「ジーク……君」
──終わった。ジャンヌは怯えた表情で、俺の男根に視線を向けている。俺が彼女を見つけた時の様子から、この世界に転移する前のジャンヌは誰かから激しい凌辱を受けていた事は推測していた。だから俺は、
「ジャンヌ……ごめん」
──俺は彼女に謝る事しかできない。守ると約束したのに、俺は君を傷付けてしまった。彼女からすれば、自分を性処理のおかずに使われるというのはとても恐ろしく感じるだろう。弁明の言葉も、謝罪の言葉も、頭が真っ白になってこれ以上何も浮かんでこない。
「ジーク君、私が元居た世界の宗教では、自慰行為は罪深い行為とされていました」
──ジャンヌの言葉は、俺にとっては死刑宣告の様なものだった。元の世界では敬虔な信徒でもあった彼女からすれば、俺の行いは唾棄すべき行為そのものだ。何も言い返せない、言い返してはいけない。涙が溢れ、ひたすらに自分の過ちを悔いる事しかできない。
「でも、私はジーク君が悪い人だと思いたくありません。ですから……私の身体で発散して、子作りしてくれないでしょうか!?」
──なんて?
罵倒され嫌われると思っていたジークの考えとは裏腹に、ジャンヌは彼とのセックスを求めてきた。特に最後の方は声のトーンが高く不安定で、相当にテンパっているのがよくわかる。
──ジーク君の寝室に入ったとき、最初に感じたのは部屋の匂いでした。ルーアンの地下牢で嗅ぎ慣れた、嗅ぎ慣れてしまっていた精臭。本来ならばトラウマを刺激する嫌悪するべき匂いなのに、私の身体はどうしようもないほど疼き始めていました。ジーク君の男根は、私を陵辱していた兵士達のそれよりもとても立派で、目を逸らす事ができないままもしもあれが挿入されたら……と空想してしまっていたのです。
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『ジャンヌ、君のオマンコが俺のを根元まで咥えこんでいるよ』
『ジ、ジーク君のおちんちん♡大きくて……凄い♡』
『ぅっ! ジャンヌのオマンコ、俺のを美味しそうにしゃぶってる。そんなに欲しかったのかい?』
『だ、だってぇ……♡』
『それなら、もっと気持ちよくしてあげるよ』
『ま、待っれぇ♡ジーク君♡今動かれると、ぁっ♡ぁっ♡ぁあ~んっ♡もっろぉ♡わらひのおマンコに一杯ビュービューして、赤ちゃん孕ませてぇ~♡』
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──って、なにふしだらな妄想しているんですか! 私!? しかも私のキャラ崩壊していませんか!? これでは娼婦と変わらないじゃないですか! ここは一つ、私がジーク君をリードして……。
脳内がピンク色に染まったジャンヌは気付かない。その発想が既に敬虔な信徒ではなく一人の雌であることに。
自責の念に駆られているジークは気付かない。ジャンヌは彼の事を軽蔑しておらず、寧ろ発情している事に。
「ジーク君、私が元居た世界の宗教では、自慰行為は罪深い行為とされていました。でも、私はジーク君が悪い人だと思いたくありません。ですから……私の身体で発散して、子作りしてくれないでしょうか!?」
テンパったままのジャンヌがジークに跨る。それによってジークの視界に、紅潮したジャンヌの表情が、開けた寝間着の隙間から汗に濡れたジャンヌの柔肌が映る。その淫靡な光景にジークは思わず息をのむ。
互いに両片想いの2人は、交際などの過程をすっ飛ばして性行為に始めようとしていた。
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「わ、私がエスコートしましゅから!?」
──ちょっと? 私は何を口走っているのでしょうか!? これでは私がジーク君とエッチしたくて誘ったみたいになっちゃっているじゃないですか!
まさしくその通りである。
「ジャンヌ、無理はしなくても……」
「経験豊富なので、ジーク君は私で一杯気持ちよくなってくだしゃい!」
──経験豊富なのは犯される経験であって、自分から誘ったのは今回が初めてなんですけれどもぉ!
先ほどと思考が支離滅裂である。
ジャンヌはパニックになりながらジークの男根を握り、自らの膣口に宛がう。先の自慰ですでに解れ濡れそぼっている膣口からあふれている愛液が、ジークの亀頭をから漏れる先走り汁と混じり合って滑っていく。
「ぅっ……」
「大丈夫ですか、ジーク君?」
「大丈夫だ。ジャンヌの指がスベスベしていて、自分で握るよりも気持ちよかったからつい」
──ジーク君が気持ちよくなってくれている。そう言ってくれることがすごく嬉しい。私の身体は数えきれないほど穢されいるのに、ジーク君……。
「それじゃ、
ジャンヌが腰を下ろし、膣内にジークの男根を迎え入れる。ルーアンの地下牢で兵士たちに繰り返し犯され拡げられてきた膣内だが、ジークの男根はそれでは迎え入れてもらうのに不十分と言わんばかりにミチミチと膣道を抉じ開けていく。
──あ、うぅ♡ジーク君の男根、やっぱり大きい。私の
「ジーク、君。私のオマンコ……気持ちいい、ですか?」
「あぁ! ジャンヌ……
「それじゃ、動きますね? ……うぅ♡はぁ……っ♡ぁん♡」
──ズチュ……ズチュ、ズチュ……。
ジークをエスコートする事を自らへの言い訳に、ジャンヌはジークに跨って自分の意志で腰を振っていく。その動きはぎこちなく、とても経験豊富などと言える腰遣いではないが、童貞のジークにとっては一目惚れした少女が自分のために性奉仕してくれてるという事実そのものが、自慰とは比べ物にならない快感を生む。
何より、ジャンヌの膣は名器だ。イングランドの兵士たちがジャンヌを数か月もの間代わる代わる犯し続けても飽きさせることなく愉しませ続けた淫穴は、童貞であるジークにとってはあまりにも刺激が強すぎた。
「う、うぅ……ジャンヌ、もう……
──ドビュルルゥ~ッ!
ジークが呻き、射精の時を迎える。ジャンヌの膣内に濃厚な精液が迸る度に膣壁はビクビクッ! と痙攣し、ジークの男根に更なる快感を齎しながら精液を更に搾り取る。
「んぁ、あぁ~っ♡ジーク君の、熱……い♡」
一方のジャンヌも、ジークの精液の熱と粘りを膣内で直接浴びたことで、絶頂に至る。背筋を弓なりに反らして震え、元々開けていた寝間着は性奉仕と絶頂の動きによって完全にずり下がり、豊満な乳房とその先端で勃起している桜色の乳首が露になる。
「はぁ、はぁ……ジャンヌ、綺麗だ」
顔前で揺れるジャンヌの双丘を前に、ジークは吸い寄せられるように手を伸ばしてそっと触れる。
──ジャンヌのおっぱい。あの時は綺麗にするために触れたけれども、大きくて、柔らかいのに張りがある。こうして触っているだけで幸せな気持ちになってくる。
──ジーク君におっぱい触られてる♡自慰の時に思い浮かべていた優しい手つきそのもので、凄く満たされていきます♡
ジークの手指がジャンヌの豊満なおっぱいをフニフニと揉み、指先で乳輪をなぞり、ぷっくりと勃起した乳首を転がしていく。その度にジャンヌの唇から漏れる艶声を聴きながら、ジークは射精したばかりにもかかわらず、萎えずににそそり勃ったまま彼女の膣内を埋めている男根で軽く突きあげ始めた。
「ぁ♡ぁん♡ひゃぁん! ジーク、君♡待って、まだ
「ジャンヌ、今度は俺が……君を一杯気持ちよくするから。ジャンヌの中の嫌な思い出を、俺で全部塗り替えたい!」
「ジーク君……♡」
──私のトラウマを上書きしようとしてくれるジーク君の優しさが、私の罅割れた心にスゥッと染み入って癒してくれる。私の心がジーク君の物にされちゃいそうです。それに対して私は嫌でないし、寧ろ望んでいる自分が居る事に気が付きました。
ベッドが軋む音が、淫らな水音が、そしてジャンヌの艶声が寝室に響く。ジークの男根によってジャンヌの膣内は耕され、子宮が降りて孕む準備を整えている。突き上げる度に子宮口に亀頭が押し付けられて、互いの唇は与えられる強い快楽に呻く事しかできない。そんな睦み合いが十分ほど続き……、
「また……
「来て♡私の……オマンコに♡ぁあん♡」
ジークがジャンヌの双丘から両手を放し、彼女の背中に手をまわして抱きしめながら再び
──ドビュッ! ドビュッ! ドビュルルゥ~ッ!
一回目の
「はぁ、はぁ、はぁ……ジャンヌ」
「ぁ♡……あぁっ♡ジーク、君♡んむぅっ♡」
長い、長い射精がようやく終わり、ジークは体重を預けてもたれかかっているジャンヌと視線を合わせると、彼女の可憐な唇に自らの唇を重ねた。
「ん♡んんぅ……♡」
恍惚とした表情で、されるがままにジークと唇を重ねるジャンヌ。一方のジークもジャンヌと上下の口で繋がったままゆったりと睦みあう幸福感に身を委ねる。それが続いたのは一分か、それとも十分か、或いは一時間か。どちらにしろ実際に繋がりあっていた時間は関係ない。二人にとっては幸福な時間。
やがて、何方からと言わずに唇は離れ、互いに微笑む。
「ジーク君……私のファーストキス、貴方にあげちゃいました」
「嬉しいよ、ジャンヌ。君から初めてを貰えて、凄く嬉しい」
──ルーアンの地下牢では兵士たちの男根か、冷たい石造りの床や壁にこびり付いたザーメン、或いはザーメンと小便塗れの食事しか唇に触れなかった私の、初めてのキス。処女をあなたに捧げられない事は残念だけれども、ファーストキスを喜んで貰えて嬉しいです。あ、私の膣内に収まったままのジーク君のおちんちんがまた大きくなっています♡
「ジーク君、もっとしたいですか?」
「ああ。本来なら休ませるべきだって分かっているけど、ジャンヌが欲しい。君を妊娠させて俺の妻にしたい」
「ジーク君♡不束者ですが、よろしくお願いします。だから……私にジーク君の赤ちゃんを産ませてください」
ジークの告白に、ジャンヌは快く応じる。そして、互いに確実に
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「んちゅぅ♡レロレロ、ジーク君のおちんちん、美味しぃ……♡」
夜が明けて朝日が昇り始めた頃、ジャンヌはベッドの上でジークの股間に顔を埋めて男根を口で咥え、丁寧に舌で舐めしゃぶっていた。あれから体位を変え、主導権を変えて何度も子作りセックスに励み、
「ジャンヌ、そろそろ……」
「ふぁい♡」
ジークの呼びかけに、ジャンヌは後ろ髪惹かれる思いはするものの男根から唇を離す。唾液の銀糸がジャンヌの舌先とジークの亀頭で繋がり、直ぐにプツリと途切れる。
ジャンヌの膣からは白濁が伝って太腿を穢し、ベッドの上に至っては愛液と精液によってぐしょぐしょに汚れている。これは綺麗にするのに相当苦労するだろう。
「ジャンヌ、愛しているよ」
「私もです、ジーク君」
互いに微笑みあい、抱擁するように抱きしめ合って、唇を重ね舌を絡ませる。先ほどまでジャンヌが咥えていた男根の事は気にしない。ジャンヌが自分のためにしてくれたことを嫌悪する理由などないからだ。
──ジャンヌとこうして結ばれたことが、とても嬉しい。沢山愛しあえたことが、とても嬉しい。だからこそ、ジャンヌをもっと幸せにしたい。ジャンヌのこれからの人生を、祝福に満ちたものにしたい。
──ジーク君とこうして結ばれたことは、私にとって幸せです。元の世界で祖国のために戦った半生は確かに私が選び納得していた道だけれども、そのために諦めていたお嫁さんの夢が叶った事が、とても嬉しい。だからこそ、私の夢を叶えてくれたジーク君のために残りの人生を生きたい。一緒に歩んでいきたい。
短編はこれにて終了。
ここから先を描くのは蛇足であり、各々の読者様方に委ねていきたいと思います。