※この作品はR-18です。

そんな怪しいのぺっしなさい   作:ぬるぬる

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少しエロい


02

 気が付くともう陽が傾いていた。

 何だか不思議な事が起きていた様な気がしたが、辺りを見回しても、手を見ても謎物質は何処にも無かった。

 夢だと思い直した彼女は一先ず家に帰ることにした。

 

 家にたどり着いても、やはり誰も居らず、ただいまの声だけが虚しく家の中に吸い込まれていった。

 母親は帰ってきていたのであろう。

 今日の晩御飯の用意がしてあった。

 心配かけただろうか、それとも何も思わなかったのだろうか。

 そんな思考がぐるぐるとしたが、異様にお腹が空いていた為、早目の夕食を摂り、部屋に戻る事にした。

 そしてスカートが皺になるのも気にせずベッドにダイブした。

 そしてまた、睡魔が襲ってきた。

 

 夢現な気分に浸っていると下腹部に違和感を覚えた。

 それと同時に胸の奥から何かが吸い出される感覚があった。

 何だろうとは思ったが指一本たりとも動かせる気分では無かった。

 そのまま身を任せていると股部から何かが入っていく感触がした。

 それは未知の感覚であり、恐怖だった。

 思わず叫ぼうとしたが、漏れ出る声は微かなものだった。

 

「あっ…あん…っっ……」

 

 身体が段々暑くなってきた。

 それと同時に股がムズムズするのが止まらない。

 思わず身を捩ったが胸が衣擦れする感触が嫌に敏感に感じ取り、くすぐったい様な、不思議な感じであった。

 

 相変わらず声が出ず、起き上がることも出来ず。身を捩れば全身がくすぐったく。

 それでも股部の異物感とふわふわする感覚は大きくなっていく。

 そうしてどんどん身体が火照り、吐息だけが漏れる中、どんどん彼女の思考が白く塗りつぶされていった。

 遂には視界に星が散り、息を吸うのもままならず、意識が朦朧とし、そして果てた。

 幼い彼女にはわからなかったが、紛れも無くイったのであった。

 彼女に解った事は、全身が熱くくすぐったくて、股に何かが入っていくと気持ち良くなり、そして、胸の奥がポカポカして、頭の中が真っ白になると凄く気持ちがいいということだった。

 

 そして彼女は汗も拭かずに、パジャマに着替えることもせず、眠りに着いたのであった。

 

 

 翌日、朝早く目が覚めた彼女は、着の身着のままで、お風呂にも入っていない事に気づいた。

 しかし、寝起きなのに何故か頭の中が冴え渡り、何でも出来そうな充足感に満たされていた。

 身体の指先から頭の中まで、何処でも知覚出来る様だった。

 ここ最近では感じたことの無かった、やる気溢れる、ポジティブな感情。

 足の筋肉が収縮と弛緩し、バネの様にベッドから飛び出せそうな気がする。

 いよっし!、とベッドの上からとぉっと飛び出した。

 イメージではドアの前に華麗な着地を決めるはずだった。

 しかし実際は、布団に躓き頭からカーペットにヘッドスライディングを決めただけだった。

 

「にゃはは……、中々上手くはいかないの……」

 

 摩擦でヒリヒリするおでこを押さえながら独り言ちた。

 彼女は気付かなかった。

 本当なら首を捻挫しかね無い、いや、実際捻挫するダメージを受けていたことを。

 ヒリヒリするのは今までの経験からそう感じているだけで、実際は傷一つ負って居ないことを。

 そして、そのダメージを瞬時に修復する身体になっていたことを。

 そして、彼女の身長が1cm程の高くなっていたことを。

 

 

 着替えを用意して風呂に入ろうと、追い焚きしながら脱衣所で服を脱いでいたところ、異変に気付いた。

 彼女のパンツの下に何か履いている事を。

 それは昨日の球体と同じ黒いものが、パンツの様に彼女の身体をピッタリと覆っていた。

 脱ごうと手をかけるも、接着されたかの様に剥がれる様子が無かった。

 内心叫びたかったが、まだ兄が道場に行ったかどうかという時間。

 迷惑をかけたく無い一心で声を出すことを踏みとどまり、口を両手で抑えた。

 何とか家族を起こさなくて済んだと思ったのも束の間、下腹部をかき回される様な異物感が彼女を襲った。

 漏れでる吐息を我慢し、一先ず風呂場に避難したのであった。

 

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