女たちの淫らな戯れが、その頂点に達しようとしていた時だった。
小屋の入り口の布が、今度は乱暴にめくり上げられた。そこに立っていたのは、屈強な体躯を持つ、複数の男たちの姿だった。その手には大きな獲物と、原始的ながらも鋭い刃を持つ武器が握られている。長い狩りから帰還した、この部族の男たちだった。
彼らは小屋の中の光景──寝台の上で乱れ、喘ぐアルと、その体に群がる二人の女──を認めると、一様に眉を顰めた。
リーダー格と思しき、一際体格の良い壮年の男が、低い、しかし威厳のある声で何かを告げる。それは怒号というよりは、諭すような響きを持っていた。
その言葉を聞いた二人の女は、びくりと体を震わせ、慌ててアルから手を離した。そして、ばつが悪そうに俯くと、男たちに促されるまま、そそくさと小屋から出て行ってしまった。まるで、悪戯を見つかった子供のように。
後に残されたのは、静寂と、寝台の上で未だ蕩けた表情のまま眠り続けるアルの姿だけだった。
葉のスカートは捲れ上がり、白い両足はだらしなく開かれ、女たちの愛撫で濡れそぼった秘裂が無防備に晒されている。胸の革帯も解かれたままで、硬く尖った乳首が月光を浴びて艶めかしく光っていた。浅い呼吸に合わせて、豊かな胸が小さく上下している。それは、あまりにも無防備で、扇情的な光景だった。
男たちはその姿を一瞥すると、やれやれといった風にため息をつき、静かに小屋を後にしようとした。客人に対して、あまりにも非礼な行いだったからだ。
しかし、その中で一人だけ、その場を動こうとしない若い男がいた。
彼は、他の男たちよりも少し線が細いが、しなやかな筋肉に覆われた美しい肉体を持っていた。狩りの獲物を追う豹のような、精悍な顔立ち。その若い男の視線は、寝台の上で無防備な姿を晒すアルに釘付けになっていた。
彼の股間は、その若さゆえの正直さで、目の前の光景に激しく反応していた。腰に巻かれた一枚の腰布を押し上げ、硬く膨張した自身の雄蕊の存在を隠しきれずにいる。それは、部族の男たちの中でも特に立派とされる、見事な巨根だった。
(……なんて女だ……)
男はゴクリと唾を飲んだ。日焼けした肌の女たちしか知らない彼にとって、月の光を浴びて白く輝くアルの肌は、まるで神話の中の女神のように見えた。女たちの手で丹念に開発され、とろとろに蕩けたその体は、雄の本能を根底から揺さぶる、抗いがたい媚態を振りまいていた。
失礼なことだと分かっている。他の男たちに知られれば、間違いなく咎められるだろう。客人、それも部族にとって特別な意味を持つであろうこの女を汚すことは、掟に反する行為だ。
だが、もう限界だった。脳を焼き尽くすような欲望が、理性も掟も、全てを麻痺させていく。
男は、他の仲間たちが小屋から完全に立ち去ったのを確認すると、静かにアルの寝台へと歩み寄った。
眠るアルの顔を覗き込む。幼さの残る、整った顔立ち。苦しげに寄せられた眉と、半開きの唇から漏れる甘い吐息が、男の最後の理性を吹き飛ばした。
男はゆっくりと顔を寄せ、その桜色の唇に、自らの唇を重ねた。
「んん……っ」
アルの唇から、驚いたような、それでいて拒絶ではない甘い声が漏れる。男は構わず、その唇をこじ開け、熱い舌を滑り込ませた。アルの口内は甘く、火照っていた。眠りながらも、アルの舌が恐る恐る男の舌に絡みついてくる。それは、無意識の内に快感を求めている証拠だった。
唇を離すと、二人の間には銀色の糸が引く。男はアルの顔にかかった髪を優しく払い、その耳元で、部族の言葉で囁いた。
「……許してくれ」
もちろん、アルにその言葉の意味は分からない。
男は自らの腰布を解き放った。熱気を帯びた巨大なちんぽが、月光の下にその全貌を現す。亀頭は興奮で赤黒く膨れ上がり、先端からは透明な先走りが絶え間なく溢れ出ていた。
男はアルの開かれた両足の間に膝をつくと、その濡れそぼった秘裂に、自身の猛りを宛がった。
じゅぷ、と湿った音が立つ。女たちの指で散々掻き回され、蜜で満たされたアルのそこは、異物であるはずの男の巨根を驚くほど素直に受け入れようとしていた。
男はゆっくりと腰を沈める。
「んぅ……っ!」
アルの体から、苦悶とも快感ともつかない声が漏れた。
亀頭が肉の襞を押し広げ、ぬるりとした感触と共に中へと侵入していく。女たちの事前準備のおかげで、痛みはほとんど感じなかった。むしろ、今まで感じたことのない異物が内側を押し広げていく感覚は、アルの体に新たな種類の疼きを覚えさせた。
男はアルの反応を確かめるように、一度動きを止める。アルの体はピクピクと痙攣しているが、拒絶する様子はない。むしろ、もっと奥へと受け入れたいとでも言うように、腰が微かに揺れていた。
男はもう躊躇わなかった。
一気に、その巨根を根元まで深く突き入れる。
「あ……ッ!」
アルの体が、弓なりに大きくしなった。
眠っていた意識の奥底で、何かが弾ける。痛みではない。もっと直接的で、強烈な、満たされる感覚。今まで指でしか撫でられたことのなかった場所が、熱く硬いもので完全に満たされる。その圧倒的な存在感に、アルの子宮がきゅうっと収縮した。
男はアルの乳房に顔を埋め、その硬くなった先端を口に含んだ。そして、ゆっくりと、腰を動かし始める。
ぐ、ぷ……ぐじゅ……っ。
小屋の中に、生々しい水音が響き渡る。男のちんぽがアルの膣内を往復する度に、愛液が掻き混ぜられ、いやらしい音を立てた。
「ん……ふっ、ぁ……ぁっ……!」
パンッ、パンッ、というリズミカルな、湿った音が鼓膜を打つ。
自分の体が、その音に合わせて大きく揺れている。
(……何の音……?)
眠りの淵を漂っていたアルの意識が、その奇妙な音によって徐々に現実へと引き寄せられていく。
下腹部の奥から突き上げてくる、熱い塊。それが動くたびに、全身に稲妻のような快感が走り、思考が痺れる。
なんだ、これは。夢かしら? いや、あまりにも生々しい。
アルは重い瞼をゆっくりとこじ開けた。
最初に目に飛び込んできたのは、見知らぬ男の、汗に濡れた逞しい姿だった。男は自分に覆いかぶさるようにして、激しく腰を動かしている。そして、その腰の動きと連動して、自分の下腹部から強烈な快感が迸っていた。
「──―ッ!?」
その瞬間、アルの意識は完全に覚醒した。
自分が何をされているのか。その事実を理解したのと、全身を貫く衝撃的な快感が限界点に達したのは、ほぼ同時だった。
「あッ❤️あぁあああッッッ!!!! ❤️❤️❤️」
絶叫。
脳が真っ白に染まり、視界が激しく点滅する。子宮の奥深くで、熱い何かが爆発した。びくん、びくんと全身が痙攣し、意識が飛びそうになるほどの強烈なオーガズムが、アルの体を支配する。秘裂からは、自分の意思とは関係なく、くぴくぴと大量の愛液が溢れ出し、男の猛りを締め付けた。
初めての絶頂。それは、あまりにも衝撃的で、抗いがたい快楽だった。
「はっ……はぁっ……! あ、ぁ……な、に……これ……」
痙攣の余韻に喘ぎながら、アルはかろうじて言葉を紡ぐ。だが、男はアルが目覚めたことにも、絶頂に達したことにも気づいていないのか、あるいは気づいていても気にしていないのか、その猛烈な腰の動きを一切緩めようとはしなかった。
「な、あなた! 誰なの!? な、何をして……っ、ひゃんっ!?」
抗議しようとした声は、再び奥深くを突かれた衝撃で、情けない嬌声に変わる。男はアルの両足を掴んで高く持ち上げると、さらに深く、激しく、その腰を打ち付け始めた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と粘着質な水音が、先程よりもいやらしく小屋に響き渡る。
「やっ、あっ、だめ……! そんな、奥……っ、あぁっ! ❤️」
男の巨大なちんぽが、子宮口をぐりぐりと抉る。その度に、アルの体はビクンと跳ね、脳髄を直接掻き混ぜられるような快感が襲う。
何が何だか分からない。なぜ見知らぬ男にこんなことをされているのか。ここはどこで、自分はどうしてしまったのか。
混乱と、恐怖と、そしてそれらを全て塗りつぶしてしまうほどの、圧倒的な快感。
(だめ……だめよ、私……! こんなの、おかしいわ……!)
頭の片隅で、かろうじて残っていた理性が悲鳴を上げる。アウトローとして、便利屋68の社長として、こんなふうに見知らぬ男に易々と体を許してしまうなんて、あってはならないことだ。
だが、体は正直だった。男が腰を打ち付けるたびに、声が漏れ、腰が勝手に揺れてしまう。一度知ってしまった快感は、もはや後戻りのできない麻薬のように、アルの思考を蝕んでいく。
「ぁ……っ、ん、ふぅ……っ! きもち、ぃ……❤️」
とうとう、アルの口から本音が漏れた。
それを聞いた男は、にやりと口角を上げる。そして、さらに速度を上げた。
パン、パン、パンッ! と、肌と肌がぶつかる乾いた音と、粘液が掻き混ぜられる湿った音が交じり合い、淫靡な協奏曲を奏でる。
「あ、あ、ああっ! もっと、もっとぉ! ❤️そこ、気持ちいいのぉ! ❤️」
もはやアルに抗う意思はなかった。流されるままに男を受け入れ、ただひたすらに快感を貪る。白い両腕を男の逞しい首に回し、その体を求めるようにしがみついた。
男はアルの耳朶を甘噛みしながら、囁く。
「っ……! いい声だ……もっと鳴け……!」
言葉は分からない。だが、その声に含まれた熱と欲望は、アルの体に直接伝わった。
二度目の絶頂が、すぐそこまで迫っていた。
訳も分からぬまま、ただ流されて。陸八魔アルは、見知らぬ部族の男に抱かれながら、快楽の渦へと沈んでいくのだった。
「んくぅ……っ! ❤️だめ、もう、いっちゃう……! また、いっちゃうからぁぁっ! ❤️」
アルの絶叫が、月明かりに照らされた小屋に響き渡る。
男はそれに応えるかのように、最後の追い込みをかける。それまで以上に深く、強く、速く、アルの子宮の最奥を抉るようにちんぽを打ち込んだ。
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
腹の底を直接殴られるような、強烈な衝撃。
「あがッ! ❤️あッ、あああああ────ッッッ!!!! ❤️❤️❤️❤️❤️」
一度目とは比較にならない、凄まじい絶頂の津波がアルの全身を呑み込んだ。
視界が完全に白く染まり、何も見えない。何も聞こえない。ただ、自分の体の中心で、快感の火山が噴火していることだけが分かった。
白目を剥き、口をだらしなく開け、喉の奥から「カヒュッ、ヒュッ」という引き攣った呼吸音だけが漏れる。びっくん、びっくん、と全身が魚のように跳ね上がり、両手両足の指が固く縮こまった。膣は意思とは無関係に痙攣を繰り返し、男のちんぽを締め付けては緩め、快感の波紋をさらに広げていく。大量の潮が溢れ出し、アルの太ももを伝って、寝台の毛皮にじっとりとした染みを作った。
それは、あまりにも無様で、破廉恥な絶頂の姿だった。
威厳も、プライドも、社長としての体面も、全てが快楽の濁流に押し流され、ただ雌として喘ぐだけの肉塊がそこにはあった。
男は、アルの膣内の激しい痙攣に締め上げられ、自らもまた限界を迎えていた。
「ぐ、ぅおおおッッ!!」
獣のような雄叫びと共に、男はアルの体の奥深くへと、自身の滾る精液を叩きつけるように注ぎ込んだ。熱い白濁が、どく、どくと脈打ちながら、アルの子宮口に何度も何度も射精される。
「んぐっ……! あ"っ……!」
腹の中に注ぎ込まれる生命の熱さに、アルの体は最後の痙攣を起こし、そして、ぷつりと糸が切れたように全ての力を失った。
男は射精の余韻に浸りながら、ぐったりと弛緩したアルの上に覆いかぶさる。汗と愛液と精液にまみれた二つの体が、ぴたりと重なり合っていた。
アルは白目を剥いたまま、口を半開きにして、浅い呼吸を繰り返している。焦点の合わない瞳は虚空を彷徨い、よだれが口の端からゆっくりと垂れていた。豊かな乳房は汗で濡れそぼり、激しく吸われた乳首は赤く腫れ上がっている。開かれた足の間からは、二人の体液が混じり合ったものがとろりと溢れ出し、白い内ももを汚していた。
その全身が、淫らな空気を放っていた。
男はしばらくその姿を堪能した後、名残惜しそうにアルの体から離れた。そして、自分の腰布を締め直すと、まるで何もなかったかのように、静かに小屋を後にしていく。
一人残されたアルは、強烈な快楽の嵐が過ぎ去った後の、心地よい疲労感に包まれながら、再び深い、深い眠りの中へと落ちていった。