そんな怪しいのぺっしなさい 作:ぬるぬる
2話目になります。
「さて、ユーノくん。明日はアリサちゃんとすずかちゃんも含めて実技訓練だからそろそろ寝ようね」
「そうだね、で、やっぱり?いや、居候の身でわざわざ部屋を作って貰うのも悪いし、やっぱりリビングで…」
「部屋は流石に今日いきなりってわけにはいかないから、ゴメンね。でもね、私ユーノくんの事もっと知りたいの。だから、一緒に…いて…」
「あっ…ぅわ…、そんな…」
犬畜生のなり損ないを切り飛ばし、3個目(内2個はデバイスとなっているが)を回収したなのは達。
神社で簡単に射撃魔法を撃ったりしても問題なさそうだったので、明日からなのはも含めて3人組で魔法の実技訓練を始めることとなった。
諸々の事も済ませて、さあ、寝るぞと言う時になって、ユーノがヘタレた。
いや、日本より子供の成熟の早いユーノ達からすれば、もうこの歳になればなのはの年齢でも、女性として扱うのが常識であり、その常識に沿うなら同衾を疑われても文句を言われても仕方が無いのだ。
そうして固辞しようとするも、なのはに縋り付かれて現在に至るのである。
なのはは、やっぱり大人びているって言っても、まだまだ初心で可愛いと思っていたりするのだが。
さて、どうしてユーノに固執して一緒に居ようとするかといえば、この時間位しかなのはの身体について詳しく調べられないであろうことが予想が付くからだ。
そして何より触手達も、なのはもムラムラしているので早くおっ広げに日課を行う環境を作りたいのであった。
夜中の自慰は、触手達の餌を確保する為という大義名文のためであり、隣の部屋や階下に伝わらぬ範囲で粛々と行うべし。
との桃子のお達しで、肉繭を作らねばとてもでは無いが守れそうに無かったのである。
また、簡易検査によれば、触手は魔力を帯びている事が判っており、早々誤魔化せなくなるなら抱き込んでしまえというわけである。
そして、消極的なユーノの為にこちらから動いたのであった。
「ねえ、ユーノセンセ…♡これ…どう思う…?」
「すごく……大きいです……」
「うふふ、これから…じゃなくて、何処が起点になってるとか、ジュエルシードとのリンクとか!」
「ゴメンゴメン。でも何でそんなややこしいムードなのさ!しかも先生って!」
「だって、キャミになっただけで顔赤くするユーノ君が可愛くって…」
「くっ…君くらいの娘なら少しは恥じらいという物をだね…」
「……。物心着くかどうかな頃からずっと続けてきて、身体の構造すら変わってCTも撮れない私に、普通なんて……ね」
「あわわわわっ、判った、判ったから、診察だから、これは診察だから…」
(ふふっ、ちょろいの…)
戯けながら深刻な過去を仄めかしてユーノを精神的に縛る。
それにしてもチョロすぎである。
将来ハニートラップに引っかからないか他人事ながら心配になるなのはであった。
まあ、都合が良いので利用させて貰うのだが。
「ほら、この子と同型の子がジュエルシードを咥えていったの」
「うーん、イソギンチャクと口っぽいし、快感を魔力に変える性質状、意味が有るはずだけど…」
「この子は胸とかが好きな子だね。ほら、こんな風に。あっ…あん…」
「うわっ!…いや、これは治療なんだ……。ふむ…確かに乳房全体を保持して乳頭に噛み付く事で、エネルギーを励起させているね。胸部からそのままリンカーコアに魔力が送られているから、なのは自身はそのまま変換出来るみたいだね…」
「あんっ…そんなに見つめないで欲しいのっ…」
「ご、ゴメン!…これは治療…見られる事によって全身で魔力が活性化しているから、性的欲求を覚えるとこう言った挙動を示すのか…」
ちらちらと仕掛けるものの、使命感が勝って、平常通りになってしまった。いや、其れどころか探求者としての血が騒ぐのか、仕事モードに入ってしまった。
マセているなら楽に落ちると思われたが、予想以上に純真である。
それなら、次に進めるまでだ。
「ねえ、先生のサンプル取らせて欲しいの」
「うーん、確かに比較対象が欲しい所だね」
「うふふ、脱がしてあげる」
「うわっ、ってこの行為でも僅かに反応が有るのか…。母性による充足感も快楽…いや、充足感か…?」
「それじゃあ、先ずは上から、着けながら紹介していくね」
「うん、これは…うわっ!目隠し?」
「そう、視界を封じることで何処から来るのか、そして人間である以上、いつ終わるか解らない暗闇は恐怖心を煽る効果があるの」
「あっ、でもこれって初めは暗かったけど、今は巻きついている感触はあっても、視界が塞がれてないね」
「だって、今は見えないと困るの。因みに私からはきちんと目隠しされている様に見えるの。ほら姿見で確認してみて」
「あっ、本当だ。これだと顔の半分が隠れちゃってるね」
「顔バレのリスクを回避しつつの羞恥を煽る場合に使ったりするのかな。流石に外で使ったこと無いけど」
「そんな!外って…」
「まあまあ、視覚制御に行ったから、次は聴覚だね」
「あの、なのはさん。この根っこの様な形状に少々不安を覚えるのですが…」
「だって視神経や脳に接続したりするからこれは最適化された形状なの。それに、神経系へのパスはここから枝分かれして、視認できない大きさまで細分化されるから、肉体への影響は無いの」
「うーん、不安だ…。って、何だか凄くぞわぞわするんだけど!ってか何で湿り気が?!」
「ユーノ君、ちゃんと耳掃除してないの。邪魔だから撤去するの」
「あっ、んくっ、あ、今触腕を伝って魔力が伝送されたね。うーん、特に吸い取られた様子も無いし。感情の機微や神経系の伝達信号から元のエネルギーを…ってうわっ!ここは何処?」
「ふふっ、視神経に干渉すると錯覚でほら、色んな場所に」
「うわっ、ひっ!ってそんなにコロコロ変えられたら酔っちゃうよ」
「ゴメンゴメン、それじゃあ元に戻すね。こしょこしょ…」
「ひゃわっ、擽ったいよ!ってあれ?」
「伝達神経に干渉すると、ほら、触覚が。因みに自由落下なんかも」
「うわわぁぁっ!ってベッドに座ったままなのに落ちてる」
「ね?色々使い道があるでしょ」
「う、うん。何だか未だに錯覚で内臓がビックリしてるよ…」
「さて、次は嗅覚と呼吸系だね」
「呼吸器の様な、ガスマスクの様な…って何だか顔が黒一色何だけど」
「じゃあ、透過してみるの。そして嗅覚への干渉」
「うーん、何も無い様に見えて実は付いてるんだよね、これ。サーチャーで魔力サーチすると形が解るし。何だか凄くいい匂い…あ、花畑だ…。って急に寒いっ!吹雪で耳が痛い。しかも大気が薄い…。なのは…僕はもうここまでの様だ…」
「はい、起きてー」
「っはっ?!これは…」
「そう、他のと併せると夢の世界なの」
「うーん、これは嵌ると厄介だなぁ。サーチャーを通してみると何とか違和感に気付けるけど」
「これで大体顔パーツは終了なの。ボールギャグとか諸々有るけど鉄板はこれなの」
「うーん、既に全身乗っ取られている様な…まあ、次は?」
「それじゃあこれにしようかな、防寒着にもなる触手スーツ」
「うわっ、ドロドロとした液が上から…って下半身も?!」
「そりゃあスーツなんだから上下セットなの」
「うーんって何で胸が?!しかも感触まで…」
「厚み、形状、材質。表地から裏地までお任せなの。そして…」
「うひゃっっ、胸が、触ってないのに揉まれて…っっんっ!」
「ふふっ、ユーノちゃん可愛いよ」
「なのは…ちゃんはやめてよ…っっつ?!」
「ふふっ、敏感なお胸を揉んであげるの。それに体表はこれで思うがままなの。ね?動けないでしょ?」
「ちょっと?!あっ、身体が勝手にベッドでM字開脚を…くっ…」
「筋肉迄は干渉してないから無理に動いちゃダメなの。関節外れるよ?」
「わ、判った。って何でズボンが膨らんでるのかな?!」
「うふふ、将来の予行練習なの。男子中学生は何の前触れもなく、シャンプーの香りだけでこんな事態になったりするらしいの」
「って、それ漫画の知識だよねぇっ?!」
「さてさて、先程筋肉は干渉してないと言いましたが、する方法も勿論有ります」
「流した?!って干渉も何も、脳髄から伝達すればいいんじゃ?」
「勿論、それも出来るんだけどね、神経系を奪っちゃうと実感が無くなって、回収率が悪いの。だから、外皮から筋肉に干渉して…」
「あっ、勝手に腕が上がっていく。意識すると元に戻せたりするのは干渉度の違い?」
「そう、あんまりにも抵抗出来ないと活力が無くなっちゃって美味しく無いの」
「へえー。って、なのはさん、その僕が今大っきくなっている様なモノが先についたのは一体なんでしょう?…」
「ふふっ、ユーノくんが卑猥卑猥って連呼した、返しが着いたイボイボ状の触腕だよ?」
「う、うん。気にしてたんだね、なのは。で、それはナニニツカウンデショウ!」
「ふふっ、判っている癖に。皮膚からの干渉方法が有るなら粘膜からの、内部からの干渉方法も有るに決まってるじゃない」
「いや、もう十分に魔力の流れも確認したし、ね?」
「何言ってるの、ユーノくん。此処からが本番じゃない」
「ひっっ!そんな肉食獣の様に見つめられても、僕は美味しく無いよ!!」
「そんな事ないの。それに美味しく無くても美味しくする為のこの子達なの」
「ちょっ、ちょっ!あっ、其処は、だめっ。アッー!!」
なのはとユーノの夜は長い。
続きます