登場人物
・雁淵ひかり:本編のヒロインです。
・琴村零治:アサルトウィッチーズ出典のキャラです。
ペテルブルグの基地で零治は資料に目を通していた。
「……」
書き連ねてある報告書や指示書に順番に目を通していると
「琴村さん。まだ起きていたんですか?」
「ん?ああ、この資料に目を通したら寝るところです」
声をかけたのはサーシャであった。
「そうだったんですね。あ、ウチの基地のサウナはみんなから評判がいいのでよかったら利用してみてくださいね」
「へーサウナですか」
扶桑人というのもあって自分は風呂と言えば湯船に浸かるのが一般的であると思ったが最近はもっぱらシャワーばかりであった。
サウナというのは利用したことはあまりない。
「ありがとうございます。利用してみます」
「はい。では、おやすみなさい」
サーシャはそう言い残して食堂を後にする。
彼女を見送り、再び資料へと視線を落とす。
30分程時間が経ち、資料をテーブルに置いた。
「これで終わりっと……疲れたな。寝る前にサウナに行ってみるか」
軽く伸びをした零治はサウナへと向かうのだった。
雁淵ひかりはサウナ内にいた。
「ふー、気持ちいい」
体に感じる熱とじんわりと体を伝う汗に思わず頬を緩ませる。
「ちょっと眠れないからサウナ来たけど……これならすぐに」
そんな風に彼女が考えていると、サウナの扉が開く。
「あれ?二パさんかな?」
「え?」
「へ?」
室内に入った零治と室内にいたひかりの目が合う。
お互いに数秒間の静止する。
「き、きゃー!」
すぐに彼女の悲鳴が響く。
「ご、ごめん!」
すぐに零治も謝罪し、顔を腕で覆う。
「な、なんで琴村さんが……」
「いや、別に。サウナ利用しようと思っただけで、まさかこの時間に利用しているとは……また今度に――」
「待ってください」
彼女の声で足を止める。
「流石に外は寒いので、温まってからのほうが。この時期は特に」
「……は、はぁ」
零治も室内に入り、ひかりと一人分の間を開け腰を下ろした。
「「……」」
お互いに無言のまま、静寂だけが流れる。
だが、サウナの熱は体の発汗作用を促進し、水滴が頬を伝う。
「あの、琴村さん」
「ん?」
反射的に顔を上げ、振り向いてしまう。
いつの間にか隣にやってきていた彼女と彼女と目が合う。
「……んん」
「っ……!」
だが、彼女はそのまま覗き込むように顔を近づける。
鼓動が早くなるのを感じていた。
「雁淵、さん?」
「あ、ごめんなさい。その見とれちゃって」
「へ?」
そんな声が漏れた。
「今のどういう?」
「こ、琴村さん!その、実は私――」
そこで、彼女は言葉を切った。
その視線はこちらの下半身に向けられていた。
「琴村さん、これ」
「あ!」
自分の下半身はタオル越しに山を形成していたのだ。
ようやく自身の勃起していたことに気づく。
「ごめんなさい!」
「ま、待ってください」
背を向け、サウナを出ようとする自分の腕を彼女が握る。
「……わ、私でそんなに大きくしたってことですよね?」
「……」
「琴村さんってエッチな人なんですね。私は気にしてないですから」
ひかりの優しい声に、再び鼓動が早くなる。
「雁淵さん、ごめん!」
そう口にして、彼女を抱きしめるとその唇を奪う。
「ん!」
予想外の行動にひかりの声が静寂の中に漏れる。
それでも零治は力を緩めることなく、唇を重ね続ける。
最初こそ、抵抗するように手に力を込めていたが、数秒ほどでその力だが緩む。
「……あ」
ようやく口を離すと、糸を引くように唾液が伝う。
「雁淵さん。俺」
「ひかりでいいですよ……んん」
再び唇を重ね、今度は舌を絡ませるように大人のキスを交わす。
「舌入れてくるなんて、零治さんのエッチ……」
「俺の名前……」
「……あ、駄目でした?」
彼女の上目遣いの顔に鼓動が早くなる。
「構わないよ。でも流石にこのままここでするとまずいかもな」
「ですね。戻りましょうか」
軽くのぼせ始めていたひかりもこちらの意見に同意し、2人が脱衣所へと戻る。
「ひかりさん」
「つ、続き、しましょうか」
ひかりは壁に手をつくと、腰を突き出すような格好を見せた。
「じゃあ」
零治も自身のペニスを彼女のお尻に当てる。
「私、これから零治さんと……」
「……!」
彼女の性器にペニスを押し込む。
「ふぁ、うう……!」
そんな声を上げ、ひかりは痛みを感じているのか目を強く瞑る。
「ひかりさん大丈夫?」
「はい。ちょっと痛いですが大丈夫です」
その言葉を聞いて、再び動き始めた。
肉をかき分ける感覚に快楽を感じずにはいられなかった。
それでも腰を動かす速度を上げていく。
「あ!う!」
ひかりは堪らず声を漏らしいた。
室内に響く喘ぎ声に、焦る。
これだけ声を上げていては流石に行為をしていることが他の者にバレる危険性があったのだ。
「ひかりさん。声抑えて」
「……でも。ふあ!」
必死に声を我慢するが、やはり行為を続けると声を出していた。
「ごめん!」
「んむ……っ!」
零治は右手で彼女の口を塞ぐ。
驚いていたものの、感じていた快楽にすぐに彼女の表情が溶ける。
腰の動きを続けると青い衝動を感じ、その速度を上げた。
「ひかりさん。出そうだからそろそろ抜くね……」
中に射精するのはさすがに危ないと感じていた零治は声をかけるとひかりは口を塞いでいたこちらの手をようやく避けた。
「このまま出して、いいです。いえ出してください、私もいっちゃうので」
「……わかった」
彼女の言葉に頷く。
腰を動かし、青い衝動に身を任せる。
「「っ!」」
再び彼女と唇を重ね、射精を行う。
「ふう……」
射精を終えた零治はゆっくりとペニスを抜く。
「はぁはぁ。零治さんに出されちゃいました。それにさっきのエッチ、すごく乱暴でしたよ。でも、口塞がれてされるの……好きかも」
ひかりも肩で息をしながら笑みを浮かべていた。
「責任、取ってくださいね」
「え?あ、うん」
お互いに顔を赤くする。
するとひかりが興味深そうにこちらを見つめていた。
「どうかしたのか?」
「零治さんってよく見ると整備兵なのに結構体鍛えるんだなって」
「軍人なら普通じゃないか?」
「そうですかね……」
彼女の手が自分の胸や腹筋に触れる。
「ひかりさん?」
「あ、すみません……って零治さんまた大きくなってますよ」
「ひかりさんが……かわいいから」
「も、もう!……零治さん、そのままもう一回しちゃいますか?」
「それじゃあ、一つお願いしてもいいかな?」
「お願いですか?」
ひかりは首を傾げる。
ほどなくしてひかりは横になる零治のペニスを握る。
「本当にするんですか?」
「うん」
「変わってますね。授乳手コキなんて」
その口にして彼女は手を上下に動かす。
同時にひかりの膨らみのある胸を咥える。
「ああ、そんな強く吸っちゃだめですよ零治さん。もっとやさしく」
彼女のあまい声と共に伝えられる指示に従うように力を調整する。
「うう。それくらいの強さだと、私も気持ちいいです……」
十数分程でひかりも授乳に感じ始めていた声を漏らす。
同時に自分も再び青い衝動を感じていた。
「あ、射精る!」
快楽と当時に彼女の手の中で射精を行う。
放出された白濁液はその手を白く染める。
「2回目なのに、結構出ましたね」
「はぁはぁ」
肩で息をするこちらを見ていたひかりが顔を近づける。
「ん!」
そのまま唇を重ね、キスを行う。
予想外だった零治も瞼を閉じてキスに応じていた。
数秒後、2人の唇がようやく離れる。
「気持ちよかったですか?」
「……」
無言で頷いていた。
「へくち!」
ひかりがくしゃみをする。
同時に体を震わせる。
体は拭いたとはいえ、サウナから出てずっと行為を行っていた。
流石に湯冷めしてきたようだ。
「着替えて、部屋に戻りましょうか」
「ですね」
着替えを終えて彼女を部屋に送る。
「零治さん」
「どうかしました?」
「私、零治さんのこと好きです」
「え?」
彼女は笑みを浮かべそう口にする。
「今度、返事聞かせてくださいね。おやすみなさい」
その笑顔は彼女の名前のように光り輝いて見えたのだった。
どうもUNIMITESです。
読んでいただきありがとうございます。
今回は雁淵ひかりの話を書いてみました。