれる季節。すなわち先生に水着を、魅せる機会を得る絶好の季節!

 

……のはずだったのだが、衣装ケースから取り出した水着を着た所、一部分が収まりきらず大変不格好になってしまった。

 

「くっ…!なんとか収まりつきませんか!?」

 

たぽたぽ揺れる乳房を納めようと奮闘するナギサ様。しばらく格闘を続け、やっとの事で美しいプロポーションを取り戻したと思えた矢先。

 

 

ブチリ

 

 

無慈悲な音と共に水着は千切れ、床に落ちる。

お気に入りの一品で、先生に見てもらおうと張り切っていた分、心身ともにダメージが大きい。

しょんぼりしつつ、弾けた水着を諦め服を着る。

 

ナギサ様に電流が走る。

 

逆に先生に選んだ水着を着ればいいのでは?

そうです!そうですよ!そうしましょう!

そうと決まれば早速連絡してデートの日取りを決めましょう!

 

ナギサ様は絶好調だった。

2日も徹夜したのだ。変なテンションになっていてもおかしくない。というかおかしい。

早速先生に電話すると早口で捲し立てる。

しかし残念なことに、暫く1日デートできるような日付がないとのこと。

そんなことで今のナギサ様がめげるわけもなく、ならば夜にお屋敷に来るのはどうだろうか?と交渉を続ける。

それならばと先生は時間を作ってくれるようだ。

短い夜の間とはいえ、先生に会えるのならば無問題。電話を切って、懇意にしている衣服メーカーに連絡を入れて、あるだけの水着を買い込み、順次輸送してもらう。

 

ナギサ様の暴走は止まらない。

 

気付けばお屋敷に、運び込まれる夥しい数の水着。

一つ一つ丁寧にマネキンに着させ、部屋に飾る。

夜になる頃には準備は整い、先生を迎える準備も終えた頃、先生は訪ねてきた。

 

 

 

「やぁナギサ……大丈夫?」

 

「お待ちしてました先生!」

 

普段とは違うテンションの電話を受けて、心配しながらお屋敷についた先生。

明らかに深夜テンションのままのナギサ様に若干引きつつ、心配そうにナギサ様を抱き締める。

 

ぐりぐりと胸板に顔を擦り、ご満悦なようだ。

先生の手を引き、お部屋へと案内する。

扉を空ければそこにはマネキンがズラリと並び、お部屋を占拠していた。

ビキニ、ワンピース、タンキニ…等々数多の水着を並べている。

 

「どうでしょう?是非先生に選んで頂けませんか?」

 

「喜んで手伝うよ」

 

今此処に水着ファッションショーが開幕する!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ビキニだと…」

 

「この布地がですね…」

 

 

「色のアクセントが…」

 

「ふむふむ…」

 

 

「流石に露出激しいか…」

 

「ほぼ紐ですね…」

 

 

 

 

夜も更けて、床に散らばる水着を他所に盛り上がる2人は、しまいには金色のビキニを取り出してきた時点で一旦休憩を挟む。

 

そうして脱ぎ散らかした水着とマネキンを片付け始め、部屋には3枚の水着が残った。

あとは最後に先生が着せたいと思った物を選ぶだけだが、どうにも悩む。

1枚目は黒のワンピースタイプ

2枚目は白のビキニ

3枚目はピンクのヒラヒラがついたセパレート

ベッドに腰かけてナギサ様に膝枕する先生は、頭を撫でて落ち着かせる。

 

「ふぅ…かなり絞り込めましたね」

 

「お疲れ様。すこし落ち着いたかい?」

 

笑顔を向ける先生に、同じ様に笑顔を返すナギサ様。頭、頬、顎と優しく撫でられ心地よい。

そんなスキンシップを楽しんでいたら、いつの間にか寝息を立てている。徹夜明けの空元気も尽き、

労いの意味を込めて撫で続け、深い眠りについたのを確認し、布団を掛けメモ書きを残しておく。

 

「おやすみ、ナギサ」

 

額に口づけを落とし退室する。

眉間の皺はとうに消え、穏やかな寝顔を晒すナギサ様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…昨日の私のバカ!」

 

起きた時には昨日の失態に、顔を赤らめる羽目になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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