やりながら話してるという状況なのでエロシーンも入ります。
スカートの中に入った水輝の手が熱く潤んだ陰部にショーツ越しに触れる。陰部の割れ目に沿ってゆっくりと指を動かしながら水輝が苦笑する。
「何で泣くんだ?」
焦らすような柔らかなタッチに身じろぎしつつ佑は水輝を見つめた。
「もう、二度と抱いてもらえないかもって、思ってたから」
泣きながら佑が言うと、水輝が困ったような顔で笑う。
「相変わらず悲観的な……極端すぎるぞ、佑は」
そう言いながら水輝がショーツの股布をずらし、濡れそぼった陰部を直に弄び始める。濡れた膣口をくすぐるように撫でられた佑は腰をひくつかせて水輝にすがりついた。
「だって……」
佑は泣きながら思っていたことを打ち明けた。状況説明する時はぼかしていたことを少しずつ話す。水輝のもう一つの標に白銀や蒼との性行為を強要されたこと。あからさまに言われはしなかったが、役立たずのどうでもいい存在だと思われていたこと。それらを話す佑を水輝はしっかりと片腕に抱いていた。
「悪かったな。ずっと辛い思いをさせて」
いつの間にか水輝の愛撫の手は止まっていた。軽く佑に口づけして水輝が改めてごめんと詫びる。
「水輝さんが、悪いんじゃないもの……。だから、あの時現れた水輝さんのもう一つの標を、ヘタレ亡霊の残留思念だと思いこんで、消そうとしたの。本当は薄々解っていたのに……」
「……ちょっと思うんだが、お前は少し言葉遣いに気をつけろ。亡霊はともかくヘタレはよせ。あれを本気で好きだった奴もいるんだぞ?」
困ったように笑って水輝が静かに佑を抱え上げて向きを変える。足を揃えた格好で横向きに抱かれた佑の目に奈月の姿が留まる。奈月はいつの間にかはらはらと涙を流し、懸命にハンカチで涙を拭っていた。
「ごめんなさい。でも、過去の存在なのに、水輝さんの中に巣食ってたことが許せなくて、つい……」
佑は消沈した顔でそう答えた。すると困った奴、と笑って水輝がくしゃりと佑の頭を撫でる。
「あれも込みでおれだったんだよ。だからまあ、消されて多少はダメージもあったし、標が分かれて少し困ったことにもなってるが」
そこで水輝は一旦、言葉を切った。佑の頭を撫でながら水輝が微かに笑う。
「おれは割ときかん気の強いじゃじゃ馬も好きだから心配するな。もう少し落ち着いてくれてもいいとは思うがな」
さらりと言って水輝が軽く佑の頬に口づける。するとそれまで黙っていた奈月がおずおずと口を開いた。
「佑さん、あの件に関しては、わたしも同罪ですから……。わたし、あの時立城さんの表層に現れた存在について、本当は気付いてたんです。でも、どうしても、許せなくて……」
だから、消したんです。そう続けて奈月が目許をハンカチで拭って顔を上げる。
「消えていく自分と紫翠さんに対する想いに、恐怖を無念を感じる彼を見て、わたし……」
そこで言葉を切って奈月が胸元でハンカチを握りしめる。何度か呼吸して息を整えてから、奈月は改めて深く息を吸った。
「ざまあみろっ! って思ったんです」
そう言ってから奈月が辛そうに顔を歪める。どうやら自分で自分が許せないと感じているらしい。佑はこれまでの奈月からかけ離れた言葉が飛び出したことに心底驚いていた。だが水輝はそんな奈月を穏やかな目で見つめている。
「あれが、憎しみなんですね」
しょんぼりとした顔で奈月が呟く。すると水輝がくすくすと笑い出した。何事かと感じた佑は奈月と顔を見合わせてから水輝に目をやった。水輝は何がおかしいのか笑い続けている。
「それ、普通だと思うけど」
佑は戸惑いつつも奈月に小声で言ってみた。すると奈月が驚いたような顔をする。水輝は佑を片腕に抱えたまま、声を殺して笑っている。
「そうなんですか? じゃあ、わたし、やっぱり普通じゃないんですね……」
どうやらいじけてしまったらしい。奈月が眉を寄せて唇を尖らせ、ぼそぼそと呟く。そこで水輝が急に弾かれたように笑い声を上げた。遠慮のない声で笑う水輝を佑はぎょっとした目で見た。奈月は水輝に笑われたことで更に落ち込んだのか、がっくりとうなだれている。
「奈月は元々、闇寄りなんだよ、属性が。そうでなきゃおれと一緒に居られる筈がないだろ」
何とか笑いを堪えた様子で水輝が言う。奈月が顔を上げて首を傾げる。
「たしかにそうですよね。わたし、夜の闇のもたらす安息が好きですから。でも、全くの暗闇ではなくて、星がまたたいていて、月が出ていて」
「夜叉だからな。元が」
さらっと言ってから水輝が笑う。佑は唇に指を当てて上を向いてその意味を考えた。
「水輝さん、だったら、浮気したらまずいんじゃないの?」
夜叉から鬼女、更に嫉妬と連想した佑はからかうように言った。すると水輝が肩を竦めて苦笑する。
「大元はヤクシャだぞ。夜叉、若しくは薬叉とも言うがな。古くは地母神だな」
そう言いながら水輝は軽く佑の身を持ち上げた。不思議に思って首を傾げた佑のショーツをずらし、その直後にかたく屹立した水輝のペニスが膣内に潜り込んでくる。いつの間に水輝がジーンズの前を開けてペニスを引っ張り出していたのかも判らないままに、佑は声を上げて仰け反った。
「あっ、んふっ! あああんっ!」
揃えた佑の膝の裏に腕を回し、水輝がゆっくりと腕を上下に揺する。横抱きにされたまま膣内に抽迭を受けた佑はすがりつくことも出来ず、背を丸めて足をばたつかせた。
思い出したように動かれるので佑が大変www