クオリティの方は期待なさらないでください。
それではどうぞッ!
これは、翔が魔都に来る前のお話。
彼は、元はこの世界の住人では無く、別の世界の住人であり、車に轢かれそうな子供を庇った事で死に、この世界へと転生した。
その時に授けられた力が『仮面ライダー』の力である。
花「翔ー!起きなさーい!」
彼女は仮乃 花(かりの はな)。
この世界での翔の母だ。
この世界で翔の家族は花だけだ。
兄弟や父親はいない。
翔「は〜い……」
花「ほら、早く着替えてご飯食べなさい。」
翔「うん…」
この日、翔はいつも通り起こされて学校に行った。
花「気をつけて行くのよ。行ってらっしゃい。」
翔「分かってるよ、母さん。じゃあ行ってくるね。」
翔はそう言って家を出た。
いつも通り帰って来れると、いつものように母に会えると信じて。
その日、翔は学校帰りにコンビニに寄り道してグミを買った。
翔「あーむ…」パクッ
翔はグミを一口食べた。
翔「う〜ん♪最高〜♪」
すると、腹から何かが落ちてきた。
翔「おっと…ん?何だコレ。」
それは小さなお菓子の袋のような物だった。
可愛らしい見た目で、ピョンピョンと翔の手の上で跳ねている。
翔「キミ、名前は?」
それは何かを伝えたそうにし、必死にジェスチャーをする。
翔は不思議とそれが理解できた。
翔「ゴチゴウ…?それがキミの名前なの?」
ゴチゴウというそれは頷いた。
翔「じゃあ、コレからよろしくね。」
(ライダーの力のものかな?)
気にはなったものの、翔は帰路に着いた。
翔「ただいまー。」
翔は家に入りそう言う。
しかし、返事はない。
いつもなら明るく母が迎えてくれるのに。
翔「どうしたんだろ…」
翔は不安になり、花に電話をかける。
しかし繋がらない。
翔「なんで…?嫌な予感がする…!」
翔は不安感に駆られ、ドアを開けて外へと飛び出した。
翔「母さん!母さん!」
大声で叫んで探した。
しかし返事はない。
それどころか、花らしき人物さえ見当たらない。
その時、少しずつ辺りが霧に包まれた。
そして晴れた時、翔はいつもの街ではない所にいた。
そう、魔都だ。
翔は不幸にも魔都に迷い込んでしまったのだ。
翔「どこだよ…!何だよここ!」
翔は一瞬戸惑った。
しかしその時、嫌な予感が背筋を伝う。
『もし母が魔都に迷い込んでいたら』、と言う可能性が頭によぎったからだ。
翔「ハァ…ハァ…ハァ…!」
その時、遠くに何かが見えた。
人ではない何かだ。
身体は大きく、まさしく異形だった。
魔都に巣食う怪物、醜鬼だ。
そして、その醜鬼に追われる人影があった。
それが誰か、翔には嫌でも見えた。
翔「母……さん…?」
そう。自身の母だった。
翔「母さん…!母さん!!」
翔はすぐに花の元へ行った。
花「翔!?何でここにいるの!」
翔「母さんこそ、なんでここに!」
2人は走りながら話した。
そして岩を見つけ、その影に隠れた。
翔「ハァ…ハァ…母さん、大丈夫?」
花の方を翔が見ると花は腹から血を流していた。
しかもかなりの量だった。
どうやら醜鬼にやられたらしい。
翔「母さん!?大丈夫!?」
よく見ると、花の息はもう絶え絶えだった。
花「翔…いい?よく聞くのよ…貴方は…生きなさい…悪と罪を憎んで…人を憎まない……そんな…人に…育ちな…さ…い…」
翔「もういいよ…!喋らなくて良いから!」
翔は花の手を握った。
花「翔……私の子に生まれて来てくれて…ありがとう…愛してるわ…私の自慢の…可愛い子……」
そう言うと、花の手は翔の手から滑り落ちた。
翔「母さん…?母さん…母さん!母さん!!」
いくら呼んでも、花は起きない。
すでに、息絶えていたからだ。
数時間後。
翔はその場から動いていなかった。
うずくまり、涙を流し、目を赤くしていた。
するとゴチゾウが出て来て、励ますようにうずくまる翔の腕で跳ねた。
翔「………」
その時ゴチゾウは、翔の懐からグミを一粒出して翔の口元に持っていった。
翔「………」パク
翔はゆっくりそれを口にした。
翔「美味いな……このグミ、母さんが好きだったんだよなぁ…最後に…あげたかったなぁ……!」
翔は再び涙を流した。
それを見たゴチゾウが翔の頭を強めに踏んづけた。
翔「イテッ…何するんだよ…」
ゴチゾウは翔を鼓舞するようにジェスチャーをした。
翔「……そう…だよな…クヨクヨしても、何も始まらないよな!」
翔はそう言って立ち上がり、歩き出した。
そして一日中魔都を歩いた。
翔「どこにいけばいいんだ……」
翔はゴチゾウと共に行動していた。
しかもゴチゾウはグミを食べるたびに増えた。
今では15体ほどいる。
しかし、一向に建物などは見当たらない。
その時
翔「っ!おっと!!」
地面から醜鬼が現れた。
翔「チッ…囲まれた…!どうするか…」
すると、ゴチゾウを出した時にあった口のようなベルトが腰に現れた。
そしてゴチゾウは翔の手元に行き、ベルトに入れるように示した。
翔「お前を…?」
その通りにゴチゾウをセットする。
すると
『グミ〜』
そう音声が流れ、陽気な音楽が流れた。
翔は試しにベルトの右側についているハンドルを回した。
ハンドルを回すと、翔の周囲にお菓子の袋のような透明なものが現れ、透明なグミのような物が浮遊し始めた。
すると、ベルトの口がゴチゾウを咀嚼するように動いた。
ある程度咀嚼した後、翔はこう言った。
翔「変身…!」
そしてベルトの左にあるボタンを押した。
すると、周囲に浮遊していたグミがベルトに吸い込まれていき、翔の体には紫色のアーマーが纏われた。
『ポッピングミ〜 ジューシー!!』
翔「コレが…俺の…ライダーの力…?」
その時、翔に向けて醜鬼が腕を振り下ろした。
翔「っ!フッ!」
翔はその腕を手で止めた。
翔「スゲェ…これなら…戦える…!」
翔は腕を掴んでハンマー投げのように振り回した。
その回転に周りの醜鬼は巻き込まれていく。
翔「オォォォルァァァァ!!」
翔は力任せに放り投げた。
すると投げられた醜鬼はペチャンコに潰れた。
翔「体術だけじゃ限界がある…武器は…!」
翔がそう言うと、ベルトから赤い剣『ガヴガブレイド』が飛び出た。
翔「剣が…これなら!」
翔はガヴガブレイドで醜鬼を切り裂いて倒して行く。
正面から迫った醜鬼の腕を真っ二つに切り裂き、立ち塞がる醜鬼の胴体を真っ二つに切り裂くなど、その力を遺憾無く発揮した。
翔「決めてやる!」
翔はガヴガブレイドを地面に刺し、ハンドルを回した。
『チャージ ミー チャージ ミー』
するとエネルギーが足に貯められていった。
そしてベルトの左にあるボタンを押すと、翔は高く飛び上がり、醜鬼達目掛けて急降下してキックを繰り出した。
『ポッピングミ フィニーッシュ!!』
キックが命中すると、激しい爆発が起こり醜鬼は消し飛んだ。
翔「ハァ…ハァ…ハァ…やった…勝っ……た……」バタッ
尋常ではない疲労に翔の身体は耐えきれず、その場に倒れてしまった。
その後、偶然通りかかった京香達に拾われ、最初こそは警戒されたものの、共に戦って信頼を勝ち取っていき、今では魔防隊のみんなに愛されている。
彼は戦う。
自分が奪われた『眩しくて戻らない瞬間』を、他の誰かが奪われないように。もう誰にも奪わせないために。
キャラの過去考えるのって大変なんですよね…
なのでこんな文章での説明が多い状態になりました。
すいません、許してください。
それと、次回からは劇場版ガヴのエピソード風の物を書こうと思うのでわネタバレが嫌な方は映画を見てから読むことをオススメします。
魔都精兵のスレイブで好きな組長キャラは?
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京香
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蝦夷
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ベル
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風舞希
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恋