自分の性癖を知覚して、どうしたものかと考えてしまう。マゾヒズムとはいえ鼻血を流すほど酷い行為を左之助さんはしてくれないだろうし。
なにより、あの感覚を思い出す度、身体が火照る。その熱を冷ますために自慰に耽り、左之助さんの着物の匂いを嗅ぎながら裾をはだけて、自分の陰部を撫でるように触り、クチュリッと人差し指を腟内に挿入する。
「…んッ…!…」
大きくてガッシリとした左之助さんに頭を押さえつけられ、後ろ向きの格好で、お尻を叩かれる妄想に身体の熱が増し、ヌルヌルとした淫液が指に絡みつく。
チュウッと口に着物の端を咥えて、横向きに身体を倒しながら両手で弄り、どんどんと溢れてくる淫液が潤滑油の役割を果たし、手の動きが緩やかに、スマートに快感を与えてくれる。
「…ッ♥…くぁ…ッッ…?!…」
吹き出した潮が手のひらや指、着物の内側に飛び跳ね、ぼんやりと蕩けた視界に動くものが見える。……左之助さん、まだ用心棒の仕事じゃ……?
「帰ってきたら楽しそうなことしてるじゃねえか。長屋に居た頃の景だったら考えられねえ姿だぞ、化粧台の鏡で見てみろよ」
そう言うと左之助さんは私の身体を抱き寄せ、寝室の端に置かれた化粧台の鏡に私を映す。
そこにいるのは、不安や絶望で暗い顔ばかりしていた私ではなく、悦楽を知って理性の弱くなった女が左之助さんに抱かれていた。
「オレと居るときは皆の知る賢い女じゃなく、快楽に弱く肉欲に溺れる女だ」
「…はあッ…ひ…っぅ……そんなの…」
「嫌じゃねえだろ?乳首は弄られてねえのに硬くなって、女陰は淫らに汁を垂らす。ここに居るのはオレのために淫らではしたない女に堕ちる相楽景だけだ」
耳元でそう囁く声にゴクリと唾液を飲む。
淫らで、はしたない女。そう言われただけなのに、キュウゥゥッ…!と下腹部は疼き、さっきの自慰で感じた快感を簡単に上回り、とろりと淫液がお尻を伝い、左之助さんの着物に滴り落ちてしまう。
「今夜は孕むまでしてやろうか?」
孕むまでッ♥
たった、一言の言葉の筈だって分かっているのに左之助さんに言われただけで身体が火照り、彼の赤ちゃんを孕みたいと身体が左之助さんを求めてしまう。
左之助さんとの子供を孕む。
「考え事してるところ悪いけどよ。お前が助平な顔するせいで魔羅が熱くなってきたじゃねえか」
「えっ、ひっ」
いつもより更に大きく隆起した左之助さんのペニスに驚きながらも期待してしまう。あれが、私の女性器……おまんこに挿入されてしまうんだと……♥