無表情天才美少女魔術師がメチャクチャギタギタに快楽を押し付けられる話。 作:ふぁふわ
合宿最終日。聖堂騎士団の面々は、どこか重苦しい雰囲気を纏って集合していた。夜明けの鍛錬所は肌寒く、朝露が地面を濡らしている。緊張感が漂う中、団長が静かに口を開いた。
「今日が合宿最終日だ。最後は要人警護訓練を行う! セリス君には『東国の姫』役を担当して貰い、姫サイドと卑劣な暴漢サイドに分かれて戦う。姫を守り切るか、姫を手籠めにしたチームの勝利となる!」
団員達がザワザワと騒ぎ出す。
「仲間同士で争うとは……」
「なんで暴漢役が卑劣と確定してるんです?」
「ゲヘヘ、手籠めって、セリスちゃんを好きにしていいのか……?」
レイプ願望を露わにした団員を右フックで殴りながら団長が続ける。
「何でもアリの実戦を想定した形式でやってもらう! 全員、本気でやれ! 準備はいいな!?」
団員たちの返事は力なく、それでもどこかギラついた目でセリスを見ていた。合宿中、セリスの無防備な色気によって日々蓄積された性欲が溢れ、理性はすでに極限状態だった。
割り振りはくじ引きで決まった。姫サイドの護衛にゾンニヒ、ルマンタル、グランツを中心とした団員たち7名。聖堂騎士団の鎧を身に着け完全武装している。
一方、盗賊と見紛う布の腰切れだけを纏った暴漢サイドにはホーレイク、フーシュ、その他の団員13名が割り振られた。
やたらと張り切っているゾンニヒが拳を突き上げて叫ぶ。
「姫サイド、我に続け!」
篤い信仰心が砕け散り、すっかり淫魔の虜になったゾンニヒは、セリスの隣に当然のように寄り添い、肩に手を回し、彼氏面で張りついた。
「セリス、寒くないかい? 俺が守るからね、安心して」
「セリス、見てごらん。彼女がいなさそうなむさ苦しい男が沢山いるねえ」
「セリス、この合宿が終わったら一緒にどこか行こうか?」
あまりの馴れ馴れしさに、他の団員が眉をひそめ苦言を呈する。
「セリスセリスセリス! 騎士として恥ずかしくないのか!」
「童貞の発言は認めない!」
ゾンニヒに言い返された団員は顔を真赤にして押し黙った。なおも彼の専横は止まらない。朝露でぬかるんだ地面を見て、舌打ちしながら偉そうに他の団員達に命令を下した。
「チッ、おい! 姫様に泥の上を歩かせる気か! 担いで差し上げろ!」
渋々といった様子で姫サイドの甲冑騎士達が、東国の姫装束に身を包んだセリスを肩に担ぐ。肩の上にちょこんと慎ましく座り、彼女が団員を気にかけた。
「……ごめん、重くない……?」
最初は乗り気じゃなかった団員達も、肩に乗る姫の柔尻に気を良くして軽快に応える。
「いえ、全然! 姫のためならこの身など惜しくありません!」
「もっと高飛車な、傲慢な感じの姫でお願いします!」
性癖が歪んだ騎士の要請を真に受けたセリスが、高飛車な姫をイメージして兜に肘を置き、フンと鼻を鳴らした。姫と甲冑が雑コラボした異様な光景が展開される。
「……何、この催し……」
そんなことをしていると、目の血走った暴漢サイドが一斉に襲い掛かってきた。淫魔の下僕のゾンニヒが一歩前に出て、わざとらしく手を広げる。
「姫様、お逃げください!」
すると、苛立ちに耐えかねた姫サイドの団員達が後ろからゾンニヒを蹴り飛ばした。
「ぬわっ!? な、なにを……!?」
泥の中に倒れたゾンニヒが暴漢に囲まれる中、薄情なルマンタルが叫ぶ。
「分が悪い、ここは一旦退くぞ!」
開始早々の内部分裂だ。一斉に姫サイドが逃走し、裏切りに遭い取り残されたゾンニヒが暴漢達に袋叩きにされた。一部なぜか甲冑の騎士も混ざっている。
「分が悪いも何も、まだ戦ってもない……ぐっ、ぐわっ! やめっ! 助けっ……!」
甲冑がひしゃげ、ベコベコにされて、ゾンニヒはあえなく戦線離脱した。
***
早々と逃げだしたものの、ただでさえ甲冑を着込みさらに騎馬戦を勝手にやっている姫サイドの歩みは遅い。悪を成敗した暴漢サイドのホーレイクとフーシュを始め、暴漢たち全員があっという間にセリスへ迫った。
「へっへ、姫様、観念してもらうぜ……!」
堂に入った迫真の暴漢芝居だ。上半身裸の男たちがセリスの深いスリットを舐めるように見回し、じゅるりと涎を拭う。
「……た、助けてー?」
セリスは棒演技で応じるも、どうにも暴漢サイドの本気度が凄まじい。勃起チンポで腰布が盛り上がり、鼻息荒くセリスをギラついた目で狙っている。口調なんかも完全に暴漢そのものだ。
セリスが小首を傾げていると暴漢が凄まじい勢いでタックルし、騎馬が崩れた。
「……あっ!?」
セリスが騎馬から崩れ落ち、スリットがめくれ上がって白いパンティが露わになると、ホーレイクとフーシュを始めとする暴漢たちの目がギラギラと輝いた。
高飛車な姫に性的なお仕置きのチャンスとばかりに暴漢達の手が伸び、ドレスの裾を引き裂き、胸元の布を引きちぎった。彼女の生乳がポロンとこぼれ、ピンクの乳首が暴漢のさらなる劣情を掻き立てる。セリスは迫真の暴漢たちに困惑しながら慌てて胸を隠した。
「……っ! だ、駄目……!」
奇襲に面食らった姫サイドだが、甲冑騎士たちの動きが悪い。それもそのはず、彼らもセリスの生乳から目が離せないためだ。その隙に暴漢共が棍棒で叩きのめし騎士たちを昏倒させる。
「がっ!?」「ぐわっ!?」「生パイっ!?」
「へっへ、弱ぇ騎士団だ。姫様、こんな可愛い乳房を隠すなんて勿体ねえよなあ……?」
「庶民を虐げる性悪姫を懲らしめてやるぜ!」
暴漢達に勝手に性悪設定が盛られたセリスは抵抗を試みるが、数の暴力に抗うことができない。男共はセリスのドレスをさらに引き裂き、下着を剥ぎ取った。白いパンティが地面に落ち、滑らかな生マンコが露わになる。
「……あっ! ちょっ……!」
セリスが本気で抗議の目線を送るが、心の底から暴漢になり切った暴漢たちには届かない。元副団長で現暴漢団長のホーレイクが太い指を秘部に這わせると、セリスの背筋に痺れるような快感が走り、いとも容易く愛液が滲み出した。
「おお、姫様、もう濡れてるじゃないか! これはとんだドスケベプリンセスだな!」
「……あ、あぅぅ……そんなことない……」
ちょっといじられるだけで反応してしまう自身の身体と、羞恥心を煽る下劣な暴漢の言葉に、セリスが思わず眉を下げて赤面する。
暴漢たちは興奮に我を忘れながらセリスの太ももを広げ、指でオマンコをホジホジして弄んだ。皮肉屋だったはずのフーシュが自分のキャラも忘れてセリスの乳房を鷲づかみにし、荒々しく乳首を指で転がす。
「この姫乳、小せぇが揉みごたえがいいな……!」
他の暴漢たちも我先にと乳首を摘み、軽く引っ張ると、開発されまくっているセリスの身体がビクビクと快楽に反応し、明らかな喘ぎ声が漏れた。
「……ん……あんっ……だめぇ……」
さらにホーレイクがゴツゴツした太い指を生マンに挿入し、膣壁を引きずり出すようにゆっくりと前後に動かす。どんどん溢れ出るネバついた愛液が指に絡みつき、セリスのメス穴がキュンキュンと熱を帯びた。
「……あふぅ……き……きもちいい……」
性的刺激に合わせ、昂ぶったセリスの体から暴力的な甘い香りが発散される。辺り一面を淫香が包むと、ギラついていた暴漢たちの目が闇に堕ちたようにドロンと濁り、一斉にセリスに群がった。
四方八方からセリスを押さえつけ、生乳に吸い付き、脇をしゃぶり倒し、靴を脱がして足の指まで舐めようとする。その隙にホーレイクが勃起した肉棒をセリスの秘裂にあてがい、ゆっくり挿入を始めた。
「姫よ、この卑しい肉棒でその高貴な華を汚してやろう……!」
闇堕ちしながらも設定を忘れないホーレイクが卑しん棒を花弁に突き入れる。硬い剛直が狭いオマンコに隅々まで埋まり込むと、熱い肉の感触にセリスがビクンと跳ねた。
「……あっ! な、なんで入れられてるの……?」
暴漢団長のホーレイクが腰を動かし、浅く速い抽送でセリスの内側を刺激する。入口付近の気持ち良い場所を執拗に往復すると、ヌチャヌチャとセリスの愛液が溢れ出し、結合部から滴った。
「……んっ、あう……なんでぇ……」
セリスが全身を舐められながらズポズポとオマンコの浅いところをほじられている中、元皮肉屋のフーシュが彼女の口元に肉棒を近づけ、強引に唇を開かせる。
「へっへ、姫様、口も使えよ。オラッ、舌出せ!」
セリスは強制的に口を開けられ、肉棒を咥えさせられた。えずきながらも反射的に舌を動かすと、セリスの口から唾液が滴り、喉の奥を突かれてむせ返る。
「……ん、んぐっ? げ、げほっ!」
他の暴漢たちもセリスの乳房や太ももを舐め倒し、あちらこちらから手を伸ばして全身を弄んだ。暴漢団13名による、国を傾かせた魔性の美姫への集団制裁だ。悪政に虐げられ、義憤に駆られた民衆の怒りが今ここに爆発したのだ。
「故郷の恨み!」「オマンコを断罪せよ!」「俺が正義だ!」
「……み、みんな何を言って……あっ、あふぅ……」
やりたい放題に体を弄られ、舌でピンクの頂を転がされ、オマンコをズコズコめくられるたび、セリスの身体にメチャクチャギタギタに快楽が押し付けられた。輪姦を見ている周囲の暴漢たちも興奮し、自らチンポをシゴキ始める。
「……あ、い、いきそぅ……」
オマンコをうねらせるセリスに合わせてホーレイクが抽送を激しくし、奥まで深く突き入れる。剛直がゴリゴリと膣壁を抉り、ポルチオをノックする。プシャッと愛液が吹き出すと、彼女はそのまま全身を震わせて絶頂に達した。
「……んんっ! だめ……! あっ、い、いく……!」
暴漢たちの欲望は止まらず、セリスを囲むように肉棒を扱く。ホーレイクがほぐれ切ったオマンコから剛直を抜き、激しく手を動かしてチンポをしごいた。
「姫様、庶民の怒り、受け止めてくれよ? うっ!」
ドクドクと熱いザーメンがセリスの顔にぶっかけられ、白い肌と淡い桜色の唇に白濁が広がる。
「……きゃぅっ!? ……あ、熱い……」
フーシュが次に肉棒を手に持ち、目を閉じたセリスの顔に狙いを定めた。彼もまたザーメンを顔にぶっかけ、セリスの長い睫毛に白い液体が滴る。
「……あぷっ! あ、あぅぅ……」
他の暴漢も順番に肉棒を扱き、セリスの顔、胸、腹部にザーメンをぶっかけると、彼女の美しい顔がドロドロの白濁汁に塗れ、白い肌が暴漢の精液で覆われた。
「……うぅ、汚された……」
***
セリスがぶっかけ顔射大会をされている頃、ようやく姫サイドの騎士達が起き上がり、武装の差で全裸の暴漢達を押し返し始めた。何とか暴漢サイドを引き離し、セリスを連れて岩陰に逃げ込む。
ルマンタルが一息ついてセリスに声を掛けた。
「はぁ、はぁ、人数と士気の差が酷いぜ……セリス、大丈夫か?」
「……ぅぅ、ぜんぜん大丈夫じゃない……」
顔中の精液を手で拭いながら、ボロボロになった姫装束を直してセリスが答えた。引き裂かれたドレスの隙間から白い素肌が覗き、太ももに愛液が伝っている。
口元から白濁汁が滴り、ピンクの唇が淫靡に光るセリスを見て、騎士の一人が不満を露わにした。
「なあ、暴漢の奴らばっかり良い思いをして、俺らだけ不公平じゃないか?」
もう一人の騎士が賛同する。
「ああ、こっちだって何かご褒美がないとやってられないぜ!」
生真面目なグランツが慌てて制止しようとするが、薄情なルマンタルが裏切って「そうだそうだ!」などと拳を上げていた。セリスが泣きそうな顔で目を伏せる。
「……ど、どうすれば……」
騎士の一人が甲冑を脱ぎ捨て、チンポを取り出した。ニヤニヤしながらセリスの前に太くて短いチンポを差し出す。
「じゃあ姫様、お口でしゃぶって貰おうか。護衛にもこのくらいの役得がないとな」
「……わ、わかりました……」
セリスはよく分からない罪悪感を抱いたまま口を開き、大人しくチンポを咥えた。彼女の小さな唇が肉棒に触れ、舌がぎこちなく先端を舐める。
「……ん……苦い……あむ……ちゅぱ……」
彼女はチンポを口に含み、舌を動かしてコロコロと先端を転がした。フェラチオを受けた太チン騎士は興奮し、セリスのじんわり温かい口内の感触に浸る。
「うっ、ほ、あったけぇ……」
ジュルジュルと音を立てながらチンポをしゃぶると、唾液が滴り、セリスの顎を伝った。彼女はリズムを掴み、チンポに舌を巻きつけながらゆっくりと上下に動かす。
「……じゅぽ……じゅぽ……あふっ、れろ……」
太チン騎士は我慢できず腰を軽く突き出し、僅か2分ほどで「うっ! 出る!」と叫びながらセリスの口内に熱いザーメンを放った。セリスは喉に絡みつく精液に咳き込みながら涙目で呟く。
「……げほっ、げほっ! ……これで許してくれる……?」
だが一人抜いて終わるわけがなかった。姫サイドの騎士達が甲冑を脱ぎ捨て、全員がチンポを出して列をなしている。別の騎士が長いチンポをセリスの頬にピタピタと押し当てながら脅迫した。
「おいおい姫さん、これで終わるわけねぇよなあ? 俺ら全員をヌいて貰うぜ?」「そうだそうだ!」
列の後ろの方から何者かが囃し立てている。セリスは諦め顔で俯いた。
「……うぅ……やっぱり……」
早速、長チン騎士が先端をセリスの唇に突き出すと、セリスは無抵抗に口を開き、舌を伸ばしてチンポの側面をなぞった。
「……ん……ぺろ……ちゅる……」
セリスは舌を先端に這わせ、チロチロと鈴口を刺激し、亀頭を軽く吸い上げる。唾液がチンポを濡らし、時折、舌を裏筋に沿って動かすと、すぐに長チン騎士の息が荒くなった。
無意識にリズムを速め、唇でチンポを締め付けながら吸い上げると、騎士は「うっ、出るっ!」と叫び、僅か1分ほどで口内にザーメンを解き放った。セリスはゴクリと精液を呑み込んだ。
「……苦い……」
3人目の騎士が前に出る。彼のチンポは太く曲がっており、セリスは口に含むのに苦労した。だがその形状を生かして内頬に押し当て、舌で包みながら螺旋のようにチンポを吸い上げる。
「……じゅるっ! んっ、じゅるるっ……!」
ドリルフェラを受けた曲チン騎士は30秒ほどで「い、いくっ!」と涎を垂らしながら射精した。セリスは口から溢れる白濁を拭う。
「……次……」
4人目の細チン騎士が「次は俺の番だ!」と威勢よく前に出た。セリスはチンポ全体をずっぽりと咥えこみ、口内の空気を吸い上げて亀頭を喉で締め付けながら真空ディープスロートをする。
「……ずぞぞっ! じゅるっ! じゅぽっ……!」
裏筋に舌を巻きつけながら吸引し、顔ごと上下に動かすと、たった10秒ほどで細チンが絶頂した。セリスはゴクリと精液を呑み込み、不敵に笑みを浮かべる。口の端から白い液体が伝い、光に反射して煌めく。神々しいまでの魔性。その姿はまるで傾国の姫のようだった。
「つ、次は俺だ!」「お前、さっき止めようとしてただろ!」
グランツとルマンタルが次の順番で争っているとセリスが無情に宣告する。
「……キミたちはもうエッチしたから、だめ」
***
グランツとルマンタルが項垂れていると、遠くから怒号が響いた。暴漢サイドの連中がようやくセリスの居場所を嗅ぎ付けてやって来たのだ。
「なんでお前らも全裸なんだ? まあいい、姫様をブチ犯すぜ!」
全裸のルマンタルがぶっきらぼうに呟く。
「……チッ、結局こうなるのかよ……」
岩場で全裸の姫サイドと全裸の暴漢サイドが再び激突する。だがもう勝ち負けも警護もどうでもよく、セリスを巡る本能剥き出しの奪い合いとなっていた。
誰かが「こっちはまだ本番はしてないんだ! ヤラせろ!」と怒鳴ると、他の男が「ずるいぞ俺もだ!」「オレのほうが先だ!」と罵り合い、殴り合いになる。
「……やめて、ケンカしないで……」
セリスの控えめな声は、誰の耳にも届かない。
気が付けば、護衛も暴漢も、聖堂騎士団という集団そのものがバラバラに崩壊し、獣欲のままにぶつかり合っていた。
やがて、限界を超えた男たちが次々と昏倒し、地面に転がる。
誰が味方で、誰が敵だったのかすら、もう分からない。
朝靄の残る戦場の片隅で、乱れた服のまま茫然と座り込むセリスと、精根尽き果てた全裸の騎士のなれの果てたち。
どこか遠くで鳥の鳴き声が響いていた。
セリスは自分の手を見下ろし、静かに呟いた。
「……騎士団、壊れちゃった……」
その指先には、かつて輝いていた聖堂騎士団の、理性と名誉の重みが、じんわりと染み込んでいた。
**********
負傷者や脱落者が続出し、合宿は中止となった。
その日の午後。団長は大司教ヴァルドリンの前で深く頭を下げた。
「……仰せのままに。聖堂騎士団は解散となりました」
ヴァルドリンは何も言わず、静かに頷いた。
***
数日後。セリスはヴァルドリンに呼び出された。
「今回は残念だったね、セリス君。だが、聖堂騎士団で培った君の法術は本物だ。その力を、恵まれない人々のために役立ててもらえないだろうか?」
「……苦しんでる、人たち……?」
ヴァルドリンが首肯する。
「うむ……この世界には、まだまだ救われない人々が大勢いる。ハルミナ聖政庁としても、私個人としても、皆を幸せにしなければならないのだよ」
心根の優しいセリスはそう言われると断れない。小さく頷き、ヴァルドリンを見上げた。
「……わかった」
誰もが知らぬ裏側で、世界の運命が静かに動き始めていた。
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