もう何度、絶頂に達したのか判らない。茜はペニスに強く突かれた途端、声にならない声を上げて仰け反った。はだけた胸元で二つの鈴がちりん、と愛らしい音を立てる。茜の乳首についたクリップを指の間に挟むように乳房を握り、葵が笑いながら腰を突き出す。
「凄いな、茜。また締まってる」
まるで玩具でも扱うように乱暴に茜の乳房を握った葵が嬉しそうに言う。茜は振り返る余裕すらなく、力なく首を横に振った。
立城に施された特殊な下着は茜自身では脱ぎ着することが出来ない。乳房を強調する形のビスチェとショーツはお揃いの黒い色の革で出来ている。首輪も継ぎ目がどこにもなく、やはり茜自身では外すことが出来ない作りになっていた。
「お願い、もう、やめて」
次々に襲いかかってくる快楽に顔を歪めて茜は何とか言葉を吐き出した。だが葵は茜の言葉とは裏腹に、余計に腰の動きを激しくする。
二人は屋敷の一室で交わっていた。勝手に着脱出来ない茜のショーツの後ろの部分にはファスナーがついていて、肛門性交だけは出来るようになっている。葵は気が向くとこうしてショーツのファスナーを下げ、茜の肛門にペニスを突き入れる。
また出る、と熱っぽい声で呟いた葵が茜の乳房を揉みしだく。腸内を激しく抽迭され、昂奮に勃起した乳首ごと乳房を揉まれた茜は悲鳴のような声を上げてまた絶頂に達した。
欲情するたびに立城が葵を抱く訳にはいかないからだろう。立城はあの日、葵に昂奮したら好きなだけ茜を抱くように告げた。最初は不服そうにしていた葵だが、立城の説得に応じて欲求不満解消のために茜を抱くようになった。その抱き方も、最初は初心者らしく大人しいものだったのだが、日が経つにつれてどんどん乱暴になっている。
「もっとびくびくしろよ」
不満そうに言って葵が茜の首輪を頬で押し避け、首の根元に噛みつく。鋭い牙を立てられた茜は足を開いて腰をがくがくと震わせた。絶頂に達していた筈なのに、もっと強い快感に襲われて頭が真っ白になる。後ろ向きに葵に抱えられたまま、茜は無意識に下腹部に力を込め、ペニスを腸壁で締めつけた。
「そうそう。あー、すっごく気持ちいい」
一転して嬉しそうに言って葵が茜の腰をつかみ、無造作に手を揺する。脱力しかけていた茜は腸内をペニスに擦られて弾かれたように身を起こした。
あれからどれくらい犯されたかもう覚えていない。立城と葵は欲情するたびに茜の膣や腸内に思う存分に射精する。茜は絶頂感にひくつく腸壁を乱暴に掻き回されながら、ぼんやりと考えを巡らせた。
いつからこうしてるんだっけ。もう、考えることそのものが億劫になってしまっていて、昨日の記憶すらはっきりしない。
「あ。立城!」
一際、嬉しそうに言って葵が茜をその場に放り捨てる。床に投げ出された茜はふらつく頭を何とか起こし、ぼんやりと声のする方を見た。どうやら出かけていた立城が戻ってきたらしい。葵は今さっきまで茜の肛門に突っ込んでいたペニスを隠そうともせず、嬉しそうに立城に抱きついている。立城はそんな葵の頭を優しく撫でた。
「葵。そうやって喜んでくれるのは嬉しいけど、彼女のことも考えてあげないと」
にこりと微笑んで立城が言う。すると葵は唇を尖らせて拗ねてみせた。
「だって立城、茜はおもちゃだって言ってた」
だから好きにしていいって。そう続けて葵が眉を寄せる。茜はよろよろと身を起こしてとらえどころのない笑みを浮かべた。
「おかえりなさい」
まだ身体がふわふわと浮いている気がする。床にぺたんと座った格好で茜は遅れて立城に挨拶した。すると葵がふん、と鼻を鳴らして茜を睨む。
「ほら、さっさと奉仕しろよ。な? 立城」
鋭い目で茜を睨んだ後、葵が同意を求めるように立城の顔を覗き込む。その様はまるで子供のようで、あどけないのにどこか残酷な気がする。茜は葵に言われたままに立ち上がろうとした。だが身体に上手く力が入らず、すぐによろけてへたり込んでしまう。
「茜さん。大丈夫ですか?」
そう告げて立城が手を伸ばして茜の身体を支えて立ち上がらせようとする。だがさりげなく片手で尻を撫でられた茜は甘えた声を上げて膝を砕けさせた。すると葵が舌打ちをして乱暴に茜の首輪をつかんで引き起こした。首輪に引っ張られて喉を絞められ、茜は呻きを漏らして首輪をつかむ葵の手を押さえた。
「だらしないなあ、ほら、さっさと起きろよ!」
喉を絞められているために止めてくれとも言えず、茜は必死で震える足に力を込めて立ち上がろうと試みた。だが何とか立ちかけたところで今度は葵が茜の乳房を乱暴につかむ。後ろから首輪を引かれ、同時に片方の乳房をつかまれた茜は自然とつま先立ちになり、大きく背を反らした。その拍子に胸元が大きくはだけていたワンピースがずり落ちる。
「葵、茜さんともう少し遊んでいてくれないかい? ちょっと調べものがあるんだ」
「調べもの?」
にっこりと笑って告げた立城に声を返し、葵はぱっと手を離した。急に支えをなくした茜は小さな悲鳴を上げてその場に崩れ落ちた。
「えー! おれも調べものする!」
せっかく立城が戻ったのにつまらない。そう言いたげに葵が反論してみせる。このやり取りもいつものことで、葵はとにかく立城の傍に居たがるのだ。例外は強く欲情した時くらいか。茜はふらつきつつも何とか腰を上げて中途半端に身体に引っかかっていたワンピースを床に落とした。
「もういい? シャワーくらい、浴びたいんだけど」
乱れた髪を指で梳きながら茜は疲れた声で訊ねた。困ったように笑う立城にべったりとしがみついていた葵が嫌そうに顔をしかめ、茜に向かって舌打ちをする。
「僕が洗ってあげますよ」
あっさりと告げて立城が手のひらを茜に向ける。驚きの声を漏らす間もなく、茜の身体は立城の力によって綺麗さっぱり汚れが洗い落とされた。
「えっ」
乳首の先と肛門部分に撫でるような刺激を覚え、茜は甘えた声を上げて床に倒れた。あーあ、と葵がつまらなさそうに言って茜の肩先を軽く蹴る。茜は泣きそうな顔をして革で出来たショーツを指先で何度も叩いた。立城の力で弄られると堪らない快感があり、どうしても我慢が出来なくなるのだ。だが革製のショーツは頑丈で、上から擦った程度ではクリトリスに刺激が送れない。
茜の穿いているショーツは特別製で、クリトリスに当たるショーツの内側にはグミのような感触の突起がついている。そして茜の膣内には立城がペニスを挿入しない時は常に張り型が仕込まれているのだ。その二つのものが途切れることなく茜の性感を刺激し続けている。
今のところは立城の思うままになってますw