機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 裏側 作:ボルメテウスさん
今後も、このような感じで、ランガが別のガンダム作品に行った場合の物語も募集していますので、よろしかったらぜひ。
「・・・世界が変わっても、あんまり世界は変わらないんだな」
呟きと共に、俺はミネルバの中で自分の機体に目を向ける。
俺が、この世界に来てから既に2年。
2年前、俺はこの世界のランガ・ロードとして立っていた。
戦場で死んだはずの俺がなぜ、生きているのか。
正直、わからない。
だが、2年前までいた場所は戦場で既に消えた。
以降は、この世界のアカデミーに入って、また軍人になったが、俺の前に立ちはだかったのは差別。
宇宙世紀のアースノイドとスペースノイドのように。
この世界では自然に生まれたナチュラルと遺伝子操作で産まれたコーディネーターと分かれていた。
俺はコーディネーターではない。
ナチュラルだ。
戦場で差別をされた。
周りから嫌われた。
けれども、俺の実力は本物だ。
俺には宇宙世紀で培った戦闘の技術がある。
それをこの世界で使ったら、俺はあっという間にアカデミー卒業トップの成績を得た。
そして、今はミネルバに乗ってプラントの軍隊であるザフトに所属をしている。
ただ、周りに俺と同じ年齢ぐらいの子供がいるというのは非常に珍しいことなのかもしれない。
そもそも前の世界だったらこんなに若い子供を戦場に出さないから。
いや、前の世界だと連邦とティターンズの時は結構若かったか。
ただ、どちらにしても今の時代だと少し考えにくいな。
ちなみに、シン・アスカという奴もいるが彼は同い年。
「ランガ、少し良いか?」
「なんだ?お前の方から話しかけるなんて、珍しいじゃないか」
そして、目の前にいるレイ・ザ・バレルもそうだ。
「いや、少しお前に聞きたいことがあってな」
「ほう?何が気になるんだ?」
「お前は一体何者だ」
そう、鋭い目で睨む。
「何者かというと?」
「コーディネーターでも、ナチュラルとしてもあまりにも出来すぎている。それに、戦闘の時の動きは普通じゃない」
「まあ、色々あったからなぁ・・・・・・・・・・・・」
「それが本当かどうかは知らないが、俺はお前のことを見ているぞ。これからずっとな」
そう言い残して去っていく彼。
本当に勘が鋭い奴だよ。
そうしながらも、俺は今は自分の愛機に目を向ける。
「・・・どちらにしても、また戦いが始まる。あの時のように」
まるで、それを告げるように警報が鳴る。
その警報が意味する所は。
「全く、早々かよ」
そうしながら、俺は自分の愛機へと乗り込む。
聞こえてくる数々の情報から、思い出すのは、Mk-Ⅱが奪われた時の出来事。
まるで、それを思い出すような出来事だと、思わず笑みを浮かべる。
「さて、行くぜ、セイバー!」
セイバーガンダム
SEED編におけるランガの愛機。
本来ならば、アスランに渡されるはずの機体だが、この世界線では、ランガの機体となる。
原作の赤一色のカラーから、ランガの希望もあり、Zガンダムと似たような配色となった。
その事に疑問に思う面々もいたらしい。
また、戦闘の最中で、あまりにも早すぎる行動の為か、時々塗装が剥がれてしまうが、それが質量のある分身となるというランガの規格外な部分が出てくる事もある。