触手SFVRゲーム世界に転生したのにレベルが高すぎる 作:NO SKILL NO LIFE
産卵システムにより、プレイヤーは最大二十人の子供を作ることができる。込めるレベルは一千万を上限としているけれど、それ以降増えないわけではなかったり。
ただ、先述の通りイかないとレベルアップできないので、一千万レベル相当の
そんな子供たち……システム上は『仔』と呼ばれるNPCたちには、「依頼代行」や「素材収集」といったお使いを頼むことができる。
レベルが下位過ぎて行く意味を見出せない依頼に向かわせたり、何千個という数を要求される素材集めに向かわせたり。まぁまぁぞんざいな扱いだ。
けれど、一応『仔』は──ランダムキャラクリでない限り──俺自身がキャラメイクした多種多様な女の子であり、それぞれの仔に性癖が詰まっている。
触手以外ではイけない、なれど。
まぁ、ビンビンにはなるという話である。
それはリフロシアという宙域を航行している最中のこと。
ちゃんと日常になってきた──VRゲーム自体日常だったとはいえ──コックピットでの朝コーヒー。宇宙空間では昼夜の概念はないので、船内時計を見ての朝判断。
優雅なひととき。そう言って過言ではない時間を過ごしていたら、フロントガラスにべちゃっと何かがへばりついた。
何かはうねうねと動いて這って、ハッチの方へ移動して……あろうことかハッチを開けて内部に侵入してきたのである。
マップ表示が敵対じゃなかったからよかったものの、マップが無かったら普通に最大限警戒からの最大火力をぶち込んでいたまである。
して、入ってきたのは。
「ママー!!」
「わぷ」
「ママママママママママママママママママママー!!!」
青肌、銀髪、三白眼、メカクレ、複乳の要素で構成された、十七歳くらいの少女。
七番目に産んだ仔、リイカ・ブルーである。……名前の由来がアオリイカとか、本人には決して言わないことだ。
宇宙船へ入ってくるなり俺の身体のあらゆるところをちゅぱちゅぱ吸い始めた少女の頭を撫でて、インベントリに入ってきた超大量の素材に多少心を痛める。
そういえばこの仔には
……いや、うん。あの、まぁ流石の俺も……NPC相手とはいえ、気の遠くなる作業を任せるのは控えようって思うかな……。三千万はキツいって。
「すぅぅぅはぁぁぁぁすぅぅぅはぁぁぁじゅるじゅるじゅるじゅる」
「ちょい、いつまで吸ってんの」
「ママ汁が出るまで!」
「出ないって」
というかそれは何。
まぁあれだ。なんにせよ。
「おかえり、リイカ」
「ただいま!」
家族がいるっていうのは、まぁ、それなりに良いことなんじゃないかな。
リイカの種族は触手と人間のハーフである。というか『仔』は全員そうだ。設定上は、俺が触手に犯されて種付けされて産み落とした仔、ということになっているから。
プレイヤーは実は結構特殊な生い立ちで、生来持っているスキルとして、胎内の奥の奥へ入り込んだ
少なくともと言っていいのかはわからないけど、彼女の話す「近況報告」に「延々と素材を狩っていただけ」みたいなニュアンスは見受けられず、毎日の日課の一つとしてそれがあった程度で、他は普通の暮らしを行っていたらしい。
規定数になったから喜び勇んでリフロシアまで泳いできたらしいけど、本来は
……金はあるんだし、宇宙船買い与えてあげようかな。
でね? でね? とまくし立てるように話をマシンガンする少女に多少の辟易を覚えつつ、改めてその肢体を見る。
乳首、膣、尻、脇、臍の露出した、クラゲみたいな材質の服。なお露出箇所について、リイカが特別露出狂……というわけではなく、この世界の人間はだいたいこういう恰好をしている。理由は単純、そこを覆っておくと
だから前行ったアルペナ星系の人々も大体こういう恰好をしていたし、Lv.0のキュリアでさえそういう恰好をしていた。Lv.0、つまり一度もイったことのない非戦闘員でさえ、という意味だ。
彼女が俺の恰好を暑苦しそうと言ったのは、俺がそういう局部露出系の服を着ていないから。いやだって、流石に羞恥が勝りますよ。
「でね? 子供達と私のお嫁さんと、あと通りすがりの
「ん……その
「ううん、退けることができただけ。私もまだまだだなーって痛感したよー」
「──その話、詳しく」
全部聞き流そうとしていたら聞き捨てならない話が出てきた。
リイカのレベルは一千万と少し。それが、他に協力者を募らねばならないほどに苦戦する触手。
──俺の求めている触手の可能性大!
「ああ、そっか、ママにこういうの話ちゃダメなんだった。……えへへ、忘れて?」
「詳しく聞かせてよ、リイカ」
「ダメー。強い
「リイカ」
NPCから見た俺がよくわからん人物評になっているのはもうどうでもいいとして、情報を聞き出さねば。この広大な宇宙を何の手がかりもなしに探すのは無理が過ぎる。
どうしても話さないというのなら、こっちもヤることヤるぞ。
「お口チャ~ック!」
「そうか。なら、吐くまで入ってこい」
「へ……きゃぁ!?」
どこからか伸びてきたるは蛇腹アーム三十本。
それは彼女のレベルを以てしても捉えきれない速度でその四肢を掴み上げ、宇宙船内の一画にあった椅子へと強制的に座らせる。機械姦ステーション。そう呼ばれる設備の一つ。
膣、尿道、肛門、口にそれぞれノズルが入り込み、乳首には吸引機が。リイカは複乳なので、その数分のカップが取り付けられる。
「んむぅぅぅ!」
リイカはふたなりでない普通の少女。そして先程彼女が述べていたように、嫁……つまりふたなりの配偶者がいて、子供も四人いる。
つまり、普通のピストンでは彼女をへばらせることはできない。ふたなりは大体性欲強いから四六時中ヤっているって設定あるし。
──そこで、ここが宇宙船であることと、リイカが俺の仔であることを理由に……とんでもないことを決行する。
「ん、んむぉ!?」
「この宇宙船内でだけ、だけど……うん、見事に生えたな」
クリがぎゅるりと変化を起こし、彼女の腕と同じくらいの太さの剛直が生えそびえる。
特別なアイテムを使った、とかではない。単純にキャラクリエイト画面で彼女のオプションを弄っただけ。
産んだ後の仔の設定を変えるのは本来できない……今も保存ボタンは押せないんだけど、船内は未保存領域だ。こうやって一時的な変化を起こすことはできる。
「じゃあ、牛さん。俺は六時間後にまた来るから、乳首四つとペニスからの搾乳、頑張って」
「んむぁむぁ!? うひょえほ!?」
「その時また情報を聞きにくる。話さなかったら追加六時間だ」
「~~~っ!!」
ガションガションと動き始めた機械を背後にそこを後にする。空気圧な音を立てて閉まるガラス戸。
余談だけど、彼女から取れる母乳、精液はちゃんと素材になる。それが必要になる場面もそこそこあるので、搾乳搾精用の『仔』を作るプレイヤーも珍しくないとかなんとか。
やがて走り始めるとんでもない嬌声を聞きながら思う。
俺の船にそういう用途の仔がいたら、目覚めの時からうるさかっただろうなぁ、って。
都合、最低である。
会話も可能な家族になんてひどいこと。そう思った皆さん。
いいえ、宇宙触手機械姦VRではこれがパーフェクトコミュニケーションなんです。
というのも、宇宙触手機械姦VRはエロゲであってギャルゲじゃない。会話や選択肢での好感度の上下が存在しないのである。
なので、ああいう「会話による説得」とかあんまり意味ない。機械姦か触手で「わからせ」るしかない。
レベリングで脱出可能な触手へあのNPC……なんだっけ、ハ……。……ハリア? が謀殺として放り込まれていたのも同じ理由。先に心が壊れてしまえばどうにでもなる。なお、
さて、リイカの持ってきた素材で飼育触手の強化や宇宙船そのものの改修を行うこと六時間。
そろそろ出来上がった頃かな、と機械姦ステーションへ向かえば……隔離ガラスが曇ってまぁ。
リイカは水・氷属性の触手娘だ。だからこの結露は本当にただの結露。責められて体温が上がったことで起きる水蒸気。
開閉スイッチを押せば、まず初めに換気が行われて、そこからガラス戸が開く。
──濃厚なメスの匂い。VRの頃は嗅覚システムに制限があった──触手などが酷い臭いだと萎える場合があるため──けど、今は現実。そこにはこれでもかという〝女〟の体液が海を作っている。
「ぁ~……ぁ、ぁ゛、ああ……」
ふたなりペニスを扱く長大な搾精管。先端には回転式のブラシがついていて、彼女がこの状態にあって尚亀頭責めを継続している。
膣とアナルをずこずこ突くピストンからは常時媚薬がにじみ出て、粘膜吸収はばっちり。
少女らしい大きさの乳房にはまった搾乳機には絶えず白い液体が流れ込んでいる。ちなみにこのゲームにおける射乳はとてつもない快感が伴う。
口から喉の中腹あたりにまで入ったノズル。嚥下反射を起こそうとする人体を、けれど既のことで麻痺させる薬品を注入するもの。加えて水や栄養も送り込んでいるとか。
他、脇腹や腋、へそ、背筋など、様々な所に羽のようなブラシが寄り添っているので、くすぐり効果も最大限といったところだろうか。
ほとんど目を剥いているリイカ。ドエロイ彼女の顔を軽くはたきつつ、機械を一時停止させる。口のノズルを抜いて、と。
……うん。
……反応なし。
「じゃあ追加で六時間──」
「はっ!? は、話す、話すから、もうやめてママ!!」
「狸寝入りは評価点マイナスなのでやっぱり六時間……」
「おちんちん手放せなくなっちゃうからやめてママ~~!!」
別にいいじゃん、とか思ったけど。
今のところ後天的にふたなりになるor女になる方法は存在していない。家庭持ちであるリイカがペニス狂いになって、そのペニスをつけられるのが俺の宇宙船だけとなった場合……家庭崩壊まで見える。
それはまぁ、マズいか。
機械を完全停止させる。
きゅぽ、かぽ、ずるりと外れていく機械たち。そのたびにリイカはびくびくと身体を震わせていたけど、ひときわ反応が大きかったのが──搾精機を引き抜いた時。
どうやらこの搾精管、尿道にもがっつり刺さる仕組みになっているようで、そうとは知らずにずるりと勢いよく抜いてしまったからもう大変。尿道パールが彼女の尿道をざらりと撫でて、その時に大量射精をして……まぁ、うん。ふたなり娘のぶっかけなら、全然許容するけどね、俺。
で、開きっぱだったキャラクリ画面を閉じれば、伴って極太ペニスも消える。
「あ……」
「寂しそうな顔すんなって」
「……でも、一回くらい挿入れてみたかった……とか」
「色狂いめ」
この世界の人間はエロに忌避がないから言うほど色狂いでもないんだけど。
「ママ……のおちんちん、ビンビンだね」
「ん? ああ……まぁ、リイカはちゃんとエロいからな」
「使う? ここ」
「使わない。それより早く情報を吐いて」
「ちぇ。はーい」
一応人妻の自覚持ってくれない?
俺NTR趣味無いんだよね。
「でも……撤退していったのはダークマターの集域で、安定座標ないから、私が案内するよー」
「最寄りの宙域は?」
「私の今住んでる星系~」
成程。
……依頼ではない形での
多分このまま直で乗り込んでも見つけられずに終わるんだろう。だから、リイカの居住惑星に立ち寄ることで突発依頼が発生する……とか、そういうことと見た。
「ママ、怖い顔になってる。……やっぱり教えない方が良かったかな」
「いいや、良い情報だ。俺はいつでも高レベルの
「……うん」
NPCの中で俺がどんな評を集めているのか知らないけど、なんでそんなに影を帯びるんだか。
俺は激しくイき狂いたいだけなのに。
「
「はーい。……えへへ、生まれたばっかの時以来かな、ママとこうやって旅するの」
おい。そういう……なんか悲しいこと言うな。
家族サービスしなきゃってなっちゃうだろ。
「あー……そういえば泳いできたとか言ってたか。まぁ、なんだ。家族旅行をすることもあるだろうし、Aクラスくらいの宇宙船なら買ってやるが」
「そーゆーことじゃないよ。ママは相変わらず娘への愛情の表現が下手だね~」
相変わらずて。
……俺にとってこの世界が現実になったのはつい最近のことだけど、やっぱり昔から現実だった認識、なのかな。
だとすると俺の、っていうかプレイヤーの振る舞いは……。
「それに! 愛情表現っていうなら、ママの極太おちんちんで私のおまんこ突いてくれた方が!」
「やんないって」
訂正。やっぱりリイカは色狂いかもしれん。
普通に会話しよーよ普通にさ。
結構な距離だな、とか思いつつ、これを泳いできたリイカに戦々恐々となりつつ……その宙域へ辿り着く。
リフロシアとは違う、マジモンの花が浮かぶ宙域、フロウワー星系。
この花々の名はスペースダンディライオン。そう、真空空間でも耐えられる進化を遂げた超巨大タンポポであり、この宙域に年一で吹き荒れる恒星風によって種子を飛ばして増える、という生態を有している。
なお、その恒星風は凄まじい破壊力を有するため、この銀河系の住民は年一で起こるそれに耐えられるような惑星づくりをするのだとか。
「ひゃあ、
「さっきの、下手な愛情表現とは言われたけど、宇宙船はあったほうが何かと便利だろ。今回のことが終わったら買ってやるから、カタログから選んでおきな」
「あー……うん! じゃあ、貰っておくね」
いくら触手娘で長期間航行に耐えられる構造をしているとはいえ、一人で泳ぎ続けるのは色々こう……あるだろ。孤独とか色々。
そんなことをさせるくらいなら、家族みんなで旅行感覚で来てくれた方が良い。素材収集の量も減らすからさ。
ゆるりと進んでいく宇宙船。フロウワー星系はスペースダンディライオンの根がそこいらじゅうに張っているため、あまり速度を出す航行はできない。
そうして他愛のない、ともすればぎこちない会話を続けて……ようやく。
仄かな桃色に輝く星が前方に見えてきた。
「あそこか」
「そう。私の住んでる星、ピーチライト!」
そりゃ色狂いにもなるか、という感想が漏れた。
このゲームにおいて、赤やピンク、オレンジといった暖色系の発光をする惑星には、漏れなく〝媚薬の雨〟や〝媚薬の湖〟という頭の悪い自然物が発生する。
住まう場所によっては生活水すら媚薬である場合があり、そういう場所の連中は常時発情しているとか。
触手機械姦だけじゃなく、NPCとのおせっせでもイけるってプレイヤーはこういう惑星に居を構えることも少なくなかったとかなんとか。宇宙船の方が何かと便利なんだけどな。
仔の詳細画面で見ることができるのは所属星系だけ。だからどんな場所に住んでいるのか、なんて気にしたこともなかったけど……ううむ。
これ、リイカの家族も色狂いなのでは。
して、その懸念は見事的中する。
港に入った時点でそこかしこから聞こえる喘ぎ声に大体察してはいたけれど、案内された家まで行って、庭先で植物に水遣りをしていた少女が真っ先に発した声で全て理解した。
「あー! ママが新しいジャンルのセフレ連れてきたー!!」
色々と頭の痛くなる発言。
ものっそい速さで距離を詰めたリイカに額をぺちんと叩かれていたけど、きゃーきゃーきゃーきゃー言って止まる気配がない。
さらには。
「リイカ!! おかえり!! それはそれとして……!! お前、私というものがありながら、また浮気か!!」
家の中から出てくるは、俺より身長の高いふたなり娘。
自身の胸の辺りにまでそびえる剛直は、気のせいでなければ我慢汁が零れ始めている。
常時発情の星。了解。
えーと。
「それで、ヤったのか! いや……すんすん、すんすん……知らない精液の匂い……やはりヤったんだな!!」
「ヤってって言ったけど、ヤってくれなかった。この匂いは私の精液の匂いだよー」
「私の……精液?」
ぞぶ、と。
なんでもないことであるかのように……背の高いふたなり娘はリイカの前にかがみ込み、その膣へ指を入れる。
「愛液しか出ないだろう、ここからは!」
「えっへへ~。なんと、超技術で生やしてもらったのだ~!」
「な……」
「えー! ズルいママ! 私もおちんちんで射精してみたい!!」
「姉妹セックスしたい~!」
「まさか……そこの女性は、性転換学者の先生だったりするのか!?」
「性転換したい~!!」
ううん。
わからん。テンション感についていけない。
……踵を返す。
「わー待ってママ待ってママ! せめておもてなしくらいさせて!」
「マ……マ?」
「え、ママ? の、ママ?」
「そういうジャンルもアリなの!?」
好意はありがたいけど、多分俺ここにいると精神的疲労でダウンするからいいよ。
落ち着いたら情報だけ渡してくれたら。
「また後でな、リイカ。今日は家族団欒でもしているといさ。俺は宇宙船にいるから、諸々はそこで」
「俺っ娘だぁあああ!?」
だから、そう珍しくもないだろって。
と。
帰ろうとした……んだけど、身体が浮いている。
「まぁ待て、リイカの母御。リイカにはお世話になっているし、結婚後挨拶もできていなかった。この子たちには静かにするよう言うから、今日くらいは泊まっていくといい」
いつの間にか持ち上げられている。……種族的にそういう怪力系の何かが混ざってそうだな。
んー、これくらいの拘束なら抜けられるけど、まぁそこまでして逃げたいかっつーと。
「わかったわかった。ご厚意に甘えてやるから降ろしてくれ」
割合簡単に折れるのが俺という生き物である。
いや。
いや。
「美味しかった。……うん。初めて食べる料理だけど、これは……好きだな」
「でしょ? 私のお嫁さんの料理はとーっても美味しいんだから。えへへ、胃袋と子宮を掴まれたから結婚したみたいなものだし!」
「おいおいリイカ、私のそれ以外は好きじゃないというのか?」
「んー、NTRせ趣味なとこも好き!」
会話を全部聞き流し、味というものを堪能する。
VRゲームでしかなかった頃、俺は自分の身に点滴を繋いでゲームをする、という手法で二十四時間フルダイブを敢行していた。ゲーム内でも食事は摂れたらしいけどそれらに一切の興味を示さず享楽に耽り、今がある。
だからこういう……手料理を食べたのが、本当に七年ぶり。いや、手料理に限定するなら十年以上ぶりかもしれない。
美味い。マジで。
……触手でしかイけないことに嘆いていたけど、世界が現実となった今、こういう違う幸せを見つけていくのもいいかもしれないなぁ。
「ああそうだ、ええと……金、払うよ。食材だってタダじゃないだろ」
「む?」
「えー?」
きょとんとした顔のリイカ
「ここでの通貨もデルズで合っている、よな?」
「それは正しいが、……ふむ。リイカ、お前の母御は」
「ちょっとだけね。とってもいいお母さんなんだけど、生まれた時から
「なるほど」
なんだなんだ。あまり客人の前でこそこそ話をするもんじゃないぞ。
「ママのママ、天然ちゃん!」
「ママのママ、天然俺っ娘!」
「属性モリモリ……流石ママのママ」
「見た目はくーるびゅーてーなお姉さんなのに、ギャップでクるぅ~!」
リイカの娘四姉妹は、長女の娘だけふたなりで、他は女の子。
ただノリがこの通りエグい高いので、うん、大分やられている。
「妻の母御から金など取るはずもないだろう。レフォといったか。あなたは母親ではあれど、色々な部分が子供であると見た」
「生憎だが成人してから結構な歳を重ねているぞ」
「そういう話ではない。だが……そうだな。何かを支払ってくれるというのなら、明日までの間、この子たちの子守を頼みたい」
「子守?」
……自分で自分の世話ができる年頃に見えるけど。
まぁ、それが代価というのなら。
「はいはいパパ! えっちなことはしてもいいですか!」
「確認を取る相手は私ではなくレフォだ。彼女がいいと言えば良いぞ」
「やたー!」
いや。娘の娘とおせっせとか……しないけど。
ま、美味しい料理の代価だ。真面目にやろうかね。