入浴
それは命の洗濯
先程の睦み合いを経て、全身が溶け合うほど愛し合ったものの、汗などで濡れており、身体を冷やすのは宜しくないとの事で、ベッド脇のサイドテーブルに置かれたハンドベルを鳴らす。
数分もせずメイドが「支度が整いました」と声をかける。
「先生、お風呂行きましょう?」
両手を広げて待ち構えていた
⋯⋯⋯
「随分と広いね」
「ミカさんやセイアさんと、お泊まりすることがありまして広くしたんです」
何時ぞやの事件以来、話し合いを深めて、三人でお泊まり会を定期的に開催してるとのこと。
広げられた手は先生の首にかけて、所謂お姫様抱っこの体制になり、一枚羽織る程度の為、互いに体温を感じる事ができる。脱衣所につき一度ナギサ様を降ろし、先生は衣擦れの音と共に籠へシャツを入れる。ナギサ様はシャツに手を掛けるも恋恋とし、恥じらいを見せる。
「あう⋯」
改めて、殿方の前で衣服を脱ぐと言う行為に、顔が熱くなる。先程まで愛し合って全てを曝け出していたと云うのに。
ふとシャツから顔を上げると先生が前に立っていた。左手が頬を撫で、首筋へと流れ、抱き寄せる。
翼がパタパタと忙しなく動き、昂揚する。先生の首に手を回し抱擁する。
プチプチ
先生は右手でシャツのボタンを、慣れた手つきで外す。ナギサ様が気づいた時には前がはだけていた。
頬を染めて、先生に脱がしてもらう。籠へシャツを入れ、手を絡めて浴室へと入る。
浴室は10畳もの広さがあり、確かに三人で入っても窮屈にはならないだろう。
「こちらを使ってください」
ナギサ様と洗い場へ座り、渡されたシャンプーとボディソープ。クリアガラスに明らかなブランドのものであろう刻印
普段使っているものとは、比べ物にならない程の一品に先生は別の意味で緊張した。
まず頭を洗う。とろりとした薬液が髪に吸い付き、僅かな香料が鼻をくすぐる。
そして身体、ふわふわのボディタオルに薬液を滴らし泡立てる。しっとりと滑らかに皮膚を洗い流す。
なんと心地よいことか。泡を流して隣を見やる。
ナギサ様は頭を洗い終わり、毛先にオイルを塗りこんでいた。長い髪故手入れを重ねていく。
絵画の一枚絵のような美しさ。見惚れていると髪を纏めて、上に整える。
そしてボディソープに手を掛けたところで視線に気づく。
「あ⋯あの⋯先生⋯宜しければ先に湯船に浸かって頂いても⋯」
さてどうしようか。先に湯船に浸かりながら、この美しい女体を熟視するのもいいかもしれない。
しかし、それではどうにも芸はない。それならばいっそと、ナギサ様へと近づき、背中に陣取る。
「洗ってあげるよ」
そっとボディタオルを貰い、泡立てる。
「では⋯お願いします」
まずは背中、肩甲骨から臀部にかけて優しく洗う。首筋から流れて腕を持ち腋、腰⋯と背面を洗い一度流していく。
次に翼だ。濡れて若干嵩が減った翼に優しくタオルを這わせていく。動かすのを我慢しているのか、肩は震え、
ピクピクと手が触れる度、翼が揺れ動く。翼の根本は念入りに洗っていく。頬を染めて、口に手を当てて声を我慢している姿に、些かの悪戯心が湧き、洗い流した背中に口付けを落とす。
「~~~んん!」声が漏れた。ご満悦な先生。
「次は前だよ」
「⋯お願いします」
椅子を回しこちらを向いてもらう。
若干息が荒い。美しい⋯然りとてこのままではまた冷えてしまう。洗い始めよう。
足を曝け出して足先から順に脹脛、太腿へタオルを這わす。
「脚開いて」
ゆっくりと開き、太腿の内側を磨く。秘部に差し掛かり、ナギサ様の眼を見ながら洗っていく。
徐々に声が嬌声へと変わる。甘い痺れは上へ上がり脳髄を刺激する。
一際腰が震える。洗っているはずが蜜が溢れ、椅子に滴る。息を切らして先生の頬をつねる。
「⋯いじわる」
可愛い抗議を受けてごめんよと先生は詫びる。下半身は終わり次は上半身だ。
ボディソープを足そうとする先生に手を添え、か細い声でナギサ様は言う。
「こちらは⋯素手で⋯」
脇にタオルを置き、手にボディソープを垂らす。タオルとは違い泡立ちは遅いが人肌に温まり、泡立ってきた。
腹部から順に、徐々に上へ手を伸ばしていく。胸が手に乗り、形を変える。念入りに指を這わせ汗が溜まりやすい部分を洗っていく。手を開き、胸の丸みに沿って揉む様に洗う。人差し指、中指で乳嘴を挟み込む。
とても柔らかく、いつまでも揉んでいたい程魅力がある。しかしそろそろ洗い終えそうだ。シャワーを外し温度を確かめシャワーを掛けて洗い流す。鎖骨に口付けも忘れずに落としておこう。身体は跳ねた。
「そろそろ湯船に入りましょう」
先生の手を引いて、大きな湯船へと入る。先生は足を伸ばして開く。そして開いた足の間にナギサ様は座る。
背面座位の体勢となり、お腹に両手を回し抱き寄せ、二人は温まる。
「気持ちいいね。広くて足も伸ばせるよ」
「ウフフ⋯大きなものに変えて正解でした」
ナギサ様は頭を先生の胸元に置き、力を抜く。温度は40℃とぬるま湯に設定されており、長風呂しても早々のぼせる心配はないだろう。ナギサ様の髪から滴る雫が谷間を通って湯船に落ちる。
先生は片手でナギサ様の頬を撫でて唇に触れる。しっとりと柔らかく形を変える。そのまま顎、首、胸を手慰みにしていく。ナギサ様はなすがままに、愛撫を受け入れている。
ナギサ様は横に向き口を差し出す。口寂しくしてしまった様だ。そっと口付けを交わす。
口付けを交わしてる中、ナギサ様の手は、先生の肉楔に到達する。亀頭を優しく撫で、情欲を掻き立てる。
一度口を離し、身体の向きを変え、対面座位になる。
秘部にあてがった肉楔はするりと中へ入りこみ、湯で温められた中を堪能する。
しかし、互いに動くことはなく、抱きしめ合うのみ。
なんと幸福な時間か。なんてことない他愛無い会話や、ティータイムの様な日常の幸せとは一味違う。
濃密な逢瀬が心を満たす。ずっとこの時が続けばいいとそう思えるほどの幸せを感じられる。
少しだけナギサ様を浮かし、対面胡坐の姿勢に変え、胸を堪能する。
先を口に含み舌で転がす様に遊ぶ。自身の胸にご執心な先生を見て、当番で様々生徒を関わりをもち、自身よりも魅力的な生徒がいるかもしれないだろうに。しかし今は私に夢中になってくれている。その事実に光栄に思う。
秘部がうねり、肉楔を刺激し続けさらに膨張し、奥底を叩く。
そろそろ限界が近いものの、離れたくはない。全部中へ出してもらおう。
「ナギサ⋯そろそろ」
「はい、全部受け止めさせてください」
二人はより一層抱きしめ合い、吐精を受け、ナギサ様の身体を快楽が蹂躙する。
先程も出したはずなのに、変わらず多くの種をナギサ様へ注ぎ込む。子宮が喜びに打ち震え、収縮しイキ続ける。
何度イったか解らない。もはや身体に力が入らない。先生へもたれかかる。息は荒く、先生の耳元で喘ぎ続ける。
「うそ⋯またおっきく⋯」
出したばかりのはずが、自身の吐息や声に反応し再度、秘部の中で肉を押し除けて膨張する。子宮の中が痺れ、目の前がチカチカする。お腹がヒクヒク動き肉楔を刺激し続ける。溶けてしまいそうだ。先生は臀部に手を当て、しっかりと固定する。逃げ場がなく、ただただ快楽を享受し続ける。
「また出すよ」
喉から出るのは嬌声のみ。最後の力で先生に抱きしめ返す。先生は腰と臀部を掴んで奥へと一突きする。
三度目の吐精は流石に量は少なものの、ナギサ様の中を再度蹂躙する。
湯に中に入りきらない精がコプコプと漏れ、口惜しいと言わんばかりにキュウキュウ秘部が収縮する。
暫し、甘い余韻に浸っておくとしよう。
息が整い始め、甘い痺れは残るものの、身体が言うことを聞き始めた。そろそろ上がらねば、のぼせてしまいそうだ。
上がったらアイスティーで喉を潤そうか。先生には何がいいだろうか。そんなことを考えて、立ちあがろうとするも、腰が抜けて立てそうにない。
「せんせ⋯手を貸していただけますか」
「また抱っこしてあげるよ」
頬を赤く染めて翼で顔を隠し、か細い声でおねだりするのだった。