そんな怪しいのぺっしなさい 作:ぬるぬる
設定垂れ流しなのでお好きで無い方は後書きへ。
次から無印編!
「ねえ、結局これって何なの」
「ん〜、私にもわかんない。てへ」
「てへ♥︎じゃないでしょ!可愛く言っても誤魔化されないんだからねっ!」
話題に登ったのは、アリサとすずかに渡している黒い粘液だ。
毎日動かして、遠隔バイブ代わりに使っているなのは自身、結局のところあまり良くわかっていないのだ。
父と稽古を初めて早々バレて家族会議になった時も、アリサと拳で熱く語り合った時も、兄と共に月村さん家の秘密を打ち明けられた時も、それぞれが調べてくれたものの成果がなかったのだ。
今の所自動に切り替えなければ、好き勝手に動き回ることもないし、分裂させて所有権を譲渡してもマスター権限が残っているのか暴走させた事は無い。
そもそもなのは自身の身体が何処まで人間で、何処から触手なのか、わからなくなっているので、手を動かすのと同じ様な感覚なのである。
あの日から矢鱈と本能的に、快楽に、性に対して積極的になっているが、IQテストや思考テスト等を受けても異常は無い。
勿論、自分が同年代の子供達より随分先を行ってしまっていることは自覚しているし、社会的に隠さねばならないということもわかっている。
それにより孤独感を感じたこともあったが、2人の親友はそんななのはを受け入れ、|感染者(キャリア)になってくれたのである。
「まあ、なのはもあたしの家で手を回してもわからないんじゃあどうしようも無いわね」
「アリサちゃん、やっぱり引き取ろうか?」
達観した意見で先程の問いを引っ込めたアリサだったが、矢張り巻き込むべきでは無かったかと、回収を申し出るなのは。
「はん。それこそ今更よ!今コレを手放して元に戻れると思ってるの?」
「ご、ごめんなさい」
「謝んな!これは私が自分の意思で、覚悟して受け入れたのよ!」
「う、うん!」
蒸し返すなのはに、後悔して無いと突っぱねるアリサ。
「ま、まあまあ、2人共落ち着いて。なのはちゃん、アリサちゃんは気負うこと無いって言ってるだけだからね?」
「そ、そうよ。別になのはのせいなんかじゃ無いんだからねっ」
今迄聞く側に回っていたすずかだが、ヒートアップの予感を感じ取り、取り成した。
アリサはすずかに不器用な慰めを翻訳されて気恥ずかしくなった。
「うん、ありがとう。アリサちゃん、すずかちゃん」
安堵の笑みを浮かべられ、尚更気恥ずかしくなるアリサと、その様を見て微笑ましくなるすずかであった。
「で、単刀直入に聞くけど、最近胸の奥に変な熱を感じるんだけど」
「あ、それって気のせいじゃ無かったんだ」
迂遠な前置きのせいで話が逸れてしまったが、アリサが話したかったのは此方の様であった。
思い当たる節があるのか、すずかも同意する。
話を振られたなのははと言うと。
「えーっと、実は私も感じてるんだけどわからないんだよね」
気まずそうにポリポリと頬を掻きながら、にゃははと笑った。
「ええぃ!そんなわけ分からない物をよく人にあげようと思ったわね!この、この!」
「いひゃい、いひゃいよありひゃひゃん」
「まあまあ、謎が増えただけで悪い影響があるわけでも無いしね?」
余りにもあっけらかんとした回答にアリサは再び怒髪天を衝き、感情の赴くままになのはの両頬を引っ張った。
抗議の声を上げるなのはだが、どうやら聞き入れられなかった様だ。
閑話休題。
「で、結局分かってることは気持ち良くなれば謎エネルギーが増えて、そのエネルギーを食べてこいつらは生きてる。で、どんどん気持ち良くなれば貯めておける量が増えるって事で良いのかしら?」
「ひゃい…」
ようやくヒアリングの内容を纏めたアリサ。
なのははまだ頬が気になる様だ。
「で、えーっとね。私の場合は身体の中で混ざってるみたいなんだけど、アリサちゃん達のは混ざってないみたいなの」
「何でそんな事が解るのよ」
「うーんとね、そうだ!うーん、これでいけるかな?」
根拠も実感も無いのに確信している様子のなのはを見て訝しむアリサ。
証明する方法があると言うので、任せてみると。
工事現場等に良くある、コーンと、それ同士を繋げる棒、コーンバーを持ってきた。
「なのは、そんな物持って来てどうすんのよ?」
「まあまあ、いくよ」
何をするのかと思えばコーンバーを口に含んで飲み込み始めたではないか。
しかも痞える事もなくぬるぬるとなのはの中に飲み込まれて行く。
コーンに通す輪っかが喉を押し出しているのが見える。
そしてするすると飲み込まれていき、お尻からぷりゅんと突き抜けて来た。
これにはアリサも口をパクパクするしかない。
そして貫通されたままコーンに輪っかを乗せ、そのまま宙吊りになった。
そして、突然ぬるんと突き抜けた。
「なっっ?!」
これにはすずかも含めて驚いていた。
「ね?人の身体じゃ出来ないでしょ?」
パンツとキャミと制服でぶら下がるなのはが居た。
「いや、確かに信じるけど、あんた締まらないわね」
「にゃはは、痛いところを突かれちゃった」
ぷらぷら揺れながら頬を掻くなのはであった。
「まあ、なのはと私達のが違うってのは理解したけど、他に何か無いわけ?」
「うーん、そう言われましても…」
びっくり人間ショーの後片付けをした後、再びこれが何かに使えないか吟味する3人であった。
「後は、形を変えられるくらいしか思いつかないなぁ」
「ああ、あれね。あの後大変だったんだからね」
形状変化の話を聞いて苦虫を噛み潰した様な顔になるアリサ。
先日イク事を認識させられ、昇天している間にキャミソールとショーツに変えて返されたのであるが、これが普通に脱ごうと思っても脱げなかったのである。
あの後、何故かさっぱりして目覚めた後、お茶会をしてその後月村邸からお暇して、疲れていたのでお風呂に入ろうとしたところ。
何時もお尻に入っているアナルパールが無く、代わりに見た覚えの無いスケスケのキャミソールとフリフリリボンの付いたTバックを着けていたのだ。
不思議に思いながらもすずかが悪ノリして着せたのかと思いながら手をかけたが、脱げない。
確かに質感があるのにぴっちり張り付いているかの様に、脱げないのだ。
しかも引き離そうと察知したのか上半身と股を弄りまくるのである。
『ちょっ、ちょっとまって!』
静止の声をかけるも止まらず、そのまま風呂場で酸欠寸前まで責められたのである。
その後復活したアリサはなのはに怒りの電話を入れ、漸く拘束から解放されたのであった。
「まあ、汗も吸ってくれるし、寝間着には重宝してるんだけどね」
現在は当たり前の様に使用しているが、苦い思い出を思い出して少し機嫌が悪くなった。
「そういえば黒以外無いわけ?流石に装飾出来るっていっても単色ばかりじゃ飽きちゃうわ」
「うーん、そんなこと言われても…」
「とりあえず試してみたら?」
リクエストするアリサに悩むなのは。
結局すずかの言うとおり試して見ることにした。
暫く後、アッサリ成功した。
形状と共に念入りに色も指定しながら成形すると、出来たのである。
おまけに材質も変化出来たのであった。
ただし、なのはが成功してからでないとアリサもすずかも出来なかった。
「ちょっと、なんで試してなかったのよ!」
「そんなこと言われても…」
自分の身体という思いが強かったのか、そこまで思い至らなかった事に困った様に笑うしか無いなのはであった。
その後、雑誌の写真から想像して服やアクセサリーを創れる様になり。
物欲も多少だがエネルギーになる事に気づいたのであった。
なのはの触手は色と材質を変えれるようになった!
なのはは触手と一心同体!
アリすずは体内に留めているだけで人体構造は変化なし!
性欲>>>戦闘>知的欲求>睡眠>食欲>>物欲 位で謎のパワーが貯まります。
そして次から1期に入ります。