のろうぃいいいいっ!!!!!たのしったのしっかわいっえろ
渋谷での任務当日の朝 七海建人は気合を入れるため、先日接収した虎杖悠仁の陰毛で作った糸ようじで、歯の隙間を綺麗に掃除する。
そして左手の小指に別の陰毛をしかと括りつけ、任務に出向くのであった。
ここまで気合を入れているのには勿論理由がある。
それは虎杖悠仁に、この劣情を公然とぶつけれるような関係になるために今回の渋谷の任務でなんとしても彼と距離を縮めるという、決意の表れなのだ。
指定された時間の10分ほど前に七海建人は現場に現れた。
渋谷ではすでに呪霊による被害が出ているようで、辺りは混乱に包まれていた。
更に補助監督が何やら慌ただしい雰囲気で電話をしている。
「どうやら面倒なことになっているようですね…」
実は今回七海は任務の詳細を簡単な説明でしか受けていない。
しかし先ほどの補助監督の様子を見るに、七海は今回自分に割り当てられる仕事の厄介さを容易に想像出来てしまい、頭を抱えそうになる。
そんな面倒な仕事を押し付けられた日には、虎杖悠仁との逢瀬を邪魔されること間違いなしであるからだ。
しかし左手に括りつけた陰毛が街頭の光による反射で煌めいた。
七海に激励を送るように、だ。
「虎杖くん…君はいつも私の陰茎を苛立たせる…」
「とっとと仕事を終わらせますよ。」
途中で勝手に同行してきたイノ タクマとかいう雑魚に発言する。
「はい!七海さんっ」
カスから威勢の良い返事が返ってくるが、七海にとってはどうでも良いことだ。
「ところで七海さん、虎杖くんが陰茎を苛立たせるってどういう意味なんすか?」
!?
七海は先ほどの自身の気持ちが声に出ていたことに漸く気づいたのだ。
緩み切った自身の気持ちに叱咤したい気持ちが出てくるがそんなことは後回しだ。
今はこの不味すぎる状況をなんとかするべく弁明をしなければならないのだから。
だが明らかに弁明余地を超えた発言をしていたため、良い言い訳が浮かばない。
こうしている間にもカスが自身に対する疑いを深めていっているような気がする。
こうなったらやるしかないのか…。
カスを人知らない所まで連れて行き、処分する。
死人に口なし 結局のところ最も良い口封じである。
だが処分するには問題が多すぎる、まずこのカスは仮にも準一級の実力を持つ術師だ。
つまり手早く潰すには少々手に余る。
更に処分したあとも勿論問題だ、最低でも高専関係者には疑われないようにしなければならない。
良い手は呪霊か改造人間によって殺害されたことにすることだが、そう上手く行くとは思えない。
「七海さん?、もしかしてオレ聞いちゃいけないこと聞いちゃいましたかね?」
カスが疑念を確信へと深めている、もはや時間はない。
「イノくん、少しこちらへ来てくれますか?」
そう言った七海はイノを人気のない路地裏へと誘うのであった…。
to be continued …
七海は破滅へと向かっているようですね。