鈴井志帆にはクラスメイトが居る。学生ならば当たり前の事だが、丁度良い距離感のと前置きを付けるとその数は極端に減る。
「あの、さ…」
(…またあの話題かな)
根掘り葉掘り聞いてくる者は少数。しかし好奇心から遠回しに質問をして来る生徒は多い。怪盗団の知名度、人気が増していく毎に、かつての事件の当事者というアドバンテージは、とても興味を惹かれるものなのだろう。
「そ、そうだよねー!ごめんごめん!」
「あはは…」
理性では聞いては行けない事だとは皆分かっている。
しかし人の好奇心とは時に理性で抑えきれない事もあるのだ。
接したら大丈夫そうだったし、もう何ヶ月か経った後だし。そんな理由をそれぞれ自分につけて、事件の事を聞こうとする。
大体は怪盗団関連の質問だろう。怪盗を見たか、誰か心当たりのある人は居るか等。あの事件の内容を聞きたい生徒は少ない。
──鈴井ー、今大丈夫か?
「!…うん、大丈夫。どうかしたの?」
──まだ慣れてないだろうし、学校の中案内しようかなって。
「ありがとね。…じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」
会話が途切れ、変な間が出た時に貴方が声を掛けてくれる。いつの間にか居た貴方を認識すると、先程までぎこちなかった表情が自然と和らぐ。
クラスメイトには断りを入れて、貴方の元まで近寄ると、貴方は声を掛けた用件を伝えた。
(ふぅ…)
貴方の直ぐ後ろに着き、鈴井志帆は安堵の息を心で吐いた。案内というのは口実だとは既に分かっている。転校初日から、少しキツくなって来ると貴方が自然と声を掛け、こうして休憩をくれる。
──自販機は此処と屋上近くしか無いから気を付けてな。何か飲むか?
「お茶…にしようかな」
──おっけー。冷たいので良いよな?
「うん。お願い」
ガコンと音がしてペットボトルに入ったお茶を受け取る。
人は少なく、近くのベンチまで歩くと其処に腰を掛けた。
何も聞かない。横に少し間を空けて座る貴方は鈴井志帆に何も聞きはしない。聞いても他愛のない事。バイトとかする予定があるか?そろそろ夏休みも近いしなと。そんな普通の事を聞いてくれる。
「激しい運動はしない方が良いから、まだ控えると思う」
──あー、そっか。授業の時も休んでるしな。鈴井。
「そう。だから大人しく勉強でもしてるつもり」
──まあ、暑いし。シンプルに外には出たくないけど…。
貴方とのやり取りは何処までも普通。だが、鈴井にはその普通が良かった。踏み込み過ぎず、遠すぎず。
普通のクラスメイトとしての距離感が、とても貴重に感じたからだ。
「──ッ!」
──おっと…近かったか。悪い悪い。
「う、ううん。ごめんね、私のせいで…」
──『適切な距離感』。前に言ったろ?気にするなって。
あの事件の後遺症か、鈴井志帆は時折男性に怯える様な仕草を見せる。表情が強張り、体が硬直する。それは貴方にも例外はなく、軽く挨拶として手を上げただけでも鈴井が硬直した時はあった。
貴方は知識からそれが体罰と性的暴行の影響だと理解した。となるとあまり近寄ると鈴井が話しづらいかと、鈴井協力の下、お互いの適切な距離感を測ったのだ。
「…その距離なら大丈夫…かな…?」
──じゃあこれからはこのくらいを意識するな。
「ごめんね…わざわざこんな事…」
──気にすんな気にすんなって。これがお互いに良い、鈴井との適切な距離ってやつだから。
ベンチに座る今も、微妙な距離を空けて2人は話をしている。少しづつ、この距離も縮められれば良いなと思いつつ、今日も鈴井志帆は貴方と交流を重ねた。
「エスケープ!」
チアがペルソナを出し、3人を光が包むと気付いた時には周りの景色が変わる。実験として、出来るだけ遠くから入り口付近まで、チアのペルソナで転移は可能かを確かめていたのだ。
「戻りましたね。プレイヤーの望み通りに」
「えへへー、チアちゃん凄いんだよ!どう、プレイヤー!」
結果は文句無し。レベルが上がり、特定のポイントに瞬時に移動出来る技をチアは覚えた。前々から気になっていた事を試す為には、チアの技は非常に重要。
成功すれば文字通り活動範囲が広がる。予想は結果に現れ、これならば問題無いと貴方は判断した。
「んっ…ちゅる…れろ…♡で、プレイヤーは何処に行きたいの?」
「あんっ♡…プレイヤーは常々に、メメントスを経由して…んんっ♡あんっ♡」
ご褒美としてチアを抱き寄せ、その唇と濃厚なキスを交わす。貴方の首に手を回して、チアは貪欲に唇に吸い付いた。
片方の手はコマンダーの臀部へと伸ばされており、貴方の代わりに説明を行う彼女へと、時に秘部に手を回して快感を与える。
「んちゅ…♡へー…そうなんだー」
「説明が終わりましたので、ご奉仕しますね…♡あむっ…ふふ…♡大きくて熱いです…♡」
ジュル!ジュルル!と音を立てて奉仕を開始するコマンダーを他所に、貴方は快楽を感じながら思考を整理していた。
メメントス。東京から離れた貴方が居る場所にもそれはあった。複雑さは流石に東京には及ばないだろうが、異世界があるというのが重要な点だ。
要は東京以外の場所にもメメントスはあるのか。貴方が居る都市以外もあるのかが疑問として残っていた。
「んっ!♡んっ!♡ジュゾ♡ジュゾゾゾ♡♡」
「あんっ♡…プレイヤーのエッチ♡んむ…ちゅる…れるれる…♡」
奉仕を受けながらも思考は回る。手慰みにチアのお尻を揉みつつ、貴方は考えた。
移動先でメメントスを探索するのは時間が掛かる。大体は駅付近にあるだろうが、それでも行きに帰り。それにメメントス内の探索時間も考慮すると移動だけで大半が過ぎる。
ではメメントス内から移動するのはどうか?…可能ではあると思う。電車と駅という概念が此処にはあり、東京の奥深くへと線路は続いている関係上、途中下車をすれば電車での長距離移動は可能だ。
しかし、それは一方通行。行くまでの線路と電車はあるが帰りのは用意されていないのだ。色々と集めている関係上、行きしか無いのは当然かもだが。
と、此処で。チアの存在が重要になる。少しづつ試していく感じにはなるが、電車を使い次の都市エリアまでからはこうして帰還出来た。となれば理論上は可能ではある。
メメントス探索からメメントス経由での移動を試し、目的の地まで電車を乗り継ぎする。
「んぶっ!?♡♡ゴクッ…♡ゴクッ…♡♡」
──ビュルル!ビュクビュク!!
「んもー♡コマンダーだけズルーい!」
頭を掴んで喉奥までチンポを入れて射精。驚きはしたが慣れたものなのか、コマンダーは喉を鳴らしながら精液を嚥下していった。
ご褒美を貰えるのは自分の筈なのに、これではコマンダーの方が良さそうだとチアはご立腹な様子。
「チアのオマンコ使う?プレイヤー♡」
「──オッ゙!??♡♡♡」
──ドチュッ!!
とはいえ帰還方法は確立出来たが、電車での移動時間が退屈である。電車の中には他の認知存在も居るが、話しても特に面白くはない。電車の中には使われない個室のトイレも認知されたのか存在する。
その中でこっそりとコマンダーかチアと交わりながら暇を潰すのも有りかもしれない。
「──オッ゙♡イグッ♡♡チアのオマンコッ♡♡イグッ♡♡」
──パンパンパンパン!!!
貴方がバックからチアを犯している最中、コマンダーは立ち上がると見張りとして周囲を見渡していた。入り口付近だが警戒は必要。貴方に犯されたい願望はコマンダーにもあるが、今は我慢してチアが犯されている近くで見張りをこなした。
「オッ…♡で…出てる…♡♡」
ビュルル…!ビュルル…!!
チアの奥深くまで立ちバックから種付けをすると、引き抜きれた瞬間、オマンコからは逆流するように精液が溢れ出した。その後は場所を変え、結局コマンダーもハメ潰すまで抱いた。性欲が空っぽになるまで2人を抱くのはとても気持ちが良い。
何時かはこのメメントスも消える。その時に彼女達と会えなくなった時に、この成長している性欲をどうするか。
ふと思いはしたが、今考えても仕方ない事かと貴方は今日のメメントスを引き上げた。
「チェックポイント追加ー!」
電車から駅へと降り、何個目かのチェックポイントをつくる。流石に転移出来る範囲には限界があった。次善策として考えていた何回かに分けて転移をする。その方法は有効だったので、ギリギリ転移出来る範囲にポイントを追加して行く。
東京に比べれば目的地は遠くないが、それでもまあまあのチェックポイント数。チアはまだまだイケるとは言うが、余裕がある内に到達してくれると良いが。
移動中、暇つぶしにコマンダーとは交わりながら電車が次のポイントに着くまでを過ごす。チアは重要な役目がある。
今のコマンダーの様に快楽に蕩けた頭にする訳には行かない。拗ねるチアにはキスと愛撫で我慢して貰い、漸く目的地が見えて来る。
「八十稲羽かぁ…何か久し振りかも」
電車から駅へ。そして恐らくは八十稲羽のメメントスに到達する。八十稲羽にある建物、それが異世界にチラホラ見える様から此処が目的地で間違い無いだろう。
認知存在ではあるが、久慈川りせとしての記憶はあるのか異世界ではあるが、懐かしそうにチアは辺りを見回す。
「はーい!」
「わ…分かり…ました…♡」
目的地には着いた。記録したポイントを転移して行けば、今度からは電車を使わずに此処まで来れるだろう。殆ど1人で貴方の性欲を受け止めていたからか、コマンダーの足はプルプルと震え、とてもじゃないが探索を出来る状態ではない。
帰還方法も確認する事も兼ねて、着いてから少し経つと地元へと転移を開始した。
「うわー…これ雪子先輩の城じゃん。…まだ残ってるの?」
「何ともまあ…派手な佇まいで…」
…これには驚いた。今回の目的は八十稲羽に居るかも知れない、特別捜査隊の認知存在を探す為に来た。
彼等と縁深いこの地ならば、他の異世界よりも認知存在を探せるかと思ったからだ。
同じ異世界という共通点からか、時折ノイズの様なものは走るが、貴方の記憶にある城と目の前の城の特徴は一致する。
「…あ、多分居るよ。雪子先輩の認知存在的なやつ」
「ちなみに何処でしょうか?」
「あそこ!」
こう言った時のセオリー通りか、天城雪子の認知存在は城の一番奥に居るようだ。城から伸びた箇所を指差すチア。
真逆自身にもダンジョン…パレスとは違うからダンジョンだよな。を探索する時が来るとは。
「近くにシャドウ居るよ、気を付けて!」
「…プレイヤー、仕掛けますか?」
雪子姫の城に潜入し、怪盗団の真似事までするとも思いはしなかった。しかしこれはこれで楽しくはある。ジョーカーの様に物陰から一気に忍び寄る…
『!?』
「気付かれた!戦闘準備ー!」
「え、ええと…どんまいです、プレイヤー…」
…初めてでは上手く行かないか。そう考えるとやはりジョーカーには才能があったのか。後で練習しようと心に誓いつつ、貴方達は戦闘を開始した。
「あらー?誰、貴方達?」
「雪子先輩!久し振りー!」
「?誰、貴方?」
「ええーっ!?」
途中、中ボス的なのを倒したり変なギミックを解いたりして最奥まで到達する。パレスとは違い、一度現実で予告状を出す必要がなくて良かった。一度帰るのは面倒臭い。ゲームとは違い、ショートカットも無しに此処まで再び来なければ行けないからな。
「…話を聞くに、彼女はチアと会ってはいない時の認知存在と考えられます。なのでチアの事を知らないのでは?」
「ええー…じゃあ完二とかも私の事知らないわけ?何か生意気ー」
「さっきから何を言ってるのか分からないけど…」
認知存在同士とはいえ、チアには天城雪子への親愛の情がある。自身の存在的に仲間には会えないと思っていたのか、嬉しそうに話し掛けたが誰だという反応をされればショックは受けるだろう。
コマンダーがどういう関係かを貴方に聞き、この城に付いても途中話したので其処から推論を話す。
推論から言うと、この天城雪子が知っているのはこの時に助けに来た仲間くらいか。巽完二ならば昔の縁から覚えてはいるか?
「貴方は私を迎えに来た王子様かしら?」
「あれ、シャドウの方だったの?」
「この城での戦い、其処で一番強く認知されたのが彼女の方だったという事でしょう」
服装も雪子姫のものだったが、目は黄色で無かったので認知天城雪子か認知シャドウの方かは分からなかった。しかし貴方を見て、王子様かと期待を寄せる瞳は黄色く光り。彼女がシャドウ寄りなのは雰囲気から察せられる。
「ふふ!ふふ!嬉しいわ!私を連れて行ってくれるのね!」
「まあ…間違ってはいないよね」
「チア、サポート準備をお願いします」
「了解ー!」
王子様かどうかは分からない。だが彼女を求めて来たのは事実。自分の仲間になって自分の物になって欲しい。自身の欲望から貴方は天城雪子の認知存在を欲する。
理由はどうあれ、貴方が認知雪子を連れ出そうとしているのは分かる。自分を欲する様な目も高得点だ。
「じゃあ…王子様へのテストをしなきゃね…。王子様ぁぁぁ!!!」
【認知存在アマギ・ユキコが現れた!】
「雪子先輩のシャドウってあんな感じだったんだ…」
「チア!有効属性は!」
「氷結と銃撃だよ!火炎には耐性あるから気を付けてね!」
「…有効属性はありませんか」
認知存在である彼女は戦い用に姿を変えた。その姿は認知されたもう一つの雪子として、かつて特捜隊が戦ったシャドウの姿に似ている。違う点は4つ羽があり、胴体から伸びている首が2つあり、頭が2つある所が違いである。
シャドウとしての雪子。元の雪子が混ざった認知をされているのだろう。
『ほらほら!王子様頑張って!!』
空を飛び回り、2つある頭からそれぞれ火炎魔法を同時に放つ。
「…どうしますプレイヤー?ああも上過ぎると攻撃が届きません」
「ちょっと、雪子先輩強すぎー!手加減してよー」
『アハハハ!!私より弱い王子様なんて要らないわ!それなら死んでしまいなさい!』
モデルガンは1つだが所持している。単純に銃を撃ってみる経験をしたかったからだが、有効打はこれくらいか。とは言え天井付近までは届きそうに無い。届いても威力が足りないだろう。
なら何とか近くまで寄せる必要がある。
「…分かりました。必ず当てます」
「プレイヤー!死んじゃ駄目だからね!?」
『コソコソと何をしてるのかしら!纏めて消し炭にしちゃうわよ!!』
引き付け役は王子様として認識されている自分が良いだろう。そうでなくとも買って出はしただろうが。ハンドガンをコマンダーに渡し、隙が出来たら撃ち込むように頼む。
攻撃役はコマンダー。サポートとして認知雪子には気付かれないよう、チアには自分でなくコマンダーへのサポートを要請する。
貴方は単身、何とかして認知雪子を担当する。下手をすれば…そんな予想が過るが敢えてそれは考え無い事にする。
『あら…?其処まで言われると悪い気はしないわね…』
ペルソナを出さず、攻撃しない事をアピールして認知雪子の視線の先へ。体中に熱を感じるが、それは我慢。
君の美しい体を抱き締めさせて欲しい。姫である彼女に響くよう、その内容を大袈裟に、認知雪子を褒める様な言葉を添えながら高らかに語る。
王子様への負の感情がある訳では無い。此処まで好意を謳われ、一度で良いからと抱擁を求められるのを無下にするのも可哀想だ。
『…でも、私の体は熱いわよ?それでも良いのかしら?』
『ふふ…其処まで言うなら、この燃える様な羽で王子様を包んであげるわ…!』
ふわりと認知雪子は貴方の下へと降りる。そして攻撃する様を見せず、ただ抱擁を待つ貴方に羽根を大きく広げて優しく包み込んでいく。攻撃の手は来ない。それ故に認知雪子は貴方に夢中で、それ以外の存在への注意を忘れた。
まだだ。まだ逃げられる。抱擁を受ける直後。それが望ましい。火を伴う羽根に包まれれば、貴方の命は潰える。
もう少し。チャンスは一度、貴方からの信頼に応えるべく。焦る気持ちを抑える。
──今!!
『──ぎゃっ!!??』
片方の羽根を狙い全弾を撃ち込む。痛みから壮絶な叫び声を上げて、痛みに悶える。弱点と不意をついたお陰か認知雪子は大きな隙を作った。
「2人共!総攻撃チャンスだよ!」
「──行きます!プレイヤー!」
この好機は逃さない。痛む体はチアのサポートスキルにより少し緩和した。攻撃は最大の防御。2人の息を合わせて認知雪子へと連続でダメージを与えて行く。
『ゆ、許さない!!私の想いを利用して!!』
そう言われると申し訳無くは思う。今度はしっかりと実力を上げ、準備を整えてからボスには挑むようにしよう。
ゲームではないからと基礎的な事を忘れていた。力への慢心。それを思い出させてくれた相手である。
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!』
【認知存在アマギ・ユキコを倒した!】
卑怯ではあるが、今回は此方の勝ちである。
「──納得出来ない!」
「勝ちは勝ちだしじゃ駄目?雪子先輩」
「勝ったとしても乙女的には0点!王子様失格だよ!」
「勝ち方に思う所はありますか…」
今回は反省の多い戦いだった。テストの為と言うよりは生き延びる為の戦闘だった。特に使った方法が大層お気に召さなかったようだ。
「うん。じゃあまた来てね。待ってるから!」
このままでは認知怪盗にしてもしこりが残りそうだ。改めて後日挑むのでその時に再び採点し直してくれないかと提案する。勝ちは勝ち。それ自体は納得している認知雪子は、勝者側である貴方の案に乗っかる。という訳で後日…
「痛たた…こんな変わる?」
「有効打があると無しの違いが明確になりましたね」
「私はサポートだからパス!」
射程が長い銃を模した銃。それを自分だけではなく仲間にも用意すると、意外と前よりもスムーズに戦闘が終わる。
飛び上がっても遠距離から攻撃出来る手段があれば、何発か銃弾を当てると認知雪子は地へと落ちる。そのタイミングで総攻撃を仕掛ける。それの繰り返しで今回は余裕を持って勝利した。その代償として貯金が飛んだが、認知雪子を手に入れられるのなら安いものだ。
「今回は文句ないよ。正々堂々と戦って負けたからね」
『では、始めよう』
「あ、喋った」
「急に喋る時があるんだよねー」
貴方の仲間に入る事を素直に了承し、シャドウを捕獲すると認知怪盗を作る展開へ。ファウストの作業中も、雪子とチアは話しを続ける。チアへの記憶が無くとも、仲間になったのだから気は合うのだろう。
「サクヤじゃないんだ…まあ仕方ないか」
自分が持つペルソナについては知っている。しかしそれは本人の物だ。残念には思いつつも、代替えのペルソナで納得はした様子。
「それじゃあ次はどうするの?」
「オッ♡オッ♡オグッ!?♡♡」
「フルール先輩のイキ顔ってこうなんだ〜♡」
城の一室。其処へ雪子改めコードネームフルールを連れると、前戯はそこそこに本番を始める。
体付きは細いが出る所は出ている体型。今もバックから乱暴に突くと、ブルンブルンと揺れる胸が鏡に移り眼福だ。
「グリッ♡グリグリしないでっ♡♡」
──グチュ!グチュグチュ!!
「こう言う時のプレイヤーって意地悪だからねー♡無理無理♡聞いてくれないよ♡」
後ろから腰を打ち付けると、四つん這いを保てなくなりお尻を上に上げた体勢へと変わる。フルールの桃尻を両手で掴みながら、手にした女の体を充分に堪能していく。
苦戦したからか自分のチンポで喘いでいるフルールを見ると、俄然やる気と満足感が満ちるのを感じた。
「太っ♡♡太くなった♡♡」
「うわー♡プレイヤー、フルールの事をガチで堕とす気だよ♡♡」
「私達の様に…プレイヤーの女だと理解らせるまでハメ潰すんです♡♡」
「も、もうプレイヤー君のだからっ♡♡だから一旦…♡──おうっ゙!!?♡」
チアとは違い。貴方が腰を振る後ろにコマンダーは控えている。背中から抱き着き、その控え目だが確かにある胸を押し付けて、自分も居ると密かにアピールしているのだ。
「オッ゙♡オ〜〜〜〜ッ゙!!??♡♡♡♡」
──ビュルルルル!!ドピュルルル!!
「射精長っ…♡♡」
「逃さないように抑えつけての種付け♡♡私達でなければ妊娠確実です…♡♡」
がっしりと尻は掴みながらピストンをする。快楽から逃れられず、豪華な天蓋ベッドの上で、フルールは仲間2人に見られながら種付けをされる。
頭を抑えつけられながら、奥深くまで挿入されて子宮満タンになるまで種を注がれた。フルールは初めてを奪われ、その後も意識が飛ぶくらいにピストンをされて、乙女がしてはいけない顔をしながら快楽に震えた。
「ぢゅるる!♡れろ♡ちゅる♡ふっ♡ふっ♡」
「フルールだけ良いなー」
「プレイヤーが満足するまで我慢です♡その後は嫌と言ってもハメられますよ♡♡」
「…期待と怖さで半々かも♡それ聞くと…♡」
仰向けに未だ快楽の中にいるフルールを変えると、そのまま2度目のピストンを始める。正面から抱き着きながら、唇を合わせると無意識にフルールもそれに舌を絡ませて、少しづつ強く貴方を抱き締める。
種付けプレスの2人だけの雰囲気に、チアから不満の声が上がるが、貴方の性欲旺盛さを思い出すと、ブルリと震える体を抱き締めてから、今もフルールを夢中で犯す貴方に視線を向けた。
「すきっ♡すきっ♡プレイヤー君のオチンポすきっ♡♡」
「んむっ!??♡♡♡」
(また♡また奥まで出されてる…っ♡♡♡)
お腹がパンパンになるまで。結合部の隙間から絶えず注いだ物が逆流するまで。手に入れたフルールを満足するまで抱いた後は、
「イクイクイク…!!♡♡♡」
「プ、プレイヤー…♡♡少し…少し休憩を…オッ…!??♡♡♡」
──ビュルルルル!!パンパンパン!!!
(ま…まだあんなに…♡♡)
3人を相手にしても萎えない種。雄としての優秀さに、知らずフルールの中の雌は貴方という雄に自然と堕ちていった。
「あむっ…♡何とか挟めるね…♡♡」
仰向けに寝ている貴方へと、胸を使った奉仕を復活したフルールはしている。ベッドは広いが、その上には貴方に抱き潰された2人が、白濁液を垂らしながら荒く息を吐いている。
「んむっ…ちゅる…れろれろ…♡」
(裏筋も舐めてあげて…♡)
3人目の自分の認知怪盗。これからは鍛える時間も必要だ。前は何とか勝てたが、それは王子様として貴方を認識してくれたのが大きい。下手をすれば死んでいた戦い。今度はそうならないよう、準備と実力を整えてからボス戦には挑もう。恐らくはある雪子姫の城の様な場所。鍛えるだけならば他のダンジョンに行くのも有りかもと考えながら、フルールの口の中へと、射精をした。
帰るまでにはチアに復帰して貰わないといけない。これから抱くのはコマンダーかフルールに絞り、性欲が続くまで2人を抱いた。
思ったより評価が貰えたので感謝として書きました。メメントス内を移動して仲間を増やすよという回。戦闘はサラッと流すつもりでしたが、意外と書いてしまった。現実で会うだけだと問題が色々とあるし、他の方法を提示しました。同じ異世界同士少しは認知とかされてるのかなと、過去の舞台を模した疑似ダンジョンと、奥にはその時最も強く認知された存在が居ると設定。勿論独自設定です。
一応異世界の力を使って生まれた認知存在なので、簡単にはリポップしません。だから認知存在アマギ・ユキコは今は雪子姫の城奥には居ません。力を用意するか時間が立てば復活するかも。
天城雪子のコードネームはコノハナサクヤから連想して花。フラワーよりはフルールかなと思いフルールにしました。
怪盗服はコノハナサクヤが着ている服と、仮面はコノハナサクヤの鼻から上部分を着けているイメージ。参考としてどうぞ。
あ、それと書くの忘れたので。コマンダーは念動属性。フルールは同じ火炎属性を扱えます。
認知怪盗は本人とシャドウの性格が混ざったくらいを想像してくれれば。
大体書く設定はこれくらいかな?此処まで読んでくれてありがとうございました。