「ごめん、待たせたかな?」
大丈夫と待ち合わせに少し遅れてしまった鈴井を労る。
鈴井志帆から何処かに出かけないかとお誘いを受け、行く場所、予定の擦り合わせを行いこうして今に至る。
「うわ、やっぱり沢山だ」
──流石に夏休みだからな。
(ちょっと緊張してきたな…)
訪れたのは巨大なアミューズメント施設。ゲーセンから体を動かせる遊び場まで、多種多様な設備が整っている場所だ。
鈴井志帆も貴方も、体を動かすのは好きだということ事から先ずはこの施設に一緒に行こうという流れになった。
──距離大丈夫か?
「うん、それくらいなら平気」
鈴井志帆には男性苦手意識がある。しかし何時までも苦手だと逃げ回るのも難しい。これから本格的に復帰するならば、少しづつだが男性との距離も前と同じくらいにはしなければいけない。
幸い、鈴井自身元気は徐々に取り戻しつつある。この良い流れに乗って、苦手意識緩和の相手として選ばれたのが貴方だった。
──結構、動いても平気なんだな!
「よっ!最近はねっ!」
お互い経験は少ないがやり方は知っているバドミントンを選択。動き回るスポーツだから大丈夫かと思いはしたが、軽快に走り、羽根を打ち返す姿を見るとそれも杞憂かと悟る。
──ふー、休憩休憩。
「直ぐに汗出て来るね…」
室内だから空調は効いているが、夏にこうも激しく動けば汗も大量だ。備え付けの自販機からドリンクを購入すると、流した汗の分、体に補給していく。
「それにしてもかなり動けるんだね。何かスポーツとかやってたの?」
──…うーん、趣味で体は動かしてるからかな?
「ランニング?」
──そんなところ。
ブランクがあるとはいえ、体の調子が戻ってからは軽く体は動かしていた。元運動部だから体力にはそこそこ自信があったが、今も尚余力がある様に見える貴方に鈴井は驚いた。
確か部活には入ってなかったよねと考えてから、疑問に思った事を質問する。少し間が空いた後に、日頃自主的に運動はしていると返答が帰って来た。
「それじゃあ胸を借りるつもりで、またお願いします」
──OK!
運動をして疲労が溜まったからか2人の距離は近い。
気にするには意識を割かなければいけないのだ。それをするのも億劫なくらい疲れれば、余程近くなければこうして気にはしない。
「…速くない?」
──バッターになると感覚違うよなー
バッティングを行える施設に移る。ホームランを出せば景品を貰えるというシステム。ならばと2人意気込んで挑んだはいいものの。辛うじて当てるのが精一杯だった。
結果はヒットを何発か打ってその回数に応じたお菓子を貰い終了。
「うーん、悔しい…」
意外だったのは鈴井がかなり悔しそうにしていた事。
ボールに当てた回数は貴方の方が多い。負けず嫌いな面があるんだなと知らなかった一面を知り、何だか得した気分だ。
「次はあれやろうよ」
緊張していた表情は自然になり、鈴井本来の顔が何度も見れた。途中からは苦手意識の特訓なんて忘れていただろう。
体を自由に伸び伸びと動かせるのが楽しいのか、疲れに苦しみながらも笑顔は絶やさない。
「…ちょ、ちょっとはしゃぎ過ぎたかな」
──いやいや、こっちも楽しかったよ。
「…そう言ってくれると嬉しいかも」
帰りの時間が近付き、施設を後にする。帰路の最中、思い返すと恥ずかしかったのか少し照れた様子を見せる。
暫し会話を続けながら歩くと、別れ道が。それぞれ家に向かう道へと進み、また次にと約束してから手を振った。
『不可能』
「基準は何なんでしょうか…」
「諦めるしかないんじゃなーい?」
メメントス。今日は夏休みという事で朝早くから潜っている。とは言え今日は他の都市に行くとか、メメントス内を探索するのがメインではない。
ズバリ一般人認知怪盗化デーだ。今日は。
「ペルソナ使えそうってあやふやな判定だよねー」
「実際使ってるのは私とチアだから、丁度半々だね」
今の所新たな仲間を増やすには八十稲羽に行くか、柊アリスの様にペルソナ由来の人物を探すしかない。個人的な嗜好から女性が良いので、更に幅は狭まる。
といった所でふと思ったのだ。前に可能性は低いとファウストに言われた片っ端作成。1回くらいはそれを試しても良いのではと。
そうして思いつきから始めた作戦であったが、結果は芳しくない。既に2桁は試しているが、肝心の作り手であるファウストが無理と言って作ってくれないのだ。
現実では道行く人々を観察して、あの子可愛い!となった人間をターゲットにし。そのままメメントスに潜ると認知したお陰で出来た筈の認知存在を元にして作成依頼。
『不可能だ』
「はい、じゃあプレイヤーまたよろしくー!」
「いい加減諦めた方が良いんじゃないかな…?」
そして断られると現実に戻ってターゲットの選定。見付けたら──という繰り返しを朝からしている。
目立った成果もなく、ただ異世界と現実を行き来するのは精神的にかなり応えてきた。
──次やったら諦めます…
「…それが良いと思います」
「終わったら慰めてあげるね!プレイヤー♡」
2桁に入ってから往復をする事何度目だったか。もう選定する時も選ぶ気力が残っていない。そんな状態で仮に成功しても中途半端な結果になるのは目に見えている。
可能性は低いと言う助言にはそれ相応の理由があったという事だ。流石に現実でのトライ&エラーは心に来る。キリのいい回数だし次で終わりにしよう。
「そうして彼女は人間の足を手に入れたのです」
既に太陽は丁度上まで来ている。振り返って見れば朝から自分は何をやっていたのだろう。そんな気分になる昼頃だった。
最後のターゲットは誰にしようかなと半ば諦めてはいるが、単純に可愛い子を探す。どれだけコマンダーやチア等、自分自身を好いてアピールしてくれる女の子が居ても、それはそれとして他の女の子を探すのは男の性なのだ。
どうせなら滅茶苦茶可愛い子が良いなーと昼間だからかごった返す道を歩いていく。
その途中。道の脇で何人かの老若男女が集まっているのを見掛けた。何かあったのかと少し近くに寄り、集まりの中心へと目をやった。
「ですが彼女は声を失っています。王子様には会えましたが、自身の事を告げるのは叶わなかったのです」
糸に繋がれた人形。それを巧みに操り物語が展開されていく。演目はかの有名な人魚姫。話の流れから原点の方かと先ずは劇の方に目が行った。
「こうして人魚姫は泡となりました」
何だかんだ終盤まで見入ってしまい、パチパチと周囲の観客達が手を叩く音を聞いてハッと我に返った。
何人かの観客がパフォーマーの女の子にか感想を伝えた後、お捻りを置いていく。
「ありがとうございます、お兄さん。また見てくださいね〜!」
立ち寄って見た代金として貴方も少しばかりお捻りを置いて行った。人懐っこい笑みで手を振られると何だか良い気分になる。
何方かと言えば可愛らしい見た目をした女の子。貴方は彼女の姿を思い浮かべながら、その場を後にした。
『可能』
「嘘ぉ!?」
「てっきり無理なのかと…」
「へぇー、どんな子だろうね?」
今見た子。自分のペルソナならばかなりアバウトな問いかけでも答えてくれる。何となく、イケるかもとは思ったがこうして了承を返されると驚きはする。
貴方よりも驚いたのは付き合わされた仲間達。チアが一番に驚くと、続いて3人が目を開いて反応する。
「パペットって言います!これから宜しくお願いしますね、お兄さん♪」
パペット。その本体の名前は佐原海夕と言う。貴方の知らないペルソナ由来の人間が、初めて仲間になった瞬間であった。
「んっ…♡お兄さん…♡ずーっとエッチな目で見てたんですか♡怖ーい♡」
──ガシッ♡むにゅ♡
仲間になったらやる事は1つ。最早新人歓迎と同時に求め始めている。全身を黒のスーツで覆っているが、現実の服装では分からなかった中々の凹凸がこの服装では丸分かりだ。
可愛らしい見た目とのギャップを感じる体型に興奮は止まらない。2人きりになると直ぐに抱き寄せて、そのヒップに両手を回す。
「お兄さん♡それ以上はお金貰ってからですよー♡…何て、お兄さんだから特別です♡」
勃起した一物をお腹に擦り付ける。そしてそのままパペットのお尻を乱暴に揉みしだく。からかうみたいに振る舞いながらも、時々漏れる女の声が耳に心地良い。
「もう…♡お兄さんが始めてですよ♡私が可愛いからってがっつき過ぎです♡お兄さん♡」
──むにゅ♡むにゅ♡
「んっ…♡あんっ♡お兄さんの手ゴツゴツしてます…♡もっと…♡」
ある程度パペットのお尻を堪能した。ならばと次は彼女を方向転換させた。後ろから確かに持てるサイズのバストを持ち上げるように掴み、今度はお尻に肉棒を押し付けながら愛撫する。
ぐにぐにと揉むと、パペットが反応して体を震わせる。
「ひゃっ!?お兄さん?!」
ぺろりと首元に舌をねじ入れて舐め上げる。ビクッと反応したパペットは驚いた様子で此方を向いた。徐々に余裕がある対応から主導権が自分に傾いて来た影響が出て来ている。
「…お兄さん、して…あげましょうか?♡」
──さわ♡さわ♡
(凄いカチカチ…♡♡)
胸を揉まれて、肉棒を押し付けられているとかなりその気になったのか。後ろ手で硬く張り詰めた肉棒を触る。
劇で見せた華麗な指捌きで肉棒を刺激すると、誘惑する様に流し目を向けた。
「わっ♡……大きい♡♡」
胸から手を離してパペットが振り返るのを待つ。振り返り、その場で膝をついたパペットは貴方の指示通りに衣服から熱々の肉棒を取り出した。
ボロンと飛び出るモノを視界に捉えると、両手で口を隠す。チラチラと恥じらいながらカチカチの肉棒を見るパペット。
「え?胸でですか?…いきなりですねー♡お兄さんエッチー♡」
貴方の要求を聞くと、体を守る様に抱き締める。わざとらしい仕草だが嫌いではない。早くヤれと前に進んでグッと肉棒を突き出すと、ゴクリと唾を飲んでから、
「じゃ、じゃあ失礼します…♡」
──ぶるん♡
「挟んじゃいますよー♡」
何処にあったのかファスナーを下ろし、実っている双丘を露わにした。体を寄せるとピトッと触れた肉棒を、そのまま優しく胸で包む。
「わっ、ビクビクしてます…気持ち良いんですか…?」
此方を見上げてくるパペットと目を合わせる。コクンと頷くと少し微笑んでから、次に移りますねと舌を伸ばす。
先端に触れると引っ込んだが、2度3度と肉棒を舐めていくと慣れてきたのか、舌で舐め回す作業に。
「れろ…ぴちゃ…♡エッチな汁が出て来ましたよ♡お兄さん♡」
解説を合間に挟み、貴方の興奮をサポートする。その間も胸を押し付けたりこねくり回すのも忘れない。始めてなのに中々の手際の良さ。
「ぺろ…♡れろ…♡ピクピクして…出そうなんですか?」
技巧はまだまだ、しかし懸命に舐めてくれる姿に興奮は高まり、そろそろ放出したい欲望が溢れて来る。舐め上げながら期待した目で見てくるパペットに、応える様に我慢を解放した。
──ビュル!ビュルル!!
「…顔に沢山掛かっちゃいました…♡マーキングみたいですね、お兄さん♡」
素顔には大量の白濁液が浴びせられた。確かにパペット言う通りマーキングをしたみたいにベットリとザーメンが着いている。
「んもー…♡擦り付けないでくださいよ…♡」
それならと更にマーキングする為に肉棒を持って頬に押し当てる。頭も掴んで逃げられない様に。パペットは口では嫌がりはしたが、その表情は緩んでいた。
「お兄さんのオチンチン、次はどうしますか♡」
まだ口の中には入れていないが、本番に移りたい頃合いだ。近くにある椅子に座ると、パペットに来るよう指示を出す。
「…自分から跨れって、鬼畜ですねー♡」
貴方は動かず、準備から挿入までをパペットに任せた。
座った状態からでもそそり立つ肉棒。其処に自ら招き入れろと、生娘に求めたのだ。
「んっ…♡」
(…充分濡れてる。このまま挿れても大丈夫かな)
見られながらも自身でチェックを行う。下にもあるファスナーを下ろして、開放された密園の入り口に指を入れた。
クチュクチュと掻き回すと、解れてもいるし湿ってもいた。念の為にもう少し自身で慰めてやれば準備は完了。
「そ、それじゃあ行きます…!」
──ズズッ…♡
(太い…っ♡♡それに熱っ♡♡)
貴方の方に手を置いて、位置を調整すると腰を降ろしていく。少しづつ拡張しながら貴方のモノが中を分け入る。
中が貴方のモノで進むに連れて、ゾクゾクっと背筋を奔る震えは増していった。
「──んあっ!!??♡♡♡」
──ドチュン♡♡
(奥まで…♡一気に…♡♡)
体勢を崩して、ゆっくり入れる筈が一気に奥までストンと腰を下ろしてしまう。するとどうなるか。脳内に駆け巡るのは衝撃。
貫かれ、自分の中をギチギチと押し広げる雄棒は今も膨れ上がっている。
「んちゅ♡ちゅる♡ぢゅるる♡♡」
──パチュン♡パチュン♡
(お兄さん♡お兄さん♡♡)
頭の後ろを掴まれ、深いキスをしながら下から突き上げられる。挿入が終わったから動いた。それだけだがほぼイキかけのパペットには不味い。
「んんっ!?♡♡ん~~〜っ!!♡♡♡♡」
──ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡♡
酸欠しそうな程にキスをされて、コンコンと奥深くまで蹂躙される。いつの間にか抱えられた状態でパペットは宙に浮き、更に勢いをつけて下から突き上げられた。
「な、中に♡♡中に欲しいですぅぅ♡♡♡」
唇がやっと離されたかと思うと、一発目を出すから何処に欲しいと聞かれる。茹だった頭ではそれ以外の選択肢は出て来ない。ゴリゴリと膣壁を擦られながら、記念すべき一発目のザーメンが注ぎ込まれる。
「〜〜〜〜〜っ!!♡♡♡♡」
可憐な容姿からは想像もつかない程に狂った声を上げ、パタンと貴方の体にもたれ掛かる。今も中出し射精は続いており、時折ビクッとパペットの体が揺れた。
「──おっ♡おっ♡♡お兄さん♡♡♡お兄さんんんっ!!♡♡♡」
──ビュルルルル!!
獣の様に後ろから責め立て、肉付きのあるお尻へと腰を叩き付ける。一度射精した程度では止まらない。直ぐにピストンは再開され、中を抉るような責めが開始される。
「んむっ…♡ちゅる…♡♡」
何回かパペットの中で果てた後は小休止。その間にはパペットから甘える子供のように抱き着いてキスをされ続けた。
「お兄さんのオチンチン…♡♡」
犯し尽くしたパペットは、顔の前に肉棒を差し出すだけで嬉しそうに微笑んだ。目は蕩け、舌を伸ばす様は背徳的な快感を貴方に与える。
「──もう!女の子はもっと優しく扱わないと駄目ですからね!お兄さん!!」
その後はヘルプに入った仲間達の助けもあり、元の状態へとパペットは戻った。正気を取り戻すとぷんぷんと怒りながら、貴方に言いたい事を言い続ける。
「んっ…♡お、お兄さん!私はまだ…!あんっ♡♡」
しかし途中からムラムラした貴方に襲われ、パペットの訴えは中断される。結局の所、あーだこーだは言ったが、
「お兄さん♡お兄さん♡♡」
こうなるのだからパペットも口だけなのだろう。どうせなら優しく抱かれたい。というのも本音ではあるだろうが。
少し前から大陸版に手を出して途中までシナジーはやったので、其処までキャラは違くない…筈。シナジー見終わってからにしようと思いましたが、水着見たら我慢出来ませんでした。キャラが違ったらエロメインだからごめんね。良いよ、ありがとう。うん。
番外編でとも思いましたが本編に出しても良いかなと。
では此処まで読んでくれてありがとうございました。