※この作品はR-18です。

残骸スクピディア   作:ジャンボ田西

2 / 3
今回は以下のようなジャンルを含みます。

・薬 ・催眠 ・処女喪失 ・肉体改造(膨乳など) ・壁尻 ・巨根 ・オホ声


中編

 

ルデサス国の指揮官が一人、"タバンパニ"の手によって幽閉されてしまった"ランプシー・ゼストス"。

彼女は首輪と鎖で地面に突き刺さった杭と繋げられ、手足にそれぞれ枷を嵌められ殆ど身動きが取れない状態となっていた。そして更に首へ何かしらの液体を注入されて気を失ってしまっていた。

 

「おはよう、身体の調子は如何かな」

 

頬を叩かれながらランプシーは声をかけられてゆっくりと目を覚ます。

陽の届かない場所にいる為か、どれ程の時間が経過してしまったのかも分からない。一日か、十日か、いや案外数時間すら経っていないのかもしれない。

ともかく彼女は自身の置かれた状況を思い出し、バッと勢いよく上体を起こすとすぐ近くにいる敵へ警戒心を強めて構える。

 

「距離を取ろうったって無駄なのは流石に理解出来るだろう? そんなに警戒したところで意味など無い」

 

相手の言葉通り、あらゆる行動に制限がかけられている状況下にある彼女では臨戦態勢に入ったとて出来ることなど高が知れていた。が、目の前の敵を相手にしていては警戒するなと言う方が無理な話だろう。

 

「……ふむ、薬の効果はまだあまり出てないか。思っていたよりも薬物への抵抗力が強いのかもしれないな」

 

「っ!」

 

タバンパニが口にした『薬』という単語に彼女はすぐさま反応し、自身の身体を観察した。

外見は特に変化が無く、様子のおかしい箇所は見当たらない。体調面でも異変と呼べる症状は感じ取れず、寧ろ最初にここで目覚めた時よりも復調しているようにさえ感じられる。戦える程ではないにせよ、ある程度は敵の行動に対抗することは可能かもしれない。だがしかし、この事実が何よりも彼女を不安にさせた。

敵がわざわざ彼女を回復させるような事をするはずがなく、確実に心にも身体にも苦痛を与えるような何かに違いない。

 

「だが、まぁそ(・)っ(・)ち(・)の検証は後でも良い。今は別の方から着手しようか」

 

(何を企んでいる……? 私を自軍の戦力として数えないのか?)

 

彼女は決して傲慢な性格ではない、が過剰な謙遜もしない。彼我の実力差は正確に見極められる優れた観察眼の持ち主だ。

控えめに評価してもルデサス国の兵力として考えれば、数百や数千以上の兵と同等の戦力的価値はある。つまり彼女を味方として前線に投入すればその分だけ自国の兵力を温存できるのだ。何より、彼女が自分自身に対して戦争の駒以外に価値があるとは微塵も思っていない。だからこそ戦力として利用しようとしない彼の行動を全く理解できず、不信感しか無かった。

そんな風に考えていた時だった。

 

「……………、………。…………、…。……………、…………。…、……………。………………、……………。……、……………。…………、…。………、…。……………、…。………………、…………」

 

「――っっ!?」

 

タバンパニが呪文を唱えたと同時に、彼女の身体がまるで痺れたように一切動かなくなる。もはやこんな状態であれば、態々(わざわざ)両手足に枷を嵌める必要など無いくらいに指一本さえ動かせない。そしてそれだけではなく、どれだけ声を出そうとしても弱々しい息が吐き出されるだけで音にならない。

そうしてほぼ完全に無力化された彼女へと男は近づき、強引に唇を奪った。

 

「~~~~っっ!」

 

呪文の影響で声も出せず、ただ困惑の表情を浮かべて男にされるがまま。当然、抵抗など出来るはずもなく悪臭漂う舌で口内を蹂躙される。

薄汚い唾液を流し込まれ、嫌悪感から後退(あとずさ)りたくとも許されない。

 

「~~~っ、~~~っっ! ~~~~~っっ!!」

 

体勢を固定されて拒絶も出来ないまま、耐え難い屈辱と不快感に涙が零れた。声が出ないと分かっても尚、抵抗することだけは決して諦めずに肺から空気を吐き出し続ける。例え徒労に終わろうとも抵抗する事を止めてしまうと、自分が自分でなくなるような気がしたのだ。

 

「良い匂いだ、唾液も美味い。それに筋肉は引き締まっているのに素晴らしい柔らかさと弾力だ」

 

彼女との接吻を楽しみながらも、男の右手はいつの間にか豊かな双丘へと伸びていた。目測Eカップ前後の乳果実は男が力を加える度に指が埋まり形を変える。

先端突起を摘ままれ、爪で引っ搔かれ、ねちっこい愛撫が続いて嫌悪感の増幅と同時に快感が心の中で芽吹き始めた。

本心では嫌がる気持ちがまだ強いものの、一方的に送られる鋭い刺激に身体は反応して秘部から熱い蜜が滴る。

 

「感度も良好。それにその反応からして、もしかすると痛いのも好きなのか? こんな風になぁ」

 

「~~~~~~~っっっっ!! っ、この野郎っっ!」

 

彼女の反応を観察しながら性感帯を弄っていた男はそう言って、親指と人差し指で左胸の先端を挟み込むと力強く引っ張り上げた。形の良い乳房が長く引き伸ばされ、それによって痺れるような痛みと共により強烈な快楽が全身を駆け抜ける。

だが、その衝撃故か彼女は自身にかけられた呪文の効力を打ち消し、一点攻勢してタバンパニを抑え込んだ。

 

「なっ!? ぐぇぇ、や…めろぉ………………」

 

声が出せるようになると同時に身体の自由を取り戻したランプシーは、両手に枷を嵌められた状態のままで男の首を左腕で力強く締め上げる。

骨がミシミシと音を立てて軋み、男は彼女から離れようと懸命に藻掻く。しかし気道を圧迫されて尋常では無い力で固められては、抜け出すのも容易くはない。

 

(何だコイツ、非力すぎる。これなら余裕で――)

 

更にランプシーは常人よりも筋力が強く、その一方でタバンパニは常人よりも圧倒的に身体能力が劣っている。単純な力比べで彼女に到底敵うはずが無いのだ。――そう、単(・)純(・)な(・)力(・)比(・)べ(・)で(・)は、だ。

 

「……………、………。……、…。…、………………」

 

顔を青ざめさせて酸欠になりかけながらも男は素早く呪文を唱えた。

その瞬間、抗い様の無い眠気に襲われて逆に彼女の方が意識を失いかけてしまう。その効力は数秒と経つ内に少しずつ弱まっていったが、男が拘束から抜け出すのに十分過ぎるほどの猶予を与えてしまった。

その隙を逃さなかった男が腕の拘束を振り解いて彼女の行動範囲から脱出した。

 

「ぜぇ…………、ぜぇ…………、………………はぁぁ。死ぬかと思った、…………油断も隙も無い」

 

(また、逃してしまった………………)

 

あともう少しで敵の意識を刈り取れたところだったのだが、またしても敵を仕留め損ねてしまったランプシー。その精神的なショックはあまりにも大きく、それでいてこれ以上無いほどの絶望を味わう形となった。

一度反撃された相手が、もうこれ以上の隙を与えてくれるはずも無い。最初にして最後の決定的なチャンスを逃した彼女にはもう、出来ることが完全に無くなってしまった。

うつ伏せに倒れたまま、彼女はただ悔しさに涙を飲むしかない。

 

「無抵抗な相手とばかりに油断してしまった私のミスだな。どうやらお前を相手にする時は完全に無力化させないと危険なようだ」

 

そう言いながら息を整え、タバンパニが呪文を唱える。

 

「……………、……。…………、……。…、………………。……………、………。………………、…。………………、…………。………、…。………………、………。……………、…………。………………、……………。…、…………。………………、…。……、…………。………、…。……、…………………。………、…。………………、…………。…………、……」

 

すると、段々と彼女の思考に白い靄がかかり始めて意識が朦朧とし始めた。男の声が心地よく感じられ、どうにも抗い難い服従心が芽生え始めてしまう。

 

(なんだか……、すごく。安心する………………)

 

今まで何をしていたのかすら思い出せず、そもそも昔を思い出そうという気力すら湧かない。次第にランプシーはタバンパニに対する敬慕の念で満たされていく。段々と、まるで生まれた時から彼に付き従っていたかのような錯覚が現実を塗り潰していった。

暫くして、彼女は焦点の合わない視線をタバンパニへ向けたまま動かなくなってしまった。しっかりと『催眠』の効果が効いているようだ。が、先程の手痛い反撃を受けた彼は念には念を入れて自己強化の魔法をかける。

 

「………、…。……………、………。……、…………。…………、………。……………、…。……、…。………………、………。……………、…。……………、………………。………………、………。……………、…。……、………………。………、………………。…………、……………。」

 

呪文を唱え終えると彼の身体は淡い光に包み込まれ、芯から湧き出るような気力の高まりを覚えた。この魔法の効果が残っている内は少なくとも先程のような反撃を受けても、すぐに対抗することが出来るだろう。

尤(もっとも)も、そもそも『催眠』の効力がある間にそのような事態に陥ることが無いだろうが。

 

「よしよし、それではまず口を開け。これを舐めて貰おうか」

 

身の安全を確保した彼は服を脱ぎ始め、無反応なイチモツを露見させて指さした。

すると抵抗も躊躇も無く膝立ちの姿勢で男根に顔を近づける。そして恐る恐るといった様子で舌を出し、包皮の上からゆっくりと這わせていく。濃厚な雄の臭いを醸(かも)し出している肉の棒をチロチロと可愛らしく舐め回すランプシー。

 

「もっと裏筋を沿うように、唾を塗り込むんだ。それと睾丸を優しく揉め」

 

タバンパニが追加で要求を出せばコクリと頷いて彼女は指示通りに実行する。呪文をかける前の人格は完全に消え失せ、無機質な表情のまま舌で唾液を塗りたくる。彼女の唾液を纏った男の陰茎が照明の光を鈍く反射してテラテラと輝きを放ち、甘く優しい刺激に反応して少しずつ硬度を高めていった。

そしてそれに合わせて彼女のしなやかな掌が男の玉袋を優しく包み、細い指で感触を楽しむように揉み始める。

 

「良い具合だ。では次に大きく口を開けて咥え込め、もちろん睾丸から手を離すなよ」

 

男は決して自分から動かず、言葉による指示でランプシーを思い通りに動かす。

ペロペロと舌を出して肉棒を舐め回していた彼女は言葉一つで行動を止め、次の指示を忠実に守ろうと動く。精一杯に口を大きく開けたかと思えば半勃ちのイチモツを覆い隠さんとばかりに口粘膜の中へと受け入れた。

その様子を見ていたタバンパニは彼女の頭をポンポンと撫でながら蔑むように褒め称える。

 

「良い子だ、命令通りにしか動かない姿はまさしく私の玩具だな。……だが、――」

 

頭を撫でていた右手を急にピタッと止め、男はがっしりと頭髪の束を掴んだ。そして、まるでそ(・)う(・)い(・)う(・)道具を扱うかのように激しく前後させ始める。

 

「素人相手なら、やはりこうしなくては気持ち良くないな」

 

「っっ!」

 

彼女の首を折りにいっているのではないかと思わんばかりの力で激しく動かし、少しずつ大きくなっていく男根の先端で柔らかい喉奥へと勢いよく何度も突き入れる。

この衝撃には催眠状態に入っている彼女でさえ困惑の表情を浮かべたが、それも一瞬のことですぐに涙目になりながらも対応してしまう。男の手に全てを委ねてされるがままに受け入れるその様子からは凡そ意思というものが感じられなかった。

 

「ほら、下品な音を立てながら吸い付くんだ。頬も窄めて口の中全てをチンポに密着させるように」

 

「ぐぷっ、じゅっ、じゅぞぞぞぞっ。じゅぼっ、ぼぼぼっ、ぐじゅるるるっっ」

 

「あぁ……良い、凄く良い。我慢汁は全て飲み干すんだぞ、今のお前には何よりも美味しく感じられるだろうからな」

 

「じゅぶっ、じゅるるるっっ、ぐっじゅぐっじゅ、ごくごくっ」

 

凡そ品というものを感じられない要求にさえ彼女は黙って従い、汚らしい水音を立てながら懸命にイチモツを吸い上げる。口腔内の全てを穢されていながらも顔を蕩けさせ、喉を鳴らして鈴口から溢れるように流れ出てくる僅かな粘液を飲み干していく。

その間も男は激しく手を動かし、彼女の口を使って自身の陰茎を扱き上げた。

 

「よし、もうそろそろ一発目だ。今から射精するからな、一滴も溢さずに飲み干せよ」

 

そう言って男はラストスパートをかけて手をより速く動かす。それと同時に腰も振り、先程までと比べて二倍以上に速いテンポで喉奥をまで突き込んでいく。途中で何度かランプシーが嗚咽を漏らすも、それを掻き消す程の水音と吸引音,破裂音で彼の耳には届かない。

イチモツを引き抜く度に彼女の唾液が掻き出されて口の端から零れ落ち、顎と股座(またぐら)を汚しながら地面に滴り落ちる。

 

「射精(だ)すぞ、射精(だ)すぞっっ」

 

「じゅずずずずっっ、ぐじゅじゅじゅじゅっっっっ!」

 

ドクドクと脈打ち、粘膜と溶けてしまいそうなくらいに温度が上昇する。

もうすぐそこまで来ている射精感にタバンパニは顔を上げ、両手で彼女の側頭部を掴んだ。あまりに激し過ぎる前後運動に、いつの間にか彼女の睾丸を揉む手が止まっていたがそれを彼も注意しない。それどころではないのだ。

そうしてバチュンバチュンと何度も激しくランプシーの顔を股座に叩き付けた後、一層強く根元まで押し付けて彼は身を震わせた。

 

「~~~~~~~~~っっっっ」

 

その直後、彼女の食道へ直接流し込むように男は白濁汁を解き放つ。

あまりの勢いと濃度,熱さにランプシーは頭部をがっしりと抑え込まれたまま身体を痙攣させる。「溢すな」という指示を受けていたこともあり必死に吸い上げ、ゆっくりと時間をかけて嚥下(えんげ)し終えてから全身の力を抜いた。

 

「けほっけほっ。はぁ……はぁ……」

 

ほぼほぼ窒息寸前だった彼女は男の両手から解放されると膝立ちの姿勢からへたり込み、首元を押さえて呼吸を整える。まだ呪文の効力は切れておらず、苦しそうな表情を浮かべながらも嫌悪の色は見えない。

その表情を観察した男は近くに置いていた瓶を開けて中身を一気に飲み干すと、再び彼女の前に立った。

 

「思っていた以上に良い具合だった、もう少し楽しませてもらおうか」

 

そう言って首と口元を抑えたまま項垂れている彼女の側頭部を両手で掴み、強引に上を向かせると再び口内へと屹立している男根を捩じ込む。息も整わない内に口の中を異物で塞がれたランプシーは意識を奪われた状態でも両目を大きく見開き、驚愕を顔に浮かべる。

が、しかしすぐにそれを受け入れて下品な音を立てながら力強く吸い上げ始めた。

 

「じゅぶぶぶっっ、じゅずりゅりゅっっ、ぐぷっぐぷっ……んっ、ぐじゅじゅ」

 

(無様だな。とても『アッテリサ国最強』などと持て囃(はや)されていた兵士のする顔ではない)

 

唇を窄め、一心不乱にイチモツへとしゃぶりつくその姿は兵士のそれではない。娼婦か、性奴隷か、当てはまる表現はどれも低俗なものばかりだった。だが表情は"無"そのものであり、あまり面白みのある反応とは言えない。

と、そこで男はふと一つの悪巧みを思いつく。

 

「………、…。……………、………。………………、…………。……………、…。…………、………。…………、………。…………、…。…、………………。………………、…………。………、…。………………、…。……………、………」

 

力任せにランプシーの頭部を揺さぶって口粘膜を凌辱しなかがら、タバンパニが滑らかに呪文を詠唱し始めた。

すると、虚ろに宙を漂わせていた彼女の視線が少しずつ光を取り戻し、暫くした後に靄がかっていた意識が明瞭になる。そうして段々と自分の置かれている状況を理解していった彼女の表情は恐怖と嫌悪に染まり、自由の利かない両腕で必死に抵抗しつつ男の股座から顔を引き離そうとする。

だが、まだ薬か呪文の影響が残っているのか全力を出し切れず枷を嵌められたままの彼女では現状を打破できるわけも無かった。

 

「……、っ!? やっ、やめ――んぐうぅぅぅっっ! ぐぶっ、ぅぶうう゛ぅ゛ぅぅっっ!」

 

先程までの従順な態度から一転し、呪文の効力を解かれた瞬間に懸命な抵抗を見せるランプシー。その様子が男を更に欲情させ、彼女の口内で今まで以上に肉棒が雄々しく肥大化する。

口一杯に広がる噎(む)せ返るような生臭さと雄の臭いに強い忌避感を覚える彼女が逃れようとするも、しかし男はそれを許さずに両手でがっしりと引き寄せた。

 

「やはりそういう反応が無くては面白くない。ほら、もう二発目が出そうだぞ」

 

「んううぅぅぅっっっ! んうぅぅぅうぅっっっっっっ!」

 

いくら戦闘能力に優れている彼女であろうとも、脱力させられている状態で魔法による強化を施された男相手に成す術などあるはずも無く、長い銀髪を振り乱して顔を激しく振り涙を溢すことしか出来ない。その反応は強姦されている一般的な少女の姿そのものであり、輝かしい戦績を収めた経歴のことを考えなければ年齢通りのものだった。

 

「あぁ良い……。強気な弱者を嬲(なぶ)る、この瞬間が何よりも私を昂らせるっ。これぞ性の愉悦っ」

 

敵わないと理解しつつも抵抗することを諦めない彼女の態度が、男の性的興奮を増幅させる。

無反応だった時よりも早く射精感が高まり、もう我慢の限界がすぐ近くまで迫っていた。

 

「んむぅっっ! んぐっ、ぅぅ゛ぅ゛ぅっっっっっ!」

 

喉の奥から鼻の孔へと抜け出ていく雄のフェロモンが更に濃くなり、自身にとって良くない事が起ころうとしているのだろうと彼女は直感する。

しかしどれだけ正しく予感出来ていようとも、それを回避する手段が無ければ何の意味も持たない。

 

(やめてっっ、もうこれ以上――)

 

更に激しく喉奥を突き込まれて息を詰まらせながら、声を出せないランプシーは心の中で懇願する。

それはいつぞやの戦場で彼女が窘(たしな)めた、『敵に情けを請う』行為。自身の矜持や誇りをかなぐり捨てるに等しい行いではあったが、強い嫌悪の感情と本能が衝動的に彼女を突き動かしていた。

 

「っっ、ぶはぁっっっっ!!」

 

だが、彼女の願いが届いたのか男は唐突に口内から男根を勢いよく引き抜いて解放する。漸(ようや)く与えられた休息に安堵するランプシー。

――しかし、次の瞬間には自分の懇願が届いたわけでは無いことを思い知らされる。

 

「きゃあっっっっ! んっ……んぅぅ」

 

だらしなく口を開けて空気を貪ろうとした、その刹那。自身の唇から引き離された陰茎の、その小さな鈴口から熱く煮え滾るような雄汁が噴射された。

ドクンドクンと脈打ちながら震える肉棒によって彼女の整った顔が濁った白色に染め上げられ、強烈な臭いと共に穢される。

 

「っ、はぁ、はぁ、はぁ、……っく。…………ペッ、最悪」

 

憎き相手の子種汁で顔面を汚され、プライドも尊厳も踏み躙られた彼女は口元にかけられた精液を吐きかけて言い捨てる。

憎悪の感情を全面に出して殺意の籠った視線で男を射抜く事。それが、今の彼女に出来る最大限の抵抗だった。

 

「ありがとう、最高の誉め言葉だよ」

 

しかしそれは寧ろ逆効果、相手を悦ばせる賛美でしかなかった。

彼女が嫌悪の感情を向ける度に男のイチモツは喜びに震える。マゾヒスティックな欲望にも思えるその反応は、実際のところ全くの真逆。睨みつけて罵声を吐き出すことしか抵抗手段の無い状態にまで相手を貶めている、この状況が他の何よりも彼の興奮を爆発させている要因だった。何より、その表情は男の精液で汚されているのだから凄みの欠片も感じられないだろう。

 

「だが、今一度お前には眠っていて貰おうか」

 

「……何を、…………っっ! まさかっ」

 

呟くようにタバンパニの溢した言葉。それに首を傾げたランプシーだったが、すぐさま彼の意図に気づき阻止しようと飛び掛かる。が、鎖で杭と結びつけられた彼女には彼を止めることなど出来ない。

 

「…………、………。……………、…。………………、…。…、………………。……………、…。……………、………。………、…。……………、………。…、……」

 

彼女と充分に距離を取った男が歌うように呪文を紡ぎ、部屋に響かせる。

すると意識を取り戻したランプシーの瞳から再び光が奪われていき、数秒と経った頃にはまた『催眠』の魔法をかけられた状態に戻ってしまっていた。

 

「よし、ではこちらに尻を向けろ。前屈みになってな」

 

こうなってしまうと、彼女はもう抵抗出来ないどころの話ではない。何を言われようとも従順に下された命令を守るだけ。

虚ろな表情で男に背を向けたランプシーは、言われるがままに滑らかな曲線を描く自身の臀部を相手に差し出す。鍛えられて引き締まった全身の例に漏れず、その丸いシルエットからでも分かる筋肉の質。

煽情的というよりも剛健、逞しいという表現が適した彼女の臀部を男が右手で掴むと割れ目に左手の中指を捩じ込む。

 

「まぁ思っていた通り、処女だな。その歳で戦場を駆け回っているような女に、こんな経験などあるはずも無いか」

 

具合を確かめるように膣壁を指の腹で擦り、ゆっくりと掻き回す。『催眠』の効果か、じっとりと湿り気を帯びる肉襞の一つ一つがうねって絡みつく。その空間はあまりにも狭く、指を一本挿れただけでもぴっちりとした密着感を確認できた。

ならば良い、と男は満足して指を引き抜く。

 

「折角の初(・)め(・)て(・)だ。思う存分に気持ち良くなるといい」

 

そう言って、タバンパニは彼女の腰を両手で掴み上げると今も尚硬く反り返るイチモツの先端を秘部にあてがう。そしてゆっくりと両手で引き寄せ、何の侵入も許してこなかった前人未踏の陰裂を抉じ開けていく。

 

「あっ、あぁぁっ……」

 

ぴったりとくっついていた膣肉を強引に引き裂きながら奥を目指して男根が突き進む。破瓜の血がゴツゴツした竿を伝って滴り落ち、地面に紅い模様を描き上げる。本来ならば鋭い痛みを伴う処女喪失だが、『催眠』の魔法と男の言葉により思考を快楽で染められ艶やかな声を漏らした。

 

「……あぐっっ、ぅあっっ」

 

やがて肉の竿は根元までずっぽりと蜜壺に埋まり、最奥部の子宮口と亀頭の先端が軽く触れる。

身体の内側から内臓を押し上げられるような圧迫感から呻き声をあげ、しかしすぐに快楽で脳が痺れる。苦痛を感じようとも次の瞬間には肉悦で上書きされ、中毒性のある心地よさに身体の隅々まで支配されていく。

 

「はぁ……はぁ……、っっ! んおっっ、おっっ、ひあぁっっ」

 

純潔を散らした余韻に浸っていられたのも束の間。男はすぐに腰を引き、そして力強く尻肉へと叩き付けた。

まだ侵入してきた異物感に慣れぬまま、雄々しいカリ首の凹凸で削ぎ落とすように肉襞を掻き出され、そして子宮を圧し潰さんとする程の力で頑強な肉棒が突き込まれる。いきなり激しい抽挿が始まって変化に付いて行けない彼女は魔法の効力による無表情を崩されて望まぬ嬌声を漏らしてしまう。

 

「処女を破ってやったばかりだというのに、もう濡れてきているな。兵士として戦場に立つよりも、肉孔として男に仕える方が素質あるのではないのか」

 

「あぅっっ、あっ、んああぁっっ! あふっっ、んっ、んんぅっっ、ふあぁっっ」

 

イラマ時にも多少濡れていた彼女の秘部はイチモツで数回擦られる度にその湿度を増していき、気がつけば地面の血を薄めてしまうほどに大量の粘液を分泌させていた。それは彼がかけた魔法の効力だけによるものではなく、紛れも無く彼女自身の素養による理由もある。

これはもしかすると、と閃いた男が彼女の耳元で囁いた。

 

「今すぐ絶頂(イ)け」

 

「ひぅぅっっ!! ~~~~~~っっっっ!?」

 

その瞬間、膣壁が激しく収縮して全身が細かく痙攣を起こす。顎を突き上げ、奥歯をガチガチと鳴らしながら快感に身を震わせているその様子は、明らかに絶頂している。

まだ交わってから数分と経たない内に、言(・)葉(・)だ(・)け(・)で(・)彼女はいとも容易くオーガズムに達したのだ。

それを目にしたタバンパニは確信する。

 

(……なるほど。コイツ、魔法への耐性がどうしようもないほどにクソザコだな)

 

彼がかけた『催眠』の魔法は相手を自身の命令に従わせる効力を発揮するが、その程度は術者の実力と相手の抵抗力に大きく左右される。タバンパニ程の実力者であれば言葉一つで相手の行動を自由に操れるのだが、生理現象を強制させることは基本的に不可能。

しかしそれは対象者が平均的な魔法耐性を有している場合の話である。

優れた身体能力と卓越した技術で幾人ものルデサス軍の指揮官を仕留めてきたランプシーだが、彼女は魔法に対抗する力が人よりも数段劣っていたのだ。魔法による物理的な攻撃は回避し、受け止めることに何の苦も無かった彼女だが精神に直接作用する魔法を受けたのは今回が初めてであり、その弱点は本人も含めて今の今まで誰も知り得なかったこと。

それを把握した彼は不気味に口角を吊り上げ、眼を細めて笑った。

 

「ほら、絶頂(イ)け。絶頂(イ)け。絶頂(イ)けっ」

 

「――っっ! ~~~~っっ、~~~~~~~っっっっ!!」

 

タバンパニが耳元で絶頂を命令する度に、彼女は身体をガクガクと震わせて背を反らす。命令で連続的に絶頂を強制され、全身が快楽の頂点に何度も達しながら敏感な膣穴を肉棒で擦り上げられる。

最早、声すらもまともに出せないままランプシーは繰り返し引き起こされる強制的な快楽の連鎖爆発に訳も分からずに困惑するしかなかった。

 

「もっとだ。絶頂(イ)けっ。絶頂(イ)けっ! 絶頂(イ)けっっ!」

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっ!?!?」

 

男の言葉一つで絶頂している間にも次の言葉が紡がれ、達している最中であろうとも身体と脳が勝手に絶頂する。襲ってくる激しい快楽の波が引くよりも前に、新たな次の絶頂が襲い来る無限ループ。

繰り返される命令一つ一つに対して従順に従う彼女は、開いたまま塞がる事の無い口からだらしなく嬌声と涎を漏らしながらも重なり続ける肉悦にその身体を火照らせていた。

その間も男は彼女の生殖器を使って自身のイチモツを扱き続け、力強く抽挿を繰り返す。

魔法の影響によるものとはいえ、声だけでタバンパニの思うがままに絶頂させられ、性器を道具のように扱われている今の彼女はまさしく玩具と呼ばれるに相応しい様である。しかし、その事実もまた魔法によって彼女は認識すら出来ない。

 

「はぁ、はぁ、絶頂すればするほど……締め付けが強くなって、最高の感触だな。しかもこれ程の密着感を味わえながら、愛液が零れ出る程に俺のモノに纏わり付いて……はぁ、激しく動かすのに苦労も無い」

 

一般的な女性では体験できない、魔法で強制絶頂させながらの行為。

本来ならば動かす事などできないくらいにくっつく膣肉は度重なる絶頂で柔らかく解れ、更に蜜壺の奥から溢れ出す分泌液が潤滑油となり出入りの動きをスムーズにさせる。その感触は彼がこれまでに穢してきた、どの雌穴よりも心地よく感情を昂らせる。

このままではまたしてもすぐに果ててしまいそうだと感じた彼は、最奥まで突き込んだ後に動きを止めて休憩を挟む。と、ほぼ同タイミングだった。

 

「ふぁ、あぁぁ…………」

 

蕩けた表情をしているランプシーがブルブルと震えたかと思えば、結合部辺りから黄金色の液体をチョロチョロと漏らし始めた。最後の一突きがトリガーとなったのか、或いは連続絶頂による筋弛緩の所為か。

 

「フッ、これがアッテリサ国最強の女兵の姿か? みっともない事この上無いな」

 

ともかく、あろうことか彼女は敵との行為中に粗相をしてしまったのだ。これ以上につけ込まれる弱みなど、そう無いものだろう。それも勇ましい姿を見せて名の知れた兵士であれば、尚のこと。

 

「何歳児のつもりなんだ、おい。恥ずかしくないのか」

 

「ひあぁっっ、あぁぁぁぁ…………」

 

そう言いながらタバンパニは彼女の身体を抱き寄せると、牛の搾乳が如き手つきで胸を握り締める。

多少の痛みは感じるものの、非力な素の握力では寧ろ快感が大きくランプシーの口から甘い声が漏れる。そしてそれと同時に弱まりかけていた放尿の勢いが瞬間的に増した。

初めて見た高貴さや凛々しさから遠ざかる彼女の痴態は止まる事を知らず、どこまでも堕ちゆくその姿に男が思わず苦笑し口角を上げる。

 

「おいおいおいおい……乳握り潰されて感じてやがるのか、この女。よくまぁそんなザマで兵士として戦おうなんて思ったものだ、なぁっ」

 

「ひぐっっ!? いぁっっ、あぅっっっ」

 

恍惚とした表情で失禁しながらも未だに軽い絶頂を繰り返している彼女に呆れ返った男は、胸から手を離して尻肉を思い切り引っ叩く。

魔法による強化を施していないため相も変わらず幼児レベルの威力しか出ていない。が、それでも度重なる絶頂で完全に力が抜けきっている彼女の身体には充分な刺激として脳へダイレクトに響いた。

 

「………………、……っ!? いったい、なにが……」

 

「おっと。ようやく目が覚めたかな」

 

「お前……、っっ!! なんだこの状況はっ!」

 

数度のスパンキングによって小さな衝撃を何度も受けたランプシーは、段々と意識が覚醒し始める。

『催眠』から解放された彼女は、自分自身が置かれている状況を初めて認識し驚嘆の声をあげた。それもそのはず、目が覚めたらいつの間にか敵にレイプされていたのだ。認識は出来ても、到底理解が及ぶはずもない。

 

「あれだけみっともなく乱れていたんだ。もう魔法の効果が無くとも勝手に身体が感じるだろう」

 

「何を言って――」

 

男の言葉に説明の意図は一切無く、まるで独り言かのように語りかけられて困惑が増す。

しかし彼が両手で彼女の腰を勢いよく引き寄せた瞬間、今まで感じたことの無いような刺激が全身を稲妻の如き衝撃で駆け巡った。たったの一擦りで激しく肉襞が反応し、抗い難い快楽が一瞬の内に脳髄を麻痺させる。

 

「んひっ。いひぃぃぃっっ!? なにっ、これぇっっっ……ぃぎいぃぃっっ!? おか……ひくっ、ぅぅっっ。頭が、おかひくなるぅうゥっっっ!」

 

催眠中にされたことを頭が記憶していなくとも、身体は事細かに記録していた。

絶頂の命令を出されながら膣肉を擦り続けられたことで、その感度が異常を起こして癖になってしまったのだ。要は、先程の激しい体験の中で「膣壁を擦られる」と「絶頂する」に近しい快感を覚えることを、彼女の全身が反射的に引き起こしてしまう。そういうふうに躾けられてしまったのだ。

タバンパニが腰を振る度に、彼女の尻へ打ち付ける度に、情欲的な音を奏でて思考を叩き崩してくる。どうにか絶頂を抑えるので必死な状態のランプシー。いや、最早抑える事など既に出来なくなっていた。

 

「まだ壊れてくれるなよっ。今から子宮に射精すんだからなぁっっ」

 

休憩していたとはいえ、やはり彼女の肉襞に包まれたままで再び動き出せば鎮まりかけていた射精感は加速度的に高まり、瞬く間に休む前と変わらない領域まで回復する。

それ程までに彼女の性器と体質は彼の好みに合致した逸材だったのだ。

 

「っ、いやっっ! いやぁぁっっっっ!!」

 

顔を横に振って涙を流す彼女。男から逃れようと足を踏み出すも、尋常では無い力で引き寄せられて尻肉が波打つ。

既に結合部分は大洪水で、白っぽい粘液が男と彼女の間で何本もの橋を架けている。彼女にはまるで、これが男と自分を縛り付ける鎖のようなものにも思えた。

もう感じたくなくとも陰茎が蜜壺への出入りを繰り返す度に身体が快楽で打ち震え、元から残されていない僅かな抵抗力すら無情にも少しずつ確実に刈り取ってしまう。

今の彼女には、アッテリサ国最強などと謳(うた)われた勇姿などどこにも見当たらなかった。

 

「ぐうっっ、射精(で)るっっっっっっ!」

 

「ああ゛ぁ゛ぁぁっっ! あぁぁ゛ぁ゛ぁ~~~~~~っっっっ」

 

一際力強く引き寄せながら腰を叩き付け、タバンパニの肉棒が子宮を圧し潰すと同時に放たれる灼熱の奔流。

口や顔に出された時よりも濃く、大量に、熱い粘液が狭い隙間を満たしていき、入りきらなかった分だけ陰茎を伝うように逆流して溢れ出す。彼女の意思に反して肉襞と壁が収縮を繰り返し、まるでイチモツから子種汁を搾り取るように蠕動(ぜんどう)する。

男と共に何度目になるか分からない絶頂に達し、ランプシーの全身から力が抜け落ちる。

 

「はぁぁぁ、……中々の名器だったぞ」

 

「ひゅー、ひゅー、ひゅー、……」

 

男の両手から解放され、そのままうつ伏せに地面へドサっと落ちた。

息つく暇も無い荒々しい行為で完全に憔悴しきった彼女はか細い呼吸を繰り返して、どうにか意識を保ち続ける。しかし蓄積した疲労感からか次第に強烈な眠気に襲われ、敵に背を向けていることも忘れて暗い闇へと沈んでしまった。

 

   ◆◇◆◇◆◇

 

無機質な岩石に囲まれ、周囲を照らすのは点々と一定間隔に掛けられた小さな灯火のみ。薄暗く冷たい空気が纏わりつくような天然の廊下を、ランプシーは歩かされている。

そして彼女の視線の先。少し前を歩くのはここ数日間で彼女を犯し続けている男――タバンパニだ。彼の手には鎖が握られており、それは彼女に装着された首輪と繋がっている。手枷も足枷も外され、四肢の自由は取り戻された状態で。

 

「……さっきも言った通り、今日から何日間か俺は戦場に出なくてはならなくなってな。その間にお前を預けておく必要があるんだ」

 

「…………本当に私を戦場に連れ出すつもりは無いの」

 

「なんだ、そんなに味方を殺したいと言うのか?」

 

「っ、そうじゃないっ! けど、………………っ」

 

敵に鹵獲されて戦場の駒にされていない、この状況は寧ろ彼女としては有難いことだった。味方を、国を、――何より敬愛するイーアコス・アッテリサ王女を裏切らなくて済むのなら、それに越したことはない。

しかし、これまでの人生で戦うこと以外に自身の存在価値が無いと考え、そう認識していた彼女からしてみればそれすらも否定されたようにも思えてしまう。暗に「お前に価値など無い」と言われているような、そんな気持ちだった。

 

「……それに、そんな身(・)体(・)にされてる時点でなんとなく分かるだろう? お前はもう二度と戦場に立つ事など無い、とな」

 

そう言いながら徐に前を歩く男が立ち止まって振り返り、空いている左手で彼女の胸を鷲掴んだ。

 

「っっ」

 

唐突に乱暴な手つきで胸を揉みしだかれるランプシー。その身体はたったの数日で変わり果てていた。

華奢ながらも引き締まった筋肉で逞しさすら覚えるその身体つきは、柔らかな脂肪で輪郭が丸みを帯びている。胸や尻だけでなく、胴も腕や脚も、首回りや頬に至るまで一回りも二回りも太くなり、鍛え上げられた兵士としての体格とは言えなくなっていた。戦闘の技術は健在であろうとも、今の彼女では依然のような軽やかでキレのある動きはもう出来ない。超人的な身体能力を実現していた筋肉の殆ど全てが、醜い贅肉に置き換えられてしまったのだ。

この状態は敵の捕虜としてタバンパニに捕らえられてしまった日から、継続的に注射されている薬の効果によるものだった。

 

「特にこの胸。ここに来た時から充分に大きかったが、今ではその倍以上あるだろう。今なら俺のモノもすっかり埋まってしまいそうだぞ」

 

「くっ、下衆め」

 

薬の効力で太らされた彼女の身体の中でも、目の前の男に揉みしだかれている乳房は特に変化が大きかった。

戦場を駆け回っていた頃から豊かに実っていた彼女の乳果実だが、その頃は鍛えられた筋肉のお陰か形も整っていて上品な魅力を有していた。だが今となっては二倍にも三倍にも膨れており、衰えた筋肉では支えきれずに自重で垂れ下がってしまっている。ハリや弾力も落ち、力を加えた分だけ男の手指が何の抵抗も受けずに乳肉へと沈んでいく。

 

「下衆で結構。今から俺が帰って来るまでの間、お前はそんな下衆共の公衆便所になるのだからな」

 

「…………」

 

どういうことか、と訊く気にすらなれなかった。ここ数日の間、彼女の問いかけは真面に取り合って貰ったためしが無く、問いかけるだけ無駄でしかない。それに言葉の響きからして碌でもないことは想像に難くない。

彼女はただ黙って再び前を歩き出した男の後ろを付いて行く。

 

暫く無機質な廊下を歩いた後、男は一つの扉の前で立ち止まり開けた。

その瞬間から酷い悪臭が漂い、反射的にランプシーは自身の鼻を摘まんで塞ぐ。しかし男は何の反応も示すことすら無く、無表情のままその部屋の中へと入って行く。どうやら嗅覚が終わっているようだ。

本能的にその空間を避けようとする自身の心に鞭を打ち、恐る恐る彼女も男に連れられて入る。

 

「ここでお前には暫くの間、戦いで疲れた野郎どもの性欲処理をすることになる。そこの穴に上半身だけ入れ」

 

そこはまさしく便所であり、汚れがこびり付いたままの便器が三つほど等間隔に並んでいる。そして奥には扉付きの個室が一つだけ。通気口と思わしき穴が天井近くに一つだけあるが、とても小さくこの激臭を逃がす役割を担いきれていない。

そんな空間の中、壁に一つだけ異様に大きな穴が開いていて男がそれを指さしている。

 

(向こう側も同じ様な場所……)

 

タバンパニの命令通りに彼女は穴の前に立ち、そして臍から上だけを穴の中に通した。

隣の部屋をよく見てみると彼女がいる空間と酷似している。どうやらどちらも便所のようだ。

しかし気になるのは様相が全く同じである、ということ。普通に考えれば男用と女用でかなり違いがあるだろうに、二つの隣り合った空間は一見して見分けがつかない程に違いが無い。

これがルデサス国とアッテリサ国との文化の違い、というものなのかもしれない。

そんな風に思考を巡らせていると、背後からぶつぶつと声が聞こえてくる。

 

「……………、…。……………、…………。…、……………。……………、…。…、…………。……………、………………。…、………………。……、…。…………、………。………………、…………」

 

「っっ!!」

 

そして次の瞬間、壁の穴が急速に塞がり始める。ランプシーが変化に驚いた時には壁の断面が肌に触れ、彼女の胴体をがっしりと固定していた。更に言えば男が持っていた鎖も一緒に壁へ埋められている為、それと繋がっている首も完全に動かせなくなってしまっている。

 

「ああ、首輪のことを忘れていたな。まぁでも邪魔だと思ったら勝手に壊すだろうし、その後で着け直せば大丈夫か」

 

壁を通して聞こえる男の声が段々と遠ざかって行き、やがて背後の気配が完全に消え失せた。

が、男の足音が再び聞こえて今度は彼女の上半身がある空間の扉から現れる。

 

「飯は一日に三回ほど持って来るらしいから、それを取って食え。水はここに貯水タンクがあるから好きに飲むといい」

 

「……私がそれを拒む可能性は考えないの? 餓死しようとしたらどうする」

 

「それはお前の自由だ、勝手にしろ。……だが、俺なりの親切心から言うが飯は来た時にすぐ食え。下手なことをされる前にな」

 

それだけ言って、男が立ち去ろうとする。

 

「あっ、ちょっと待って!」

 

それをランプシーが呼び止める。男が立ち止まり、ゆっくりと振り返って彼女の方を見た。

 

「もしかして、だけど。私が催した場合って……この状態のままでする、ってこと……?」

 

「……定期的に掃除して貰えるように俺から言ってある。心配する必要は無い」

 

「最悪……」

 

タバンパニは彼女の問いかけに短く答えるとそのまま立ち去ってしまった。男の口ぶりから察するに、要は垂(・)れ(・)流(・)し(・)という事なのだろう。

どこまで人の尊厳を踏み躙(にじ)れば気が済むのか、と彼女は憤るがその矛先を向ける相手はもういない。

 

(……。イーアコス様、心配して下さっているのでしょうか)

 

独りぼっちで放置され、孤独となった彼女が最初に考えたのは心の底から愛する王女のことだった。

お茶する約束を反故にしてしまい、もう数日が経過している。ランプシーにとってイーアコスは恩人であり、唯一無二の親友であり、掛け替えのない存在だ。そしてそれは恐らく相手も思っていること。

不安にさせて申し訳が無い。心配させて、約束を破ってしまって、どれだけ謝っても足りないほどに合わせる顔が無い。

 

(でも、だからこそ。必ずここから脱出して、イーアコス様を安心させなくては)

 

愛する人の為ならば気力が湧く。何があっても耐えられる。

そう信じ、溢れ出る活力を糧に周囲を見渡した。まずはこの壁から抜けださなくてはならない。その為に使えそうな物が無いか、探してみる。

――と、その時だった。

 

「おーおー、本当に埋まってるな。アッテリサ国最強の女兵様がよ」

「タバンパニの奴。結構良い趣味してんじゃねぇか」

「なんか思ってたよりも普通の女って感じすね。もっと鍛えられてんのかと思ってた」

 

扉が開き、無粋な男が三人ほど入って来た。

彼らは部屋に入って来るなり壁に挟まっているランプシーの身体を品定めするように視線で舐め回す。その下卑た視線に寒気が走り、彼女は身動(みじろ)ぎをする。

 

「何だお前らは」

 

「『何だ』って言われてもなぁ、タバンパニ(あいつ)から何も聞かされていないのか? お前は暫くの間――」

 

「『下衆共の公衆便所になる』とだけ言われたわ」

 

「おいおい、ひでぇ言い草だな。まあ強(あなが)ち間違いじゃあねんだろうけどさあ」

 

肩を竦(すく)めて溜め息を吐きながら彼女の方へと歩み寄る。

そして彼女の前に立つなり、徐に股間を曝け出して陰茎を突き付けた。

 

「どうであれ話が通ってるんならいいや、早くしゃぶれよ」

 

「……こんなグロテスクで臭い肉塊を? 誰が? 寝言は寝てからにして、まずはそれを洗って来たらどうなの」

 

「あー? 何だ、まだまだ全然反抗的じゃねぇかよ。タバンパニ(あいつ)本当にぬるい仕事してんなぁ」

 

「そうっすか? 俺はこんくらい生意気な方が好きなんすけどね、滅茶苦茶にし甲斐があるっていうか」

 

彼女が男の要求に反抗していると、もう一人の男が近づいて来て彼女の垂れ下がった乳房を握り締める。その乱暴さたるや、一切の力加減を感じられずギリギリと激しい痛みを覚えるほどだった。

苦痛に顔を歪めながらも呻き声一つ漏らさず、ランプシーはされるがままに耐える。

 

「うわぁ、すっげぇ重てぇ。よくこんなのぶら下げて戦場に立ってたなぁ」

 

「いや。あいつの事だから変な薬でも入れてんだろ、もしくは趣味の悪ぃ魔法か何かか」

 

「でも揉み心地は良いっすよ。こんなにデカいから、折角なんで先に挟ませて貰っていいすか」

 

そう言うや否や、胸を触っていた男も下腹部を露出させると両手で彼女の胸を持ち上げて自身の陰茎を挟み込む。

ビクビクと震える肉棒の温度が乳肌から伝わり、言い様の無い嫌悪感を彼女は覚えた。

 

「お、やっぱり全部埋まったっすよ。……でもあんまり気持ち良くねぇっすね、柔らかいだけって言うか……」

 

「そりゃあお前、潤滑油が無けりゃあ擦っても気持ち良くはねえだろ」

 

自分勝手に乳房を掴み上げて乱雑に上下運動を始めた男が残念そうに悪態を吐くと、別の男が指摘して呪文を唱え始める。そうして彼が掌を谷間へ埋まっている男根へ向けた瞬間、掌から透明な液体が勢いよく放射された。

 

「っ! ……」

 

「おっとっと。ちょっと出し過ぎちまったかな」

 

その透明な液体は胸の谷間に向けられて放たれたが、範囲が無駄に広く彼女の上半身へ満遍なくぶちまけられた。

ただの水とは異なる油のような粘性を有したそれは、肌と言う肌に纏わりついて艶めかしく灯火の光を反射させている。

 

「俺にも少しかかったじゃねぇっすか、もう」

 

「悪ぃ悪ぃ。でもその方が良い感じだろ」

 

「まぁ……、そうっすね。なんかマンコを突いてる感じっすけど、ちょっと違ってこれもまた良い」

 

「………………」

 

我が物顔で乳房を使いイチモツを扱き始めた男をランプシーは黙って睨みつける。

一応、両手が空いているため突き飛ばそうと思えば出来なくもないだろうが、そんなことをした所で彼女がここから出られるわけではない。無意味な抵抗をして後々のチャンスすら掴めなくなるのは本末転倒も良いところだ。

だからこそ、嫌悪を露わにしつつもいつか来ると信じている脱出のチャンスを待ち続ける。

 

「出来れば体勢を変えたいところっすけど、仕方が無いっすね」

 

「…………」

 

魔法によって潤滑油を得てから、男はスムーズに乳果実を上下させて肌へ男根を擦り付けている。男が股座へ彼女の胸をぶつける度にパチュンパチュンと水音を響かせて、粘液の雫が弾けて飛び散る。

男のイチモツが小さいわけではないものの、どれだけ激しく動かそうと先端さえ醜く膨張させられた双丘の谷間から姿を見せることが無い。常に彼女の胸に埋まり、不快な温度を伝え続けている。

 

「これ、かなり良いっすよ。挟んでたら気持ち良いし、こうやって遊ぶことも出来る」

 

「……っっ、~~っっ!」

 

グニグニと弄ぶように乳肉を揉み、男は先端突起を摘まむと力の限りに引っ張った。釣鐘状に引き伸ばされる乳房が鋭い痛みを伝え、しかし同時に甘い刺激をも脳に突き刺してくる。

この数日間で、性感帯である乳頭を刺激されるとどんな事をされても少なからず肉悦を覚えるように調教されてしまった彼女には、そんな行為にさえ肉体的興奮を煽られてしまう。

 

「ほら。こうやって乳首だけ摘まんで、上下に動かせば……」

 

「~~っっ、~~っっ…………」

 

すっかり甘い刺激に弱くなってしまった桃色の突起を指で挟まれ、タンタンと一定のテンポで揺さぶられる。男が手を動かす度に伸び縮みを繰り返し、僅かばかりの痛みと過剰な性感で体温が少しずつ上昇していく。

段々と彼女の身体が汗ばみ魔法でぶちまけられた粘液とは別で、汗が全身を纏わり始める。

 

「これは良いっすね。もう、射精(で)そうっす」

 

ランプシーが感じ始めるとほぼ同時に男もスパートをかける。

一層強く乳肌を叩きつけられ、軽快な破裂音をさせながら男の手指によって乳果実が暴れ回っている。身体の一部を玩具のように遊ばれ、悔しさと恥ずかしさを感じながらも高まる興奮から蜜壺が湿度を生み出していく。

 

「ああぁぁっ、でっ……射精(で)るっっ」

 

「~~っっっっっっ!」

 

そうして高まる射精感の限界を感じた男が咄嗟に乳頭から手を離し、力一杯に両手で乳肉を圧迫させて引き寄せる。

瞬間的に異なる刺激を受けたランプシーは、不意の衝撃に軽く絶頂する。それと同時に胸の内で熱い粘液が噴火し、ドクドクと脈打ちながら白く濁った色で汚していく。

数秒後、男の手から解放されて男根が離れると谷間に放たれた子種汁がボタボタと塊のように地面へ滴り落ちた。

 

「俺は満足したんで、後は使っていいっすよ」

 

「『使っていいっすよ』じゃねぇんだよ、これはお前だけの物じゃあねぇんだ。……ったく」

 

挟射を楽しんだ男は近くに置いてある紙を使ってイチモツの汚れを拭き取り、衣服の中へ仕舞う。

あまりに自分勝手な行動をする仲間を咎めつつ、溜め息を吐いた男が改めて彼女の口元に男根を突き出した。

 

「…………」

 

しかし、眼前に差し出すだけで男は特に何もしようとしない。恐らく自分から何もしないのは、彼女から咥えさせたい気持ちの表れなのだろう。それで征服感を楽しみたい趣向なのかもしれない。

しかしランプシーが素直にそのような思惑に乗るはずも無い。

――絶対にお前の思い通りになどなるものか。――

そんな意思を以て彼女は男の顔を睨みつける。――しかし、

 

「――かっ……ぁあぁぁぁっ!? っあぐっっっっ」

 

彼女の意図を察したのか男が強引な手段を実行に移した。

力の限りに首を締め上げて彼女の気道を体外から塞ぎ、呼吸を封じてきたのだ。その苦しさと痛みは凄まじく、ここ数日で弱まってしまった彼女は反射的に口を開いてしまう。

そして男はその瞬間を逃さず、一思いにイチモツを喉奥まで突き込んだ。

 

「おぉぉ。こいつは良い喉マンコだな、首を絞めているからかより具合も良い」

 

「ん゛ん゛んん~~~っっ! んぅ゛ぅ゛~~~~っっ」

 

咄嗟の出来事に驚きつつもランプシーはすぐに男の股座から離れようと両手で押し、イチモツを噛み千切ろうとする。

だがしかし、呼吸もままならず薬と魔法の乱用で基礎能力の低下した彼女にはそれだけの咬合力(こうごうりょく)が残っていなかった。

 

「はははっ、それで本気かよ? 痛気持ちいくらいだ、まるで愛犬の甘噛みだなぁ」

 

「ん゛ぅ゛ぅぅっっ~~~~、ぅぅ゛ぅ~~~っ!」

 

「必死に吐き出そうとしやがって、ここまでくると可愛いなコイツ。もっとイジメたくなるだろう、がっっ」

 

「んぐっっ!?」

 

必死な抵抗も空しく、首を締め上げられたまま力の限りに頭部を引き寄せられて彼女の鼻と男の下腹部がぶつかる。

戦帰りで濃い雄臭をダイレクトに浴びて頭がクラクラしそうになり、しかし強靭な精神力で以て意識を保つ。込み上げてくる嘔吐感も、窒息による酸欠も耐え抜こうとする。

 

「……、へぇ。こんな状況でもそんな目ぇ出来るんだな、流石は最強の女兵様だ」

 

「よくまあ折れないっすね。敵ながら天晴というか何というか」

 

「ふーっ、ふーっ、ふーっ」

 

鼻息を荒くさせながら必死に僅かな空気を取り込んでランプシーは思考を巡らせる。敵の賛辞には耳も傾けず、現状を打開する術を探った。

 

(筋力や体力は衰えていても心まで弱ってはいない。どうにか相手を欺ければ道はある、敵はどうせ三人だけ……)

 

自身と相手の状況を再確認しつつ策を練ろうとした、その時だった。彼女が異変に気付いたのは。

 

(目の前には二人だけ。じゃあ扉近くにいたもう一人は、……っ! まさか――)

 

気が付けば彼女の眼前に映る男の人数は二人だけ。しかし最初は三人いたはずであり、そのもう一人の姿がどこにも見えないのだ。ドアップで映る男の後ろにいるだけかとも考えられるが、それにしてはやけに静か過ぎる。そして一人だけ何もしようとしないのは不自然極まりない。

そこまで考えた時、彼女は背後に気配を感じ取る。その瞬間、反射で鋭い蹴りをお見舞いしてやった。

 

「おっとっと、随分と足癖が悪いんだね」

 

しかし流石に踏ん張りが利かない状態では大した威力も出ない。

狙いに狂いは無くともスピードもパワーも足りず、彼女の反撃はあっさりと足首を掴まれて防がれてしまった。

 

「そんな悪い子にはお仕置きが必要だね」

 

そう言って足首を掴んだ男はそのまま彼女の股を大きく開き、挿入態勢に入る。予め露出させていたイチモツを秘部へと押し当て、今にも秘肉の隙間へと侵入してこようとしている。

 

「ん~? まだ触ってもないはずなのに、どうして濡れてるんだろうかなぁ。もしかして俺達にレイプされてる中で感じてたのかなぁ」

 

(くっ……、好き勝手なことばかり言いやがって)

 

グニグニと大陰唇を亀頭で突かれ、溢れ出る淫蜜を塗りたくるように弄られてランプシーは心の中で毒づいた。

身体の感度は以前と比較にならない程に激増し、そんな児戯にも等しい行為でも確かな快感を覚える。息苦しいだけのイラマでも感じ、胸を力任せに引っ張られても感じ、そして性感帯とは言え淫裂を軽くなぞられるだけでも感じてしまう。

 

「こんなにグチャグチャなんだから、最初から飛ばしても大丈夫そうだよね」

 

(っ、待て――)

 

既に零れそうになる声を抑えるのに必死なランプシーの耳に届いた男の不穏な発言。もしもこのまま男根を挿入されてしまったらどうなってしまうのか、考えるだけでも身の毛がよだつ。

背後の男を制止しようと声を発したくとも口は陰茎で塞がれ、そもそも声帯と共に気道を圧迫されている。

 

「ほらよっ、と」

 

「んぶぅう゛う゛~~~~~~っっっっ!!??」

 

そうして一切の抵抗も出来ないままに異物の侵入を許してしまう女性器――ではなく、実際に貫かれたのは予想だにしていなかった排泄孔。

今まで一度も触れられる事の無かった菊門へと挿入されるイチモツによって齎される苦痛と未知の肉悦。それは一瞬にして彼女の意識と思考を刈り取ってしまいかけてしまうほど、強烈な刺激として脳髄を直撃し貫通した。

 

(う、そ……。なんで、お尻の穴、に……っ)

 

突如として襲ってきた異物感は彼女の思考を困惑で満たすのに十分過ぎる威力を発揮していた。それもそのはず、彼女からしてみれば肛門はあくまでも老廃物を体外へ排出するための器官でしかなく、このような行為に使おうなど考えすらしない。

無理矢理に拡げられる排泄器官はキリキリと痛み、異様な感触が常に粘膜を刺激している。

 

「うわぁあ、まだ使ってなかったんだ。大分キツイね」

 

(いやぁ、嫌あぁぁぁっっっっ)

 

タバンパニに処女を散らされた時以上に彼女は深く巨大な嫌悪を感じ、男のイチモツに対して強く拒絶する。

それは理解が及ばないからだ。女性器を使って凌辱されるのは性行為の知識を有しているため、乳房を使って凌辱されるのは男がそれに性的な興奮を覚えるものだと知っているため。そのような行為を快く思わなくとも、最低限の理解が出来る。

しかし肛門という不浄の穴に対して劣情を催すということは理解すら出来ず、恐怖まで覚えるほどのことだった。そう、ランプシーは初めて目の前の男達に恐怖心を抱いたのだ。

 

「ほっ、おっ、おぉっ。でもかなり気持ちいいかも、ギュウギュウ締め付けて来る感じが溜まらないね」

 

(はっ……早く、っっ。早く抜いてぇっっ!)

 

その一方で彼女は男達以外にも恐怖を覚える。それは、そんな理解の及ばない行為でも少しずつ順応し快楽を感じ始めている自分自身の身体に対してだった。

イチモツの凹凸が尻粘膜を擦り上げ、カリ首の段差で敏感な柔肉を抉られる度に陰唇から涎が垂れ落ち、異物を受け入れている空洞の奥からも得体の知れない粘液が滲み出す。

――この行為が一刻も早く終わらなければ、私は私でいられなくなる。――

そんな不安と焦燥に駆られ、少しでも男が早く射精を迎えられるように自らも腰を動かそうと努力する。彼女の思考からはもう既に「逃れよう」「抗おう」という意識が完全に消え失せていた。

 

「おぉぉっ、随分とやる気になったんだね。そんなに尻穴(ここ)が気に入ったのかな」

 

「こっちも締まりが滅茶苦茶良くなったぜ、急に物分かりが良くなったじゃねぇか」

 

気道を塞がれていることによる窒息との闘いもそろそろ限界が近づき、ランプシーは手探りの感覚で喉奥を締め上げる。そしてタバンパニから教え込まれた舌の動きも記憶だけを頼りに再現してみる。

裏の筋をなぞるように舌を這わせ、ゆっくりと包皮に唾液を塗り込んでいく。更に少し顔を引いて舌の先端をカリ首辺りに調整すると溜まったカスをほじり取る。

 

「うおぉっっ! マジで急に積極的になったぞ、おいっ。アイツにケツの穴を穿られてスイッチ入ったのか」

 

鈴口から吐き出される我慢汁を詰まらせないように心掛けつつ嚥下し、自ら頬肉へ陰茎を押し当てて擦り上げた。それは男をなるべく早く絶頂させる為ではあるが、同時に喉奥への刺激を緩和させる為でもあった。

口の中を埋め尽くすような男根へ出来る限りの奉仕を始め、仕上げとばかりに両頬を思い切り窄めて頭を前後させる。

 

「っっっ、っっ、っっっ……んぐっ、っっ」

 

「こりゃあヤベぇ。もう射精(だ)すぞっっっっ」

 

まだ不慣れで拙いテクニックながらも不意打ちめいた彼女の積極的なフェラチオに、男は高まる射精感が急速に上昇してくるのを感じた。ほぼ無意識で彼女の側頭部を掴み、背を僅かに仰け反らせながら腰を前へ後ろへ激しく動かし始める。

 

「くっっ、うぁ!」

 

「っ!? ぷはぁあっっ、――んぅっ」

 

何度目かの口腔抽挿を経て己の限界を感じたと同時に腰を引き、口内から怒張を抜き出した。そして大きく口を開いている彼女の顔面に狙いを定めて込み上げる白濁の奔流を勢いよく解き放つ。

脈打つイチモツの動きに合わせて断続的に雄汁が吐き出され、ランプシーの整った顔を汚していく。目元、鼻先、上唇と、液体というよりも塊の呼べるような濃度と粘度を有した精液は、重力に従って綺麗な肌を伝って滴る。

 

「はぁぁ、はぁぁ、はぁぁ、は――っっ、ひぐぅぅ゛あ゛ぁっっっっっっ!」

 

漸く呼吸を許されて新鮮な空気を貪ろうとするも束の間、肛門を穿つ肉棒に内臓を押し上げられてくぐもった呻き声が零れ出てしまう。まるで男根のみで身体の内側から臓物の全てを圧迫されているかのような、そんな感覚。

 

「んぁあっっ、ふぁぁっぅっっ、あぐっ……ぃぐぅっっう!」

 

しかし、酸欠の状態から脱しようと夢中になっていた為に気付かなかったのだが、いつの間にか彼女の排泄孔の肉襞は既に痛みを忘れて甘い痺れと僅かな不快感しか得られなくなっていた。

――気持ち悪いはずなのに気持ち良い、苦しくて痛いはずなのにもっと味わいたい。――

乱暴に腹の贅肉を掴み上げられて尻粘膜を擦られているというのに、丸々とした尻肉が男の下腹部とぶつかって波打つ度にそんな感覚が頭の先から手足の指先まで、芯から蕩けさせるように駆け巡って染み渡る。

 

「ひぐっ、うっっ……もう、ダメぇ……。あぅっっ、お尻……いやっ、こすらないで、ぇぐっっぅっっ」

 

自身の精神をギリギリのところで保てている要因である多少の嫌悪感すら、逞しい男根が根元まで菊門に埋まれば薄まってしまい、ゆっくりと内側を引き摺られる度に得られる確かな微熱と悦楽で搔き消されてしまう。

一擦りする毎に弄られていない蜜壺がヒクヒクと疼き、物足りなさまで感じてしまう。独りでに開いては閉じる割れ目から溢れ出しては内腿を滴り落ちる彼女の分泌液が、その何よりの証左だった。

 

(負けるな、決して負けるなよ私っ。必ずここから生きて、イーアコス様のもとに帰るのよ。どれだけ遅くなったとしても、絶対に――)

 

肉体を作り変えられ、吐き出したくない弱音が漏れ、しかしそれでも心だけは折られないように自己を奮い立たせる。

――敬愛する恩人に報いるためにも、こんな場所でこんな奴らの思い通りになどならない。――

そう、自分自身に言い聞かせて。

 

「あぐっっ! うぁ、あっ、あっっ、またっっ速くっっっっ、ぃぎっっ、ぅあぁっっっっ」

 

が、段々と尻穴を穿つ肉棒の抽挿がまた一段とペースを高めてくる。

ただでさえ慣れない感覚に耐性の無かった彼女だが、その感覚に馴染む暇すら与えられずに激しさが増す。お互いの体液で摩擦はよりスムーズになり、男が思うがままのテンポで不浄の穴を掻きまわされる。

 

「このまま奥に射精(だ)しちゃうよ、絶頂(イ)くっ……絶頂くっっ」

 

「いやぁっっ、中は駄目ぇっっ! 抜いてぇっっ、抜いてぇぇぇぇっっっっ!」

 

相手に見えてるはずもないだろうに、ランプシーは髪を振り乱して顔を横に振りながら必死に拒絶する。

もう既に女性器と殆ど変わらないくらいに痛覚が無くなり、増大していく快感でちょっとした刺激でも気持ち良さを覚えてしまう排泄孔。そこに射精などされようものなら、本当に我を失ってしまいかねない。

 

「もう諦めて受け入れちまいなよ。俺達もサポートしてやるぜ」

 

「ひぅぅぅっっ!? やめっっ、ちくびっっ吸うなぁっっ。は、なれ……んむぅっっ」

 

男の甘言にも唆されまいと抵抗を続ける彼女だが、敏感な胸の先端突起を頬張られ幼児が如く吸い上げられると肛門の異物感を消し去ってしまうほどの肉悦を覚え、二種類の快楽が混じり合う。そして唯一の抵抗手段とも言える声さえも唇を塞がれて、強引に捩じ込まれる男の舌が口内を蹂躙する。

もう性的な気持ち良さしか感じられない状態に陥り、彼女の肉欲は加速度的に増幅していく。

 

「んぶっっ、ちゅぶっっ、じゅるっじゅるるるっっ……んむぅぅぅっっ、ぐじゅじゅじゅじゅっっっっ」

 

両者の唾液が僅かな隙間から零れ、絡み合う舌で泡立てられながら互いの口元を汚した。瑞々しい彼女の唇は既にベトベトに穢されて、舌と共に力強く吸い上げられる。

その一方で大きく肥大した乳房は粘度のように捏ね回され、刺激に弱い先端部分が台座と一緒に男の口内で転がされ舐め回されている。乳首は痛い程に充血しその弾力を楽しんでいるかのように噛み潰されて形を変える。

バチバチとスパークする思考で視界は明滅し、段々と彼女の意識が飛び始めていた。

 

「うぅっ、で……射精(で)るぅぅっっっっ」

 

「んっっ、んぐぅぅうぅぅっっっっ」

 

柔らかな尻肉に腰を叩き込んでいた男の咆哮が聞こえ、最奥までイチモツが突き込まれるのと同時に彼女の腸内を種付汁が逆流していった。ビクビクと震える陰茎は肉襞の収縮と連動し、彼我の軽い痙攣が甘い振動となって芯に響く。

勢いよく流し込まれた白濁液が出口から駆け上って奥の方で溜まっていく。大した量ではないものの、その質量が確かな感触として彼女の身体に刻み付けられる。

 

「ふぅぅ~~。これは想像以上の名器だね、何度でも射精(で)せちゃいそうだよ」

 

「ぁ、うぅ……、はぁぁ……はぁぁ……はぁぁ……」

 

たった一度の性行為で疲労困憊となり、両肩を大きく上下させながら息を整えるランプシー。ここに囚われる前であればまだまだ余裕なくらいには体力があったのだろうが、薬や魔法の効力で身体能力が格段に低下させられている上に快楽責めで追い詰められていた彼女ではもう肉体的に限界を感じる。

 

(もう、身体が……。でも……、こいつらは……まだ……)

 

しかし弱みを見せているわけにもいかず、へばってもいられない。タバンパニからの調教はたった一度の射精で終わった試しが無く、一日が終わるまで少なくとも五回は超える膣内射精を受けてきた。それが一般的な成人男性の平均値なのかは彼女に知る由も無いが、こういった場合では常に最悪を想定して心構えておくべきだと幼少の頃より教え込まれている。

現に目の前の男達はまだまだやる気のようであった。

 

「……邪魔するぞ」

 

と、更なる恥辱をも耐えようと彼女が己に喝を入れようとしていた時だった。

下半身側の部屋の扉が開き、もう一人の人物が入って来る気配を感じた。そこで彼女はハッとして青ざめる。

――相手は目の前の男達だけではない。ルデサス国の男兵士ほぼ全員、ここに来る可能性がある。――

 

「えぇー……、ボゾルグの兄貴はちょっと……。壊しかねないので……」

 

「黙れ、俺にも愉しむ権利がある。貴様如きの意見一つで俺が大人しく帰り去るとでも思っているのか」

 

「いやー、それは……ッスー……。いえ、何でも無いです」

 

「ならば失せろ、そんな所に突っ立っていられると邪魔だ」

 

「あっ、はい。すいません」

 

口調からして傲慢かつ尊大な輩がズカズカとランプシーの臀部に近づいて来る。

壁が薄いため反対側の部屋にも話し声は丸聞こえであり、彼女の眼前にいる男達が顔を見合わせて苦虫を潰したような表情で深い溜め息を吐いた。

 

「まじか、ボゾルグ指揮官が帰って来ちまったのかよ。そんな事なら先にマンコの方を使っておけば良かったな」

 

「そうっすねー。いや、選択ミスっす」

 

どうやら新しく入って来た男について話しているようだが、かなり小声で話していたため彼女の耳には断片的にしか届いてこなかった。がしかし、彼らの表情を見ればどうにも穏やかな状況ではないことだけは明確だろう。

 

「………、…。……………、………。……、…………。…………、………。……………、…。……、…。………………、………。……………、…。……………、………………。………………、………。……………、…。……、………………。………、………………。…………、……………」

 

「あーぁ、終わったねー…………」

 

物々しい呪文の詠唱と男の口惜しそうな呟き声が聞こえたかと思えば、臀部に大きな掌の感触が伝わって秘部に何かが押し付けられる。そして、それはゆっくりと陰裂を力強く押し拡げながら奥へと進み始めた。

 

「――がっっ、あ……あぁぁぁぁぁぁっっ」

(な、何これっっ!? ま……まだ入ってくるのっっっ!?)

 

そこで彼女は初めて理解するのだった。男達が残念そうにしていた、その理由を。

今までのイチモツであればカリ首がある位の深さに到達しても尚、ボゾルグと呼ばる男の肉棒はまだまだその太さを増していく。大陰唇が限界以上に引き離されてミチミチと音を立てながら快感以上の激痛を覚える。

新しく部屋に入って来たこの男は『巨砦』の"ボゾルグ"指揮官。『巨大化』の魔法を得意とし、戦場では魔導兵器を巨大化させて頑強な護りと破壊的な殲滅を行う。その根底にあるのは「絶対的な強者である自身が矮小な相手を一方的に踏み潰していく快感」であり、ルデサス国にいる指揮官の中でも群を抜いたヴァイオレンスな性格の持ち主。

 

「お゛ぉ゛ぉぉぉぉぉっっっ、……っお゛ぐっっ゛っっ!」

 

そうして女性器の半分ほどが男根で埋められた辺りで漸く亀頭の全体が蜜壺に収まる。そのままボゾルグは力任せに腰を突き出して膣の最奥までイチモツを叩き込んだ。

そのあまりの大きさで膣肉を押し上げている陰茎の形に下腹部が膨らみ、その衝撃で子宮が圧し潰されてくぐもった声を漏らしてしまう。それは先程のアナルセックス以上の圧力を感じさせ、挿入されただけで呼吸すらできなくなってしまう。

ここ数日間使い込まれて拡張済みでなければ、とっくに女性器は裂かれて使い物にならなくなっていたところだろう。

 

「お゛ごぉっっ、お゛お゛ぉぉ゛っっっ、お゛っ゛っ、お゛ぉ゛ぉ゛ぉっっ゛っ゛っ!?」

 

肉襞の一つ一つを全て巻き込むような形で男根が出入りを始め、まるで屠殺される家畜の如き呻き声を上げながらランプシーは規格外な肉杭で貫かれ続ける。

男が腰を動かす度に細部まで密着している膣肉が体外へ引き摺り出され、そして最奥まで一気に押し戻される。長さも太さも尋常では無いイチモツは男の馬鹿力で根本まで捩じ込まれていて、子宮が壊されてしまいかねない勢いで圧迫される。

ここまでくると流石に快楽よりも苦痛の方が鮮明に感じられる。何しろ、身体への負担が大き過ぎるのだ。痛みは快感よりも耐え易いと思っていた彼女ではあるが、それでも限界というものがある。

 

「このままだとコイツ壊れそうだな。おい、何か気を紛らわせる方法は無ぇのか? マンコ引き裂かれる激痛でショック死なんかされたら堪(たま)ったもんじゃねぇぞ」

 

苦痛に顔を歪めて今にも気絶してしまうそうな雰囲気を感じ取った男の一人が仲間にそう問いかけた。折角の玩具が早くも壊されてしまうのは、何としてでも避けたかったのだろう。

するとその仲間は顎に手を当てて逡巡し、暫くしてから一つ思いつく。

 

「ん-、そうっすね。…………あ、そういえばこの前に人体実験した時に知ったんすけど……」

 

そう言うと男は徐に彼女の胸へと手を伸ばす。垂れ下がった乳房の付け根、主に脇腹近くを優しく掌で覆うと意識を集中させて呪文の詠唱を始めた。

 

「……、………。………、…。…、……………。…………、………。……、…。………………、…………。………、…。………………、…。……………、………」

 

「――ぃ゛う゛ぅぅ゛ぅ゛ぅぅ゛ぅぅ~~~~っっっっ!?」

 

その瞬間、男の掌から細かい振動が激しく響く。

単なる脂肪の塊。その中でも性感帯の乳首でもない部分。しかし、魔法による振動は想像以上に大きな快感の波を引き起こして全神経を駆け巡った。これは薬などによって身体を改造されたから、というだけではない。

 

「おっぱいのここが結構弱いらしいんすよ。こうやって強めに揺さぶってやれば、乳首と同等以上に乱れるんすよね」

 

「んほっっ、ひぎぃぃっっっ、ぃ゛ぐぅっっっ、お゛っ、お゛ほぉ゛っ゛っっっ!」

 

「これを続けていればおっぱいの感度もバカになって、痛いのが気持ち良くなるっすよ」

 

想定外の箇所から来る性感は確かに巨根の抽挿による激痛を多少なりと和らげ、軽減された痛覚と同じだけの快楽として思考を染め上げていく。

 

「ははっっ、こいつは面白ぇな。牛みてぇな乳ぶら下げてブルブル揺らしながら感じてるんだろ? それなら一緒にここも弄ってやれば良い反応してくれるんじゃねぇのか」

 

「~~~~~っ゛っ゛っっ!!」

 

ランプシーの痴態に笑みを浮かべる男が面白がって先端突起を指で摘まみ、上へ下へと擦り始める。否、実際には擦ると言うよりも引っ張っては元に戻してを繰り返している。

両乳房の根元からは魔法による規則的な振動が神経に響き、先端突起からは人力による不規則な刺激が伝わってくる。二種類の責めがそれぞれ別々のベクトルから彼女の精神を追い詰める。

 

「おごぉぉぉっっ、ぎひっぃ゛ひぃ゛ぃ゛ぃっっっっ! やめっ――ん゛お゛お゛ぉ゛ぉぉぉっっっっ、ぇ゛ぐっっ、お゛ぉ゛ぉっっっ、ん゛お゛ぉおぉぉ゛ぉ゛ぉぉぉ゛っっ゛っ゛っっっ」

 

その効果は絶大であり、乳肉からの快感が全身を巡る内に女性器との感覚とも混じり合った結果、男根が動く度に激痛を覚えていたはずの膣肉は既に快感で上書きされてしまっていた。

気付かない内に男の抽挿はペースを増して激しくなっているのだが、それ以上に乳房から伝わる振動と甘くも鋭い刺激が彼女の意識を虜にさせている。

 

「向こうで何をしているのかは知らんが、蜜が零れておる。何とも淫らな雌だな」

 

自身のイチモツを捩じ込み腰を振っていた男が呟き嘲笑する。

彼の視線の先では異常なサイズを誇る肉棒をぐっぽりと咥え込んだまま、止め処なく愛液を僅かな隙間から滴らせている。男が腰を引けば膣肉と一緒に白く濁った本気汁が掻き出され、最奥まで勢いよく突き挿入(いれ)れば分泌されたばかりの粘液が肉棒によって押し出される。

普通の女性であれば肉が裂け、愛液よりも多くの血が流れ出るはずの男根。しかしそれを受け入れて尚、彼女の身体はまだ壊れてはいない。

 

「これ程までに上質な雌穴は初めてだな。もう、射精(だ)してしまいそうだ」

 

男は臀部を掴む手に力を加え、より力強く、より速く、イチモツを突き込んでは引き抜く。高まる射精感を覚えながらも我慢を続け、確実にランプシーが妊娠するよう大量の子種汁を尿道へ溜め込んでいく。

その間も別の男達は彼女の乳房弄りを続けて追い立てる。

 

「~~~っっ、~~~っっっ、~~~~~っっ」

 

「おぉっ! ぐっ、ぬおぉぉぉぉっっっっっっ」

 

既に何度目とも分からない絶頂へと達し、焦点の合わない瞳で空を見つめながら奥歯をガチガチと鳴らす。激しい肉悦で蜜壺は活発にうねり、精液を搾り取らんと小刻みな収縮を繰り返す。

唐突な彼女の膣肉の変化に驚いたボゾルグは堪えていた意識が緩み、彼女の絶頂につられるような形で溜め込んでいた精液を勢いよく解き放った。

 

「ん゛お゛ぉ゛おぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉ~~~っっっっっっ!!」

 

絶頂したばかりでより敏感な状態の性器の中へと流れ込む熱々の孕ませ液。逆流するような隙間が殆ど無いためにその濁流は大部分が子宮の中へと注がれ、その感触で彼女はまた絶頂してしまう。

ビクビクと膣内で振動する男根は暫くしてからズルズルと引き抜かれ、最後に亀頭が体外へ露出すると下品かつ卑猥な音が小さく響く。

 

「あーぁ、これはもう使い物にならないね」

 

その一部始終を見ていた男がそう呟く。

圧倒的なサイズの巨根を受け入れていたランプシーの秘部はぼっかりと開ききり、子宮内に入りきらなかった子種汁と分泌される愛液をボタボタと溢している。ここまで拡張されてしまえば、普通のイチモツでは締め付けを感じられず快感など得られはしないだろう。

そんな現実に落胆し嘆く男に対してボゾルグは鼻で笑う。

 

「俺以外に使わせる気はないからな、これくらいの方が丁度良い」

 

「マジで自分勝手だね、こいつ」

 

「……今、何か言ったか」

 

「いえまさか、ハハハ。なんでもないです」

 

小さく悪態を吐きながら、男は肩を下ろして部屋から出て行く。

力で勝てない独占者が現れてしまった以上、同じ空間にいてもフラストレーションが溜まっていく一方である。それならば自分の仲間達と一緒に口や胸を使っている方が何百、何千倍も良い。

そう考えて部屋から出た男は仲間と合流しに行く。

 

「……漸く邪魔者が消え失せたな」

 

酷い臭いが立ち籠る空間に独り残されたボゾルグは上機嫌そうに呟いた。

今からこの雌の膣穴と尻穴は自分専用のものとなったのだ。精力はまだまだ有り余っている。

 

「俺は満足していないからな、まだくたばってくれるなよ」

 

そう言ってボゾルグは再び陰茎の先端を開きっぱなしの秘部に当てがう。

――ランプシーの悪夢はまだ始まったばかりなのだった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。