※この作品はR-18です。

メイちゃんと短小早漏オジさん   作:国英

10 / 10
ひとまずの区切りの完結となります


ろくがつのおわりのせっくす(さんかいめっ)(★)

「あついねー」

「夏だねえ、もう……」

 

 季節としては6月の終わり。

 梅雨らしさはすっかり失せており、夕方だというのに、夏のような暑さが到来していた。

 半袖のワイシャツにスラックス姿の常治は汗を拭いつつ、帰り道をメイと共に歩いている。

 メイは夏服らしい半袖のブラウスに、黒のプリーツスカートに、白い踝までの靴下(ソックス)の容姿である。

 

 歩くほどに外気の暑さが押し寄せてきて、体温を上昇させる。

 汗が吹き出すほどに、服に汗が張り付き、気持ち悪さが増していく。

 

「メイちゃんはそろそろ夏休みかな?」

「うん♡ なつやすみ、たのしみー」

「長い休みだもんね」

「毎日、常治さんのお家にいれる……きゃっ♡」

「…………ま、毎日かあ」

 

 メイは自らの両頬を掌で(掌を上げた時に不思議と甘い少女の香りを周りに振りまいてる)包みながら、くねくねと身体をくねらせた。

 けれど、毎日かあ、という言葉にいち早く反応する。

 

「……イヤ?」

「っ」

 

 少女は不安そうに愛する男の顔を見上げてくる。

 恋人の嫌なことはしたくない、ということを避けるところはあるが、それが会うことに関係してくると、少女としては不安であった。

 そんな不安な表情&声音に息を詰まらせる常治。

 

「いやではないけど」

「だったら」

「でも、毎日は駄目」

「えー、どうして。いやじゃないのに?」

「自分にかかりっきり、っていうのは、その不健全だと思う」

「フケンゼン……よくないってこと?」

「よくないというか。……わるすぎるわけでもないけど、その、友達と最近遊んだりしてないだろう?」

「だって、常治さんがいるから♡」

「そう、それだよ」

「んぅ?」

 

 小首を傾げて、愛らしく疑問符を浮かべるメイ。

 分かってるようで分かってない少女の様子に常治は指を控えめに指す。

 

「……友達は大切にしないといけないよ」

「でも、わたし、常治さんがいるだけでほかはなんにもいらないー♡」

 

 暑さとは別に立ち眩みを起こしそうになる常治(小さな恋人からの愛の言葉は嬉しいので、それはそれでクラっとくるが)。

 天真爛漫に笑う恋人の顔を少し睥睨してしまう。

 

「けど、メイちゃんには親友がいるでしょ」

「うん、いるよ」

「そのこは多分、今、寂しいと思うんだ。一番の友達が最近、自分を置いて、先に帰ってしまう。遊ぼうと誘っても断ってばかり」

「…………、それは」

 

 常治は柔らかい声音で、悪いことをした子供に言い聞かせるように優しく語りかけていく。

 メイは聡い少女だ。

 常治がいう言葉に則って想像していくと、顔を曇らせ、親友の現状に心を重ねることのできる豊かな想像力を持っていた。

 

「そうかも……」しゅんとなるメイ。

「うん。メイちゃん、かしこいから、わかるよね」

 

 わかるよね。

 この言葉に常治は自分のズルさを覚える。

 大人の道理を交えた説得は、恋人を誘導しているからだ。

 

 既に二人の関係は健全ではないのだが、それ以外のところでは健全に生きてほしい、という傲慢だが、健やかな願いが常治にはある。友達を放ってばかりで恋人との関係を密度にしてくれるのは嬉しいが、それはひとまず置いておこう、という見方。

 

「……………はぁい」

「うん、ありがとう、メイちゃん」

「わふっ」

 

 メイが了承したのに合わせて、常治は彼女の頭に手を伸ばし、ゆっくりと撫で始める。

 赤髪のツインテールな頭だが、その頭頂部。サラサラとした感触が手のひらに返ってきて、ニコニコと笑むメイ。

 

 とても嬉しそうにするのが、男心を擽る。周りに人気が少ないので出来る行為。

 

 やがて遠目に通行人が見えた後で、サッと手を引いていく。

 メイはそれに対し、少し残念そうな表情を浮かべてからも、ニコニコと微笑い、一緒に帰れる事実をとても嬉しそうにしながら、帰宅路を進んでいった。

 

 §-§

 

 メイは家に着くなり、シャワーを浴び、汗を軽くさっと流し、部屋に戻って来ると、白色のキャミソールに、下は水色と白のストライプ模様の下着(ショーツ)だけの格好になると、ラフな格好に着替えた(Tシャツに、半ズボンの)常治に甘えに行った。

 

「キスしよー♡ 常治さんー♡」

「うん、いいよ」

 

 少女はキスを愛らしくせがんできて、それに頷き、了承する。

 メイの顔を見下ろしながら、常治は顔を寄せ、恋人の唇を奪っていく。

 

「んっ……」

「ふ……っ」

 

 やわっこくて、ミルクのような香りを感じつつ、唇を少しずつ味わっていく。

 柔らかい唇を吸い、少しずつ唇を重ね、次第に興奮を生じさせていった。

 

「ぷはっ」

「………んっ、ふぅ」

「えへへー♡」

 

 唇を少し、二、三だけ重ねてから離れると、メイは気づく。

 常治が感じている興奮。唇を重ねたことで火が灯ったように、燃え上がる情欲。

 そんな感情を汲み取った乙女は「さわってもいーよ♡」と囁く。

 

 そこで手をピタリと止める常治。

「へ(・)い(・)き(・)? メイちゃん」

「き(・)ょ(・)、き(・)ょ(・)う(・)こ(・)そ(・)は(・)だいじょーぶ」

 

 常治の部屋の真ん中、二人は向かい合っているが、常治の身長が160後半なのに対し、メイの身長が150程だ。身長差でひとまわりの大きさがあり、常治は少女の顔を見下ろす。

 

 少女の顔は天真爛漫を画にしたように笑顔である。

 が、肩は微かに震えていた。

 強がりを見せていた。

 

「……やっぱり、平気じゃなさそう」

「…………あぅ」

 

 メイは笑顔を崩し、少しだけぎこちない微笑みを見せた。

 

 §-§

 

 あの日。雨の日に初体験を迎えた二人であったが、そこから性欲旺盛に常治が、メイの身体に手を伸ばしたかといえば、そうではない。

 むしろ、メイが「もう一回シよ♡」とねだったりしていたほどだ。

 

 メイの話を聞くに初潮は迎えていないので、妊娠の危険が無いとはいっても、少女の膣内というのは成長段階であり、性交渉に適しているとはいえなかった。

 それでも、ということで、少女の強い押しに負けて、二人は二度目のセックスを行おうとし、前戯を試みようとした所。

 

 ――あ、あれっ?

 

 メイの身体に震えが見えていた。

 小さな割れ目を、男らしい指でなぞったりすると、たちまちに、小柄な身体が震えだすのだ。常治としては見ていられずに、手を止め、「今度にしようか」と言い出してから、少女は大変なショックを受けた。

 

 常治としては、セックスに適さない、まだ幼い身体が防衛反応を見せている、といったところ、と見ていた。それがあってるあってないに関わらず、現にメイの身体はセックスを前にすると震え上がってしまうのである。

 

 メイはそれから、自分ができそこないであるかのように自虐し始めてしまった。

 

 ――ご、ごめんね……常治さん……。

 

 それはもう意気消沈して、蒼い顔を浮かべ、顔面蒼白のまま、ボロボロと涙をこぼし始めるので、夢中で常治は彼女を抱きしめた。

 

 ――あ、謝らなくていいから。ちょっとずつ、慣れていこう。メイちゃん。ね。

 

 ね、というのは、今は泣かないで、というような意味合いを含めて、強く抱きしめたまま、乙女の頭を撫で上げた。そうすると、少女の涙はピタリと止まった。

 恋人の肩を少し濡らしてしまったメイは、抱きしめ返しながら、しばらく、うんうん、と頷きばかりであった。

 

 それから常治はメイの下半身を撫でたり、薄い胸を揉んだりしてみた。

 未熟な下半身は少しずつ火照りを覚え始めることで、乙女の身体に女性ホルモンが巡り始めた。性徴が強くなるような変化はないが、ちょっとずつ女陰は濡れる(というか湿りが正しいが)ようになっていってはいた。

 

 常治も小さなおまんこにクンニを試みたりした。

 どうやら、指で触られるのは苦手なだけで、男の熱い舌で舐められる事には、むしろ甘い声を漏らせるくらいではあった。

 

 ――ふぁっ♡ ……ぺろぺろ………される、のは……すきぃ……♡ えへへ♡

 

 常治は自分が社会不適合者のロリコンであることのように、そのセリフが胸に刻まれかけるが、恋人からの甘い言葉に股間を固くしてしまっていることの方を重視した。

 

 二度目のセックスは6月の下旬に行われた。

 彼女はまたもや常治の精を、下半身で受け止め、淫蕩に蕩けた表情を見せたりもした。

 

  §-§

 

 うまくいけば三回目のセックス。駄目でもリハビリのように行われる前戯の方が為されることに意味合いが強い(メイはセックスができないことの方が強いショックを覚えるので、少しずつでも前進できるようにだ)。

 

 今日はメイのアイデアで、とんでもないことが行われていた。

 

「………これって、すごく恥ずかしいことじゃない?」

「へ、へーき……っ♡ まんねりは、だめって……♡ ざっしで……♡」

「……いや、本当、メイちゃんの読んでる雑誌、だめなんじゃないかな……」

 

 常治は上はシャツだけになり、下は下着(トランクス)だけの格好になると、あぐらをかいて座っている。二人はベッド上に移動しており、常治のあぐらをかいた上に乙女がM字開脚したままでいた。下の可愛らしい水縞 下着(パンツ)は既に脱いでおり、白いキャミソールだけの格好になっている。

 

 二人の視線の先、膝の高さまでの――ベッド上には丁度平行するような高さで――ローテーブルの上にある、「鏡」を見ていた。

 その鏡の中では、メイのM字開脚がばっちりと収まっており、変態の構図が、鏡の世界に浮かんでいる。

 

 その鏡はメイが持ってきていたもので、姉のものを借りたらしい。

 

「(ごめんね、メイちゃんのお姉ちゃん……)」

 

 このような淫らなことに使っていることに、こっそりと申し訳ない念を向けていく。

 しかし、謝罪の念を向けているばかりで、実際には何の動きも始まってない。

 

「そ、そろそろ、はじめようよぅ」

「あ、ごめんごめん……。……いや、ごめん、ってなんだろう……」

 

 常治のお腹を枕にしているメイは小さく憤慨した。乙女の幼いあそこに指を伸ばすのに、少し抵抗感が浮かびつつも、男の無骨な指が鏡の世界に加わる。

 太い指が寄っていき、割れ目にふれる。

 

「んっ♡」

 

 ぴくん。乙女の身体が触れられたショックで小さく震える。

 けれど、肩に伴うほどの震えではなく、一瞬のものであった。ワンタッチして、身体が緊張を始めただけのこと。

 

 セックスは一度しか出来てないが、前戯の練習は、これで7回目に達しようとしており、少しずつ少女の身体は性への慣れが生まれていく。

 それを常治は少しずつ味わい、楽しむことになる。

 

「んゅ…………はずかしー……♡」

「きれいなピンク色だね……♥(……って、おっさんか自分は……いや、おっさんだった)」

 

 ぴろっ。指先が小影口を少し、左右にめくると、実にピンクしている粘膜が現れる。膣口は微かにヒクつき、恥ずかしそうにしている。そんな様子に対して、メイは顔を真っ赤に染めていき、オヤジくさい感想を投げかける常治だが、ちょっと自責している部分もある。

 

「ぁぅ…………んぁ…………」

「くすぐったい?」

「い、いまはっ……くすぐった、ひ」

 

 時間をかけて、割れ目をなぞっても、すぐには濡れてこなかった。

 クンニをしていれば、唾液があるので、濡れる速度に助長されるものがあるが、この場では指だけの前戯になるので、濡れもクンニをする時よりはるかに遅い。

 

 けれど、時間をもっとかければ、少しずつ変わってくる。

 

「ふぅ…………はぁ…………ぁ……♡」

 

 メイの身体から力が抜け、少し上半身をよじり、右側に身体を傾け、キャミソールの肩紐が片側にズレ、胸元が少し露出しているようなエロい体勢を取っている。体温もどんどん上昇しており、体勢を崩してのエロ体勢のまま、鏡の世界でM字開脚を続けている。

 

 少女の可愛らしい片膝には、男の手が乗っており、足を閉じないような工夫が為されていた。また、ガチガチの固くなり、反り返ってしまう粗末な棒からぬめり気を感じ、我慢汁で下着(トランクス)を濡らしていることを自覚すると、自分が益々、堕ちていっていることを思うほどに背徳感が増していった。

 

「(なんて顔してるんだ、俺………)」

 

 鏡に映っていたのは、だらしないもので、大凡客観的に見ても、幼いJSに発情する魔人のものであった。鬼畜といえるかもしれない。

 

 だが、メイは恋人がどんな表情でも、嬉しく感じているものであれば、それを肯定する。

 

「……すごい、かちかち、……んっ♡ 頭、うらに……かんじちゃぅ……はぅっ♡」

 

 さわさわ。くちくち。濡れるというよりも織り物のように粘っこく、指先に分泌される粘液が付着していく。割れ目にうっすらとかかる濡れ気に援軍を足すように、唾で濡らした指が入れ替わりにやってきて(片膝に添えていた手で、今まで触れていた手は今度は反対の片膝に触れつつ)刺激をまた加え始める

 

 メイは赤い髪を頻繁に揺らし、初等部女子があげてはいけないような艶声をどんどん漏らしていく。

 

「……いれるよ、無理そうだったら、いってね。メイちゃん……♥」興奮が声に乗る常治。

「あぅ……あぅぅぅぅぅっ……んんん♡♡」

 

 ずぷぷぷぷぷぷ。指がゆっくりと腟内に沈んでいった。指が進むほどに、内側の濡れは増していく。少しずつ重ねた愛撫の影響か、それとも愛する男の指を下の口で咥えた影響か。

 どちらかはメイだけが知っている。

 

「……あぅ……おっぱい………♡」

「こっちもいじってあげようね……はぁ……はぁ……♥」

 

 小さくとも女体の味を知った男。それと恋人の身体、という思いの大きさも関係しているのか、始まる前は渋り顔だった男も、一皮剥けばなんとやらである。

 

 さわさわ。くにくに。膨らみかけのおっぱいに指が伸び、キャミソール上から軽く、乳首に触れていく。成長途中のおっぱいはしつこく触れると痛いので、じつに控えめな愛撫であるが、乳輪周りを軽くなぞったり、つん、と乳先を押すくらいのことはしてのける。

 そして、それはメイにはそれでも十分だった。

 

「(せまくて、きゅうきゅう……入れたまま、うごいてないのに、どんどん……)」

「はぅ……♡ はぁはぁ……♡ ああ……っ、あつい……っ♡」

 

 くねくね。乙女はもう身体を崩しきったまま、くねっていた。

 常治はあぐらをかいているというより、足を崩して伸ばしているような格好になっており、彼の足上に身体を預けていた。

 

 膣内に挿入された指は動かずにいたが、少しずつ異物感に慣れていくようで、メイは大きくて丸い瞳を瞑ったり、開いたりを繰り返していた。

 膣内挿入された指は時間をかけて、少しずつ慣れていく。自らのそこが、女性器であることを、遺伝子から引き出していくようだった。

 

 じゅわっ。やがて腟内の指に反応して、とろり、とした粘液が、割れ目から吐かれ始めると、いよいよ、セックスが間近に迫っているようだった。

 

 鏡の中にいる乙女を思わず見つめる常治。

 そこでは淫魔のように、赤く蕩けたいやらしい顔を浮かべる、初等部離れした乙女の顔があった。

 

「そろそろ、つぎのステップに……すすもう……っ♡」

「め、メイちゃん………ッ#♥♥♥」ぎりっ、と興奮と共に歯軋りする常治。

 

 メイの膣内から指を引き抜くと、常治は自らの股間に意識を向けた。

 

 §-§

 

 常治のナニは短い。

 それと、彼自身が童貞を脱してからしばらく、という浅い経験値のせいで、油断すると、すぐに膣内から外れてしまう。初回は上手くいったが、二回目の時は難儀した常治だった。

 

 ペニスが大きければ、女性器に入りきれず、セックスが満足できない場合もある。

 けれど、逆に小さければ、女性器をピストンして、上下運動の刺激を与える最中で抜けてしまったりもしてしまう。

 

 こうなってくると、セックスに不慣れな間の体位というのも変わってくる。

 基本的には正常位だが。

 

「えへへ、かんねんしろー♡ 常治さん……っ♡」

「い、いまはスルーするけど……今度、その、読んでるっていう本について、詳しくお話しようね……??? ううぐっ♥」

 

 メイは仰向けに寝転がった常治の身体の真上に跨っていた。騎乗位の体勢だ。

 彼の短いナニは、幼い膣口に突き刺さったままであり、不動の時間が築かれていた。この時点で、既に射精をしたい、精液を出したくなるようになってしまっている常治。

 

 エロくて可愛い乙女は、常治の腹部に手を添えて、身震いした。

 

「はぁはぁ……ううっ、あ……♡(ぶるっ)」

 

 震えが伴ってなくても、セックスが始まれば、子供扱いされずにすむので、メイとしては今の状況がとても好きなのだ。恋人を見下ろし、短く小さくはあるが、やたらと固く、反り返った短小棒を自らのあそこで受け止めている。

 ゾクゾクとした感覚が背筋を這い回っていく。

 

「はぁ……はぁ……やば、い……っ♥(もう、出そうになってる……っ)」

 

 ぎゅうぎゅう。それはもう狭くてたまらない膣内が、ぎゅんぎゅんとうねり、濡れが足りないが、締付の強さに舌を巻いていた。

 そのまま陰嚢から精液が登っていってしまう。

 

 膣内の刺激の強さに、まだ膣内に挿入してからしばらくではあるが、常治の早漏癖が発揮され、下にいる常治こそ、身体をビクビクと震わせ、背筋をぞくぞくと震わせまくっていた。

 

「……………っ、あ……!♥(あああぁ、出る……っ♥ きゅうに、出るっ…………♥)」

「ひゃうあ!? あうう……あつぃ、……あつぅぃ……♡♡」うっとりとしてしまうメイ。

 

 びゅるるるるくっ。びゅく。びゅるるるるっ。突如として幼い子宮めがけて、白い暴発が始まり、子宮口にまでピッタリと収まり、ジャストフィットしていたナニは震えまくっていた。まるで、常治の身体とシンクロしているようにも見える。

 乙女はお腹に手を添えたまま、ぎゅっと、片手で自らの胸前のキャミソールの布地を掴み、肚に食い込み熱量に悶絶していた。

 

「……………ご、ごめん…………うっ♥」

「んっ♡ ……べ、べつにー♡ わたしは、常治さんの恋人だからー……♡ いーんだよー♡ むちゅー♡」

「んむっ!?♥ (め、メイちゃんの唇、やわらかっ……うっ!♥)」

 

 メイは射精の奔流が少し弱まり、常治が謝ってきたところで、そんなことはしなくていい、と言いたげに首を横に振った。そうしてから、男の輪郭に手を軽く添えたまま、正面から男の唇を貪った。

 貪られた常治はそのショックで、びゅるびゅる、とメイの膣内に射精の余韻を続けてしまった。

 

 メイはメイで追加の射精にドキドキしつつも、唇をむっちゅりとつけて、離れてからは、常治の瞳をじーっと見つめた。

 

「ど、どうしたの、メイちゃん……?」

 

 常治に賢者タイムが到来するが、相変わらず、短愚息は小さいというのに、ガチガチに硬いまま、膣内に収まっていた。そうしてから彼女は小さく微笑む。

 

「『まだ、まんぞく』『したり無さそう♡』……だから、たいせいかえよー♡」

「…………なんだか、気になる言葉遣いだけど(雑誌のせいかな?) ……わかったよ。いいよ。次はナニしようか」

「えっとね、いつもの♡」

「はいはい、わかったよ。お姫様」少しキザっぽく言う常治。

「あきゅっ……♡ きゃぅ……♡」

 

 メイは常治の優しいリップサービスを受け、メロメロにメロついたまま、目をハートマークにしていた。二人の体勢ぐるんと上下で入れ替わりを果たす。

 

 この次には正常位でセックスが行われる。またしても乙女の身体には、男のナニが突き刺さり、セックスとそれからもたらされる快感によって、女性ホルモンがメイの中で分泌されていった。

 

 肌を重ねた分だけ、メイの身体は大人へと羽化していくのだ。

 

「ふう……っ……はぁ……っ♥(いずれは、……っ……メイちゃんも……初潮が来たりとか、また気をつけないといけない部分もあるだろうけど……ッ!♥)」

「つねはる、ひゃ……ああっ♡ んんっ……♡」

 

 くちょくちゅ。肉棒が小さく前後していき、メイの手足か男の背に少しだけ周り、足または恥ずかしげもなく、大股に左右に開かれ、大きな怪物が乙女におそいかかってるように、ほんの少し力強く、コンコンと、膣奥が叩かれた。

 

「んきゅっっっ♡♡」

「あああく……くぐぐっ……♥♥♥(す、っ、すごい、……いま、のっ……♥♥♥)」

 

 ぎゅちぎゅち。ほぼ反射行動に近い感覚で、膣絶頂(ちつイキ)が少女の身体に襲いかかり、その反応による膣痙攣が、肉棒全体に強く締め付けられていく。

 主導権を握ってるのは常治ように見えて、攻守がめまぐるしく入れ替わるようだった。

 時々、常治の動きが止まり、メイの腟内が締め付けたかと思えば、常治がなんとか膣壁に硬さをぶつけていき、美少女が悶絶したりもした。

 

 けれど、最後に迎える結末は初回と、二度目と同じだった。

 

「はぁはぁはぁ……ううううっ……また、出るっ……出るからっ、ね……ッ♥♥♥」

「はぅん……ふぁ……あああ、つねはるさぁん……っ♡♡♡」

 

 身体を密着したまま、恋人のあっかい身体をクーラーの効いた部屋で貪る男の姿があり、遠慮なく射精を始め、精液を奥へ奥へと送り込んでいったのだった。

 

 §-§

 

「はーい、常治さん♡」

「あ、ありがとう。……………んくんく(いかん、本当に、セックス後の恋人感がつよすぎる……)」

「ごくごくー♡」

 

 セックスを終えてから、夕食も近づく時間帯。二人とも空きっ腹であるが、コップに水を入れて、水分補給をしていた。冷房が効きつつある部屋でも、二人とも汗をかいており、水が喉を潤していった。

 

 メイは股ぐらからあふれる精液をティッシュで拭い、綺麗にしてから、下着を履き直していた。常治は上半身は裸だが(汗をかいてるので)、下にはズボンを履き直していた。

 完全にリラックスするには少し早すぎる。

 

 やがて、二人ともコップをローテーブルの上に置いた。

 けだるげな倦怠感が二人の間を流れる。

 

 常治はなんとなく机上にあるリモコンを手に取り、テレビの電源をつけると、6月の梅雨の終わりが近づいている地方についての、夕方の天気予報コーナーの様子が流れていた。

 気づけば、もう7月の頃合い。

 天気予報の降水確率を一週間分で並べて、今後どう動くべきかの指針を、そこのコーナーで示しているようなところで、メイは常治の方に身を寄せ、腕に抱きついた。

 常治はもういつものことなので、恋人の好きなようにやらせていた

 

「なつがくるねえ、常治さん」

「うん。くるね。……学校の方もそろそろ終わりかな」

「つぎはどうするのー?」

「あ、いや……。学校が終わる前に、自分は就職だから」

「おしごと?」

「そういうことになるね」

「もう決まってるの?」

「ほら、昨日。自分は用事があるって言ってたでしょ。実は面接に行ってて……」

「!!」

 

 はっとした顔を浮かべるメイ。

 気だるい身体を押して、嬉しそうな表情を浮かべると、彼女はベッドの縁から立ち上がった。

 

「常治さん、社会復帰!?」大声を上げるメイ。

「あ、あんまり、大きな声上げないでね。……でも、まあ、そういうことになるかな。うん。昨日の受けた所は、手応えもあったし、面接官の雰囲気も良かったから……いけそうな気がするから」

「つぎのお仕事、頑張ってね!?」

「まだ、気が早いからね?! メイちゃん!? 駄目なパターンもあるから……って、聞いてない」

「お祝いしないとで……ぶつぶつ」

「(……全く。初等部の子が、恋人で、仕事決まったことに、すっごく喜ぶなんて、大人の恋人みたいで――)」

 

 常治は連想する。夜にやってるドラマでわけあり男性主人公と付き合ってるヒロインが、主人公が社会復帰して、普通の会社にと勤めたりするようになった時に、嬉しそうにしてしまう反応に実によく似ていた。

 そんな様子を美少女がやっているので、変なズレを感じていた。

 

 常治は自らの膝に肘を起き、頬杖をつきながら、くるくると回る恋人の様子をぼんやりと見つめた。何やら企み始めていた少女はしたり顔で笑い始めており、ちょっと不気味ながらも、自分に尽くしてくれる愛らしい少女の姿に、自らも笑うのだった。

 




最初の方から読まれた方、あるいは更新途中から読まれ始めた方、あるいは完結後に知られて一気読みされた方、ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

キャラに対する語りについては
https://novel18.syosetu.com/n7475il/11/
ノクターンノベルズの最終話あとがきで触れています。ご興味があれば、そちらをどうぞ。

今年の一月時点で、次は「メイちゃんと短小早漏おじさん」をハーメルンで上げよう、とは考えていましたが、新作を書いたり、Fantiaで書く分があったり、といったかんじで最終話に中々着手ができずにいました(ノクターンノベルズでは最終話手前と最終話で、一年の開きがあります)
作品の作成時系列順で投稿せずに順番を変えても良かったのですが、何となく他を投稿する気が起きずに(変なこだわりが生まれて)伸びに伸びてしまいました。

8月にはまた新作(他サイトの後追い作品ですが)をこちらで投稿していきたく思います。

私の作品ではロリキャラも(たまに)書いてはいますが、小柄で巨乳キャラなヒロインを描きがちですので、自分の作品としてはメイのようなロリで貧乳キャラは珍しい部類に入ります(というか貧乳・美乳の方が少数派でもあるのが)。

天真爛漫な少女の光で、社会に疲れたおじさんの闇が晴れる過程を描いてるので、話を書いていると好きなカップルです。
基本的にはメイが振り回す形で、常治をリードしていますが、最終話時点となると、ちょっとセックスには臆病な部分も出てきているメイなので、全ての部分で優勢というわけでもないですね。

いつか……シーズン2的なものを……続きを書きたい作品です。
シーズン2ではメイの姉が第二ヒロインになる予定です。
妹が友達と遊ばずに、成人男性の元に通ってることで、ずっと一緒に過ごしている家族としては変化に機敏に反応する肉親も出てくるというわけです(本当、いつか書きたいですので、気長にお待ち下さい)

といったところで、あとがきも最後までお読み頂き、幸いです。
それでは、このへんで失礼致します。
ではでは
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。