エンゼル・フォールン ~少女たちは歪んだ教義の犠牲になる~ 作:水上些事
その日も、空は晴れていた。
朝の陽ざしが差し込む街路を、修道女たちが行進する。
普段は人通りと喧騒に満たされた街中も、その時だけは一様に音を無くす。
性徴時期を迎えた者とそうでない者、大小様々な修道女たちが発する聖歌が、街の隅々にまで目覚めの色をもたらしていく。
決して統制が取れているとは言えないそのさまを、しかし笑う者は少ない。
かつて、神を降臨させる奇跡を起こした原初の聖女――それが身寄りのない孤児院の出身であったという言い伝え。
それに習い、大陸の各地から同じような少女たちが様々な方法で集められているという事実を、行進を見守る者たちのほとんどは知っている。
それゆえに、彼女たちを見守る目線はさまざまだ。
親のような温かいまなざしを向ける者。
神への信仰と彼女たちの将来に対して、敬虔な祈りを捧げる者。
嫉妬や軽蔑の意図がありありと滲んだ目つきをする者。
未熟な彼女たちの肢体を、ざらついた視線で嘗め回している者。
先頭を行く白服の聖女が放つ美しい輝きが、その後ろに影を作る。
――『あれ』はそうそう、手に入らない。
だから、代わりに。
◆ ◆
「おっ、おねがい、します……みんなのところに、かえして……」
暗い地下室に、舌足らずな懇願の声が響いた。
蝋燭のゆらめきが、涙で顔を濡らした赤毛の少女を照らし出している。
両手首を縛られベッドに投げ出されたその姿では、目の前に立ちはだかる男――自身の倍近い大柄な体躯を前にして、身を震わせることしかできない。
その弱々しい反応を目にした男は、嫌がる少女の耳元に顔を近づけて囁いた。
「だっ、駄目だよ。ひひ……今日からずっと、君は僕と一緒に暮らすんだ」
「ひっ……いや、いやです……おねがい、たすけて」
「ふふっ、ふっ、ああ、ちっちゃくて可愛くて……あのシアちゃんの次ぐらいに、好きだよ……」
情欲に歪み切った唇が、獲物を前にした舌なめずりに濡れる。
毎朝の巡礼行進に加わるシスターの一人――『商品』の中でも最年少に近いその少女は今、シアと同様の白い修道服を着せられていた。
男は、少女が郊外の貴族邸宅から帰参する時を狙って、道端で怪我人を装った。そして救助にやってきた護衛の男たちの隙を突いて暴力で昏倒させ、やっとの思いで少女を攫った。
街の象徴たる少女の誘拐。失敗していたら厳罰は免れない。
だが、やりとげた。
その苦労の対価をこれから貪る。
「ねえ、な、名前教えてよ、名前」
「……ひっく……おねっ、おねがいします、帰りたい……」
「名前教えろって言ってるでしょ。……なあっ! 名前言えよクソガキッ!!!」
「いたっ!? いたいっ! やめてっ……」
髪の毛を引っ掴まれ、目の前で大声を張り上げられて、幼い少女の心は簡単に折れた。
これ以上の禍が及ばないよう、引きつる喉から必死に自身の名前を絞り出す。
「あ、アニー、アニーです! ごめんなさい、ごめんなさい……!」
「……そっかぁ、アニーちゃんか。ふふ、名前も可愛いねぇ。ああ可愛い、かわいい、かわいい……」
「…………ひっ、ひぃっ……」
一転して猫なで声を上げ、頭を撫でてきた男にアニーは体を竦ませる。
少女の恐怖を煽っているのは、男の醜い容姿やぶくぶくと太った体が発する嫌悪感や威圧感だけではない。
部屋を囲むように置かれた台の上に、所狭しと置かれた大量の人形――それらすべてがシアの姿を模しているという事実が、幼いアニーの理解を超えて思考を麻痺させていた。
「ぼ、僕はアランって言うんだ。これ、すごいだろ? 普段は人形を作る仕事をしててさ」
「な、なんで、シアさまの」
「そりゃ、とっても可愛いからさぁ。ち、ちっちゃい君には分からないだろうけど、あんな可愛い子、大陸の外にだって滅多にいないよ」
「……で、でも、なんでこんな、いっぱい……」
「それぐらい好きってことだよ。ああ、可愛いなあシアちゃん。セックスしたいなあ……」
うっとりと呟くアランの股間は、シアとの交尾というその想像だけで少しずつ盛り上がり始めていた。
行進のある日は毎日最前列で眺め、大聖堂での礼拝でシアが言葉を紡ぐと聞けば必ず詰めかけ……常日頃から彼女のすべてを脳に刻みこんでいるアランにとっては、愛しい少女との激しい情交の妄想も容易に描き出せる。
――上からのしかかった自身の体を、聖女が一生懸命に手を広げて抱き締める。
無駄なものが何一つない細く白い体の、濡れそぼった小さなマンコに、自分の陰茎を無理やり押し込んで思うさま腰を振る。
シアは破瓜の痛みに震えながらも、涙を流して幸せそうに呟くのだ。
アラン様、気持ちいいです。もっともっとわたしの
「ふぅ……でもねえ。シアちゃんはやっぱりどうしてもガードが固くて……だから代わりに、頑張って君をさらってきたんだぁ」
露骨に溜息をつきながらも、その視線はアニーの肢体をじろじろとねめつけている。
ただでさえ小柄なシアよりもさらに小さい、寸の詰まった体。
丸みを帯びた未熟な顔の輪郭に収まった、あどけなく可愛らしい顔つき。
白い修道服のスリットがはだけて露わになった染み一つないすべすべとした脚と、肌着越しのぷっくりとした股間。
体のどこも、触ったら柔らかそうだ。
舐めても、美味しそうだ。
チンポを入れてやったら、さぞ気持ちよさそうだ。
……十分だ。十分、使える。
代わりになれる、資格がある。
「ひっ、ひひひ。アニーちゃん。君は今から、シアちゃんになるんだ」
「えっ……ど、どういう、ことですか」
「こうするんだよ」
そう言うと、男は素早く少女の口に猿ぐつわを噛ませた。
直後に別のシーツを取り出し、ゆたかな赤毛を蓄えた頭部を丸ごとくるみ始める。
「んぐっ!? んんう、んうぅぅっっ!!?」
暴れる少女を力ずくで抑えつけながら、頭を覆ったシーツの端を喉元で縛り、首から上を完全に隠した。
そののち男は、壁際の台からとりわけ精巧なシア人形を三つ四つ手に取り、それぞれの顔が自分を見るようにアニーの枕元に置いていく。
恐慌のあまり首を振り乱すアニー。しかしアランには既に、それが別のものに見えていた。
少女の頭をくるんでいる真っ白な布のカンバス。その周りに置かれた人形の頭部が男の想像に色を添え――やがてその脳ははっきりと目前に、求めてやまない絶世の美少女の表情を正確に顕現させる。
「ああっ、すごい。シアちゃんだ、シアちゃんが目の前に……!」
「んんぐぅ、う"ぅぅ……っ」
『――ああ、アラン様。ようやくあなたと、一つになることができます――』
哀れなアニーの上げるノイズは、もはや一切男の耳に入っていない。
代わりにイマジナリーのシアが顔を紅潮させながら、本物と同じ声で男の耳に愛の言葉を囁く。
常日頃、都合のいい想像をし続けてきた頭は、次々と都合のいい妄想を生み出し続ける。
――銀髪をベッドに広げ、赤く染まった顔でこちらを見つめてくるシア。
自身の体を愛しの男に捧げられる幸福に、感極まった声を出すシア。
白い修道服を着た
既に愛液で膣口を湿らせて、チンポを受け入れる準備をしているシア。
恐怖のあまり失禁したアニーの下着に手をかけ、ゆっくりと脱がし始める。べちゃり、と濡れた下着が皮膚から離れて、両脚をするすると抜けた。
遮るものの無くなった股の間にアランは体を押し入れて、目の前に広がる光景に歓喜の溜息を漏らした。
「お、ほぉ……し、シアちゃんの、マンコ……」
産毛すら見当たらない秘部。
蝋燭の薄明かりしかない中では、目を凝らしてようやく存在を認知できるほどに閉じ切った一本線。その下には、陰影のゆらめきを受けて震える蕾のような肛門がある。
恐る恐る両手を伸ばして陰唇の下部を割り開くと、桃色の花弁に空いた虫食いのような小さい膣口があらわになった。ペニスどころか指が入るかも怪しいそこは――遠からず買われる筈だった貴族の陰茎を受け入れる前の――薄い処女膜が周囲にふち取る、未使用の初々しい様を晒している。
「はあ、はあっ! シアちゃんっ、舐めるよ、シアちゃんのマンコ舐めるよっ」
むわ、と醜男の口から解放された肉厚の舌が、べろりと薄肉を舐め上げる。
「んぎゅうっ!? んぐ、んんんんっ!?!?」
おしっこをする場所が舐められている――理解不能な行為に腰をよじらせるアニーの両腿を逃げられないようにがっちりと抱え、アランは顔面を張り付けて幼い少女の股間にむしゃぶりついた。
――じゅぞっ、べろ、じゅるるるるるっ!!
「んん"ぅっ! んっ、ん"っ!! んんぅーーーーっ!!」
花弁を舐め、穴の周りを舌先で擦り、クリトリスを吸い上げる。
尿の味すら興奮の材料にして、男は悶える少女の淫肉をひたすら口と舌で愛撫した。
「おいしいっ、おいしいよシアちゃんっ、美味しい……っ」
肥えた男が必死に少女の股間を吸い上げる醜悪な構図。だが、感極まったアラン本人に当然その自覚はない。
それどころか、愛するシアの偶像に囲まれ、愛するシアの肌に触れ……望外の喜びに理性を無くした男のボルテージは、ますます上がっていく。
『――ああ、アラン様、気持ちいいです。もっと、もっと――』
「んん"ぅ"ぅぅ! んん!! んん"ーーーーーーっっっ!!!」
脳内で、聖女が
なまめかしい唇から紡がれる嬌声が、アランの耳には確かに届いている。
小さな秘口を押し広げるように舌の先端を差し込むと、少女の体が大きく反応を示した。それに気を良くして、穴の周辺を重点的に激しく愛撫する。
――じゅろっ、じゅずるるるるるるるぅっ!!
べろん、れろれろれろ、じゅるっ、じゅるるっ……
男が息継ぎをするたびに、熱い吐息が股間を撫で上げる。
激しい音を立てて舌を動かし、膣内に粘ついた唾液を送り込む。内壁の入り口を舐め上げ、体内を自身の体液で満たす。
アニーの抵抗が徐々に弱々しくなっていくのをいいことに、自身のおもちゃにしがみつく子どものように、ひたすらマーキングを続ける。
――じゅるっ、じゅるる、じゅぞぞぞぞぞぞ……
蝋燭の長さが指の関節二つ分も短くなるほど、時間をかけて熱心に少女の股間をしゃぶりあげる。
やがて秘裂を思うさまほじくった男が口を離すと、にちゃりと粘着質な音が立った。唾液まみれでべたべたになった下腹部から発された熱が、むわっと部屋の空気を温める。
「ぶふぅー、ふー……も、もういいよねシアちゃん、もう……」
慌ただしい手つきで、ズボンを緩めてずり降ろす。
あらわになった肉棒は、出っ張った下腹にすら負けないほど大きく固く勃起し、威嚇するようにびくびくと上下に揺れている。
アランがベッドに乗り上げた。
膝立ちでにじり寄る大きな体が、少女の体に影を作る――そのままのしかかれば、頭頂部まで丸ごと覆い隠されるほどの暴力的な体格差。
雰囲気の変化を察したアニーが暴れるも、すでに巨根は秘めやかな陰部の間近に迫っている。
「いっ、
白い修道服の前垂れをまくりあげ、亀頭を膣口に押し付ける。
ぐぐ、と腰を進めると、圧力をかけられた桃色の柔肉が少しずつ押し広げられていく。
ようやく本懐が果たせる――その思いがアニーの頭部をくるんだシーツに、ぽたぽたと男のよだれの染みを作った。
今から、入る。
今から、挿れる。
――ぐ、ぐぐ……にゅるんっ!
「んぐぅっ!?」
「あっ、あれ、あれっ……?」
膣口に押し込もうとしたペニスが、ずりゅ、ずりゅと何度も陰裂を滑る。
位置は確かめた。
だが、穴が小さすぎて入らない。
舌でさんざん舐めてふやかしたにも関わらず、なお狭い穴。指輪にガラス瓶をねじ込むかのようなサイズ感のそれは何度やってもうまく入らず、アランを焦らせる。
「し、シアちゃん。おまんこ拡げて、挿れやすくして……!」
男はとっさに、少女の両手首を縛っていた布をほどいた。せめて自分で拡げさせれば入りやすくなるのでは、という刹那的な浅知恵が、そのまま声に出力されている。
「ほら、早く自分のおまんこ拡げて!」
「んぐっ、んんっ……!?」
「だからおまんこだってっ! はやく、早くしろよシアっ!!」
大喝して少女の身を竦ませながら、腰を振り乱してアランが叫ぶ。
しかし、そんな語の意味を知らないアニーは何をすればいいのかすら分からない――戸惑ったような少女の雰囲気を、少し遅れて男は察した。
「あっ、ご、ごめんね。そうだった。シアちゃんがおまんこなんて言葉、知るわけないもんね……」
反省した男は少女の両手を乱暴に引っ張り、その親指を自身の秘裂の両側に添えさせた。
「そのまま、おしっこの場所を拡げて」――男の命令に恐る恐る従い、アニーは自身の小さな陰部を左右に割り開く。
同時にアランは枕を手に取り、少女の腰の下に差し込んだ。広げられた膣口が上向きになり、体重をかけやすくなる。
『――ああ、アラン様ぁ……焦らさないで、早くわたしに、お恵みを……』
「うん。待たせてごめんねシアちゃん……」
体を前傾させ、少女の頭の両側に手をつく。
亀頭の鈴口の空間を、拡げられた膣穴と繋げるようにぴったりと押し付ける。
先ほど自分でまぶした唾液をぬりぬりと皮膚に塗り込みながら、少しずつ少しずつ穴を押し広げる。
これ以上シアちゃんを待たせるわけにはいかない。強い思いに突き動かされたアランは腰を揺らし、様々な角度から最適な挿入ポイントを探り当てようとした。
ぐり、ぐり、ぐり――
「んぐっ、ん、んっ」
二人の間を繋ぐ陰茎が、ぐにぐにと波を打つ。
アニーの上で、男の体が揺れ動く。
上から。
左右から。
下から――
「……おっ?」
――にゅ、ず……。
男はふと、他よりもわずかに腰が深く沈むポイントを見つけた。
一度位置をずらし、もう一度同じ角度で当てる――やはり、他よりぐぐっと奥に入り込む感触がする。
ここだ。
ようやく見つけた。
「シアちゃん、お待たせ。今入れる、よっ……!!」
もう迷う必要はない。
前傾の角度を深め、少女のマンコに向かって、垂直に突き立てた肉槍を力強く押し出す。
今度は滑っていかない。
くぼんだ小さな穴の中に、ゆっくりと亀頭が埋没していく。
――ず、にゅ、る……
「んぐっ!? んっ!?」
「入ったっ!! もっと、もっと入れるよシアちゃんっっ!!」
事前に塗りこんだ大量の唾液が助けとなり、膣口を押し広げる。
処女膜が、亀頭の圧力に負けて破れていく。
入る筈のないものが、無理やり、侵入していく。
――ずずっ……ぶち、ぶちぶちぶちっ……!
「……っ!!!? ん"ん"ん"っ!!? ん"ん"ーーーーーーーっっ!!?」
ガラスをひっかくような異常な高音が、猿ぐつわとシーツをも貫通して部屋中に鳴り響いた。
今まさに体が壊されようとしている、少女の本能が発した絶叫。
かつてなく激しく振り乱される小さな腰。
じわりと滲み出した破瓜の血が、ペニスを鈍く濡れ光らせる。
しかし、恍惚のあまり顔を弛緩させた男は止まらない。
両脚を掴んで固定したまま、その腹をさらに前に押し進める。
ペニスはどんどん、どんどん、狭い膣の中に入っていく。
――ず、ず……ぶちぶち、ぶちっ……ずにゅ、るるる……
「っ~~~~~~――――—………………、ぉ"、っぇ"……」
アニーの喉は自身の悲鳴の圧力に耐えられず、早々に声を枯らした。
大質量の肉厚ペニスが、ひき潰された膜の破片と血を巻き込みながら尚も進む。
聖女の内奥を、自身の象徴で満たすために。
奥の奥まで、自身の証を刻み込むために。
――ぶち、ずぷぷ、ぶちっ、ぶぷ……ぐちゅ、ん。
「……………………ぁ"、ぁ"っ、は……」
「はぁ、はぁっ、はぁっ……はっ、入った、入ったよ! シアっ、シアちゃんの中に全部……っ!!!」
男のペニスが半分ほど侵入したところで、肉棒の先端が狭い行き止まりを叩いた。
歓喜に打ち震えるアランの体。少女との接合部は今にも裂けそうなほどに、みちみちと広がっている。
その膣圧は幼い少女の握力さながら、信じられないほど強く肉幹を締め付ける。あらかじめ男の唾を溢れさせていなければ、挿入しているアランの側ですら若干の痛みを伴っていただろう。
「ほぉっ、おっ、おっ……、き、きもぢ、いい。シアちゃんの、マンコ……」
唾液のローションを伴った未熟な膣ひだの粒が、波のようににゅるにゅると激しくうねって侵入者を体外に押し出そうとする。
しかし、埋没したまま岩のように動かないペニスにとってすれば、それは単に射精欲を高めるための淫靡な刺激に他ならない。
ぐったりと動かなくなったアニーに対し、その体内の
粘ついた内壁がぎゅうぎゅう、きゅうきゅうと不規則に収縮し、至上の挿入感を男の陰茎に与える。挿れているだけで何度でも射精できそうな、極上の膣。
「はぁっ、はぁっ……、シア、ちゃん……」
シアの処女を奪った。
あの、美しい少女の。
行進の際、空に広がって透きとおるような長い銀髪。
触れれば溶けそうなほど白い肌。
誰しもに振りまかれる、優しい笑顔。
太陽の光を眩く跳ね返す、スリットから覗く両脚。
その脚の付け根にある――何度も夢想した、秘部。
アランの視界の中、少女の股間の中に、間違いなく自分のチンポがずっぷりと埋没している。
狭い膣の内壁が陰茎にまとわりつく感触を、間違いなく感じている。
間違いなくシアの処女を奪っている。
その証が今、目の前にある――
「あっ、で、出る……シアちゃっ、出るっ、出ちゃうっ……!!」
実際の感触以上に、ほとんど視覚の刺激だけで射精の欲求が脳内を満たした。
より深く快感を享受するために、体を倒してアニーの両耳の横に肘を着き、駄目押しにぐっと腰を突き出す。
睾丸から勢いよくせり上がる精液の射出点を、媚道の奥に密着させる。
自身の生きた証を、刻むために。
「ああっ!! 出る、シアちゃん、出る、出るっっっ!!!」
――びゅぷっ、びゅるるっ、びゅっ、どびゅっ!!
「出る、精液出てるよ、シアちゃん、シアちゃん……っ」
『ああっ、アランさまっ……出して、もっとわたしの中に出してぇ……っ』
――どぷっ、どぴゅるるっ、どぷ、どぷっ……
どぷ、こぷ、こぷ……
男は今、幻覚のシアに体を抱かれていた。
お互い通じ合った心。それに応えるために、腰をひねって精液を絞り出す。
普段の自慰の数回分にもなりそうな白濁は膣内に留まる筈がなく、ペニスの尿道が膨らむたびに、こぷこぷと液体が噴出する。
やがて脈動が終わり、陰嚢の震えが止まる。
だが、まだ全くペニスは萎えない。
憧れの美少女のマンコの中に、一回の中出しだけで収まる筈がない。
まだしたい。
ほとんど腰も振ってない。
まだ、もっと、セックスしたい。
「シアちゃん、もう一回、もう一回いいっ!?」
『はい、アラン様のお好きなように……何回でも、中に出していいですよ』
「あ、ありがとうシアちゃん! じゃあ今度は、もっと激しくするね……!」
愛しの彼女の要望に応えて、少しずつ腰を引く。
ごぷ、ぬぷぷ……と音を立てて、亀頭の傘で液体を掻き出しながら肉棒が露出した。
そこには入り混じった粘液――透明と、赤と、白――それらが絵の具のように混濁し、肉棒にべったりと付着している。
その太い幹の中央、少女の膣に収まっていた位置を示す分泌液のリングがくっきりと示され、蝋燭の明かりを受けて淫靡な色合いを放っている。
「シアちゃん……シア、いくよっ!」
『はいっ、きて、きてぇ……』
甘えた声が鼓膜に響く。
とっくに薄れていた理性が、かき消える。
男は咆哮した。
シアともっと深く繋がるために。
「受け取れっ!! シアっ!!!」
――ど、ぢゅんっ!!
『あ、はっ……すごい、奥までっ……♡』
――どずっ、どちゅっ、どちゅんっ!!
『やあっ、ん♡ すごい、激しい……っ』
――どちゅん、どちゅん! どちゅどちゅどぢゅどぢゅっ!!
『アラン様、アラン様っ! もっと、もっと、もっとぉ……っ♡』
肉槍で奥を抉るたび、シアが感極まった媚声を上げる。
一突きごとに声が上ずり、一突きごとに声の艶が増し、一突きごとに抱き着く力が強くなる。
『あっ、あんっ♡ あっあっ、あぁっ……♡♡』
ああ、今自分はシアと繫がっている。
シアとセックスしている。
憧れの少女と、セックスしている――その事実が男の脳を沸騰させ、獣のような叫びを上げさせた。
腰を真上に高く引き、亀頭が露出するぎりぎりまで引き、全力で突く。
シアの膣はまさに神から与えられたものかのようだ。たった今、激しくペニスを押し込んで膣道を無理やり拡げきったはずなのに、次に突くときにはまた元の狭さに戻っている。
じゅぷ、にぢゅっ……かき混ぜられた液体がぶくぶくと膣から噴出する音が、男の興奮をさらに後押しした。シアがあんなに精液を欲しがっているのに、体が小さいせいでどんどん出て行ってしまう。
――どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅっ!
『やぁっ……せっかくあなたの、注いでもらったのに……そんなに激しくしたらぁっ』
「出す、何回だって出すっ! シアっ、お前のマンコ、俺の汁で一杯にしてやるっ!」
『あぁ、ありがとうございます……♡ すき、すき、アランさま、すきぃっ……♡♡♡』
イマジナリーのシアが強く体を抱くのと同じように、淫肉も侵入するペニスを強く締め付ける。破瓜したばかりだというのに、チンポに抵抗もせず屈する膣。
全身で愛情を表現してくれるシア。
男として、補充しなければならない。生命の証を。
何度でも、何度でも……。
――どちゅっ、どぢゅっ、どぢゅん、どぢゅんっ!!!
「シア!! 気持ちいいか、なあっ! シアっ!!!」
「…………………………ぉ"……」
「分かった! もっと、もっと強くするぞシア!!」
……アニーはとうに、意識を失っていた。
肉体と精神の受容量をはるかに超えた激痛に加え、猿ぐつわで呼吸のすべも奪われて、頭をくるんだシーツの中で失神している。
死んだように動かない肉人形。
だが男にとっては関係ない。今愛し合っているシアがすべて。目下の体に全体重でのしかかって、何度も何度もペニスをねじ込む。
傍から見れば、男が一人でベッドにうつ伏せで腰を前後させているような光景。しかしそこには確かに幼いアニーの体があり、重さのあまり身じろぎすら許されない状態で、潤んだ股間の穴への刺突を受け続けている。
「シアっ、キス、キスするぞっ」
『はいっ、どうぞ、アランさまっ』
アニーの頭部を分厚い胸元に埋もれさせた男は、その上にある枕元の空間――
膣での性交だけでなく、愛する者同士が行う接吻すら意のままに行える……アランはもう一切の遠慮なく、シアの口を激しく吸い上げた。
「はぁっ、はぁっ、シア、シアっ……」
『はぷっ、んっ……アラン、さま、はげしいっ……ちゅっ、じゅっ……』
口には自身の舌をねじ込んで、シアの舌と絡ませる。
膣には自身の肉棒を埋め込み、シアの中を突き上げる。
唾液をすする音と、幼い膣を激しくかきまぜる音だけが、部屋に響く。
男を邪魔する存在はここには一切ない。だから好きに腰を使える。
何度突いても気持ちのいいマンコ。
我慢するなんて無理だ。
我慢なんてしなくていい。
中に射精することを、シアが望んでいるんだから。
「はぁっ、シア、またっ、また出るっ」
『はいっ、だしてっ、アランさまのせいえき、だしてぇっ♡』
再度の射精に向けてスパートをかける。
じゅぼじゅぼと肉壺から混合液をまき散らし、肉槍を振り乱す。
蕩けるように紅潮したシアの顔が精液をぐつぐつと沸かせ、瞬く間に尿道を進んでいく。
――俺のチンポで、シアがよがっている。中出しを求めている。
じゃあ男として、それに応えてやる。
出す。
今、出す――
「お"ぉっ! 出る、出すぞシアっ!! 俺の精液、マンコで飲み込めっ!!」
『はいっ♡ 出して、出してっ♡』
「おおっ、お"っ、おおおぉぉっっっ!!!!」
――びゅーーーーーーーっっ!! びゅっ、びゅびゅっっ!!
どくっ、どぷっ、びゅるるるるっ!!
「おおっ、飲め! 飲め、シアっ…………!」
『ああっ、あ、ぁ♡………… …………ぁ"、ぁ"……」
――びゅく、びゅく、びゅくっ、びゅくっ!
どぷ、ぶびゅる、びゅっ……
あまりの射精の快感に、男の全身に電流が走った。それが不随意に体を跳ねさせ、ベッドをぎしぎしと震わせる。
そのたびに、肉体の枷を外れたかのように白濁液が大量に押し出された。塊のような汚濁が放たれるたびに、接合部からは熱湯の源泉じみた粘液が勢いよく噴き出す。
――ぶぢゅるっ! ぶしっ! ぶしゃっ、ぶしゃぁっ……
男の体に乗られている少女の肺から、絞り出された喘鳴が漏れる。
どくどくと、狭い肉道で液体を受け止め続ける。
十数回にも及ぶ脈動。アニーの尻たぶの下には、白濁の池が広がっていた。
ようやく射精が終わっても、少女の地獄は終わることはない。
イマジナリーのシアが、さらに多くを求めているからだ。
「……シアっ!! まだするぞっ! そんなに欲しいならもっとしてやるっ!!」
『――ああ、アラン様。もっと、もっと、たくさん、せいえき……』
男の腰の動きが再開する。
性臭が充満する部屋の中で、淫らな音色が立つ。
美しい少女とのセックスのためなら、疲れなど感じない。
何度だって精液を吐き出しても足りない。
死んだって、かまわない。
腰を引く。
突く。
腰を引く。
突く。
じゅぷ、ちゅぷ、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ――
「――はぁっ、はっ、また出る、出るぞシアっ」
『――はい、アランさま。どうぞ……』
宣言とともに、十一回目の射精が少女の膣に叩きつけられた。
蝋燭はとっくに根元まで溶け切り、地下室は真っ暗になっている。
外では日が昇っているにもかかわらず、未だに性の狂乱は止むことは無い。
「…………ぅ"……」
どぢゅんっ、と男が放精のために内奥を突く。
その巨体の下からかろうじてはみ出ている、少女の肘から先――人差し指だけが、ぴくんと一瞬震えた。
何度出しても衰えない射精。白濁の池は少女の腿の半ばにまで達している。
もはや蠕動することすら止めた膣道の隅々にまで精液が行きわたり、こぼれる。もはや汚濁の色に赤いものはない。大量の白に、混ざって消えてしまっている。
それでも、男は止まらない。
放出を終えた数秒後には、また腰が動き出している。
萎えかけた肉棒を膣ひだにゆるゆると擦りつけていると、すぐにまた血流が集まってくる。
まだ、まだ、愛せる。
「シア、好きだ。好きだ……」
『はい、わたしもです。あらん、さま』
「もう一回するぞシア。まだ、出す」
『はい、うれしいです。あらん、さま……♡』
――にゅぷ、ちゅぷ、ずぷ、ずぷ……。
ゆっくりとした抜き差し。
もはや激しい愛の証はいらない。とっくに自分たちは愛し合っているんだから。
ずっとこのまま、ここで。
シアと、いっしょに。