縛り付ける AI挿し絵あり
九能先輩と
「デート、楽しかったかな」
「喜んで貰えて僕も良かった」
「……今日はもうお別れする?」
「いや、今日はその、だな。愚妹が新体操の合宿で一週間ほど外泊しているのだが……」
珍しく言い淀む九能先輩の反応に少しだけ恥ずかしさと期待感を抱いて、恐る恐る彼の袖を握ってしまい、あれやこれやと言い訳をお互いに話し合って。
私もグルグルと変にふやけた思考のまま、煙草屋さんのお婆ちゃんに電話ボックスを借りて連絡を小鎌さんに送ったりとしてしまっていたし。
気がつけば九能先輩の部屋にたどり着いていた。
「んッ、んん、ッ、ふむぅっ…ん…くるひぃ!」
「ッ、す、すまない」
むぎゅうぅっと私の身体を抱き締めて、うなじを掴んで頭を支えるように押さえつけ、長く、舌を混ぜ合って絡めるようなキスを迫られ、スカート越しにお尻を掴む九能先輩の左手にピリピリとした感覚を覚える。
あのときより、気持ちいい?
不安や怖さを持っていたのが、ウソみたいにフワフワと甘く脳ミソが焼けるみたいに気持ちいい快楽が拡がっていくのが分かる。
ぎゅうってして貰えるの、好き…♪︎
「ぬ、脱がせるぞ」
「や、優しくね?」
「う、うむ」
ゆっくりとシャツと素肌の間に手を這わせ、九能先輩が私のシャツを捲り上げて、ユサリと私の胸が持ち上がる反動で揺れ、ブラジャーが少しだけズレてしまう。
「…ッ、切君、君を縛っても良いだろうか?」
「しばる…?」
一瞬、何を言っているのかと戸惑うも、以前に小太刀さんが見せてくれた九能先輩の持っている破廉恥な本に載っていた身体を縛った女の人の事を思い出して、九能先輩のやりたいことを理解する。
私も、縛られる……♥
「い、いいよ、私のことを縛って、九能先輩の……ううん、帯刀君の好きにして良いよ」
私がそう伝えると、帯刀君はゴクリと生唾を飲み、スカートのホックを外し、ショーツを脱がせて、私の手を押さえ付けると後ろ手に組み合わせながら、ベルトで縛り上げる。
ギチギチと腕と胸を締め付ける痛みに怖くなり、「やっぱり怖い」と言おうと口を開けたところに、ボールを押し込まれて、うなじの近くで、カチャリと金具の閉まる音が聴こえてきた。
完璧に極った両腕は動かせなくて、拳法も槍も何も使えなくなったんだと理解し、私は、帯刀君には逆らえない立場なんだと把握して、ドキドキと心臓の鼓動が早鐘を打ってしまう。
「切君、此方だ」
「ふむっ、むぅ…!」
ボフンと布団に倒され、両手が使えなくて起き上がれない私の足を掴み、片足ずつ、カチャリとベルトを巻き付けていく彼の眼差しに身体が震える。
怖いのに、ドキドキしてる。
無理やり開かされて、女の子の大事な場所が丸見えになっているのに私は恥ずかしさと嬉しさを感じているんだ。だんだんと帯刀君のお嫁さんになっていく。
「触るぞ?」
「ッ、ふぐぅっ……!?」
くちゅり、にちゅ、と音が聴こえる。
あまりの恥ずかしさに身動ぎし、身体を揺さぶった瞬間、帯刀君の右手が徐に私の左胸を掴んだそのとき、ギュウッ…!と乳首を摘まみ潰され、痛みと快感のせいで、ビクンと腰が跳ねてしまった。
「切君、まだ終わっていないぞ?」
「むふっ、んん……♥」
その呟きにゾクリと身体が震える。