※この作品はR-18です。

まやかしの終わり 二部 光の公女   作:伊駒辰葉

60 / 124
エロシーンです。
TSしてるのでBLではないですが、苦手な方は避けてください。


こいつらエロってばかりな気がする

 処女血を十分に堪能した後、立城はのんびりとベッドに横たわって柔らかな乳房を両手につかんでいた。白い体躯が巧みに動くたびに二人の繋がった場所から卑猥な水音が立つ。

 

 今の順は真っ白な髪をしている。白琅渉の配下である白龍を殺し、器を乗っ取っているのだ。そのために今の姿は元の姿とはまるで違う。そのこともあってか、今は明音と名乗っているらしい。

 

「すっごいやらしーよねぇ。ついさっきまで処女だったのに」

 

 立城の身体の脇に手を付き、ゆっくりと腰を揺すりながら明音が目を細める。愉悦に満ちた笑みを見つめ、立城は指と手のひらで乳房を軽く握った。淡い桃色をした乳首を指の間で軽く擦る。明音は指の動きに敏感に反応し、小さな吐息をついて身を震わせた。

 

「あっ……んっ、もうっ」

 

 悪戯を見つけて咎めるように明音が眉を寄せて唇を尖らせる。立城はくすりと笑って手のひらで乳房をすくい上げた。隆起しきった乳首の先端を指先でくすぐるように撫でてみる。すると明音の腰の動きが少しずつ速くなり、ペニスを包み込んでいる膣壁が不規則に脈打つ。

 

「ホント、やらしー身体、だよねー……もう、こんな、馴染んでるし」

 

 よほど快感を得ているのか、うっとりとした顔をして明音が呟くように言う。確かに明音の言う通り、膣壁は立城のペニスにぴったりと密着している。

 

「お互い様、でしょう?」

 

 にっこりと笑って立城は親指と人差し指で左右の乳首をつまんだ。その途端に明音が小さな悲鳴を上げて仰け反る。しなった身体が倒れないよう、立城は素早く腕を明音の腰に回した。

 

「あー……。またイっちゃった」

 

 掠れた声で呟いて明音が力なく頭を振る。それから明音はくすくすと笑いながら身体を前に傾けた。しっかりとペニスを根元まで膣に咥え込み、互いの股間を擦りあわせる。軽い絶頂に達して脈打つ膣壁に擦られたペニスが自然とぴくりと動くのを感じ、立城は思わず苦笑した。

 

「馴染んでるってゆったのは、この身体だってば。ほら、たっくんのに絡んでるっしょ?」

 

 気怠い笑みを浮かべて明音が股間に視線を落とす。明音は自分の白く薄いアンダーヘアを指でかき分けてみせた。頭を起こすと立城の股間に押しつけられたクリトリスが微かに見える。

 

「あかねちゃん、可愛いよね」

 

 立城は微笑みを浮かべて明音のクリトリスに指を這わせた。二人の肌の間で半ば押しつぶされていたクリトリスの先端をくすぐるように擦る。明音は甘い声を上げてまた腰を揺すりはじめた。

 

「だーから、明音、だってば。でもって、可愛いのはこの身体っしょ」

 

 途切れ途切れに言いながら明音が身体を傾ける。両腕をついて本格的に腰を動かしはじめた明音に合わせ、立城は乳房に再び手を這わせた。明音の動きに合わせて揺れていた乳房を少し強めに揉む。

 

「そういう意地っ張りなところが可愛いんだってば」

「バーカ。そゆセリフは、水輝ちゃんに言いなよ」

 

 一瞬、真顔に戻ってから明音が低い声で言う。だがその間も明音の動きは止まらず、ひっきりなしにペニスが膣壁に擦られる。立城は目を細めて乳房をつかむ手に力をこめた。急に強く乳房を握られた明音が小さな悲鳴を上げて身体の動きを止める。その隙に立城は身を起こして明音の腰をつかんだ。

 

「あっ、んっ! くふうっ!」

 

 それまで自分のペースで快感を得ていた明音が甘えた声を上げて頭を振る。立城は明音の腰をつかんで揺すりながら薄い笑みを浮かべた。明音の閉ざされていた思惟が少しずつ見えてくる。

 

「あっ! ダメ! 出しちゃ、ダメだってば!」

 

 唐突に明音が慌てた声を上げて逃げようとする。だが立城はしっかりと腕に捕らえた明音の身体を上下に揺すり続けた。言葉とは裏腹に明音の膣壁は隙間なくペニスに絡みついている。

 

「いくよ、明音ちゃん。……んっ!」

 

 こみ上げてきた衝動に任せて立城は射精した。その瞬間、明音が悲鳴のような声を上げて仰け反る。熱いものが一気にペニスから抜ける感覚に立城は軽く息を吐いた。その直後、明音の姿が溶けて滲み、何かに弾かれてベッドに放り出される。

 

「いったー……あーあ。やっぱもたなかったか」

 

 白い女性の姿は消え、紅の色を纏う本来の姿で明音が呟く。顔をしかめてため息を吐きながら明音はベッドの上であぐらをかいた。先ほどまでの姿も相当に見目整っていたが、やはり本来の姿の方が数倍以上は美しく見える。立城は微笑みを浮かべて改めて明音に手を伸ばした。だが明音は冷たく立城の手を払う。

 

「つれないなあ」

「ヒトのココロを読む悪いコは遊んだげません」

 

 つん、とそっぽを向いて明音が言う。どうやら思惟を読んでいたことは悟られていたらしい。そのことに苦笑して立城は首を傾げてみせた。そっぽを向いた明音が横目にちらりと立城を見る。

 

「読まれるの嫌?」

「ホンネを言うと、あまり好きじゃないね。オレのなんて見たって面白くないっしょ」

 

 小声で言って明音が片膝を立てる。それから明音は自分の股間を指差して肩を竦めてみせた。

 

「ココにね。蓋がしてあるんだよ。だからどっちにしろ、出来ないって」

 

 諦めたような顔で言う明音をしばし見つめ、立城は指差された股間を見つめた。確かに明音の言う通り、膣内には何かが詰められている。その奥に立城が前に放った精液が閉じこめられているのだ。

 

「ほら。別にそこにこだわらなくても」

 

 膝ですり寄って立城はするりと明音の尻を撫でた。すると明音がびくんと身体を竦めてから嫌そうな顔をする。

 

「アンタねぇ……。フツー、こっちをどうにかしてあげようとか、そゆこと考えたりしないかね?」

 

 呆れたように言ってから明音がさりげなく立城の手を避ける。立城はしばし考えを巡らせてから明音の股間を覗き込んだ。急に身を屈めた立城に驚いたのか、明音がちょっと、と不服そうな声を上げる。だが特に隠そうとは思わなかったのだろう。見やすいように気を遣ってか足を自分から広げてみせる。

 

「そんなふうに封じ込められることは予想してなかったから。正直なこというと、きみを掌握するうえで、僕としてはけっこう有利な状況だし」

「掌握? ナニ、どゆことよ?」

 

 怪訝そうに言う明音の顔を上目遣いに見てから立城は股間に目を戻した。白琅渉の込めた力が明音の腹部に完璧に精液を閉じこめてしまっている。白い力は明音の膣内の形に合わせて伸縮しているのだ。

 

「こんなことができるから」

 

 軽く力を放つと明音がびくんと身体を震わせる。閉じこめられた精液は立城の意志のままに明音の膣内で蠢き始めた。

 

「本来なら、もう発散してなくなってしまっているはずだったんだけど」

 

 小声で告げると明音が目を丸くして立城を見つめる。立城は顔を上げて明音の視線を受け止めてからまた股間に目を戻した。淡い紅色をした陰唇の間から透明な滴が垂れてくる。立城は膣壁から滲んだ愛液を指に絡め、明音の股間を弄り始めた。

 

「ちょっ、ちょっと待って! なっ、何かが中で暴れて」

 

 力なく首を振って明音がベッドに仰向けに倒れる。開いた足の間に膝を進め、立城は明音のクリトリスを弄る指に少しずつ力をこめた。

 

「欲しい?」

 

 にこやかに問うと明音がぎらりと立城を睨む。だがすぐに明音は甘い声を上げて腰を震わせた。その様子に実際にペニスを挿入して擦っているような感じを覚え、立城はちらりと自分の股間を見下ろした。さっき射精したばかりなのにペニスはしっかりとそそり立っている。

 

「要らないの? せっかくこんなに勃ってるのに」

 

 笑いかけると明音が唇を噛んで余所を向く。だが明音の足はしっかりと立城の腰に絡まり、立城は自然と引き寄せられた。

 

「セックス、するだけ、だからねっ! 変なイタズラとか、しないでよ!?」

 

 明音が快感が欲しくて堪らなくなっていることを知りつつも、立城は物問いたげな顔で首を傾げてみせた。そんな立城の様を横目に見た明音が目を吊り上げて喚く。

 

「だから! 妙なコトとか、しないでよって言ってるんだよ! オレ、いまホントに力使えないんだから!」

 

 一気に喚いて明音が自分の腿をつかんで腰を軽く浮かせる。クリトリスを弄っていた立城の指はずれて明音の膣口に触れた。よほど感じている証拠に明音の秘部はぐっしょりと濡れている。

 

「いくよ。力を抜いて」

 

 膝を立てて身を屈め、立城は優しく明音に声を掛けた。覚悟を決めたのか、明音が黙って頷く。位置を慎重に定めてから立城はゆっくりと腰を進めた。

 

「くふぁっ! はあぁうっ!」

 

 昂奮に緩みかけていたとは言っても、この身体ではまだ慣れていないのだろう。明音が苦しそうに眉を寄せて吐息混じりの声を吐く。立城は明音の尻を片手に支え、ペニスを窄まった肛門に沈めていった。最初はきつく抵抗していた肉の環が徐々にペニスを飲み込んでいく。

 

「くっ、んっ! くふうんっ!」

 

 唇を噛んで懸命に声を殺そうとする明音に唇を寄せ、立城はゆっくりと腰を前に押し出した。唇を塞がれた明音が喉の奥で呻きながら立城の背に腕を回す。しっかりとペニスを根元まで明音の肛門に埋めてから立城は顔を上げた。惚けたような顔をして明音が深く息を吐く。

 

「なんか、頭がぼんやり、する」

 

 虚ろな眼差しをして明音が呟く。立城は優しい笑みを浮かべて明音の額に唇を押しつけた。絶え間なく膣を精液に刺激され、腸内にペニスを受け入れた明音の思惟は簡単に手繰ることが出来る。記憶の一つ一つをじっくりと検分しつつ、立城は何事もないような顔で明音に微笑みかけた。

 

「大丈夫。君には僕がいるから」

 

 彷徨っていた明音の視線が立城に向く。しばしぼんやりと立城を見つめてから明音は虚ろな眼差しのままで微笑みを浮かべた。

 

 見える記憶は姿と同じ紅に染まっている。鮮烈な血の赤に立城は何度か目眩を覚えた。生まれてからこれまでの明音の記憶が拒絶する間もなく流れ込んでくる。その一つずつを慎重に塞ぎながら立城はゆっくりと腰を引いた。明音が漏らす掠れた声がやけに切なく聞こえる。緩やかにペニスを抜き差ししながら立城は呪文のように同じ言葉を唇に乗せた。

 

「すごく、気持ち、いい……もっと、奥に」

 

 蕩けそうな顔をして明音が呟く。最後の枷を嵌めながら立城は言われるままに腰を押し出した。

 

「茜。僕の下で」

 

 にっこりと笑って耳許に囁きかけた瞬間、明音の名が立城の口にした名に切り替わる。驚いたような顔をして立城を見つめた茜は、やがて安堵の笑みを浮かべて頷いた。




4,000字ちょっとだったので分けようか迷いました。
多少はいいかな、と長くなってしまったかも。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。