※この作品はR-18です。

まやかしの終わり 二部 光の公女   作:伊駒辰葉

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エロシーンです。


変わった機体 2

「ありがとうございます」

 

 いれたてのコーヒーの満ちたカップを受け取りながら優一郎は残念な感を滲ませて告げた。楚々と笑った良子がベッドに畳んであった服を取り上げる。手慣れた様子で下着を身に着けていく良子を眺めながら優一郎は落胆のため息を吐いた。何しろ良子の女性器ユニットは自慰に特化されていて、他のヒューマノイドの作りとは一風変わっているのだ。それはヒューマノイド化する際に良子が出した条件の一つでもある。

 

「しかし、明峰女学園にヒューマノイド専用クラスが出来ていたなんて驚きました。短期間のうちにここまで技術が向上するとは、しかも開発の中心人物が僕と同い年だなんて、本当にびっくりしました」

 

 事前に手に入れていた情報を口にしながら優一郎は感心をこめて頷いた。黒いレースをふんだんにあしらったガーターベルトを身に着けていた良子が手を止めて微かに笑う。その笑みを見ると、何故か優一郎は落ち着かない気分になった。

 

「そうですの? わたくし、そちらのことはさっぱりですのよ」

 

 くすりと笑って良子は細いベルトにストッキングを吊した。所々が透けたレースで出来た下着は白い良子の肌によく映えている。

 

「茜さ、木村さんの作った組織は内部での機密漏洩に対する対処が異常にしっかりしてますからね」

 

 彼が行方をくらまして、ほころびが生じてるわけですけど。そう続けて優一郎はため息を吐いた。今頃、順はどこで何をしているのだろうか。そんなことを考えながら何となく良子を見た優一郎は驚きに何度か瞬きをした。良子はストッキングの次に黒いビスチェを身に着けていた。

 

「ええ。順様はお屋敷ではひと言もお仕事の話はなさいませんから」

 

 そう告げて微笑んでから良子は失礼、と優一郎に背を向けた。

 

「申し訳ないですが、ファスナーを上げていただけます?」

 

 困ったような顔をして良子が肩越しに振り返る。優一郎は頷いてから手にしていたコーヒーカップを机に置いた。良子を見ることに夢中になっていたためにコーヒーは少しも減っていない。

 

「はい」

 

 椅子から立ち上がり、良子に近づいてから優一郎はビスチェのファスナーの根元を合わせた。部品をしっかりとかみ合わせて細いファスナーを引き上げる。

 

「あの……ショーツは身に付けないのですか?」

「あら。わたくしったらすっかり忘れていましたわ」

 

 優一郎が声を掛けると良子はそう言ってくすくすと笑った。くるりと優一郎の方を向いた良子の二つの乳房は丸見えになっている。こうして見ると何も身に着けない時より、黒いビスチェにくり出された乳房が見えている時の方がずっといやらしく感じられる。

 

「まあ」

 

 間近に立っていた良子が苦笑のようなものを浮かべて視線を落とす。つられて視線を下げた優一郎は、昂奮にそそり立った自分のペニスがズボンの股を押し上げているのを見て困った顔で笑った。

 

「健康な男子高校生ですから」

 

 いつの間にか良子の色香に目を奪われていたためだろう。身体が思うより先に反応してしまったらしい。内心、焦りつつ優一郎は苦笑してみせた。

 

「若々しくて逞しいんですのね」

 

 そう言って微笑んでから良子はその場にすっと身を屈めた。何事かと焦った優一郎の目の前に膝をついて座し、良子がそっと手を伸ばす。服越しにペニスを撫でられた優一郎は目を丸くして良子を見下ろした。

 

「えっと、あの!」

「わたくしで良ければ処理いたしましょうか?」

 

 焦って声を上げた優一郎を見上げて良子が微かな笑みを浮かべる。その間にも良子は手のひらや指を使って器用に優一郎のペニスを弄り回した。

 

「でも、あなたの女性器ユニットは……」

「あら。女には上にも便利な口がありますのよ?」

 

 くすりと笑みを漏らした良子の目はいつの間にか潤んでいた。困惑する優一郎を余所に良子がズボンのファスナーをじりじりと下げる。優一郎は自分で理由が判らないままに顔を赤くし、何となく周囲を見回した。何故だろう。他のヒューマノイドにはそんなことは感じないのに、良子が相手だとやましいことをしているような気分になる。

 

「その、お願いします」

 

 無意識に小声になって優一郎は告げた。良子は淫蕩な笑みを浮かべて唇を舐め、優一郎のベルトを解きにかかった。

 

「あんっ」

 

 ずり下げられたズボンの上から跳ねるように出た優一郎のペニスに頬を軽く叩かれ、良子が可愛らしい声を上げる。

 

「元気ですのね」

 

 ふふ、と笑って良子はすぼめた唇をペニスの先端に押しつけた。唇の間に少し覗かせた舌先がちらちらとくすぐるようにペニスの先端を舐める。心地の良さを感じつつ、優一郎は良子をじっと見下ろした。どうやら良子もかなり昂奮しているらしい。乳房の先端では乳首が隆起している。

 

 焦らすためか良子はしきりに先端を軽く舐めながら、男茎の裏側を指で何度もなぞった。そうしているうちに優一郎の背にぞくりとしたものが這い、自然と腰が前後に振れる。優一郎は良子の尖った乳首を見つめて昂奮しつつ、考えを巡らせた。

 

 勃起レベルは最大だっていうことは、見かけほど余裕は無いはず。まずは抜いてもらってその後……。そんな優一郎の考えを見抜いているかのようなタイミングで良子が唐突に口いっぱいにペニスを頬張る。奥まで咥えられ、その上口の中で舌で愛撫された優一郎は思わず呻いた。




普通のヒューマノイドはこういう反応は出来ませんw
ヒューマノイド化した時点で性感に抗えない作りです。
なので良子はかなりイレギュラーだと思います。
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