思いつきです、タイトル通りです
ムチムチの肉体にされてしまった元男性がパツパツのパンツスタイルのエッチな女性になって見も心も捧げる話が書きたかっやつです

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第1話

(とんでもないネタを掴んじまった……!)

 

 俺は物陰に身を隠しながら、俺——エイリークは自分が見てしまった情報を整理していた。

 

 ここ最近破竹の勢いで勢力を伸ばしていると噂される裏組織「星貂会」。

 そいつらが新たなドラッグを開発してバラ撒いているという噂は、裏社会では知らない者は居ないほどに広まっていた。

 最初は誰もが新興団体のコスいシノギだと思っていた。しかし星貂会の力を重く見た国の連中は、諜報員である俺を派遣した。

 そして組織に潜入して数週間、ようやく掴んだ尻尾から手繰り寄せた情報はあまりにも恐ろしいものであった。

 

「こんなものシノギにしてやがったのかよ星貂会は……下手したらこの国だけじゃねえ、世界を揺るがすぞ」

 

 電子ドラッグ、それが奴等のばら撒いているものの正体だった。

 インターネット上で取引されるそれは、秘匿性の高いソーシャルネットワークサービスなんかで爆発的に拡散させてしまう。

 更に星貂会が売っているものが与えるのは脳内麻薬の分泌による快楽や強い依存性だけでなく、見る度にある程度の内容を脳に刷り込む事ができる点があまりにも厄介だった。

 脳を電子ドラッグの快楽で焼かれた者に指令を刷り込ませ、自分の判断として金を振り込ませたり犯罪に加担させ、そしてさらにその報酬としてドラッグを視聴させる。

 中毒者から搾取するだけでなく手駒として使えるようになる。そんなものをのさばらせていたらあっという間にこの国は終わりだ。

 

 一刻も早くこの事実を外へ持ち出さなければ、そう思い隠れている部屋を出た瞬間——

 扉の前に待ち伏せしていた男に何かを吹き付けられ、俺は意識を失った。

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 目が覚めると、俺は椅子に拘束されたいた。

 周囲を見渡してみれば、そこは豪奢な寝室であることがわかった。

 天蓋付きの巨大なベッド、巨大な姿見、豪奢な飾りつけが施され香の焚かれているここは恐らく好色で有名な組長がお楽しみの為に用意させた部屋なのだろう。

 

「ようやく目覚めたかね、エイリークくん」

 

 そして余裕たっぷりと言った様子で数名の女を連れて部屋に入って来た男……顔が整っていて高身だがいかにもその筋の人間と言った風貌の人間が……この星貂会の組長だ。

 

「殺さずに拘束までして……俺を拷問するつもりか? なら残念だったな、俺は何も吐くつもりは……」

「まさか、拷問などするわけがない……もっと楽しい事だよ」

 

 吐くつもりはないから早く殺せと言おうとした俺の言葉を遮り、組長はそう言った。

 拷問ではない、こいつに殺しを楽しむ趣味がない事は事前の調査でわかっているからすぐに殺されるわけでもない。

 では一体なにを──? 

 その疑問は、すぐに解消されることになる。

 

「君、例のものを」

「はい、ご主人様」

 

 男の傍らに立つ煽情的なドレスを着た女が、指示を受けて後方から何かを持ってくる。

 それは全体ではヘルメットのような頭を覆うような形をしていながらも、様々な機械や目にかかるバイザー、耳の部分も全体をしっかり覆うように装置が取り付けられているヘッドギアだった。

 明らかにおかしな改造が加えられているが、あの形状は見た事がある……最新式のVR機器だ。

 

「まさか貴様……!」

「そのまさかだ、君にはこれから教育プログラムを視聴してもらう……それも電子ドラッグ入りの特別製をね」

 

 その言葉に背筋が凍る。

 奴等の持っていた資料を読んでアレがどんなに恐ろしいものかなんて嫌というほど知っていた。それの教育に特化したものだと!? 

 

「クソ……離せ! こうなったら無理やりにでも……!」

 

 舌を噛んでやろうとしたところで、男に無理やりタオルを突っ込まれ阻止されてしまう。

 

「抵抗は無駄だよ。諦めたまえ」

 

 そして男がやりなさいと命令すると、女たちは数人で俺の首を固定しさらなる抵抗を封じてくる。

 拘束された俺の体に、怪しげなヘッドギアが装着される。

 

「我々が作ったこのドラッグ、勿論垂れ流しにしても効果はあるが……このようにすれば強力な刷り込みでどんな者でも好きなように頭の中を書き変えられるというわけだ。優秀なエージェントである君のような人間であろうとね。そして極めつけにはこれだ」

 

 更に男は何かの注射器を取り出し、俺の首筋に突き刺した。

 冷たい薬液が入って来る感覚と、その数秒後に体が段々と熱くなっていく感覚。

 追加の薬物か!? 

 

「今君に注射したのは我々の開発した新薬だ、男を女に……それもとびきりの美女に変えてしまう代物だ。効果の程は……今ここに居る彼女達を見ればわかるだろう」

「あっ……♡ ご主人様ぁ♡」

 

 そう言って男は傍に居る女の一人を抱き寄せる。

 女は甘い声を上げ、顔を上気させ潤んだ瞳で男に視線を向けている。

 完全に女、この男に支配された雌にしか見えないこれが……元は男だったと? 

 そしてその様子は未来の俺の姿なのだと暗にこの男は言っているのだ。

 その事実に心が絶望に支配されそうな俺の耳に、更なる絶望が襲い来る。

 ヘッドギアの軌道音、そしてそれと同時に流れ出すのは──光と音。情報の洪水。

 

「あっ……がぁっ!? ひ……ひゃひっ……いぃっ!」

 

 視覚、聴覚、そして体を蝕む熱。その全ての情報を脳が受け止めきれず奇妙な声が喉から漏れる。

 その声色は、いつもより上ずって高かった気がした。

 

「おやすみ、エイリーク……哀れな諜報員。目が覚めた時君は誰よりも幸福になれる。安心するといいい」

 

 その言葉を聞いたのを最後に、俺は意識を手放した。

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

「……まえ……ざめたまえ……目覚めたまえ」

 

 深く、深く沈んでいた意識に呼びかける声がある。

 俺は、この声を知っている。

 俺は、この声に応えなければいけない。

 この声は……脳髄の奥に染み渡り、幸福を感じさせるこの声は。

 意識がだんだんと、鮮明になっていく。

 俺……いいえ「私」は。

 意識が鮮明になっていくたびに、自分が何者なのかがはっきりとしていく。

 

「はい……ご主人様。エイリークは無事にご主人様の所有物として教育完了しました」

 

 そう報告する私の声は、少しハスキーではあるがしっかりと、女性のものになっていた。ご主人様に手ずから教育と肉体の改造を受けたのだから当たり前だ。

 そういえば言葉でも頭の中でも自然と、目の前の人物をご主人様と呼んでいる。

 だってそれも自然な事だから、教育していただく前は敵対していたかもしれないけど今の私は違う、彼に忠誠を誓う立場にしていただいたのだから。

 

「素晴らしい……実に素晴らしいよ。期待以上の成果だ! 特にその肉体は素晴らしい」

「あぁ……なんて勿体なきお言葉……!」

 

 どうやら頭の中だけでなくこの体もご主人様の期待以上のものになったらしい。

 どのように変わったのか確認しようと体を見下ろしてみれば視界に入るのは大きな双丘……胸だった。

 男の頃からは考えられないほど大きく、ハリもあり垂れなどは一切無い。男を誘惑しご主人様を悦ばせる魔乳であることは間違いない……のだが、如何せんそれによってそこから下は見ることができなかった。

 

「君に相応しい服も用意させた……どうだね、その姿見を使ってその体を確認しながら着てみるといい」

「はいっ!」

 

 体全体を見ることができなかった私に対する気遣いだけでなく衣装まで用意してくれるだなんて! 

 ご主人様の優しさに、思わず体が熱くなり股が濡れるのを感じる。

 そして私は促されるまま足取り軽く大きな姿見へと向かい合った。

 

「すごい……」

 

 思わず、そんな言葉が漏れていた。

 鏡に映る私の姿は、男だった時の面影を残しつつも美しい女性へと変貌していた。

 任務の邪魔にならないように最低限の長さで切りそろえられていたはずの銀髪は、髪質をきめ細かく柔らかなものへと変え肩のあたりくらいまでの長さに。触ってみると思わず感嘆の息が出てしまうほど。

 顔に目を向けるとややつり目気味だった目元あたりや碧色の瞳の色には面影があるが、瞳の大きさは男の時よりも大きく、そして何よりも希望の光に満ちている。

 そして全体的な顔付きは、凛々しさの中にも可愛らしさや、瑞々しい唇のいやらしさ。きっとこれがご主人様の望んだオンナの顔なのだろうと思うと、興奮して鼓動が早くなってくる。

 更に下へ目線を向ければ、突っ張った感じが無くなり丸みを帯びた肩。細くしなやかな腕、きめ細かい肌。

 そして何より目立つのは、下を向いても視界のほとんどを埋めてしまうほどの大きな胸。

 細くなった指で触ったり持ち上げたりしてみると弾力があり、自分の指で触るだけでも快楽が体を駆け巡る。

 その下には、細くくびれた腰。ご主人様の大きな腕であれば簡単に抱きしめられそうだって考えると子宮がきゅんきゅんしちゃう。

 お尻は大きな安産型で、そして股には無毛でつるんとしたワレメがあった。

 男だった時には付いていたものが、今の私には存在しない。

 そんなのは当たり前、だって私はもう挿入する側じゃなくてされる側。

 ご主人様の言葉と自分の体を確認しているだけで既に準備のできたそこは、ねばついた愛液をとろとろと分泌してむっちりとした太ももを濡らしていた。

 

「エイリーク様、こちらのお召し物を」

 

 ご主人様の傍に侍っていた女の一人が、そう言って私に衣装一式を差し出してくる。

 私よりも先に教育されたこの女が私をエイリーク「様」と呼ぶ。

 その事実が自分がどんなポジションに就くことになっているのかを想像させて、さらに興奮と期待、忠誠心を膨らませる。

 

「着替え方の説明は必要でしょうか」

「いいえ、不要よ」

 

 つい先ほど女の体になったばかりだけど、その服の着方は教育の時に頭に入っているので知っている。

 胸の下あたりまでを覆うようになっているインナーはレオタードになっていて股の辺りの角度はかなりギリギリで、少しずらすだけでおまんこが露出できそうなくらい。

 勿論そんな角度だからピッチリと張り付いて、もう既に濡れているワレメの形をくっきりと浮かび上がらせていた。

 その上から羽織るシャツは袖無しで胸元は大きく開き、望まれればいつでもご主人様のものを挟める恰好。

 ズボンはタイトで黒くテカりのある素材。それによってむちむちとした肉感になった太ももや、テカりの奥でレオタードの輪郭が浮き出て間に何もないお股が強調される。

 最後にズボンと同じ漆黒のハイヒールを履く。勿論初めての事だけど頭に刷り込まれた所作によってよろける事も無ければ違和感も感じない。やれと言われればこのまま戦闘行為もできそうなくらい自然と体に馴染んでいた。

 改めて姿見で全身を確認する。

 全体的なスタイルは元の諜報員だった頃のスパイスーツのようなデザインを踏襲しながらも全体的に淫靡に、そしてご主人様を喜ばせるようになっている衣装。

 

「素敵……」

 

 そんな声が、思わず口から漏れていた。

 そしてその姿をご主人様にも見て貰おうと、髪が乱れていないか、おっぱいの位置は問題無いかと確認をしたうえで、ご主人様の方へ振り返る。

 

「ご主人様……どうですか? この衣装、私は貴方様の期待に添えているでしょうか」

「素晴らしいよ……期待通り、いやそれ以上だ」

「あぁっ! 勿体なきお言葉! このエイリーク感激の至り!」

 

 しかし私のそんな発言に、一瞬ご主人様は納得のいっていないような顔をした。

 何か粗相をしてしまったのだろうか? そう思うと急激に背筋が冷たくなるような感覚に襲われる。

 

「ご主人様……何か、至らぬところがありましたでしょうか」

「ああいや、君が気にすることじゃない。ただ今のその体でエイリークという男の名前は少し違和感があると思ってな。今の君に相応しい名前……そうだな、これからはエリカと名乗るといい」

「新しい名前……エリカ……エリカ、エリカ! ご主人様からいただいた、私の名前!」

 

 エリカ、と。

 その名前を口にし、頭に刻み込み、自分がそうなのだと強く認識する度に男だった自分が更に過去のものとして遠のいて全てをご主人様に与えられたのだと実感が強くなる。

 より深く自分が彼の所有物なのだと自覚したことで、気づけば体は自然と彼に跪き、忠誠の言葉を紡いでいた。

 

「ご主人様……私は、エリカは貴方様に絶対の忠誠を誓います。私の全ては貴方の為に……諜報員でも組の戦力としてもそして……雌奴隷としても、なんなりとお使いください♡」

「勿論だとも、しっかり働いてもらうよ、エリカ」

 

 そんな私の頭の上に、ご主人様の手が乗せられる。

 大きくて、温かくて、ごつごつしてて、男らしくて。

 私の全てを支配するその手に、私は思わず興奮して軽くイってしまう。

 

「忠誠を誓っただけでこれとは、淫乱さも予想以上だな。今すぐベッドに来い、飼い犬は躾けてやらないとな」

「ひゃいぃ……♡ 喜んでっ♡」

 

 その後、新たな雌奴隷の嬌声は翌朝まで止むことはなかったという。

 


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