苦手な方はさけてください!!
やけに身体が軽くなっている気がする。葵はベッドに身を起こして周囲を見回した。身体は軽い気がするのに何故か動くのが難しい。葵は訝りをこめて自分の身体を見下ろした。
布団に乗せた手を握ったり開いたりしてみる。指先まで感覚はあるのに、それがやけにおぼろげだ。起きてすぐだからだろうか。そんなことを考えながら葵はふと、立城を見た。
「気分はどう?」
優しい微笑を浮かべて立城が言う。葵は両手を何度か握ってから目を上げた。
「妙にすっきりしているな」
だが実感が薄い。呟くように続けて葵は自分の手に目を落とした。自分の名が葵というのだということは、さっき立城から聞いた。だがそれを聞いても葵には意味がよく判らなかった。どうして自分は自分自身の名前すら判らなくなっているのだろう。ずっと前から立城のことは知っているのに。
葵はふと目を上げてベッドの傍に立つ立城を見上げた。立城はいつもと変わらず穏やかな笑みを浮かべている。葵は少し首を傾げてから立城の手元を見た。立城は紫色の綺麗な珠を握っている。
「どうしたの?」
魅入られたように葵はじっとその珠を見つめていた。何故か視線が外せない。すると立城は珠を握った手をゆっくりと持ち上げた。葵の視線がそれにつられて上を向く。
どくん、と胸が鳴る。葵は本能のままに珠に手を伸ばした。だが指先が触れる前に立城がひらりと葵の手をかわす。
「水輝、これは駄目」
そう言ってから立城がはっとしたように目を見張る。葵は珠を見つめて水輝、と口の中で呟いた。その途端に猛烈な飢餓感がこみ上げてくる。葵は低く唸りながら懸命に立城の持つ珠に手を伸ばした。
獣のような唸りを漏らす葵を見つめる立城の目に寂しそうな色が灯る。だが葵は夢中になって珠を求めていて、そんな立城の表情に気付かなかった。
「葵、ごめん」
立城が珠をポケットにしまう。唸る葵を立城が抱きしめ、唇を塞ぐ。その瞬間、葵はぴたりと身体の動きを止めた。口の中に滑ってきた立城の舌に自分の舌を夢中で絡める。葵は立城の首筋に腕を回して夢中で口づけに応えた。立城が静かにベッドに乗り、腕に強く葵を抱く。
「抱いて欲しかったのでしょう?」
唇を離して唾液の糸を舌で切った後、立城がくすりと笑う。葵はうっとりした面持ちをして何度も頷いた。
「欲しい、立城のが、いっぱい」
そう言いながら葵は立城の首筋に顔を寄せた。片手で立城の頭を傾け、首筋に舌を這わせる。
「んっ? 葵……? くあぁっ!」
甘い立城の声が耳に心地いい。葵は鋭い牙を立城の首筋に立てていた。小さな穴を穿たれた立城が甘い吐息をつきながら身を震わせる。葵は軽く歯を動かして穴を少しだけ広げてから牙を消し、立城の首筋に吸い付いて血を啜り始めた。音を立てて血を舐め取りながら立城の股間に手を這わせる。
「あお……い、だめ、やめ、くふあぁっ!」
立城が官能の声を上げて身を捩る。葵は蕩けた顔をして立城の股間にあてがった手を忙しく動かした。吸血の快楽に迸った精液が服に滲んでいる。じっとりと湿りを帯びた立城の股間を弄りながら、葵は舌先で小さな穴にほじるようにして血を舐めた。
「だめっだ、あお、い! ううんっ! くふぅううんっ!」
悲鳴のような声を上げて立城が仰け反る。葵は瞬きをして首筋から顔を上げた。自然と立城の股間から手が離れる。すまない、と詫びた葵は立城の首筋に穿たれた穴に指を這わせ、傷を塞いだ。荒い息を吐いていた立城がぺたんとベッドに座り込む。
「んっ、あおい……僕は……」
苦しそうに立城が顔を歪める。葵は慌てて立城の顔を覗き込んだ。
「すまない。もうしない」
きっと立城の血は吸ってはいけないのだ。そう理解した葵は懸命な表情で何度も立城に詫びた。少し俯いて荒い息をついていた立城がゆらりと顔を起こす。
「いや、君には必要なものだから。お腹が空いたら、言って」
立城が笑って葵の頭を撫でる。葵はしばし視線を彷徨わせてから俯いた。立城が苦しいのは嫌だ。そう小声で呟いた葵はすまないと詫びて力なく首を振った。
どうしてだろう。何故か立城の首筋に噛みついて血を啜りたくなった。立城の血はとても甘く、身が震えるほど美味しかった。だが、立城は嫌がっていたし、飢えは我慢出来る。葵は震える声でそう説明した。
「それじゃあ、これはどう?」
その場に足を放り出して座り直した立城が手早くズボンの前を開く。ベルトを緩め、ジッパーを下げたズボンからべったりと精液に汚れたペニスが現れる。葵は夢中で頷いて立城のペニスにしゃぶりついた。溢れていた精液を音を立てて舐めしゃぶる。立城が身じろぎしつつ、穿いていたものをずり下げる。大量に溢れていた精液を葵は夢中で舐め取った。
頭の芯がぐらぐらするほど気持ちがいい。葵は立城の股間にこびりついていた精液を舐めながら蕩けた顔になった。
「もっと、しゃぶってっ!」
立城の命令に葵は何度も頷いて、勃起しきったペニスを口に咥え込んだ。足を開いて座った立城の股間に頭を伏せ、喉までペニスを咥え込む。唇の環で男茎を扱きながら口の中で舌を躍らせる。葵は夢中でペニスに愛撫を加えた。
「もっと、もっと!」
命令されるたびに強い快感がある。葵は立城のペニスに吸い付きながら無意識に自分の股間に手を這わせた。裸で寝かされていた葵のペニスは剥き出しになっている。すっかり勃起しきった自分のペニスを手淫しつつ、葵は頭を上下に揺すって立城のペニスを唇で強く扱いた。
「出すよっ! あおいっ! あああんっ!」
甘いものの含まれた声で宣告して、立城が背を反らす。葵は夢中で迸った精液を飲み込んだ。喉を鳴らして精液を飲む葵のペニスからも精液が迸る。喉の奥で呻きながら葵は何度も射出されたものを飲み下した。
起き抜けなのにいきなりエロ開始する葵w