機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 裏側 作:ボルメテウスさん
からの帰り道。夕焼けが水平線を染める中、車内で僕らは談笑していた。しかしマチュの口数は明らかに減っていった。
「……ねぇランガ」
助手席から投げかけられた声はいつもより低く暗い。
「何だ?」
「さっきビーチにいたモデルの人……綺麗だったね」
思いがけない切り出しに内心焦りながら適当に誤魔化す。
「そういえば確かにスタイルよかったな」
するとマチュが急に無表情になり、ハンドルを持つ僕の腕を強く握った。
「へぇ~……ランガもそういう人好きなんだ。知ってたけど」
怒りとも寂しさともつかない声音が背筋を凍らせた。その日は帰宅後も言葉少なく食事を終え、それぞれの部屋に入った。
深夜。ノックの音に目を覚ますと、パジャマ姿のマチュが立っていた。
「ランガ……まだ起きてた?」
「ああ……どうした?」
答えずに彼女はベッドへ歩み寄り、僕の上に覆い被さるようにして座り込んだ。
「ねぇ……私以外の女の子のこと考えてたでしょ?」
「別にそんなつもりじゃ……」
反論を遮るようにマチュは僕の襟元に手を伸ばした。一つひとつボタンを外していく指先は震えていたが執拗だった。
「服……全部脱いで」
有無を言わさぬ口調。断る間もなくシャツが剥ぎ取られ、続いてベルトに手がかかった。
「ちょっ……待ってくれ!」
抗議する声も虚しくズボンまで脱がされていく。パンツ一枚となった僕を見てマチュは満足げに笑った。
「裸だね……ランガの全部見えてる」
月明かりに浮かぶ彼女の顔には嫉妬と狂気の色が交じっていた。
「身体つきいいよね……筋肉がしっかりついてて羨ましいな」
呟きながら背中を撫でる手が熱い。次第にその手は腰へと滑り落ち、やがて股間近くで止まった。
「ここも……立派だもんね」
意味深な言葉と共にマチュが僕に馬乗りになる。そして自らワンピースの紐を解き始めた。
「私も裸になる……ランガの全部を感じたいから」
パサリと衣服が床に落ちる音。マチュの裸体が露わになった瞬間、思わず息を呑んだ。均整の取れた肢体と瑞々しい肌。普段からは想像もつかない妖艶な雰囲気に頭がクラクラする。
「ランガ……見てる? 私の身体」
彼女はわざとゆっくりと僕の胸板に自身を重ねてきた。柔らかい乳房の感触と同時に汗の匂いが漂う。
「私のニオイ……覚えてほしい」
耳元で囁かれる言葉が妙に甘く響いた。次いでマチュは頬を僕の首筋に押しつけてきた。
「ん……ランガのニオイ……男らしい」
その言葉通り顔全体を這わせるように動かしながら彼女は言った。
「いつも、見ているはずだよね」
「見ているだけじゃなくて、実際に触らないと分からないこともあるんだよ」
ランガの背中に手を回すと、彼はぴくりと反応した。私はそんな彼の表情を伺いながら、次第に服の裾を持ち上げていく。
ランガは抵抗することなく、ただ黙って私を見つめていた。その目には不安と期待が混ざり合っているように見えた。
私はゆっくりと彼のTシャツをめくり上げ、まずは腹筋に指を這わせた。しっかりとした筋肉の盛り上がりが掌を通して伝わってくる。
「うわぁ……やっぱりすごいね」
感嘆の声を漏らしながらも、私は指を止めずに上へと進める。次第に胸板まで到達すると、ランガがわずかに身じろぎした。
「くすぐったい?」
尋ねると彼は苦笑して肩をすくめた。
「まあ……少し」
私はそのままブラジャーのホックを外し、下着を抜き取った。そしてランガの胸元に手を置いてじっくりと触れる。
「やっぱり筋肉質だなぁ」
ランガの呼吸に合わせて上下する胸板は逞しく、彼の健康美を感じさせた。私はそのまま指先で軽く乳首を刺激する。
「ちょっと待って……」
ランガが言葉を遮るように言うが、私は構わず続けた。
「大丈夫だよ。私がしっかり覚えておくから」
私はそう言いながらランガのズボンのボタンを外し始めた。彼の肌には緊張が走っているようで、その硬直ぶりが伝わってくる。
「本当にいいのか?」
確認するように問いかけるランガに対し、私は穏やかに微笑んだ。
「もちろん。全部見てあげるから」
彼のベルトを緩めると、ズボンはすんなりと落ちていった。私は次にランガの下着に手をかけた。
「脱がせていい?」
確認すると彼は目を逸らして小さく頷いた。私は慎重に彼の下着を下ろし始める。
現れた男性器を見て私は息を飲んだ。その存在感は予想以上だった。
「すごい……」
自然と感嘆の声が漏れる。ランガは照れくさそうに目を伏せた。
「そんなに見るなよ……」
「だって初めて見たんだもん」
私はそう言いながらランガのモノをじっと見つめ続けた。その形や大きさ、そして皮膚の質感まで全てを目に焼き付けるように。
「こんなに立派だったなんて知らなかった」
そう告げるとランガの顔がさらに赤くなった。
「もう十分だろう……?」
彼が羞恥心を隠せずに尋ねてくるが、私は首を横に振った。
「まだまだこれからだよ」
私はそう言いながらベッドに横たわる彼の上に覆いかぶさった。肌と肌が密着する感触が心地よい。
「私のニオイや身体をランガに押し付けて他の女に魅力を感じないようにさせてあげるから安心して身を委ねていいよ」
そう囁くとランガは一瞬だけ驚いた表情を見せた後、諦めたように目を閉じた。
私は彼の胸板や腹筋に自分の体を擦りつけながらゆっくりと腰を動かした。お互いの汗や体臭が混ざり合い濃厚な香りが立ち上る。
「ランガ……いい匂いがする」
そう呟くと彼は目を開けて私を見た。その瞳には困惑と興奮が同居しているようだった。
「マチュ……お前はどうしてこんなことを……」
問いかけに私は優しく微笑む。
「だってランガは私だけのものだから」
そう言って私は再び彼の体に自分の体重を預けた。二人の体温が溶け合い一つになっていく感覚が心地良い。
翌朝目覚めると傍らには全裸のランガがいた。昨夜のことが鮮明に思い出される。
「おはよう」
私が挨拶すると彼は眠そうな目で返してきた。
「ああ……おはよう」
「昨日はよく眠れた?」
尋ねると彼は曖昧に頷いた。まだ頭が冴えない様子だ。
「そうだね……おかげでぐっすり眠れたよ」
そう言って伸びをするランガの姿を眺めながら私はある提案をした。
「ねえランガ……今日一日は私と一緒に過ごそうよ」
ランガは少し考え込んだ後同意してくれた。
「いいよ。どこに行きたいんだ?」
その返事に私は嬉しくなって抱きついた。
「ありがとう! 今日はデートコースを考えているんだ」
ランガは戸惑いながらも微笑んでくれた。私たちの関係はこれからもずっと続いていくのだろうと思った。