「ふぁーすとこんたくと」
駅で待っていたメイちゃん。車の迎え待ちの最中であった。
そんな所へ右往左往している人がいた。目の前で財布を落としていた人がいた。
彼女は遠目だったので、どうしようかと迷っていた所。
冴えない男性が視界の先で動こうとしていた。だが、その男性は話しかけようか、話しかけまいか、悩んでいるようであった。そんな風に冴えない男性が迷っている内に、他の人が財布を拾い、その人に声をかけて渡していた。実に日本の風景らしい親切な様子。
その人は親切をやろうとしたが「一善」と成る前に気泡と化す。
それでもメイにとっては「そんな過程」がかけがえのないもの、大事なものと見えたのだ。
その後、彼女は別の所でばったりと会う。
冴えない顔、平均よりもやや下の身長、自信のない雰囲気、頼りない喋り方。
評価としては世間的にもお世辞にも良くないと思われる男性を見ながら少女は挨拶する。
「はじめまして、つねはるさん」
「……はじめまして、よろしく」
そうして二人は出会ってしまう。
会って話してみると、少女にとって周りに全く居ないタイプの人物だった。
しっかりとした大人に囲まれながら育った少女は、周りにいない新鮮さを感じながら、その頼りない男性に惹かれていく。
少女は気づいてないが、男性の「頼りない優しさ」にも惹かれていたからだ。
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「でんしゃないでふぇらちお(☆)」
とある月曜祝日。
職業学校のカリキュラム的に月曜であろうと祝日であろうと関係無い日もあるらしく、その日も常治は学校に向かう予定であった。
ところが、メイちゃんはその月曜祝日に遠出するらしいとのこと。
遠出するのが心配なメイちゃんの母親は、常治に付き添いを依頼する。メイちゃんたっての希望ということであり、常治は最初断ったが、電話越しに母親とメイちゃんが入れ替わりになり、彼女の口から直接「オジさんがついてきてくれたら元気が出るの」と甘えた声でお強請りされてしまう。
その後、再度入れ替わった若奥様から「迷惑じゃないかしら」という心配の混じった声音が聞こえてきた辺りで、常治の良心が折れてしまう。
「自分で良ければ……」
そうして根負けして、快諾してしまう常治であった。
この時は、朝ついていくだけの軽い用事で済むだろう、と。
§-§
がたんごとん。
快諾してしまった常治は猛省していた。
電車に揺れながら二人は電車の隅、貫通
常治は白い中袖のワイシャツに黒のスラックスという出で立ちで、メイは紺色のセーラ服に身を包んでいた。黒のタイをしており、撫肩や黒のプリーツスカートやら服の素材感からして肌触りがとても良く、高級なブランド感があるが、それもその筈、某お嬢様学園で有名な白亜学園初等部の制服である。
メイは常治の身体に抱きついていて、背中に手を頑張って手を回すが、少女の腕では腰回りにしがみつくので精一杯であった。
「……メイちゃん?」
「なーに?」嬉しそうな声音で訪ねかえすメイ。
お腹にしがみつきながら、至近距離で顔を上げる美少女の顔というのは中々に素晴らしい光景である。頬を腹部に押し当て、可愛らしく小首を傾げたりする少女の仕草は愛らしい。
「満員電車だから離れると良くないよ、とは言ったけど」困り声の常治。
「オジさんは、そばにいて、っていったよ」
「……そうだけど」
「だから『ゆーげんじっこう』してるよ?」
「そうだけど…!」
社会人な様相をしている常治に、あどけない制服少女が祝日の月曜とはいえ、朝の満員電車で正面から抱きついている図は何とも倫理的によろしくない。なので、常治としては冷や汗ものである。
「……まだ、10分もあるのに、こうしてるのかい?」
「……ばしょ、かわろ『それは絶対に駄目だよ(常治)』……?」
場所の交代を親切に申し出てきたメイの言葉に、常治は食い気味に遮る。もちろん、状態的にも社会的に死にそうになるが、メイの背中は貫通扉なので、痴漢の心配は皆無である。ところが、場所を入れ替わると、痴漢の心配が出てくる。これはメイの将来的にもよろしくないので、常治は絶対に死守するべきラインである。
それ以上、彼女は場所交代の提案を申し出はしなかったが、少女から抱きしめられていると、服越しに少女らしい子供体温と身体の柔らかさがよく伝わってくる。
(……あったかいなあ)
人肌恋しい三十路な常治としては、じわり、と心にその温かさと柔らかさが浸透してしまう。こんなことで人肌恋しさを慰めてはいけないのだが、それでも抱きしめられるなんて体験は手で数えられるほどしかない常治には強い刺激である。
「……あったかい?」
「え゛っ?!」心を見透かされた気分になり思わず驚きの声を上げる常治。
「『こどもたいおん』であったかい、っておかーさんがまえにいってた」
「……ああ、そういう……」
「あったかい……?」
「……、……」
「あったかいー…?」
「ちょ、……駄目だよ。メイちゃん、駄目駄目」
温かいという質問に対して迂闊に答えてはいけないように感じた常治は沈黙していたが、今度は沈黙に臍を曲げたメイが思わぬ行動に出る。
すりすり。
彼女は少しだけ抱きついていた身を離すと、掌を常治のスラックスの下腹部へ這わせてきた。小さな掌が撫でる度に、公共機関だというのに悲しい哉、緊張よりも快感が成人男性の身に浮かび上がる。このような場所で興奮できる人と興奮できずに緊張する人がいるが、常治は前者だということが判明してしまう。
駄目、という言葉を言ってるにもかかわらず。
すりすり。
少女の掌は下腹部を捉え続けている。的確な柔らかい掌の位置と、五指が可愛らしく動く度に、スラックス下の短筒は少しずつ膨らむ。膨らむと今度は硬くなる。
「駄目だよ、メイちゃん。ここ、電車」
「……あったかい?」
「あったかい、って……ああ」
ここで常治は先程の質問をスルーされていた事に対して、少女が反抗的な態度に出たことに気がつく。少女心に遅れて気がついた常治は、悦楽に身を震わせつつ、口を開く。
「温かったよ……メイちゃんの身体」
「! ……えへへ♡」
少女は満足のいく言葉を聞けると、愛らしく笑みを浮かべて、掌の動きが止まる。どうやら欲しかった言葉が得られたようだった。
安堵のため息をつく常治であったが、彼の試練はまだ続く。
ずりずり。
「あのう、メイちゃん。……やめて、ね」
「んぅー?」
「……だ、駄目だから……それ、は」
「んふふ」
ずりずり。
少女は少ししゃがみ込み、男性の足元へ身を寄せると、スラックスの下腹部に頬ずりを始めていた。小さな小悪魔ともいうべき少女は嬉しそうな笑みを浮かべたまま、上からの声を気にせず、股間への刺激を続ける。
「……う、うぅ……」眉をハの字に寄せる常治。
残念ながら、美少女の頬ずりで反応してしまう愚息に悲しい声が漏れ出る成人男性。
自分の罪深さを嘆いても、スラックス下で
それは少女にも伝わる。
「……かたくなってる♡」
「……メイちゃんのおかげさまでね……」
「! メイのおかげ?」
「うん、そうだよ……」
肯定的に相手に反応が受け取られてしまい、責める筈の言葉が逆に相手を悦ばせてしまい、常治はその辺から諦めてしまう。彼が勃起してしまうと、少女は何を言っても常治を射精させるように行動してしまうからだ。
「……あ、でも……」辺りを見渡すメイ。
だが、それは人気がいないところでの話だ。さすがの少女も人が周りに居る所では躊躇するようで、常治は安心する。そこまで倒錯していないことに。なので、今回は少女も諦めるだろう、と期待したが、そうではなかった。
すっ、じじーっ。
慣れた手付きでスラックスのチャックを下ろし始めた。チャックを下ろす金音が二人にだけ聞こえ、下ろしきれば、ゴソゴソと小さな手が常治の下着の中から性器を取り出そうとしている。
「あの、メイちゃん。下ろさないで」
「? おろさないと、だせないよ」
「出しちゃ駄目な話してるよ???」
「あ、
「あの???」
「びっくりさせたら、ごめんね。オジさん」
「へ????」
ぱくっ。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ」悶絶する常治。
ぁむあむ。
少女は勃起している
電車という公共機関で少女に
「ふ、ふぉ……お、ふ♥」
「かた、ひ……ん、……ぁむ♡」
もう少し大きいと少女も難儀するが、常治のサイズはメイにとって丁度いいらしい。
温かい口腔と、少女の子供体温が相まって、温かい泥の中にくるまれ、至福の瞬間が来る。思わず常治は見下ろしてしまう。そこでは、少女が愛おしそうに肉棒をアイスのように咥えこみ、常治の肉棒を根元まで口を使って愛していく。
れろれろ。くぽくぽ。ちゅうちゅう。
舌先が肉棒の側面を舐め回し、小さく口が前後に動き肉棒の側面を削っていき、止まったかと思うと肉棒の亀頭や全体を吸い上げる。
「あ~~~~~~~、くっ~~~~~~~~~~~~~~~~♥♥♥」
びゅぐ、びゅっ、びゅっ。
あっけなく常治は
「♡♡♡ んっ、んん」
メイは常治を射精できたことにいたく満足げに、その精液を口で受け止め「こくこく♡」と飲み干していく。
「はーっ……はーっ……う゛っ♥」
びゅっ、びゅる。びゅぅ。
余韻は遠慮なく少女の口腔に吐き出されていく。天にも昇る快感に口元が緩むおじさん。口内は少女の唾液と男の精液で、どろどろでぬるぬるになり、それも相まって気持ちよさが上塗りされていく。うめき声を上げながらのフィニッシュ。
やがて本流は止まる。
「はーっ……はーっ……、(……ん…?)」
ここで常治は違和感を感じる。泥の中にいる感覚が終わらないのだ。思わず顔を反らし、快感に浸っていたが、再度、下を見る。未だにメイは肉棒から口を離さずにいた。
「メイちゃん……?」小声で話しかける常治。
ちゅ、ちゅぅ。ぐじゅ。
肉棒を咥えたまま、少し下品な音を立てつつ、吸い始める少女。
「ゔ、ぎ♥ ……め、メイちゃん……ッ?」
「ん、んー♡ んー♡」
「Σ ちょ」
くぽくぽ。
まだ終わらないと言わんばかりに少女は顔を小さく前後する。唇を使って、肉棒が扱かれていく。これだけで常治の可愛らしい肉棒は元気を取り戻すのだから、逃れられないのだ。
「(……に、二回目もここで!?)あ゛……ッ♥」
「ん♡ んっ♡」
チラリと上目になる少女の目は獲物を逃さないような目つきに早変わりしていた。メイの手は立っている常治の両足の膝裏に回っていく。膝裏を抱えられるような形になり、今度こそ逃れられないようなホールドまでされてしまうので、快感の逃げ場所がなくなる。
くぷくぷ。れろれろ。じゅーっ、ぢゅっ。
口が前後に動き、止まると思うと亀頭を舐め回し、次には肉棒を吸われる。
どれが気持ちいいのかを試すような動きであるが、常治にとっては全部が気持ちいいので、頭の裏が変に火花が散るほどに、視界がチカチカするほどの快感と情報処理が連続する。限界を迎えたばかりで敏感な亀頭を集中的に弄られているのも良くない。
「(こ、これは……よくない、気がする……ッ……!!)」
快感が終わらない。それが常治の本能的な忌避に繋がる。
ここでメイを突き飛ばせば、回避できるのだが、常治はその行動を取ることはできない。もちろん快感に身を任せたい気持ちもあるが、メイを傷つけたりするような事の一切が選択肢が彼には無いのだ。優しすぎた。
くぷっ。れるれる。ちゅ~~~~~~。
深く咥えこみ、舌の中ほどで亀頭を舐め回し、最後には強く吸われるだけで。
「(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!?♥♥♥)」
「んっ♡ ん゛……っ?♡♡♡」
常治にできたのは自らの掌で口を押さえて、叫びそうになるのを堪えることだけであった。
びゅるるるるるるるるるる。
しゅああああああああああ。
常治の足がガクガクと震え、目の前の貫通扉のガラス部分に反対の手がついたまま、必死に倒れないようにしながら、少しメイに体重がかかりつつ、絶頂を迎える。
盛大に精液を吐き出してから、次に到来するのは得体も知れない感覚。漏れたかのような排出感と、強烈な快感。男の潮吹きであった。
それらが口内に吐き出されるも、メイは驚きつつも、少しずつそれらを飲み干していく。
こくこく。んくんく。
コツは、咥えたままでも、少しだけ頭の位置を上げ、流れ込んでくる量を口腔内で調節し(かつ口から零さないようにしつつ)、自分が飲める範囲で少しずつ飲み込んでいくこと。こうすることで、愛しの相手からの精液も潮も余さず飲み込んでいく。
一方で常治は歯を鳴らし、次に食いしばり、快感の波を必死に耐える。
少女によって潮を吹かされたことなどいざしらず、得体の知れない快感に頑張って絶えていた。
やがて時間にして三十秒たらず。
頑張って飲み干した少女は肉棒から口を離していく。
「けぷっ……。……ごちそうさま♡ オジさん」
「~~~~……うう、 ……ぅ」
小さくゲップを溢しつつ、少女はこほん、と咳払いしてから、シルクのハンカチで口を拭うと、それはとてもうれしそうな笑顔を浮かべながら、完食の感想を漏らす。その次は綺麗にそのハンカチで肉棒を綺麗にしていく。ハンカチが栗の花くさくなろうと、少女は気にせず、嬉々としてお掃除していく。ここまでくると、もう常治は好きにして下さい、と言わんばかりに抵抗の言葉すら無くなる(それと快感の余韻で立ってるのがしんどいので倒れないように必死であった)
この後、目的の駅に辿り着き、改札口まで常治は少女を見送り、改札口の向こう側で知り合いと合流するメイを見届けると、ひょこひょこ、と腰を浮かせながら、何とか職業学校にと向かったのだった。
次回は7/24 19:00に二話投稿致します
「しょっぱいふぁーすときす」「おめざおふぇらちお(☆)」