BL警報! あと、人外なので気をつけてください!
顔を上げてペニスを吐き出してから、残っていた精液を丁寧に舐め取る。葵はぼんやりとした目をして立城のペニスに懸命に奉仕を続けた。精管に残っていた精液も吸ってから顔を上げる。
「水輝ぃっ! 欲しい! 入れてぇっ!」
甘い声で言って立城がベッドに仰向けに倒れこむ。自分の出した精液を音を立てて舐め取っていた葵はぴくりと眉を寄せて立城を見た。立城は荒い息を吐きながら腿を大きく開き、腰をくねらせている。
水輝。口の中で呟いて葵は手の中の自分の精液を舐め取った。唇の端についていた白いものを拭ってぼんやりと立城を見る。
「おれ……違う」
掠れた声でそれだけ言って、葵は俯いた。はっとしたように目を見張った立城が慌ただしく身を起こす。
「大丈夫。きみはすぐに戻るんだから」
「違う! おれは、違う!」
狂ったように頭を振り、葵は叫んだ。戸惑った顔をした立城を怒りに任せてその場に押し倒す。驚いたように目を見張った立城に噛み付くような口づけをした後、葵は顔を伏せて身体を震わせた。
ちがう。おれはちがう。
呪文のように呟いてから葵は弾かれたように身を起こした。怒声を上げて振った葵の両腕の先から鋭い光が走る。光は次々に本棚を破壊し、壁を突き破る。
「あおいっ! や、あ、ああんっ!」
片手で立城の肩を押さえつけた葵は、昂奮のままに顔を伏せた。嫌がる立城の首筋に再び牙を立て、勃起したペニスを手で強く扱く。強制的に快楽を叩き込まれた立城が悲鳴じみた声を上げて射精する。迸った精液を手の中に受けた葵は、その手でさらに立城のペニスを扱き始めた。
「んっ! いいっ! いいのぉ! みずきぃ!」
あられのない声を上げて立城が腰をひくつかせる。葵は顔を歪めて立城の首筋に舌を這わせた。血を吸われた立城が恍惚の表情をして再び射精する。
ちがうのに。
葵はよがる立城に否定も出来ず、歯を食いしばって肩を震わせた。精液に汚れた手で立城の肛門を探る。すると立城は弾かれたように背を反らし、足を自分から大きく開いた。
「水輝っ! そこっ! いいっ! もっとぉっ!」
求められるままに葵は立城の肛門を捏ねた。かたく窄まっていた肛門がやがて少しずつ開いてくる。
「おれ、立城が言うなら、なんでもする」
甘い声を上げてよがりつづける立城の胸に顔を伏せ、葵はぽつりと呟いた。昂奮に緩んだ肛門に指先がゆっくりと埋もれていく。
「んっ、みずきっ! 欲しい、ほしいのぉっ!」
いつも自分がされていたように、葵は焦らす意味をこめて立城の腸壁を指一本で軽く擦った。昂奮に涙を浮かべた立城が卑猥に腰をくねらせて自分とは別の誰かの名をしきりに呼ぶ。
おれはお前のためなら何でもする。
心の中でそう呟いて葵はふと、自分の股間を見下ろした。寂しい気持ちからなのか葵のペニスは萎えている。立城の腿を自分の腿で押さえて開かせながら、葵は片手で自分のペニスを愛撫した。触れているうちに少しずつペニスがそそり立ってくる。
「入れてっ! お願い、入れてぇ!」
葵の指に腸壁を抉られた立城が切ない声で言う。葵は哀しみに満ちた目で立城を見下ろし、自分の指に牙をたてた。ぷつりと皮膚に小さな穴が穿たれる。すると葵のペニスは一気にそそり立った。
指を肛門から抜き、勃起したペニスをあてがう。葵は顔を伏せて立城の肛門にペニスを挿入した。狭い肛門にきつく擦られる感触に葵は微かに目を細めた。
「んくっ! いいっ! ああっ! 水輝っ! みずきぃっ!」
ペニスを根元まで腸内に咥え込んだ立城が恍惚の表情で嬌声を上げる。股間にかたくそそり立っていた立城のペニスが白いものを噴き上げる。葵はそんな立城の様をぼんやりと見下ろした。寂しい気持ちがこみ上げてきて、どうしてもペニスが萎えかける。葵は仕方なく、今度は自分の左の手首に牙を立てた。強引にペニスの状態を保ちながら腰を前後に揺する。
狭い腸壁を抉るたびに立城が高い声を上げて背を反らす。
「水輝! みずきぃっ! あああっ……!」
立城の身体がびくびくと震える。葵は動きやすいように立城の腰を片腕に抱え、もう片方の腕に噛み付いたまま腰を揺すっていた。射精した立城がうっとりとした顔で腰をくねらせる。
がり、と嫌な音が口の中でする。葵は痛みに顔をしかめてこみ上げてきた呻きを押し殺した。長く伸びた牙が骨をこそげたのだ。葵は立城の腰を片腕に抱え直し、腰の動きを速くした。
「あっ! あっ! あああんっ! くあっ! あああああんっ!」
ベッドに叩きつけられるような勢いで抽迭を受けた立城が一際高い声を上げる。やがて立城の身体はくたりと脱力した。葵はそれを見届けてから静かにペニスを肛門から抜いた。
腕が裂けている。牙に傷つけられた自分の腕を見つめた葵は声もなく泣いていた。立城は快楽の果てに失神してしまったようだ。そんな立城の身体にそっと布団を被せ、葵はのろのろとベッドを降りた。
姿がそっくりなので間違えられても仕方ないというかー。