そんな怪しいのぺっしなさい 作:ぬるぬる
「大体の経緯はわかった。だが、親御さんがいるのに引き離す事は無いんじゃないか」
「でも、フェイトちゃんのお母さんはフェイトちゃんの事を見てくれてないんだよ?!」
なのはの説明を聞いた士郎は結論から言った。
どうやらなのはは思いつめてしまっている様だ。
ゆっくりと話してやらねばならない。
そう士郎は思った。
「それでも、きちんと親子の間で解決すべき問題だ。なのはが負うべき問題ではないし、ましてや母親として振る舞う必要は無い」
「じゃあ、どうすれば良いの?!フェイトちゃんを見捨てるなんて出来ない!」
「わかっている。だから私達を頼りなさいと言っているんだよ」
「でも、フェイトちゃんのお母さんはジュエルシードを一人で集めさせる様な人なんだよ!」
それならなのは達に集めさせている私達は何なのだ。
そう内心で自嘲する。
勿論昔の伝手を使い、捜索して貰ってはいるが、中々成果は挙がっていない。
結局発動して危険になった所をなのは達が武力で抑え込んでいるだけだ。
たとえ見つかったとしても結局封印には幼い子供達の力がなければどうしようも無く、その際に暴走して巻き込まれるリスクは小さくない。
結局フェイトの母親となんら変わらないのかもしれない。
しかし、それでもなのはにはま他人の人生を背負わせる訳にはいかない。
「なのは、フェイトちゃんの家族の問題と、ジュエルシードの問題を混ぜてはいけないよ。なのはがやるべき事はジュエルシードを探してユーノ君に返してあげる事だ」
「それはそうだけど…」
「もし、それをフェイトちゃんのお母さんに渡しても結局何の解決にもならない。フェイトちゃんの家族の問題はあくまで本人達が折り合いをつける話なんだ」
恐らくフェイトの母親は、例えフェイトが抜かり無くジュエルシードを集め、献上したとしてもフェイトを省みる事は無いだろう。
しかし、それだからこそフェイトと母親が向かい合い話さなければならない。
そして、母親の真意をはっきりさせなければならない。
「勿論フェイトちゃんはジュエルシードを集め終えるまでここにいて貰っても問題ない。その後だって大歓迎だ。でも、折角の親子の関係を外から割って入って絶ってしまうということは避けるべきだ」
「じゃあ、どうすれば良いの?!時空児童相談所なんてあると思ってるの?」
なのはは一刻も早く悲しみから解放してやるべきだと考えている。
勿論悲しい出来事は長く続かせるのは良いことではない。
しかし、親子の縁の問題をそう簡単に、一時の情念で断ち切れる訳がない。
そもそも、なのはだって親の愛受ける立場であるはずだ。
結局なのはが強引になっているのも、元々は士郎達の愛情をかけれ無かった過去を重ねているからだ。
「なのは、少し頭を冷やしなさい。今の所フェイトちゃんに何か危害が及んだわけでもない。ジュエルシードを集めれなかったフェイトちゃんに対して酷い事をするのであったら、私達が話して大人になるまで預かるといった話をする。だから思い詰めるのはやめなさい」
「でも、私は…フェイトちゃんのために…あの子には…」
「なのはには、なのはにしか出来ない事がある。今は親元から離れて不安になっているフェイトちゃんのそばに居て安心させてあげることが必要なんだと思うよ」
「わかった…。フェイトちゃんと一緒に居る…」
なのははフェイトと肉体的接触で親子愛に目覚めた様だ。
初めて会った相手、しかも同年代の子供に性交を行い、胸の内を聞いて自らを重ね合わせたような境遇に運命を感じてしまうのも無理は無いのかもしれない。
もしかするとなのはは、人とは性交を交えないと分かり合えないと考えているのかもしれない。
生きるために性的興奮を得なければならない。そう聞かされた時から、もしかしたらという危惧はあった。
だからこそ剣を通じ、力を振るうことの意味と覚悟、そして自らを律する事を教えてきたつもりだった。
しかし、なのはには身体だけの関係でなく、心できちんと信頼を築いて欲しい。
結局他人だよりになるが、あれ程入れ込んでいるフェイトとの関係でなのはに変化が起きるかもしれない。
とりあえずは、再度性教育をやらねばならない。
士郎はそう締めくくった。
紆余曲折あったものの、フェイトとの同棲という目的は達成しルンルン気分のなのはである。
フェイトを娘の様に思っているのは本当だが、流石に人攫い同然で連れてきた同年代の子と犬耳お姉さんを住まわせてくれとは言えなかった。
少々泣き落とし気味になったが嘘ではない。
勿論再度両親同伴での教育される迄も無く性交の重要性は理解している。
しかし、なのはにとっては生きるための糧であり、自分も相手も気持ち良くなれる手段なのである。
結局、孕ませる積りもなく、実際その機能を使っていないので、スキンシップの延長という認識から出ないのだ。
魔法の存在を知って幻術や回復が出来る様になったのもそれに拍車をかけていた。
フェイトを育てたいと思ったのも、結局のところ一緒に居てラブラブエッチがしたいという所なのだ。
さて、フェイトちゃんとこれから何をしようかな、なんて考えながら部屋に戻ると、フェイトが起きた。
そして、母乳をねだり吸い付いた後、キスをねだる。
頬が赤い。
「フェイトちゃん。正気に戻ってるでしょ」
「な、なんのことかわからないよ、なのはママ」
頬どころか顔を真っ赤にして胸元へ隠れる。
流石に一時の情欲で流されるなんてことは無かった。
しかし、人の温もりを、個を認め愛される喜びを知ったフェイトはなのはになら甘えられると思った。
母の、プレシアに甘えれなかった抑圧された思いをぶつけても良いと言ってくれたなのはに甘えたい。
しかし、今までそんな経験が無かった為にどうすれば良いのかわからず、赤ちゃんプレイを続行しようと決意していたのだ。
しかし、思った以上に恥ずかしい。
速攻でなのはに見破られる程度には嘘も隠し事も下手なフェイトなのだ。
なのはと目を合わせた瞬間から顔が真っ赤になっていたのだった。
「フェイトちゃん、私のお母さんの所に行こう。それで、思いっきり抱きつこう。私と違って母乳は出ないしお股を弄ってくれないけど、でも愛してくれる」
「そ、そうなのかな?私はなのはのお母さんの子供じゃ無いよ」
「大丈夫、うちのお母さんは泣いたユーノ君もギュッとしてるし」
なのはは細かい経緯は知らない事が、ユーノは居候の身で、しかも危険物の処理をなのはに押し付けた責任について悩んでいたのであった。
そこを桃子が不器用な兄と複雑な妹を育てている経験を活かした手腕で聞き出し、抱きしめながら解していたのであった。
ユーノは部族で母代わりな人は居たが本当の母には育てられた事が無かった。
そして、早くも責任者として各地に赴き、部族内外の大人達と折衝を行い、大人と変わらない扱いを受けてきた。
読み物等で母性というものの存在も意味も知っていたが、自分には縁の無い物だと思っていた。
しかし、管理外の世界で、未だ救援も事件の解決の見込みも無い状況に疲れてしまっていた。
そして、自らが危険な状況に巻き込んだ子の親に、悩みを見抜かれそして慰められ、とうとう気持ちも涙腺も決壊してしまったのだ。
そんな裏事情は知らないのでなのはは、ユーノ君とマザコンプレイでユーノ君からエッチなミルクを……等と考えていた。
そして桃子にフェイトとなのはがリビングのソファーで抱きついていた。
急に甘えてきた二人に驚くも、何だかこうするのも随分無かったな、と思い微笑む。
「うふふ、フェイトちゃんの髪さらさらねぇ」
「も、桃子…さん、ありがとう」
「さん、何て良いわ。お母さんでも良いのよ」
膝枕をされたフェイトは桃子に優しく髪を梳かれ、恥ずかしくなり桃子に顔を埋めた。
そんな恥ずかしがり屋なフェイトを優しく見つめる桃子。
こんなに暖かくて良いのかな。
フェイトは幸せ過ぎて怖くなった。
ブルリと震えたフェイトになのはが抱き付いた。
なのははフェイトのうなじに顔をうずめ、フェイトに聞こえるように匂いを嗅いだ。
すぅーっ、と嗅がれていることを感じ、何だか気恥ずかしくなるフェイト。
いやいやと、首を振りながら逃げる様に、桃子の腹にのめり込んでいく。
あらあら、と微笑まし気な桃子。
フェイトにガッチリ腰に腕を回され、より密着する。
と、腕に力が入った。
あら?と見てみるとなのはがフェイトのうなじをペロペロと舐め、胸と股に手を入れ、揉み込んでいた。
なのはは、はぁはぁ興奮してフェイトを味わっている。
「こーら、なのは。フェイトちゃんをいじめないの」
「違うの、フェイトちゃんが背中が不安そうだったから暖めてあげてるの」
「フェイトちゃんをおもちゃにする悪い子はこの子ね」
と、桃子がなのはの脇を擽る。
あひゃひゃ、と堪らずキスマークを付けていたのを中断され仰け反る。
しかしフェイトへのボディタッチは辞めない。
寧ろ全力でイカせようと擽ったさに悶えながらも抵抗する。
あひゃん、うひゃんと桃子に抱き着く安心感となのはの指テクで快感とに翻弄され、フェイトはほわほわと緩やかにイッた。
ピクン、ピクンと無言で軽く痙攣したフェイトを見て桃子はなのはの頬を抓った。
「こら、なのは。フェイトちゃんにはまだ早いんだからそんな事教えちゃダメ!」
「だって、フェイトちゃんにも気持ち良くなってもらいたいの」
「それでもまだ身体が丈夫じゃない子供にはダメよ。本当だったらなのはにもダメって言いたいんだから」
「はーい」
怒られながらもフェイトを弄り、逃げる前にクリを転がしてピクピクした様子を満足しながら逃げていった。
「ごめんねフェイトちゃん。うちのなのはが…」
「ううん、なのはは凄く気持ち良い。桃子…にぎゅっとしながらだともっと…」
「でもフェイトちゃんにはまだ早いからやっちゃダメよ。女の子なんだし、変な癖付けちゃダメよ」
「でも気持ち良いんだよ。桃子…に頭撫でられるのも気持ち良いけど」
「うーん、そうねぇ…じゃあ、あれやってあげる」
「あれ?」
「そう、あれ」
性感を芽生えさせられたフェイトには抗い難い快感なのだろう。
しかし、やはり恥じらいも無く快楽を貪るようになってしまうのは、はしたないと思い、他の気持ち良い事をフェイトにする事にした。
そして、
「ねえ、桃子。それでどうして耳掃除なの?」
「うふふ、フェイトちゃん。身を委ねて耳掃除されてみたらきっとわかるわ」
「ふうん、そうなんだ」
そして耳掻きを持った桃子の膝に再度横たわるフェイト。
そして、桃子の技が光る。
「あっ、すごい…なんだかゾクゾクする……あんっ……、そんなっ、奥までぐりぐりしちゃっ……」
「ほら、フェイトちゃんの普段触れない所まで届いちゃったわよ。ほら、壁の方をコリコリすると…」
「ああん、すごい、すごいよももこぉ…!」
「ほら、なのはより気持ち良いでしょう?」
「んっ、そんなのわからないよぉ……どっちも気持ち良くて選べないよぉ…」
「ほら、フェイトちゃんのお豆さんを弄らなくても気持ち良いでしょう?またやってあげるから弄っちゃダメよ」
「ああん、わかった、もうしない…。だからまたやって、桃子。お願い…」
「良いわよ、ほら、今度はこっちもよ」
「あん…しゅごい、気持ち良いよぉ…」
桃子にフェイトが寝取られる様を見て、なのははギギギと柱の影から歯噛みするのであった。
「ユーノ君っ!」
「は、はひっ?!」
「なのはもユーノ君を気持ち良くさせてあげるの。身体の隅々までぬっちょんぬっちょんに磨いてあげるの!」
「いや、僕も桃子に耳掻きを……ちょっと?!そんなに引きずらなくても…えっ、部屋に着くまでに脱がすつもりなのかい!ちょっ、やめっ!あっ、そこは…あんっ!……」
そして、同じくフェイトを羨ましく見ていたユーノを部屋に連れ込むのであった。
一方アルフは…
「ねえ、美由希。どうだい、こっちは!」
「うん、やっぱりワイルド路線は鉄板ね!じゃあ次は……」
美由希と買い出しに出掛け、購入した服で2人ファッションショーを行っており、難を逃れていた。