機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 裏側 作:ボルメテウスさん
街灯がぼんやりと浮かぶ夜の港町。デートを終えた俺とルナマリアは自然と手を繋いだまま歩いていた。潮風が彼女のショートカットの赤髪を揺らし、ほんのりと漂う香水の匂いが鼻腔をくすぐる。
「ランガ……今日はありがとう」
彼女が俯きながら呟く。肩が微かに震えている。
「ん?どうした?寒いか?」
「ううん……」
首を横に振ったルナマリアの目元は夕陽で赤く染まっていた。
「すごく楽しい一日だったから……なんか名残惜しいなって」
俺の左手を握る彼女の右手に力がこもる。軍服の下の素肌が汗ばみ始めた。
「……帰りたくないか?」
「……うん」
その答えに心臓が跳ねた。港の倉庫街へ曲がる小路で足を止める。
「こういうところで……よかった?」
指先で彼女の唇をなぞると、熱い吐息が掌に触れた。ルナマリアが小さく頷く。錆びた看板がかかった古びたホテルの自動ドアが開き、埃っぽい廊下に足音が響く。
カードキーの電子音が鳴ると同時に壁に押し付けられた。ルナマリアの両腕が俺の首に絡みつく。柑橘系の香りの中に硝煙の匂いが混ざっている。
「待って……服が皺になる」
慌ててコートを脱がせ合う。シャツのボタンを外しながら彼女の耳元で囁いた。湿った吐息が肌を撫でる。
「シャワー行くか?」
「あとでいい……今は……早く」
ルナマリアの指先がベルトを引っ掛ける。金属の冷たさが性急さを物語っていた。
ベッドに倒れ込むと同時にキスが始まった。舌先で上顎をなぞると彼女の腰が跳ねる。
「あっ……ランガの舌……すごい熱い」
唾液の糸を引いた唇を指で拭いながら、ルナマリアが軍用パンツのジッパーを引き下げる。硬くなったものを咥えようとする姿に思わず声が出た。
「おい……そんなに焦らなくても」
「だって……ランガを私のものにするんだから」
熱い口腔に包まれて背筋が震える。ルナマリアの喉が上下する度に征服欲が込み上げた。唾液と先走りが混ざる音が暗い寝室に響く。
「今度は俺の番だ」
彼女のショーツを剥ぎ取ると指先が湿り気を感じた。陰毛の感触を楽しみながら割れ目に潜らせる。
「ひゃう!そこ……駄目だってばぁ」
クリトリスを摘むたびに太腿が震える。膣口から溢れる蜜を掬って舐めるとルナマリアが悶絶した。
「やだ……そんな汚いところ……んぁぁっ!」
「君の全部が美味しいよ」
ゴムを被せた亀頭で入り口をなぞると、ルナマリアの爪が背中に食い込んだ。ゆっくり押し込むと熱い襞が絡みついてくる。
「あっ……ランガが……私の中に入って……っ!」
枕に顔を埋める彼女の横顔に汗が浮かぶ。腰を打ち付けるたびにベッドスプリングが軋んだ。
「ルナ……もっと……」
耳たぶを噛みながら囁くと膣壁が締め付けてくる。首筋に流れる汗が扇情的だった。
「もっと……奥まで……お願い」
ルナマリアの要望に応えるべく角度を変える。子宮口を押し上げると彼女が甲高い声を上げた。
「あぁぁ!そこ当たってるぅ……おかしくなる……!」
激しいピストン運動の中で視界が白く霞む。迸る射精感に逆らえず薄い膜の中へ熱を吐き出した。
「ランガの……出てるの分かる……私の中で暴れてる……」
放心状態のルナマリアを抱き寄せると首筋から立ち上るフェロモンに酔いしれた。
「次は……バック?」
そう提案するとルナマリアが枕に顔を埋めたまま首を振る。
「……座位がいい」
お望み通り彼女を膝に乗せた。自ら腰を落とすルナマリアの髪から滴る汗の香りが堪らない。密着した胸板に伝わる鼓動がお互いの興奮を伝える。
「これ……一番深いとこまで届くの……知ってた?」
ルナマリアが勝ち誇った笑みを浮かべる。その余裕を崩したくて下から突き上げると彼女の声が裏返った。
「ひっ!いきなり激しい……んあぁぁっ!」
縋りつくように抱きついてくる細い指先が俺の二の腕を爪痕で飾る。その痛みすら愛おしかった。
夜明け前――。雨戸の隙間から差し込む青白い光がルナマリアの背中を浮かび上がらせる。情事の後の匂いに包まれて眠る彼女の寝息が穏やかだった。散乱したコンドームの袋を拾い集めながら昨夜の記憶を反芻する。
(あれだけ酷使したのにまだ満足できないか……)
苦笑しつつも再びベッドに戻るとルナマリアが寝返りを打った。アホ毛が揺れる後ろ姿を見てふと思い出した。
『私が帰ってくるまで無茶するなよ?』
ミネルバに帰還する直前、彼女が呟いた言葉。その約束を破らずに今日も無事を報告できる幸福に胸が熱くなる。
「ん……?起きちゃった……?」
目をこすりながら振り返ったルナマリアの表情に昨夜の残滓は見当たらない。日常へ戻るこの瞬間こそが奇跡のようだった。
「ああ。もう少し眠れるぜ」
掛け布団を引き寄せて彼女を抱き寄せると安心したように目を瞑った。次の任務までのわずかな休息――そんな儚い時間を大切にしたい。そんな思いを込めて額にキスを贈った。