ドーマウス以外全員とえっちする話。
ハーレムものが苦手なので一対一を六回行うという形式で書いたのですが
死ぬかと思いました
すこしでも楽しんでいただけたら幸いです。
※タグにキャラクター名が入り切りませんでした
「に゙ゃんっっ!!♥♥ にゃう、あぅっぅ、くひ、んにゃゥっっ!!!♥♥♥」
見慣れたニタニタ笑いがどろどろに崩れて、お尻に腰がぶつけられる度にぴんと立った尻尾がびくんびくんと左右に振れる。
ドーマウスとあんなことをしてしまった直後だっていうのに、目の前で自分のおまんこを弄る彼女にさんざん興奮させられてしまったせいか、僕の性器はすっかり硬さを取り戻してチェシャのおまんこをどちゅどちゅと掻き回すように犯していた。
……こんなことがしたくて、この子たちを選んで、一緒に戦っていたんじゃないのに。淫らな姿を見せつけるチェシャを叱るように、あるいは僕自身の欲望をごまかすように、何度も何度も僕はチェシャのお尻を叩きながら腰を打ち付ける。
「こ、のっ――どへんたいの、メス猫っ……!! なにがっ、『どうする』……だよっ!!」
「ぁ゙にゃ、ごめんにゃ、さぃ――っぐぅう!!!♥♥♥ そこっ、そこだめ、ぎもぢっ、ん゙にゃぁぁぁっっ!!!♥♥♥」
「『どうしてほしい』、だろ……自分がしたいだけのくせにっ、僕に求めさせるようなこと、してっ……このっ!」
ああ、でも、けど。すごく、すっごく嬉しいって思ってる自分もいる。僕を、えっちな目で見てくれてた――僕のことをそんな風に想って、くれてたんだ。
こんな風に直接的で直球なのはチェシャだけだと信じたいけど、それでも。
うれしくて、きもちよくて。同じ素体であるはずなのに、ドーマウスとは違う締め付け方をしてくるおまんこを、絶頂に近づいていく性器で、いつもいつも自分の手で慰めてたおちんちんで味わいつくす。
繰り返し何度も彼女の味わううちに、お腹の底からぞわぞわした快感が昇ってくるのを感じた。
イき、そう。チェシャのおまんこに、イかされる。それはそれで、負けた気がするから。
「ぁ゙ひ…………っっ???」
とんッ――と、強く。チェシャの尻尾の付け根、尾てい骨のあたりを叩いてみる。
確か猫ってここを叩かれるのが好きだったけど、チェシャはどうなんだろう――と思うよりも早く。
ぎゅッ、と強くおまんこが締まって、チェシャがすごい声をあげた。
「ぉ゙あッッ!!??♥♥♥ え゙っっ、ぁ゙、へっっ???♥♥♥ ~~~~~~っっ???♥♥♥」
「ぁ――っっ!!? ちょ、きつっ、やば――っ!!」
全身が強張ったチェシャのおまんこの感触が思った以上に気持ちよくて、せきとめていた精液が一気にぶびゅるるるるぅぅっっと溢れ出してしまった。
とんとんッ、とんとんッ――と繰り返し同じところを叩きながら、腰から芯を引っこ抜かれていくような射精の感覚に震えつつ、チェシャの体もいじめていく。
「ま゙ぉぉぉぉぉっっ――ぁ、お゙ぉぉぉぉっっ――…………♥♥♥ ぁ゙~~~~~~っっ…………♥♥♥」
お互いに強張っていた体から力が抜け出て、大きな絶頂の波が引いていくと同時に、ゆるゆるとチェシャがベッドの上に倒れこんでいく。
ゆるんだおまんこからずるりとおちんちんが抜け出た瞬間、とろとろとろっ……と僕が注いだものがそこから溢れ出していった。
ぜぇ、ぜぇと二人分の息が部屋に満ちていく。僕は薄らニタニタ笑いを浮かべて満足げな顔をしているチェシャの横に寝そべると、彼女の頭を撫でた。
「もう……これっきり……だからね……ほんとに……」
確かに彼女やドーマウスとした行為はとても気持ちよかったけど、すればするほど僕の中の彼女たちへ向ける想いがピンク色に歪んでしまう気がした。
彼女たちを見た瞬間に、頼れる相棒たちだと思うのではなく、『この子も女の子だから、えっちできるんだ』――なんていうひどい考えを浮かべてしまいそうだった。
「…………くすっ……♥」
眠りに落ちる前に聞こえた、小さな笑い声は。
聞こえなかった、ことにした。
*
「マスター、ドーマウスとチェシャは昨夜のことで力尽きている。今日は私があなたのサポートを行おう」
翌朝、といっても昼過ぎに目が覚めると、ベッドの脇にはホワイトバインダーが立っていた。
真っ白い髪とドレスをまとった彼女のりりしい姿を見ると、どこか安心する自分がいた。頼りがいのある姿だという思いが先に浮かんだからだ。
ドーマウスが恋しいとも思うけれど、その理由はきっと他にある。お願い、バインダー……と彼女に応えて、僕は新たな朝を迎えた。
はずだったのだけれど。
「ではマスター。今夜は私が添い寝しましょう。いえ、してください。なにも、なんにもしませんから」
一日を終えて夜が訪れた頃。彼女の姿は、たった一部分だけが変わっていた。
赤らんだ顔に乱れた息を見ないようにしていても、そこだけが、あまりにも強烈で直球で――。
「バインダー……その……その恰好は……なに」
「ああ、これですか――」
ホワイトバインダーは、なぜかドレスの股間部分にハート型の穴をあけて、そこを丸出しにしていた。
ひくついて、赤く火照っていて、どろどろに濡れそぼっている。押さえるものがないから、とろりと内ももに沿って流れているものが見える。
上半身は普段通り、軽装の白い鎧に包まれているから、余計にそのギャップが際立って、どうしても目を奪われて……。
「――なんでも、ありません。どうか、どうか、お気になさらずに」
んなわけがあるか。そう言って突き飛ばしたかったけど、さすがにできなくて。添い寝を強制してくる彼女の接近を拒めず、そのままベッドの上へと迎えてしまう。
するり、すりと僕の体にまとわりつくように近づいてくる彼女が着ている鎧の感触が、不意にふわりと消え失せる。
実体がテクスチャに変わり、ワイヤーフレームに変わり、そして消え失せた後にあったものは。
「おやすみ……しましょう? ……マスター♥」
股間と同じく、ハートの形に胸の頂点が切り抜かれた……ぴんと勃起して赤く染まっているそこを強調させる、局部だけを見せつける、淫らという言葉を体現したようなインナー姿だった。
荒い吐息が吹きかかるほど近くに寝そべり、これからされること、これからすることのすべてに期待しているような微笑みで、バインダーは誘うように――ずっと誘い続けてるけど――僕に向かって呟く。
「……どうか、本当にお気になさらず。私のことは……抱き枕とでも思ってください? さぁ、ほら、おやすみ……なさいっ……」
そう言って両手を差し出す姿に、ぷつんと僕の中の理性が切れる。
――おやすみ、だって?
こんな、こんなにえっちな格好を見せつけて……僕のことを誘っておいて。自分からはなんにも求めない……しない、つもりなの? あくまで、僕からさせるつもりなの、バインダーは。
こんなドスケベな格好に自分から着替えるくらい、というか、そんな発想が出てくるぐらいむっつりなくせに……本当に求めてることは、僕にやらせる。なんて。
「……マスター……?」
じっと彼女の目を見つめていると、彼女の声色が少しだけ変わる。
その目から目を離さないまま、僕は問いかけた。
「バインダー。君は……僕の、抱き枕になってくれるんだよね」
「はい……もちろん。ですから遠慮な…………」
その態度に、ドスケベなくせに誘い受けっていう手段を取るところに。
むらむらと。いらっと。きてしまって。
「ぁ……むっっ」
「――くひぃっ!!?♥♥」
彼女の体を抱き寄せながら、丸出しの乳首に遠慮なくかじりついた。
人肌の味が、女の子の味が、おっぱいの味がする。ちゅうちゅうと吸えば吸うほど、頭の上から聞こえる声が甲高くなる。
出るものは出ないけど、口で弄ぶにはこの上ないものだ。心が落ち着くし、興奮するし、何よりすっごく――やわらかくてあったかくて――いい香りがする。
吸ってるだけなのに、気持ちいい。舌と口と、心が気持ちいい。
「ま……っ、マスタぁっ、そんなっ、いきなりっっ……おっ♥ おっぱい、だめっ……ですっ……♥♥ そんなに、ちゅうちゅうされたら、私っっ」
「抱き枕が……喋っちゃ、だめでしょ」
待ってましたと言わんばかりに喜ぶ声色で『だめ』なんて言う彼女の乳首から、ちゅぷっと口を離し、ぎゅううぅっ……! と強く、唾液まみれのそこをつねって叱りつける。
その時、自分でも驚くほど低くて威圧するような声が出て、これからする行為がどのようなものになるのかを暗に彼女に教えると、バインダーの顔がみるみるうちに歪んでいった。
悦んでとろけた瞳が、大きく見開いて怖がるような、でも嬉しそうな顔。今まで一度も見たことがない、ホワイトバインダーの複雑でえっちな表情。すごく、かわいい。
「ひっっっぎゅぅ……ッ!!?♥♥ もっうしわけありませ、ぁ、っっ…………!!♥♥ ふぐ、ふゅ、ふぎぅっ……ん、んっっ、ぁ、あっ……!!♥♥」
必死で声を押し殺し、抱き枕に徹しようとしてくれる彼女を抱き寄せて、改めてそのおっぱいに口をつける。ちゅう、ちゅうと息といっしょにおっぱいを吸って、片手ではもう片方のおっぱいを揉んで堪能する。
……短絡的というか、ど直球というか。自分の体を、ベッドの中の女体を抱き枕って表現するのに至るのが、なんとも倒錯的な――なんて思ったりしたけれど。こうして彼女の体につつまれて、おっぱいをしゃぶりながら抱きしめていると、なかなかどうして。
体は温かいし、気持ちは落ち着くし、抱き枕としてとても心地いい。本当にこのまま眠ってしまえそうなくらいだ。
あえて、腰を引かせて……先端が触れてしまわないように気を使っている、ギンギンに勃起してびくびく震えてしまっている、僕の正直な部分を除けば、だけど……。
「ふぅ……ふぅ……♥ ……? マスター、あの……ぅ……っ、……」
恨めしそうに彼女の目を上目遣いに見つめ、どうしたもんかなと考えていると、バインダーが気遣うような声を出す。そしてすぐに口を閉ざし、彼女は命令されたとおりに抱き枕に徹する。
正直……セックス、したくてたまらない。でも、終始こっちを誘うような態度を続けた彼女とこのままするのは、彼女の思惑通り――ということになる。
誘えば、乗ってくれる。えっちしてくれる。そんな風に思われる性交、じゃなくて成功体験を与えてしまうことになるわけで。
それは、マスターと彼女たちの間にある主従関係を揺るがしかねないことだ。
「……えっち……したいなぁ……セックス、したいなぁっ……」
「……っ♥♥ ん、んっ……ぁ、う……♥ ……ひくっ……!♥」
正直に、嘘偽りない言葉を口にしながら、僕は指先で彼女の丸出しのおまんこに触れてみた。
あったかい、を通り越して熱いくらいの、どろどろに濡れたおまんこ。割れ目に沿って指を滑らせ、穴を見つけて指を入れてみると、歯のない口がきゅうっと頬をすぼめて吸い付いてくるような感触がある。ちゅーっ、ちゅーっ……と貪欲に僕の指を求めてきて、ぐにぐにと指を曲げて指の腹でひだひだを撫でている間も、わずかな空気も入れさせないくらいに締め付けてきた。
……ぜっ……たい、気持ちいい穴じゃん……。挿れたい、セックスしたい、ホワイトバインダーのおまんことセックスしたい。
「ドーマウスも、チェシャも、無理させすぎちゃったし……あー、セックスしたいっ、おちんぽ挿れられる穴、ほしいっ、恋しいなぁっ……したい、したいっ……」
「ん、んんんっ、んぅううっ……!!♥ ん、んっ、んっ、ん!!♥♥」
声を出せないまま、必死で自分をアピールするバインダー。僕は本気で我慢しなくちゃと思って呟いていたけれど、自分という存在をないものと扱われながら他の女の子の名前を出すのは、存外にこたえるみたいで。
その時、不思議な満足感とともに頭の中によぎったのは、この一夜の過ごし方。
彼女という、抱き枕の使い方。
「いいや……我慢して……寝ちゃおっ……」
「…………っ!」
ここ。ここにあります。ここを使ってください。言葉にできない懇願を必死で体とおまんこで示すバインダーの体を……抱き枕を、抱き寄せて。
片脚を、膝で押しのけて、股間を広げさせる。そうして彼女の股間と僕の股間の位置を調整したら……狙いを、定めて。
「おやす……みっ」
「ふきゅぅっっ!!?♥♥」
ずぷんっ! ――と、どろっどろのおまんこにちんぽを収める。挿れるんじゃなくて、収める。そうしたほうが、普通に抱きしめるよりも、もっと密着できるから。
ぎゅううっ……!! と強くバインダーの体を抱きしめて、奥の奥まで密着するひだひだの感触や締め付けを味わいながら、深く息をつく。手はおっぱいと背中に当てて、視界は彼女のかわいらしい顔で埋め尽くして、なんでか沸き立つ口さみしさをごまかすように彼女の口をぱくりと塞いだ。
ぴったりと密着したまま、身動きせずに、ただ、抱きしめてキスをする。
「んむぇ、あ、むっ……んぅっ、あ……はふ……ぁむっ、ん、んっっ♥♥ …………待っぇ、くらはっ……♥♥ まふた、もひかぃて、っこのまま、いれはまま、朝、まれっ……?? そ、んなのっ、んっ――んむっむぅぅぅうううっっ!!?♥♥」
腰を一切動かさないまま、ただ挿れただけで、突いてあげないまま。彼女の口を塞ぎ、一方的に舐めしゃぶり、抱き寄せて、目を閉じる。
犯したい、犯したい、犯したい……っていう気持ちを全部、ぐっと堪えながら、きゅうきゅう締まる抱き枕のちんぽ入れを味わっていると、少しずつ少しずつ精液がのぼってくるのがわかる。
今度は……そう、今度は。
「バインダー」
「はひ、はぃ、はぃっ……!?♥♥」
「……次からは……セックスしたいときは、させてくださいって、お願いするんだよ」
「…………っっっ♥♥♥」
こく、こく。強く何度もうなずくバインダーの肩をどんと押しながら、倒れ込んで。
彼女の上に覆いかぶさって、彼女の理解が追いつくより前に、腰を引いて――思い切り、突く。
「ひぎゅぅっっ!!?!?♥♥♥」
何度も、何度も。鬱憤を晴らすように突き続けて、どぷどぷどぷ――っ、と精液が溢れ出す最中も突き続ける。
僕は君のマスターだ。誘ったりなんかしないで、ちゃんと求めて――そう伝えるように。
声にならない悲鳴にも似た声をあげようとする口を塞ぎ、労わるようにキスをしながら、おまんこをひたすらいじめ続けてあげた。
「~~~~~~~~っっ……♥♥」
……まさか、他のみんなも……こんな風に求めてくるんじゃないよね。
チェシャが口にした言葉が今になって蘇ってきた。むっつりなホワイトバインダー、おっぱいいじくってたレッドランサム……。
じゃあ明日、僕のもとには誰が来るんだ……? 凛々しい白騎士を思わせるバインダーは誘い受け気質のえっちな女の子だったし、チェシャの言葉が本当だとするなら、黒と赤のドレスを身に纏うレッドランサムは……。
どきどきと高鳴る心臓の音が緊張なのか興奮なのか、その区別もつかなくなって、少しずつ僕は眠りに落ちた。
*
目が覚めたとき、隣で眠っていたのはレッドランサムだった。
彼女は僕の起床を確認してからゆっくりと体を起こし、おはよう……と挨拶をしてくれた。僕もそれに応え、改めてベッドに他の誰もいないことを確認する。
「昨日の今日で、三人潰れてるのよ。まあ、もう余裕のある子もいるけど……言っておくけど、あたしはほんっっとに何もしないからね! あたしはあくまでマスターをお手伝いするために来たの! ……あんまり一度にたくさん精霊を呼ぶのはディスク側の負担も大きいし。や、なんで精霊を呼ぶ前提のシステムになってんのかは知らないけど……まあとにかく、マスターには一人ずつ、お付き担当の子が来ることになってるから……」
いつの間にやら決まったらしい、その当番制……? のことを聞かされ、僕は納得とともに肯定を示すために頷く。
それは、素直に助かるし嬉しいことでもある。僕は彼女たちみんなのことが好きだから、一緒に過ごせるということと、一緒に過ごそうとしてくれることがとても喜ばしいし、これからも彼女たちと過ごせることを想像すると心が幸せになるのがわかる。
ただ……ただ。ランサム、その、なんと言えばいいのかな……。
「……なに? じろじろ人のこと見て……何がそんなに気になるの? …………っ♥」
その服は……その、体のラインが妙に強調されてる服は。
下に何も着ていない……ように見えるのは、気のせい……かなぁ……。
*
「…………っっ♥♥ くふ……っ、んっ…………ふっ……♥♥ ふぅ……ふぅ…………ふぅう……っ♥♥」
ふわふわした彼女の髪の毛の感触を堪能しながら、背後から抱きしめながら彼女のドレス越しのおっぱいをすりすりと揉む。
……バインダーの股間が丸出しになったのは夜になってからだったけど、彼女の場合は起きた直後からそうだった。
胸の形が、はっきり浮きあがっている。ぴんと膨らんだ乳首がドレスを押し上げて主張している。その内側に、たぶん下着や肌着がなにも着用されていない。
それを見て僕は、ほら早く起きなさいとこちらに背中を向けた彼女の体にぎゅっと抱きついて、今に至る。
「誰が……♥♥ おっぱい、さわっていいなんて、言ったのよ、変態っ……犯罪者ぁっ……♥♥」
ドーマウス、チェシャ、バインダー。立て続けに女の子たちとのセックスを経てしまったものだから、僕の中の性欲も今まで以上に強くなってしまったらしい。
こちらを罵りながらも、引きはがすんじゃなくて求めるように揉む手に自分の手を重ねるランサムの反応を見ていると、『ああ、してもいいんだ』って気持ちが大きく膨らんでいく。
してもいいんだ。みんな、みんな、僕と……。今までの三人の誰とも違うおっぱいの感触を味わいながら、ぐいぐいと自分から彼女を求めてみる。
勃起して、パンツを押し上げてるものを彼女の背中に押し付けながら、ぐりぐりと乳首をつまんで彼女に準備させる。
「や、ちょっと……っ、あんまり乱暴にしないで、もうっ……!♥ ~~っ……♥♥」
丹念に丹念に彼女のおっぱいを両手で味わっていると、彼女の声が少しずつ小さくなっていった。
何をしても、どれだけ甘えても、決して彼女は拒まない。『してもいいんだ』という気持ちが、『したい』に変わっていく。
もっと貪りたい。もっとめちゃくちゃにしたい、し足りない。するりと離れた片手がランサムの太ももの間に滑り込むと、彼女も内ももを広げてそれを受け入れた。
「……ちょ、っと……ほんっ、とに…………♥」
指先が湿った熱気に触れる。ゆっくりと内ももに指を這わせ、奥へ奥へと進んでいく。
上には下着をつけてなかった。じゃあ……こっちは。こっちも同じだっていうなら、ランサムの短いスカートは途端に淫らな――セックスしやすくて都合のいい服に変わる。
脳裏によぎるのはバインダーの恰好。局部だけに穴をあけた彼女の姿は、まさしく都合のいい姿だった。事実僕は彼女を抱いてしまったし、ランサムも同じだとするなら、僕は。
「…………ぁ……っ」
にちゅ、と指先がぬるついたやわらかい肉に触れる。熟れきった果実の果肉のように、少し指先で押すだけでぐじゅっと愛液があふれ出る。
瞬間、頭の中にあった疑念は『やっぱり』に変わった。やっぱりみんな、そうなんだ。おんなじなんだ。みんな……。
僕が、したいと思うように。彼女たちも、したいと思ってるんだ。
「ランサム……も」
「…………っ」
ランサムは急に僕の両手を振り払うようにベッドから立ち上がると、数歩前に出て、それから肩越しに振り向いた。
後ろから見える彼女の横顔、その頬と耳は、名前のように赤くなっていた。
「ほら……あなたも早く起きてよ……マスター。今日、まだ……始まったばっかだし……予定……あるんでしょ?」
するすると、短いスカートを片手でまくり上げながら。
昨夜聞いたばかりな気がする、荒く熱のこもった息遣いを聞く。
同時に、少しずつ露わになっていくランサムの小ぶりなお尻を見て、僕はもういてもたってもいられなくて。
「……あたしに、かまってないで……さ…………♥」
ほかほかと濡れそぼったおまんこが、丸見えになった時。
僕はズボンと下着を下ろしながらベッドから立ち上がると同時に、ランサムの腰をわし掴んで、勃起したちんぽを膣口に押し当てた。
「ひきゅ――っっ!!?♥♥」
押し当てる――だけで、簡単に先端がずぷりと入ってしまったのは、僕が行為に慣れすぎたのか、彼女がたっぷりと濡らしていたおかげか。
ばちゅんっっ、とお尻と腰がぶつかり合う。わずかに膝を曲げて突き出された彼女のお尻を、何度も何度も突き上げる。
立ちバックの姿勢は漫画でよく見ていたけれど、これも――。野性的というか、本能的というか、そそられて、こみ上げるものがあった。
そり返るランサムの背中を自然と抱きしめる形になりながら、さらなる快感を求め続けるちんぽの要求に答え続ける。
「~~~~っ……♥♥ ちょっと、あなたっ――んきゅっ!!♥♥ え、遠慮ってものがないわけっ、女の子の、いっちばん大事なとこなのにっ――ぃぃいっ!!♥♥」
「大事ならっ、そんな簡単に……差し出してみせたり、しちゃだめでしょ……っ!!」
甘い嬌声と、激しい水音が室内に響き渡る。その膣内の感触は、やっぱりほかの誰とも違う。
立て続けに別の女の子たちとセックスするなんて、倒錯的で歪んでいるって思うけれど、それを塗り替えてしまうほど、大きな達成感と征服感がある。
まだ……まだ、僕が抱いていないM∀LICEは他にも――。
「っ、く、んぅっ……きゅぅっ……!!♥ ……っ、ねえっ……マスター……っ」
「……? どうしたの、ランサムっ……」
「あたしと、バインダー……どっちが、好きっ……?♥ んんっ……違う、どっちの……」
好き……。どっちが、と聞かれてしまうと、どちらもと答えるしかない。
M∀LICEたちから誰かひとりの特別を選ぶとするなら、やっぱり僕にとってはドーマウスになってしまうから。
それを知ってか知らずか、ランサムは質問の形を変えて、改めて僕に問いかけた。
「――どっちのまんこが、気持ちいいっ…………?」
肩越しに僕の目を見つめながら尋ねるランサムの小さな声からは、むき出しの本音を感じさせた。
バインダーと彼女は二人並んで戦えばぴったりの呼吸を披露するが、その実二人はとっても仲悪し。
こういうところでも『どっちが』という競争心というか、負けてなるものかという気持ちがあるのだろうか。
「バインダーは……とってもえっちだったよっ……夜、寝る前に僕の前で服脱いでさ……インナー姿を見せてくれた……乳首とおまんこが丸出しの、やっばいインナー姿っ……」
「は……っ、マジ……? やば……あたしには絶対無理っ、ド痴女じゃん、そんなのっ――」
「でしょ……っ。でもおまんこはすっごく気持ちよくて……挿れながら寝ようと思ったけど……挿れてたら、我慢できなくなってっ……。だから――おまんこは……バインダーの方が、上かなぁ……」
「…………そ、なんだっ……」
「でも」
ぎゅっ、と彼女の乳首をつねる。強く腰を叩きつけて突き上げながら、おっぱいごと揉みつぶすくらい強く。
話に意識を割いていたことで油断していたランサムに刻み込むおっぱいへの刺激が、ぎゅうううっと彼女のおまんこを締めさせる。
瞬間、僕のちんぽも一気に絶頂に近づく。ドーマウスにしたことと、似たような愛撫。おっぱいとおまんこを両方いじめる、やつ。
「っっひぎゅ――――!!?♥♥ ~~~~ッッ!!!♥♥♥ ちょっっヤバっっやめっこれヤバっ――おっぱいっっ――だめ…………あ゙ッ――!!♥♥」
「~~っ……!! これ、これこれっ……おっぱいいじめると、めちゃくちゃ締めてくるっ……!! ノーブラノーパンで誘っといて、おっぱいもおまんこも責められたら一瞬で屈して、ちんぽ気持ちよくしてくれるとこ……大好きっ……!! おっぱいいじめられてる最中の、ランサムのおまんこ、いっちばん気持ちいい……!!」
「ん゙ぅ…………っ!!!♥♥ う、れしッ、けど、ヤバぃ、これギッヅい、ちくびっっおまんこどっぢもイかされるのギッヅ――!!!♥♥♥ でも、でもッ、イぐ、でもっっ、嬉し――っ♥♥ ぁ゙ッッぐ、ィぐイぐイぐイぐイぐぅぅぅぅぅううっっ!!!♥♥♥」
ひときわ強く腰を叩きつけ、ぎちぎちと締まるおまんこをほじくり返すように犯しながら、絶頂するおまんこに思い切り精液をぶちまけた。
無遠慮に、責任だとか避妊だとか、そんな心配の全部を精液に変えて吐き捨てるような膣内射精。僕はもう、それが当たり前のことのように思えてしまっていて。
「あ゙ぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁあぁっっ――!!♥♥♥ っぐ…………ぅ、くふ、ひきゅ、子宮っ――せーえきに……犯される……っっ♥♥ はぁ、はぁ、はぁ……あ゙っ……♥♥」
起きがけの射精は、ランサムのおまんこの中に。
朝に大きくなっているちんぽに溜まっているものを、もののついでに処理するように、ランサムのおまんこに吐き捨てる。
それがあまりに気持ちよくて、体から力が抜けて――ずるり、とおまんこからちんぽが抜けると同時に、ぼふり、と背後のベッドに体が倒れ込んでしまった。
「あ゙――――っっ♥♥ …………っ、ちょ、っと……ぁだめ、あたしもっ――立てなっ…………♥」
がくがくと膝を笑わせ、ぶぴゅるっと僕が注いだものをおまんこから溢れさせながら、ランサムもその場にへたり込む。
――つい先日まで女性経験なんて全くなかった男が、連日女の子の相手をすると、当然……ものすごく、疲労が溜まるらしい。
起きなきゃ。起きて用事をしなきゃ、っていうか何かしなきゃ……ほんとに……セックスしかしてない、ダメなマスターになってしまう……。
なんて思考が、ゆっ……くりと、まどろみに溶けていった。
*
「……ふー、ふー、ふー…………♥♥ すんすんっ、すんすん…………ぉ゙っ♥♥ ふっ、ふっ、ふっ……♥♥」
なんだかやけにむず痒い感触を股間に覚えて、溶けていた意識が形を取り戻す。
カーテンの向こうから射している明かりが強くなっていて、今がちょうど真昼だとわかった。
「もうだめ……我慢、できないっ……♥♥ いた、だき……まぁ…………ふっ♥♥」
ぱくり。と、何かが僕の股間を包み込む。ぬるついていて熱くやわらかいものが絡みつき、ぞわぞわとした快感が腰に満ちていく。
ずぢゅぅぅ……じゅるる……じゅぶ、じゅっぶ……っ、と不規則に水音が鳴る度に、びくん、と腰が跳ねる。丹念に、大切に、愛でるように蠢くなにかの感触が、たまらなく気持ちいい。
やがてそれが奏でる水音に加え、ちゅくちゅくと小刻みな水音が混じり始めた。ほんのわずかに上体を起こして自分の股間を見てみると、一心不乱に股間をしゃぶりながら自分の股間に手をやる彼女がそこにいた。
「んんんんっ……!♥♥ んっ、まぁ……♥ ご主人様のちんぽうまっっ、もっと、もっと、ぉっ……んっ、ぐっぶ……じゅぶっ♥♥」
――ホワイトラビットの見開いた目はとろけながら股間だけを見据えていて、こちらに気づく様子はない。
だんだんとフェラチオの激しさが増していくにつれ、とっくにカラになったと思っていた精液が股間に充填されていくのを感じる。
一日の間は彼女たちに誘われ……眠ったあとも構わず襲われ、まるで休む暇がない。悔しいことに、それがたまらなく幸せだと感じてしまっている自分がいる。
そうして愛撫を受け止めているうちに、充填されたばかりの精液がぐぐぐと上ってきて……射精が、近づく。そのまま。そのまま、激しく口を動かして、全部受け止めて――欲しい、そう思った瞬間。
「じゅるるるるぅぅぅ…………つぽ……っ♥♥ んっっく、ぷはっ……♥ だめだめ、あんまり激しくしたら起こしちゃう……! これは、あくまでオナニーっ……マスターを起こさないように……慎重にっ、ちんぽだけオカズに借りて、ゆっくり寝ててもらわないとっ……」
ラビットの口が離れ、小刻みな水音だけが聞こえ始める。射精寸前だった勃起ちんぽにすんすんと鼻息がかけられ、まるで絶頂できなくて残念でしたと鼻息にあおられているかのようだ。
本当はとっくに起きているし、今すぐに襲いかかりたくてたまらないが、ウサギは臆病で逃げ足が速い。あくまで寝ているフリを続けながら、彼女がどこまでするのかを試すことにする。
寸前で射精を取り上げられたちんぽはビクンと跳ねて僕のお腹を叩き、じわ、じわっと名残惜しさを先走りに変えて溢れさせた。
「……ぁ……♥ っ、さきばしり、がまんじるっ、かうぱー……ふんふんふんっ、すんすんすんっ♥♥ ……もったい……なぃ……っ♥ れぇ、ろ、れろれろれろれろ……♥ しゅる、ぢるっ、ちゅっ、ちぅぅ……♥♥ ぺろぺろぺろぺろぺろっ……♥♥」
鼻息の次は小さな舌が伸びて鈴口を弄び始める。一度離れていった射精感がすぐにまた高まり出すのを感じて、自然と腰がびくついていく。
最初こそ遠慮がちだった舌使いがどんどん積極的になり、舌先が触れるだけの甘い愛撫が、顔全体を押し付けるような激しいものへと変わっていく。
「だめ、だめだめだめっ、がまん、がまんしなきゃ、起こしちゃだめだからっ、だめ、だめ、だめ……だめ、もう、だめっっ……♥♥ がまん、でき、ないっ…………ぁあむッ!!♥♥ ぐ、っぷ♥♥ じゅぶぶふるるるるぅぅぅっっ!!♥♥」
「んっっく…………!!」
突然、また彼女の口の中へと性器が放り込まれた瞬間に大きく腰が跳ねて声が漏れる。起きていることに気づかれたかと思ったが……。
「んんんぅぅっっま……♥♥ ご主人様のちんぽうまあっっ、ぐぷ、ぐぶっ、ぐっぷ、ぐっぷ、ぐっぷっっ♥♥ ひとりじめぇ……たまんなぃぃっ……!!♥♥ ぐぶ、じゅぶるっ、じゅぷ、じゅぷっ、じゅぷっっ♥♥」
頭を前後に揺らすフェラチオに夢中で、気付いた様子は無い。いくら僕が寝ている……と思っている……からとはいえ、このエロウサギ、遠慮がなさすぎる。
性欲に貪欲な、貪るばかりのフェラチオに屈することに懐かしさすら感じる悔しさが湧いてきたけれど、吹き出したいと望む精液を止めることはできない。
びく、がくっ、と腰が震え、完全に射精の用意を整えてしまう。僕は大きく開けた口で息をしながら、ただただ彼女の口淫を受け入れる。
「のみたいっっのみたいのみたいのみたいご主人様の濃っ厚なミルクティーでパーティしたひぃっっ♥♥ ぐぷぐぷぐぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっっ♥♥ んッむんむんぐんぐんぐんぐんぐっっ、ぐぶっ、ぐっっぷッ♥♥」
腰が持ち上がる。精液がふたたび上ってくる。彼女の頭が激しく前後する度に、快楽というスープが脳みそに直接ばちゃばちゃとかけられているような錯覚を覚える。
駄目だ。もう、出る。出す。ホワイトラビットの口に、全部出す。全身が強張ってぎゅっと縮こまる瞬間、彼女の口がいっそう強く僕のちんぽに吸い付いた。
「じゅぽっ、ぐぽっ、ずぢゅるっっ、ぢゅぢぅぅうぅぅぅぅぅううう……………………っっ♥♥ ……っっ、ぐ、ぃ…………っっぐっ♥♥ ――んむぐッ!!?♥♥」
フェラチオに併せて行っていた自慰行為で、彼女が絶頂に達する瞬間に僕も射精する。
びゅぐ、びゅぶるっ、ぶびゅるるるっ……と、女の子の口の中に、大切な相棒のひとりに精液を注ぐ。彼女の口はそれを嫌がることなく、むしろもっといやらしく舌を使って亀頭ごと絡め取るようにそれを味わい、飲み下していく。
「んぐ、んぐっ、んく、んぐっ……♥♥ …………じゅぶ、るっ♥ んむ、れるれるれるぇうれるえぅれる……っっ♥♥ ……こっ、く……こくっ、こくっ、ごくっ、ごくっ♥♥ ……っぶ、は…………ぁ、はぁ、はぁっ……ぷはぁっ…………♥♥ ぇ、っぷ♥♥ ごちそう……さまぁっ……♥♥」
射精を終えて、ずっしりと重く感じる快感の余韻に浸る僕の上に、ホワイトラビットがゆっくりと跨った。
僕のそこは、まだ硬いままだ。フェラチオが気持ちよくてたまらなくて、だからこそ、彼女に屈したままではいけないと感じていた。
勃起を保つちんぽの根本をラビットが支え、鼻で荒々しく呼吸しながら、眠っている――フリを続けている――僕に一言、彼女は断りを入れる。
「ふっ、ふっ、ふっ♥♥ ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいっっ、我慢……むりです♥ ちんぽお借りしますっっ、こんな極上おちんぽしゃぶっておいて、指だけじゃ満足できませんっっ、大好きで大好きで大好きなご主人様のおちんぽっっ♥♥ ウサギ穴にっっ、ごあん、なぁ、い…………ぃ゛ッッぎゅんッッ!!?!?!?♥♥♥」
ご案内……される瞬間に、自分から腰を打ちつける。にゅぷりと優しくキスをしてくれたラビットのおまんこが拡がり、亀頭の先端が迎えられた瞬間に一気に突き上げた。
ぴょんっっ、とラビットの全身が跳ねる。両手でがっしりと彼女の腰をつかみ、押さえ、ぎっしぎっしとベッドを揺らしてウサギ穴の奥の奥までほじくり返す。
「ぁ゛ッッ、あ゛ッッ!!?!?♥♥ まっっでごしゅじんさまっっずっと起きてっ――ぁ゛ひッ!!? ごっ♥♥ めんなざっっごめんなざぃっっごめんなざいぃっごめんなざいおちんぽ勝手に使おうとしてごめんなざいっ勝手におしゃぶりしてごめんなざいぃいッッ!!!♥♥♥」
駄目。もちろん許さない。
僕は都合よく使われるばかりの情けないご主人様じゃないんだから――君たちを、使う側、なんだから。
むっちゅぅぅうっっ……♥ と甘く強く絡みつくラビットのイきたておまんこを犯し、またも精液が上ってくるのを感じながら、改めて彼女の顔を見上げる。
完全に不意をつかれて、わけがわからなくなってる顔をしてる。歯を食いしばって白目をむきかけてる、女の子がしちゃいけない顔をしているのに、その顔がたまらなくかわいいと思ってしまう。
「だめっっだめだめだめだめだめっっオナニーしてたせいでわたしのおまんこばかになってるっっイったばっかのくそざこおまんこぶっっ壊されぢゃうぅぅううッッ!!!♥♥ っっぐぃぐいぐいぐいぐいぐぶっ壊れるぶっこわれるこわれるこわれるこわされちゃうぅぅ!!!♥♥ ぁ、ぁあっ、ぁあぁっっぐ、ぃ゛ッッぎ…………ふぅぎゅッッ!!!♥♥♥」
がくん、びくんと跳ねながら脱力していき、こちらに倒れ込んでくる彼女の体を受け止めて、ぎゅうっと強く抱きしめながら……ウサギ穴の奥めがけ、びゅううう、びゅるるるっ、ぶびゅぅぅぅ……っ、と精液を注ぎ、満たしていく。
抱きしめた体はしばらく強張っていたが、漏れ出る声が小さくなるにつれて力が抜けていき、最後にはへたりと僕の体に覆いかぶさっていた。
少しだけ苦しいけれど、重たくはない。ホワイトラビットの真っ白くふわふわな髪を撫でていると、股間に溜まっている、快楽が形を変えた疲労も薄まっていく気がした。
「……はへ……はえ…………はへ……♥♥ ……っ、…………ごしゅじんさま…………すき、すきっ…………すき……♥♥ ……ぁう……っ♥」
それは彼女も同じなのか、ラビットは僕への愛を口にしながらゆっくりと呼吸を整え、それを寝息に変え始めた。
……今はまだお昼。これで、まだ昼だ。今日は特別……長い一日になりそうだなぁ……。
傍目に映る、ちかちかと点滅してなにかを訴えているデュエルディスクを見ながら、ひとり、そう思った。
「…………あ、ラビット……出前取っといて……起きたら食べるから……」
「あえ…………♥♥」
このまま寝たら、食事に出かける余裕もなくなりそうだ。
そう思ってお願いはしておいたけれど、やってくれるかどうかはわからない。
まあ、けど、それならそれでこの子とえっちした僕が悪いわけだし――なんていろいろ考えているうちに、僕も彼女と同じく、とろりとした眠りに落ちていった。
*
「体を洗いましょう。我が主」
夕方。丁度お腹が空いたと思っていたころに届いたピザを食べ終えると、きれいに畳まれた僕の着替えを持ったハーツが突然そう言ってきた。
ハーツオブクリプター……僕のデッキの、エースというよりも切り札。ドーマウスに親しみから来る信頼に対して、彼女に対しては彼女自身が持つ実力に対して僕は信頼を寄せている。
そしてハートの女王たる彼女もまた、他のM∀LICEたちと同様、ソリッドビジョンの肉体を持って僕の前に現れた。その表情は固く凛々しいが、けして警戒心を抱かせるような顔ではなかった。
事実彼女は、その顔のまま僕に着替えを押し付けるようにして迫る。なにか思惑というか、したいことがあるのだろうけれど、直接的すぎてその意図が読み取りづらかった。
「湯浴みの用意は済ませてありますので。さ、さ」
「わ、わかった、わかったってば。まあどうせあとは寝るだけだし……」
と、僕は着替えを受け取って浴室へと足を運ぶ。
普段はシャワーでさっさと済ますから、浴槽にお湯を張る機会は少なく、とびきり疲れた日に限ってゆっくりと長風呂を楽しむことにしている。
そして、今日は――当然というべきか、結構疲れている。女の子と触れ合う機会なんて生涯来ることもないだろうなんて覚悟をしていた自分が、その女の子たちと連日あんなことをしてきたのだ。自分の肉体の疲労は当然として、他人の体を気遣うという形で精神的にも疲労が溜まっていた。
ハーツに促されるままに服を脱ぎ、ひとりで浴室へ入ると、いつの間にか浴槽には温かいお湯が溜まっていた。いつぞや買ったバラの香りがする入浴剤が入っているからだろうか、お湯はきれいな薄赤色に染まっていた。
かけ湯をして軽く体を温めると、熱気とともにふわりとバラの香りが浴室に広がっていく。その香りに心を落ち着かせながら、体を洗おうとした時だった。
からり、と音を立てて閉じたはずの浴室の扉が開く。
まるでそれが当然のことであるかのように、膨らんだ胸だけを片腕で隠しながら、裸でそこに立っていたのは。
「お背中。流しますね。我が主」
小さく微笑みを浮かべた、ハーツオブクリプターだった。
*
「大変だったでしょう。彼女らと過ごした時間は」
「……あ、あぁっ……けど、楽しかった……って……言っていいものなのかな、あれ……っ」
小さなバスチェアに腰かける僕の背中を、たっぷりと泡立った柔らかなボディタオルが撫でるように優しく磨く。
人に体を洗ってもらう経験なんてそうないものだから、心地いいと感じる反面、わずかなこそばゆさもあり、それが小さな快楽となって積み重なっていくのを感じていた。
「大いに。そう言ってもらえれば、彼女たちも満たされましょう。みんな、あなたを愛している。そして愛されたがっている。だからこそ」
不意に、ボディタオルではなく、泡をまとった彼女の手がわき腹を抜けてお腹へと滑る。それから背中を抱きしめられ、泡まみれの背中にハーツのおっぱいがむにゅりと押し当てられた。
ボディソープでぬるついた肌と肌が滑りながら密着する感触が、小さく積み重なっていた快楽を大きなものに膨れ上がらせていく。
お腹を撫でていた手は胸を、脇の下を、それから腕を。人懐こい猫のように、頬に頬をこすりつけてハーツは話し続ける。
「皆……ドーマウスが開けた道を通り、あなたのもとへ行くことを選んだの。私も――その内のひとり」
やがて僕の上半身が余さず泡に包まれると、彼女の手はまたお腹の上を滑り、内腿へとたどり着く。
それから……なぜか、両の大腿を念入りに撫でまわされる。特に内腿を撫でる四本の指の動き方はピアノでも弾いているかのように優雅で精密で、それなのにまったく触れてもらえない、かすりもしない中心部分にはドクドクと簡単に血が集っていってしまった。
僕の肩に顎を乗せている彼女から、その様子は簡単に見て取れるだろうに――彼女の態度は依然として変わらず。
「好き……あなたが、好き。大好き。私たちを選び、ともに戦い、同じ時間を過ごしてくれるあなたのことが好き。愛して、います」
ふわふわ、もこもこと柔らかかったはずの泡の感触が、何度も内腿だけをさするうちに泡がはじけて消えてなくなることで、にち、にちといやらしい音を鳴らす触感に変わっていく。
そして耳から流し込まれる、拒むことのできない大きな愛情。自然と腰が引けて背中が曲がり、口を閉じることができなくなる。
勃起しきってしまった先端からは絶えず先走った唾液があふれ出て止まらず、慣れきった手つきで責められながらも焦らされる、味わったことのない快感に悶えさせられてしまう。
「…………主様。お痒いところは、ございませんか?」
ハーツは、声で耳を舐めるようにしてそう問いかける。
言葉にする代わりに、僕はそこをびくびくとみっともなく動かした。内腿を彼女の手が滑り、すれすれまで接近して――そして、離れる。
早く。そこを、いじってほしい。責められたくてたまらない。解放、されたい。けれどハーツは困ったように。
「そこを……石鹸やボディソープを用いて掻くと……刺激が強すぎるわね。愛する我が主に怪我をさせるわけにはいかないから――ふふ。ねえ、主様。選んで」
再び両手が内腿からお腹を滑り、今度は胸の頂点で止まる。
指先が両の乳首をくりくりかりかりと責めながら、また、声で耳を舐められる。際限なく、頭の中がとろけていく。
「このまま、手で……なさいますか? それとも……口で、なさいますか……?」
――この時、提示された選択肢の中からしか答えを選ばなかったことを。
迷わず『おまんこ』と言えなかったことを、僕はけっこう、後悔することになる。
*
浴室に、二人分の息遣いと小さな水音だけがこだまする。
時折漏れる声は彼女のものではなく、僕だけのもので。
静かに、優雅に、一方的に――舌と唇が、唾液にまみれた欲張りな肉棒を丹念に責め立て続けている。
「……れるれるれるれるっ……れぅ……ちゅっ……。ちぅぅ……ぱっ……れぇ…………るっ……」
口でしてほしい……そう僕は懇願した。想像していたのは精液を根こそぎ搾るような、ラビットにしてもらったようなフェラチオだった。
しかし、ハーツのしてくれるそれは全く別で、あるいはこれこそが本当にフェラチオと呼ぶべき行為なのか――僕にはわからないけれど、確かなのは彼女は僕の体を洗っている時からずっと、僕の体に対する理解と確かな技術が合わさった愛撫で僕をずっと責め立てていた。
「れぅ……ちゅっ……。……くぽ、くぽ、くぽっ……ぢゅぢぢぅぅぅぅぅぅぅ…………っ♥ っぱ♥」
何度も、何度も――ドーマウス、チェシャ、バインダー、ランサム、ラビットと、たくさんたくさん経験を重ねたはずなのに。
犯すばかりで、犯されるという経験だけはしてこなかった。こちらを誘ってくるか、一方的に求めてくるかのどちらかで、こうして――責め立てられる、という経験は初めてだった。
愛するデッキのエースたちのおまんこをたくさんイかせてきたはずのちんぽが、ハーツの口に蹂躙され、一方的に快感を刻まれ続けている。
「……くす。随分と……お悔しそうな顔をなさっていますね、主様?」
そんな、顔を……してた、かな。それが自分の所有物だとでも言うように、唾液にまみれた僕のちんぽを細い指で自分の頬に抱き寄せて、ぺろりと舌を這わせながらハーツは続ける。
「そんな顔をなさらずとも――私もおんなじ。これで子宮をこつんこつんと内から責め立てられれば、他の子たちと同様に、絶頂し……喘ぎ、よがり、屈するわ。女として簡単に、ね? だから安心なさって、主様。あなたの、この、おちんぽ様は……依然変わりなく。M∀LICEたちを従えるにふさわしい、おちんぽ様――ですよ? ぁ……え、むっ♥ れる、ぐぷ、っぢゅづるるるるるぅぅぅ…………♥♥」
「ひぅッ……~~~~ッ!!」
労わるように、愛でるように舌先と唇だけを用いて行われていたフェラチオが、突如として口全体を用いた激しいものへと移り変わる。
頬をすぼませ、舌で作ったレールの上にちんぽを乗せ、いやらしい音を立てて喉の奥へと滑りこませ――そして、引きずり出す。それの繰り返し。
頭を動かすだけでなく、上半身すべてで食らいついて味わうようなハーツの荒々しいフェラチオは、ずっとずっと焦らされ続けていたちんぽを簡単に手玉に取ってしまう。
自分たちを従えるにふさわしいと、そう評価を下した直後にあっけなく絶頂へと導かれる、どこか屈辱的ですらある快楽にそれでも僕は抗えず。
「ぐぷっっ♥♥ ごぷっっ、ぐぷ、じゅぷっっ、ずぢゅるっ、ぶぢゅっっ、ぢゅぶぢゅぶぢゅぶぢゅぶぢゅぶっっ♥♥♥ ごきゅ、ごぐっ、ごっくっっ――ぢぅぅぅぅぅぅぅ…………っっ♥♥♥」
「っっだめ待っハーツほんとに止めッぐぁ、あ、あッ――!!!」
びゅぐる、ぶびゅるるるるるぅぅぅ……っっ――と。
はち切れんばかりの解放感と幸福感に満たされながら、精液を根こそぎ引っこ抜かれる。
射精と同時に唇が吸い付き、大きな音を立ててしゃぶりつく。噴き出た精液はすべて彼女の口に受け止められ、ハーツの頬がぷっくりと膨らんでいた。
「んぶ……っ♥ ……ぇあ…………♥ れぁ、れる、れぅ……♥ たっぱっ、たぷ、ちゅぷっ…………♥♥」
こちらの顔を見上げ、ハーツはどこか得意げな様子で、片頬に人差し指をひっかけて口の中を見せた。そこに溜まった白濁汁が、彼女の頬や舌で踊らされて揺れている。
声なんて出してないはずなのに、その行為がまるで『あなたの精液はおまんこじゃなくってお口に搾り取られてしまいましたよ』と言っているように聞こえて、悔しさと苛立ちにも似た興奮ですぐに勃起し始めてしまう。
だけどそれも、結局は――全部。ハートの女王の、思惑通り。
彼女はぱくりと口を閉じると、ぐちゅ、ぐちゅと精液を咀嚼し始め、にっこりと笑いながら立ち上がり――僕の腰を両腿で挟み込むようにしてしゃがみつつ、僕の体を抱き寄せた。
「へ……っ、あ、ま、ハーツっ、何して――あ゙ぉッッぐッッ」
「んむ…………っ♥ ん、ん……っ♥♥」
ゆっくりと腰が近づき、しゃがみこんだと思った瞬間。
負けじと勃起を保っていた射精直後のちんぽが、どろどろに濡れそぼったハーツのおまんこにじゅっぷっっと食らいつくされる。
女の子のおまんこの感触。何度も味わって大好きになって、慣れたと思っていたその感触は、激しすぎる緩急を味わわされた直後のちんぽには耐え難いほどに甘く心地よすぎて。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっと腰を打ち付ける何のテクニックも伴わないただのセックスに、拷問を受けているような声を漏らして喘いでしまう。
「ぃ゙ッッあ゙ッあッあッぁッあ゙ッぉ゙ッ……!! ハーツっ、ハーツ、ハーツッ……!!」
「……ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥♥ ん、っぐ、んぐ、んぐ、んくっ♥♥」
その間、ハーツは僕の耳元で口に閉じ込めた精液を味わい続け、咀嚼する音を聞かせ続ける。
感じたことのない快楽とされたことのない愛撫の繰り返しで、僕はとっくに限界を超えさせられていた。
一番大好きなのは誰とか、一番気持ちいいおまんこは誰とか、彼女たちに順位をつけることはできないけど、でも、だけど、だけどっ……。
「出る、出る、出る出る出るっっ、ハーツ、ハーツッ……あ゙…………っぐ!!!」
「……ご、くんっっ♥♥ ……ぶはぁっ…………♥♥ どぉ……ぞ……ッ♥♥」
一番――やばい……のは。
間違い、なく…………。
「……ん♥♥」
「ん゙――ぐッッ!!!」
びゅぅぅぅぅぅぅっ…………びゅる、ぶびゅびゅぅぅぅっっ……!!
ぎゅううっと、互いに強く抱きしめ合いながら。もう射精と放尿と区別がつかないほど痺れた尿道の中を、精液が通っていくのを感じながら。
僕は、ハーツのおまんこに、ちんぽと精液を捧げ続けた。
*
――あの後。最後に『特製のタルト』を用意しておくとハーツは言った。
その時は言葉の意味がわからなかった。夜はひとりの時間を過ごし、その翌朝にはM∀LICEたちは何もなかったかのように平然とした様子で僕のデュエルディスクの中にいたし、呼びかければ応えてくれたし、ドーマウスと過ごしていたような日常を過ごすことができた。
一点、あの時とまるで違うのは、僕が彼女たちと体の関係を結んだということ。一度に全員とだなんて不誠実極まりないが、誠実でないと思うことを彼女たちが望んでいないとハーツが教えてくれたばかりだった。だからいつも通り堂々としていようと、そう決めたのだけれど。
また夜が近づくにつれ、体の中の火はどんどん大きくなっていた。あれだけセックスしたっていうのに、あと一人、残る彼女を求めて僕の体はばかみたいに性欲がみなぎっていた。
ハーツが言った、『特製のタルト』の意味。
M∀LICEたちみんなでそれを用意して待っていると、彼女は言った。
その日の夜。
両脚を外側へ放り出すようにして、僕のベッドに寝転がっていた彼女の姿こそが答えだった。
「あ゙…………っ、ぅ……♥♥ んっっ、ぐ、ぅ……ッ!!♥♥ ふぎゅ、ふくっ、ん゙ぅっ……!!♥♥ も、やめっ……あやまる、あやまるからぁっ……!!♥♥」
ドーマウスと結ばれ、チェシャを犯し、バインダーにお仕置きをして、ランサムを求めて、ラビットを犯し返して、ハーツに犯されて。
そして翌日の夜の更けに僕を待っていたのは、最後のひとりのマーチヘアだった。
彼女はいったいどうしているのだろうと思いはしたけれど、まさかこんな風に――。
「み、みんなのこと、がっつきすぎとか、女としてださいとか、マスターのこと考えなさすぎとか、生意気なこと言って強がってたのっ、あやまるからっ……!! ね、ねっ、みんな、ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから離れてっ……」
『れぇろ……ぉ……♥ ぁむ、んっぢゅ、ぢぅ、ぢぅるるるる…………♥♥』
『はむっっ♥♥ じゅるるるる……ぐぽ、ぐぽ、ぐぽ、ぐぽっ…………♥♥』
「ひぃ――っっ!!?♥♥ っみみ、だめ、やめてッ、や、だからっておっぱいしゃぶるのもだめ、ま、あッ――女王様っ、そこは、や……っぎゅぅ!!!?♥♥ なんっ、で、あやまるって、言ってるのにっっ、ちょっと、ほんとにッ……んぃ゛ッ!!?!?♥♥」
マーチヘア以外のM∀LICEたちに全身を犯されながら、待っていた……だなんて。
その体から、激しく重なり合う水音が聞こえてくる。両耳と両乳首と、それから股間から。
実際に音が聞こえる部分からは絶えず少量の水が現れていたし、真っ赤な耳とつんと勃起した乳首、それから引っ張られたりこねくりまわされたりしているような動きをしているクリトリスを見るに、本当に刺激を受けているんだろうけれど――刺激を与えている彼女たちの姿は見えなかった。よく意識を集中させると、半透明なシルエットがかすかに見えるくらいだ。
お耳をドーマウスとチェシャが、おっぱいをバインダーとランサムが、そしてあえておまんこを……膣口を責めずにクリトリスだけを責めているのがハーツ。
愛撫を受けているマーチヘアは目隠しをされていて、視界を奪われたことで余計に感覚が倍増している様子だった。
「ぃ、っぐ、いぐ、イぐィぐイぐイっぐぅぅううぅッッ!!!♥♥ っっふぅぅううぅぅう……~~~~っっ!!♥ ……も……やめ、でッ――、たすけっ…………マスタぁっ……!!♥♥」
彼女だけが少し乗り気ではなかったと、ハーツは言っていた。見た感じ、見栄を張っているような……無理をしているような様子だったと。
だからといって、こんな責め方をするのは……タルト扱いでみんなに貪られながら絶頂させられ続けているのは、なんだか可哀そうにも思えるけれど。
でも。
「マスターっ……マスター……?? まだ……まだかえってこないの……?? はやくっ、はやく……かえって、きてっ…………」
ひくひく、ひくひく……。僕の帰りを待ちわびて、愛液を垂らし続けているおまんこを見ていると。
まさに僕が求めていたものがそこにあって、自然とズボンとパンツをするすると脱いでいる自分がいた。
ぎし、ぎしとベッドの上に膝をついて上り、形のない彼女たちに責められ続けているマーチヘアの上に自分の体を重ねる。
「へっ、あ、え……だ、誰っ、マスター……?? そこに、いるのっ……??」
不安の色に染まったマーチヘアの声が、僕の中の嗜虐心をくすぐった。
その問いかけに答えもせずに、むき出しのマーチヘアの口にしゃぶりつく。その瞬間、彼女たちが口とおまんこだけに触れずにいた理由を察する。
……残しておいてくれたわけだ。一番、おいしいところを。
「むぐっ、む……んっ、んっ!? ん、んんんっ……!!?♥♥ んふっ、んむっ、はぶ、じゅる――っ、ぇあ、ほんろに、ほんろにマスターなのっ!?♥ ね、おひぇれ――っぁ、んっ……!!♥♥」
唇で彼女の舌を掴み、ひっぱり出すようにして愛撫を続ける。マーチヘアは目の前で自分にキスをしている相手が誰なのかがわからないまま、確信を持てないまま、無防備に口をなぶられ続けている。
形のない彼女たちは、たえずマーチヘアの体を責め立てるばかりで、誰一人としてマーチヘアの疑問には答えない。彼女は今このベッドの上で大勢に囲まれながら、奇妙な孤独感を味わっているのかもしれない。
かわいそうだ。その事実がすごく、興奮する。
「ひゃぇ――っ」
腰を浮かせて狙いを定め、もうひとつのメインディッシュに口をつける。
亀頭の先の鈴口が、彼女の口に少しずつ受け入れられる。ずっとずっと放置されっぱなしだった、マーチヘアの健康的な両脚の間にある口に。
みち、みち――ぐぷ、ぢゅぷっ――と、泡立つ愛液がそこから押し出されて、淫らな音を立てる。
「やっっ――!!? だっ、め、だめだって、そこだけはほんとにだめだってばっ!! ね、ねえっ、マスターだよね、マスターなんだよねっ……!!? や、めっ――あ、おねがっ、誰か答えてっ、ねえ、あ、あ゙――ッ」
ずんっ――と強く彼女の体を突いた時。
すべてが彼女の口に包まれ、彼女のすべてを味わった時、かちかちとマーチヘアは歯を鳴らして目隠しの下から涙を流し始めた。
女体を味わう快感を、彼女の涙の方が僕の心を刺激した。マーチヘアが今何を思っているのか、何をされていると感じているか、心を読むことはできないけれど。
「…………ぁ」
「マーチ。……ただいま」
そうするべきだと思って、そっと、その目隠しをずらした時。
たっぷりと涙を浮かべた瞳が、強張った顔が、安堵にふにゃりととろけるのを見た。
「…………ぉかえ……ぃ…………♥」
拒むように締め付けていたおまんこの感触が、ゆっくりと緩んで受け入れるようにねぶる感触に変わっていく。
そして、それから彼女と僕が明確な言葉を口にすることはなく。こちらをねぶるおまんこに応えるように、引いては突いて、突いては引いてを繰り返し。
「んぐっっぶっむ゙ぐっっ!!♥♥ はぶっっ、ぁむ、あ゙っっ、む、っぢぅぅぅ……ぢゅるるるぅぅ……♥♥ れるっ、ぴちゅ、くちゅ……れ、ぅ……♥♥」
どちらともなく唇を重ね合って、貪り合って、淫らな水音がどすんどすんという重たい音に変わっていき。
僕を求める彼女の両腕に体を委ね、蛇口を捻るように呆気なく……何度も、何度も、びゅぐるるるぅっ……と精液を注ぎ込む。
それの繰り返し。ずっとずっと、その繰り返し。少しずつ夜が更けていく中、僕はこの最後のひとりを、特製のタルトを味わいつくした。
*
「……くぁ…………」
とても長い夢を見ていたような気分だった。
朝、目が覚めると僕の周りには誰もいない。だけど頭の中には、確かにあの経験が残っている。
女の子と仲良くなった経験すらなかったはずなのに、数日を挟んだだけで、もう何人もの女の子と関係を持ってしまった。そんな、夢のような経験。
「…………夢……」
であればいい……と思う自分と、であってほしくないと思う自分が同居している。
必然、生じる責任感や罪悪感といったものが膨れ上がり、到底背負いきれないような重さを感じ始めていた。
それでも一人は心細いから、いつもやっていたように、机の上のデュエルディスクを手に取ってデッキトップをめくる。いつも通りなら、召喚される子は同じ……。
「……くすっ♥」
……はず、なのに。現れたニタニタ顔は、カーペットに寝そべってこちらを見上げていた。
「おはようございます、マスター♥ 昨夜はずいぶんと……お楽しみでしたね? みんなと一緒に食べたマーチヘアのタルト、美味しかったです? ……ん、にゃうんっ……♥」
同じようにカーペットに膝をついてしゃがみ、彼女の頭や頬を撫でる。
ああ、実体がある。質量を持ったソリッドビジョンに、確かな魂が宿っている。
彼女は……確かに、ここにいる。
……ふつふつ、と。
冷めきっていた熱が、また取り戻されていくのを感じていた。
「それで、今日はどうなさいますか? 誰を呼んでも、誰を選んでも……みぃんな……あなたの何もかもを、受け入れてくれますよ? ……くすっ♥」
その熱を感じ取ったのか、あるいはただの意味のない挑発なのか。
むにぃ……と自分のおっぱいを片手で持ち上げてアピールして見せるチェシャに、同じような微笑みを浮かべて僕は答えた。
「……なら、今日は――――」