※この作品はR-18です。

魔都精兵のライダー   作:SEEDに出会えてよかった

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ガヴの映画、もしかするとフューチャーデイブレイクと並んで、令和のライダー映画でダントツかも知れません。


劇場版ガヴ エピソード2 蝕む巨悪 虫歯のライダー

 

 

あの後翔は、吼と京香に案内されて吼たちが住んでいる家に来ていた。

 

翔(デカ…………)

 

そう、吼たちの家は半端なくデカかった。

まるでおとぎ話に出てくるお姫様やお嬢様が住んでいる豪邸のようだった。

 

吼「ささ、入ってください。」

 

翔「あ、ありがとう…」

 

吼の言う通りに翔は中へ入った。

するとそこには

 

天花(異)「あ、吼くん、おかえり♪」

 

ワルワラ(異)「おかえりのギューする?」

 

なんと京香以外の組長までいたのだ。

 

翔「吼、モテるんだな……」

 

吼「まあ、それほどでも…///」

 

翔は客観的に見て、(普段の自分はこうなのか……)と、少し共感性羞恥で気まずくなった。

 

吼「そういえば、翔さんの服少し汚れてますね。洗うんで脱いでください。替えの服は僕のを貸しますよ。」

 

翔「ああ、ありがとう。それと、俺のことは翔でいいよ。敬語もいらないし。」

 

翔はそう言って服を脱いだ。

しかし迂闊だった。腹にはまだガヴが付いていたからだ。

 

翔「あ……」

 

しかもその姿を吼だけでなく天花や京香にも見られてしまった。

 

翔「ああいや!これはその!」

 

咄嗟に翔は服で隠した。

 

翔(ヤバイヤバイヤバイ!!見られた!こっちの世界の人には絶対見られたらヤバいやつだって…!)

 

だが、吼達の反応は意外な物だった。

 

京香(異)「なあ、これ、吼の腹にも付いていなかったか?」

 

翔「え?」

 

すると吼は自身の腹部を見せた。

その腹には白い上顎、黒い下顎のガヴだった。

しかし形状が違い、翔のガヴにあるハンドルは無く、ハンドルの代わりに取手のような物が付いていた。

それ以外はボタンもあり、形状は少し似ているところがあった。

 

翔「白いガヴ…!?」

 

吼「これ、ガヴって言うんだ…」

 

すると吼は翔に詰め寄った。

 

吼「実は俺、記憶が無くて…教えてくれ!コレは何なんだ!?一体俺は何者なんだ!?」

 

翔「落ち着いて!一つずつ説明するから。」

 

取り乱す吼を翔は宥め、一つずつ、説明を始めた。

 

翔「俺のいた世界には、魔都って言う、異空間みたいなところがあって、そこには醜鬼っていう怪物がいて、その世界では京香さんや天花さんが、魔防隊って言う組織に入って、醜鬼を倒して人を守るために戦ってるんだ。俺は京香さんたちに力を貸して戦うために、このガヴで変身して戦ってるんだ。けど、この力はまた別の世界の人のもので、元々の持ち主の人は、グラニュートっていう怪物と人間の子供で、このガヴは、グラニュートである証なんだ。」

 

それを聞いた吼は、落ち着いた様子で椅子に座って聞いていた。

 

吼「そっか…俺、やっぱ人間じゃないんだ…」

 

翔「そんな事ない!俺だってガヴがついてるけど、俺は人間だよ。だから、吼だって人間だよ。」

 

吼「翔……」

 

天花(異)「そうだよ。たとえそれがあっても、私達はずっと吼くんが大好きだよ。」

 

京香(異)「そうだ。私達にとっては、お前が何者かなんて関係ない。」

 

吼「皆…」

 

翔「ほらね?皆君が何者かなんてどうでもいいんだよ。だって、君は君だから。」

 

吼「翔……ありがとう…!」

 

翔「そうだ!お菓子買ってくるよ。お菓子食べたら、嫌なことなんて忘れられるからさ!」

 

吼「ありがとう…本当に。」

 

翔「じゃあ、行ってくるよ!」

 

そう言うと翔はすぐに出かけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「吼ってどんなお菓子が好きなのかな…?」

 

翔は吼のお菓子の好みを聞き忘れたため、何を買えば良いか分からずにいた。

 

翔(そうだ…俺の家ってどうなってるんだ…?)

 

自身の家の近くには居たが、実際に家を見てはいなかったため、翔は急いで家に向かった。

そしてそこにあったのは

 

翔「何だコレ…」

 

そこにあったのは家では無く、一軒のお菓子屋だった。

 

翔(そういえば母さん…お菓子作り好きだったな…)

 

すると、店から客を見送るために店員が出て来た。

その人を、翔はよく知っていた。

 

翔「母さん……!?」

 

花(異)「ありがとうござましたー!」

 

花は翔を見かけると、歩み寄って来た。

 

花(異)「良かったら、見て行ってくださいね!焼き菓子なんかオススメですよ。」

 

翔「ありがとうございます。」

 

翔は花が店に入っていくのを見届けて、自身も入って行った。

 

翔「素敵な店だなぁ…」

 

店の中を翔は見て周り、美しい装飾や美しい菓子に見惚れていた。

花の方を見ると、小さな女の子と一緒に微笑み合いながらお菓子を食べていた。

おそらくは娘だろう。

 

翔(この世界じゃ、母さんは生きてる…魔都に巻き込まれず、死ぬこともなく。)

 

翔は少しばかり物思いに耽った。

 

翔「コレください!」

 

翔は何個かお菓子を取って花に言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実に平和だ……楽しく蝕めそうだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「お菓子もたくさん買えたし、コレなら吼も喜んでくれるかな。」

 

翔がお菓子の袋を持って帰っていると、遠くから大勢の人が走って逃げて来た。

 

翔「何だ…!?」

 

翔は走って向かった。

 

 

 

 

翔が到着すると、元いた世界で戦った怪物達が人を襲っていた。

 

翔「チッ!オラッ!」

 

翔は怪物を蹴り飛ばし、民間人を助けた。

 

翔「大丈夫ですか!?早く逃げて!」

 

民間人を急いで逃し、翔はガヴを出してゴチゾウをセットした。

 

翔「やっぱりこっちの奴らだったか。変身!!」

 

怪物達は槍を突き刺そうとするが、翔は身軽に避ける。

 

翔「フッ!セイヤッ!くっ!」

 

翔は3体に同時にかかってこられ、うつ伏せの状態で組み伏せられる。

しかし

 

翔「ク……ソォォォォ!」

 

ガヴガブレイドをガヴから出すことで、覆い被さっていた敵を振り払った。それと同時にガヴガブレイドで敵を切り伏せる。

 

 

 

そして、物陰からその光景を見ている者がいた。

 

「ほう…こんな所にもオリジナルが居たのか。」

 

 

 

 

 

翔「ハァッ!このまま…っ!?あぶねっ!」

 

翔は突然飛んできた攻撃を避ける。

 

翔「チッ!なんだ!?」

 

攻撃が飛んできた方向を見ると、1人の男がいた。

あまりにも禍々しいオーラを漂わせ、大きなマントに黒い服を着ていた。

 

翔「お前…何者だ!」

 

「俺はカリエス。ミューターのキングだ。」

 

翔「ミューター…?」

 

するとカリエスは腹の部分の服を捲り上げまた。

そこには、黒いガヴがあった。

しかし、形状は吼の物と酷似していた。

 

カリエス「せっかくだ、新しいカートリッジを試してやろう。」

 

カリエスはガヴに真っ黒なゴチゾウをセットした。

ゴチゾウをセットすると、カリエスはガヴの取手を持ってガヴに無理やり咀嚼させるようにした。

するとボロボロの歯のような物がカリエスを囲むように現れた、そこからは黒い液体が溢れ出ていた。

 

カリエス「変身……!!」

 

そう言うとカリエスはガヴのボタンを押した。

みるみるうちにカリエスの体に歯のような物が纏われ、両腕には大きな爪のような物が、顔は白い口のようになった。

変身が完了すると、カリエスの足元から槍を持った怪物が3体ほど現れる。

 

翔「流石に本気で行くか…!」

 

翔は大きなゴチゾウをガヴにセットしてフォームを変えた。

 

『ブリザードソルベ! ヒエヒエ!』

 

翔は氷で何体も分身を作り、雑魚敵が分身に気を取られている間にカリエスの不意を突いて攻撃をする。

しかしカリエスはそれを避ける。

 

カリエス「フンッ!」

 

翔「ぐっ!?」

 

ガヴガブレイドで何とか受けるが、カリエスは間髪入れずに攻撃をする。

 

翔「チッ!ウラァッ!」

 

翔はガヴガブレイドに氷の息を吹きかけて刀身を凍らせて切り付けた。

するとカリエスの腕の爪が片方壊れた。

 

カリエス「くっ…」

 

翔「ハァッ!!」

 

しかしカリエスはもう片方の爪で翔を薙ぎ払った。

 

翔「ぐあっ!!」

 

あまりの威力に翔は大きく吹き飛ばされる。

するとカリエスのガヴが溶ける。

 

カリエス「フッ。オリジナルも大したことないな。しかし…こんなガヴ機関では使い物にならん。」

 

カリエスは翔がこっちに来ることになったきっかけのドアのオブジェを取り出し扉を出現させると、その中へ入り消えた。

 

翔「何なんだ…アイツは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後翔は吼達の元へ帰り、ミューターに関すること、怪物のことを話した。

 

吼「ミューター…天花さん、知ってる?」

 

天花(異)「うーん…そう言う名前のはいないけど、時々怪物が目撃されてるって言う情報はあるね。」

 

翔「俺の世界の醜鬼みたいな感じか…」

 

吼「翔、大丈夫?」

 

翔「え?ああ、悪いな。ちょっと考え事してて。あ!そうだ!お菓子買って来たから食べようぜ!」

 

翔はお菓子の袋の中を漁り始めた。

 

吼「……」

 

そのお菓子の袋にはお菓子の家のマークがあった。

 

吼「うっ…!?」

 

それを見た吼は頭を抑えた。

 

翔「吼…?」

 

天花(異)「吼くん、大丈夫?」

 

風舞希(異)「頭が痛むの?」

 

吼「うん…少しだけ。」

 

翔「原因はこのマークかな…?さあさあ、お菓子食べよ!ね?」

 

その後、翔達は仲良くお菓子を食べて談笑した。

 

 

 

 







早く…ヘクセンハイムを出したい…

ガヴのフォームで好きなのは?

  • ポッピングミ
  • ケーキング
  • ブリザードソルベ
  • オーバーモード
  • マスターモード
  • ヘクセンハイム
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