触手SFVRゲーム世界に転生したのにレベルが高すぎる 作:NO SKILL NO LIFE
触手による〝わからせ〟がパーフェクトコミュニケーションであるとはいえ、会話の一切が発生しないわけではない……というのがVRから現実に変わった今の大きな差異と言える。
いや、ゲームの頃も「日常会話」と思しきものはあったけれど、どれも依頼に繋がるものか、アフタートークのようなものだけだった。
……ああまぁ、プレイヤーの存在なんていないかのようにパターン会話を続けるNPCはいたにはいたけど。
いや。
都合、言い訳である。
俺はただ単純に──。
「どこ行く? どこ行く!?」
「ママのママ、ゲームとかやる?」
「ママのママ、露出って興味ある!?」
「レジャーホテルいこ~」
この年頃の女の子……プラスして「常識がエロい」みたいな価値観の違いについていけていないだけ。
……一般的な感性持ってたらそもそもついていけないんじゃないかって思うけど、どうなんだろうね。
彼女らはそれぞれリナ、リン、リトラ、リノアと名乗った。まぁ俺から個別に呼び掛けることは無いと思うので忘れていいだろう。
四人娘はリイカの娘。だからぞんざいに扱うのは俺の倫理が許さない。
ただ、元をただせば俺を引き込む条件が「言って聞かせるから」だった気がする……のだけど、いやホント、どうしたもんかね。
「あー……そうだな。どこぞへ行くのもいいが、普段のリイカについて聞かせてほしいかもしれない。俺の中であの子は……万年発情期の雪ん子、という印象だったけど、その辺は」
「ほとんど同じイメージ! ママはねー、いつも違うふたなりさん連れて帰ってくるの!」
「セフレ、たくさんいる」
「パパが盗られちゃうことに興奮する癖だから、加速加速!」
「娘の私にも当然の顔して手を出してきたよー」
想像以上に最低だった。何やってんのリイカ。
この星ならでは……なのか? ほんとに?
「でもね、でもね、ママは英雄だから、むしろふたなりさんが自分たちから寄ってくるんだー」
「そう、ママはとーっても強いんだよ!」
「あれ……ってことは、ママのママも強い?」
「まぁ、そこそこは」
四人娘のレベル。その平均値は大体8000くらい。
ま、妥当だ。あのNPC……名前なんだっけさんが低すぎただけ。Lv.200の触手に捕まって抜け出せないとかどうかしてる。
にしても。
「お前達も戦える……んだったか」
「ママもパパも戦うから、必然と?」
「かっこいいから戦えるようになった!」
「
お。それですそれそれ。
その話です。
「詳しく教えてくれ。俺は
「いいよ!」
なんて会話があって、リイカが出し渋っていた部分を洗い浚い吐いてくれる四人娘。
口々に発される情報を取りまとめると、「スペースダンディライオンを縦に七房並べたくらいの大きさ」で、「リイカが一度取り込まれかけて」いて「通りすがりの
こーれ期待大です。
ちなみにスペースダンディライオンの平均全長は160mくらい。それが七房なので、1㎞を越えるということ。
「その通りすがりの
「んーん、もう行っちゃった」
「緑の髪でね、ふたなりさんじゃないんだけど、クリがでっかくてね」
「髪の毛を自由に操れる? とかで、クリ髪縛りオナニーするんだって!」
「おちんちんの中に髪を入れてもらったけど、めちゃくちゃ気持ちよかった!」
エロ系情報はいらんてば。
この子たちすぐ横道に逸れるのがなー。
……しかし、依頼が発生しないな。
これだけじゃ足りないのか?
既に立ち去った
「その
「困ってるひと?」
四人娘はお互いの顔を見合わせて、そして同時に口を開く。
「ヨモギモチのお姉さん!」
──視界の端のウィンドウに、ぴこんと電球マークがつく。
依頼のヒントのバッヂ。どうやらそのNPCがキーマンのようだ。よかった現地人で。
「案内してくれるか?」
「えー」
「そこ行ったら私達の子守、終わっちゃうでしょ?」
「まずは遊んでから!」
「一回だけでいいからえっちしよーよー!」
マズい。
パーフェクトコミュニケーションの使えない往来での説得。この世界においてこれが成功することはない。
いやまぁ遊ぶにしても普通にどこか行こうよ。娘の娘とおせっせは無理だよ。
「お願いお願いお願いお願い!」
「お願いお願いお願いお願い!!」
「あー、いや、遊びに行くのはいいけど、レジャーホテルは無しだ」
「えー!」
「それがメインなのに!」
「ホテルの外がいいの? 青姦する? する?」
うわ本当にマズい。
説得が成功しないのはわかりきっていたけど、完全におせっせする方向へシフトチェンジされている。
ヨモギモチのお姉さんなる人物に会うためには、このイベントを突破しないといけない……感じにされている。
ど、どうするコレクト44。娘の娘をコレクトするのは流石にじゃないか? いやNPCを娘だとは思ってないってのが正直な話ではあるんだけど。
あと普通に異世界なわけだからそこのゲームセンターがどうなっているのかは気になるんだけど。ダメ? 普通に行きたくはあるよそこ。一緒にプリクラ撮ってやるから行かん?
そうやって遊び惚ければ、いくらこの年頃の娘のバイタリティーがとんでもないとはいえ、疲れて眠くなって満足するだろう。
……待てよ。そうか。その手が。
「わかったわかった、じゃあレジャーホテル行こう。その後でちゃんと教えてくれよ?」
「やたー!」
「押せば折れる! 押せば折れる!」
「押しに弱い俺っ娘で二十児の母なふたなり美人さんって属性盛りすぎ!」
「おまんことお尻どっちも使いたい! 私の穴も突いてほしい」
ああいいよ、ホテル行くだけだろ。
テーレッテレー。『
──気持ち良すぎて意識トんだってことで、ここは一つ。
どちゅんどちゅんと淫猥で力強い音が響く。
持ち上げようと思えば持ち上げられる腕も、しなだれかかるように絡みつく少女たちの腕がそれを防ぐ。……力を入れると折ってしまいかねないから。
ただただ見上げるは、ばるんばるんと揺れる胸。俺の剛直に跨って腰を振る少女の痴態。
……リイカの娘なことを失念していた。
まさか『睡眠耐性Lv.20』なんてものを持っていようとは。スプレーを吹きかけた瞬間、少女らは捕食者の顔になって俺を抑えつけてきたのである。
拘束を振りほどくことはステータス差的に容易だった……けど、怪我をさせてしまうことを恐れ、できなかった。
あとはもうされるがままだ。一人が俺の上で騎乗位を、ふたなり長女が俺の穴に長チン突っ込んで、あとの二人が乳首やら何やらを責め立てる。
まぁ、気持ちいいよ、ちゃんと。
でも……。
「すっごい……このおちんちん、角度えっぐい……のに!」
「このおまんこ絞り尽くされる……のに!」
「なんで、これだけいぢめてるのに!」
「なんで、媚薬も使ってるのに!」
イかない。イけない。
俺は触手じゃないとイけない。
「あっ、あっ、あっ……っ~~~!」
「なんでイってくれないの! 私のおちんちん気持ちよくないの!?」
「不思議ー。おまんこもおちんぽも乳首も全部びしょびしょでビンビンなのに、それ以上にならないんだ」
「イったら退いてー。ほら、ママのママ。媚薬ガーゼだよー。これでおちんちんの先ゴシゴシすれば、お姉ちゃんもパパもすーぐ潮噴くんだから、覚悟してよね!」
うーむ。
刺激は感じるし気持ちいいことは気持ちいいんだけど、やっぱりこうなるか。
これで自信喪失してヘンなことにならなきゃいい……けど、良いお仕置きでもある気がする。
なんにせよ、もうマグロに徹しよう。しばらくすれば四人共疲労してこのふざけたイベントも終わるだろうから。
そうしたらようやく依頼が進められる、ってな。
……けどホント、娘の娘と5Pは……どうなんだ。常識がエロい世界にあっても、こう、道徳とか倫理は……あるんじゃ。
「うそ、媚薬ガーゼでもイかないなんて!」
「リノアお姉ちゃんはひと撫ででイくのにねー」
「リンだってクリ撫でられたらイくでしょ!」
俺が気にし過ぎなのかなぁ……。
その後、物凄い体力で激しく激しくヤり続けた彼女たちは、けれど次々とダウンしていき、全員がノックアウトされた。
もうわかっただろ、と優しく諭してやれば、少女たちは渋々と言った様子で「ヨモギモチのお姉さん」についての情報を吐いてくれて。
「ここが〝ヨモギモチのお姉さん〟の住処か。……いやなんというか」
美容エステサロン『ヨモギモチ』。
そう書かれた看板と、シャレオツな外観。微かに聞こえる優美な音楽。
は、入りづれぇ。
けど、いつまでもここで立ち往生しているわけにはいかない。
というより普通にエロい身体をした四人娘に纏わりつかれて、俺だってちゃんとエロい気分にはなっているんだ。早く触手で発散したい。
意を決して──ドアを開ける。
「あら、いらっしゃ~い」
出てきたのは──ん?
「……お前、
「──っ!?」
にこやかなおっとりとした印象を受ける、全体的に緑っぽい女性。
けれど、俺の言葉を聞いたその瞬間に身を翻し──。
「ああ、待て。別に
「……ほんとうに?」
「殺す気なら今の一瞬で充分だよ。仮にも
「あなたを襲えば……わたしは一瞬で死んじゃう。そう、視える」
「正しいよ」
ヨモギモチのお姉さん。名前はそのままヨモギモチらしく、レベルは2,000,000とかなり高い。
こういう風に人間社会に混じっている
あいつらの主目的は繁殖であり殺戮ではない。自分たちの中に入ってきた女やふたなりを捕まえて苗床にすること、宇宙船に入り込んでそこを巣にすることなどが「最も手っ取り早いから」という理由でメインに行っているだけで、普通に愛し合って細々と繁殖していく道も選べる。
時には偏屈な触手もいて、たとえばハーレムを形成したいだとか、美少女をコレクションしたいだとか、割と人間味あふれるやつらもいたりなんだり。
「言葉を選ばないのなら、俺はあんたみたいな低レベルの触手に興味は無いんだ。お前が今困っているという諸悪の根源……リイカたちが退かせたという
「それは……もしかして、殺してくれる、の?」
「ああ。そのために来た」
言えば、怯えた表情からパァと顔を明るくさせるヨモギモチ。
しかし二百万レベルの
「詳細を話してくれ」
「ええ……わたしの身の上話は」
「要らんよ。さっきの確認で警戒させたかもしれないけど、あれは本当にただの確認なんだ。……気を悪くしないでほしいんだけど、
「わかるから、大丈夫。……じゃあ、わたしを困らせているあいつの情報だけ、落とすね……ますね」
「気楽にしてくれていい。俺もそーする」
そうしてポツポツと言葉を発し始めるヨモギモチ。
曰く、「
さらに、要らんと言っているのに身の上話も聞かされた。
曰く、「ヨモギモチとその
リイカ含むブルー家は常連のようで、裏オプもやっているとかなんとか。
そもそもリイカが触手と人間のハーフであることをヨモギモチが見抜き、そこから交流が始まったとも。特に気にしてはいなかったけど、あの四人娘は触手と人間のクォーターになるのか。
そんなことを話しながらヨモギモチが見せてくれたのは、二股になった触手の株。その
……依頼が更新された。え、ってことはこれが『キーアイテム』で、まさか
えーっ!
だとしたら犯されることできないじゃんか! 死んじゃうよその触手!
「あんたは、その
「また昔のように、とは……思うこともあったけど、もうあれは、敵。彼女のせいで、わたしたちが築いてきた信頼も、こわされてしまったから……けじめは、つけないと」
「ああ困っているってそういう」
成程、
俺以外にもこいつが
まぁ……正気に戻すことと討伐することは両立する、か。遊ぶだけ遊んで正気に戻して、その後殺せばいいわけだし。
外道発言、ではない。相手は世界の癌だからなぁ。
「この株、俺に預からせてくれ。その
「なにに、つかうんですか?」
「一応呼び掛けるだけさ。お前の相方が迷惑してるぞ、って」
そんなんでどうにかなることは絶対ないけど、『キーアイテム』がないと依頼が進行しないことだってあるからなぁ。
「……わかった」
「ついでにそいつのいる座標がわかるなら教えてくれると助かる」
「それについては未確定座標のダークマター宙域だから、リイカちゃんの方が詳しいと思う~」
ああ。
結局そこに戻んのね。
そうして、回りまわって回り道をして……渋々な様子のリイカと共に、その宙域までやってきた。
ダークマターの密集宙域。案内なしだと一生彷徨っていたであろう場所。
未確定座標。空間自体をダークマターが覆ってしまっているため、外部からの観測における〝座標〟が確定しない。ただし空間が激しく動き回っているとかではないので、道を知っている者が案内してくれたら割とすぐに目的地まで辿り着ける宙域。
ちなみにゲーム中におけるダークマターは非破壊オブジェクトだった。今はどうなんだろうな。
「ママ……無理しないって約束できる?」
「勿論」
「本当に? 相手は
「ああ、楽しみだ」
「……やっぱりついていった方が」
「要らんよ。俺は一人の方が強い。知ってるだろ」
「知ってる、けど」
どうもリイカの中で、あるいは『仔』の総意として、俺という存在は
駆除じゃなく犯されることであるのが違いだけど、大体合ってはいる。
プレイヤーのやっていることって、それはもう一心不乱に
「ちゃんと……ちゃんと帰ってきてね! 私、待ってるから!」
「わかったわかった」
言葉を背に、進んでいく。
弱っているからだろう、随分と縮こまっているけれど……俺という獲物が近づいてきたことに喜んで、その口を大きく開けた。
中に入れば……心の中の歓喜のベルがその音を上げる。
ヨモギモチから聞いたこの
「『クチナシ』。これよりお前を駆除するから……全力でかかってきてくれ」
推定レベル9,000,000。場所によっては俺のレベルを超える
ああ……この世界に転生して初のイき狂いが、ようやく……!
肉の道を進む。
「ペニス産卵管化Lv.2」
「乳首膣化」
「臍膣化」
「耳穴膣化」
「常時発情Lv.3」
「陰茎陰核化」
「陰核脚時空移動」
「精液媚薬化」
「触手産卵状態付与」
というのが、ここまでの道中に受けたバッドステータスだ。
期待通りここの触手のレベルは俺に匹敵するようで、中々死なない。いや、道中の雑魚触手は簡単に死んでしまったからあんまり楽しめていないけど、ダンジョンから伸びる触手が大分長いこと死んでいないので、多分今の俺よりレベルが上なんだと思う。
つまり、そのレベルに追いつくまで一生イき続けられることは確定しているというわけだ。
「しかし、毎回思うけどこの人体改造外に出ても継続ならいいのになぁ」
今現在、乳首、耳、臍に大きな穴が開き、膣と化している。
またペニスを囲うように内部のクリ根が出来上がり、さらにその先端が別空間に転移させられていて、常にぐちゅぐちゅと嬲られている状態にある。
いやもう超絶気持ちいい。ペニスに植え付けられた触手をプリプリ産むのも腰が砕けそうになる快感だし、通常の膣、肛門からも時折触手がヒリ出てくる。
ああ、本当、触手はいいなぁ! エロトラップダンジョンといい人体改造スペシャルといい、本当に最高だ!
「あ、うっ……ふ」
こうして普通に歩いているだけでイってしまった。勿体なくはある。レベル一個上がっちゃったし。
でも、触手ってだけでイけるんだなって改めて思う。刺激としてだけ見れば、媚薬ガーゼの方が強かったのに。
それと、自分の出している声なのに嬌声がエロいのがとても良い。ゲームの頃からのことではあるけど、よりリアルに、よりダイレクトに伝わるっていうか。
新しい階層につく。
目の前にあるのは檻。……と、双頭ディルド十本。
鍵だな。
この辺のワンパターン加減はどうにかしてほしいけど、俺のレベルに匹敵する触手ってだけで充分なので、これ以上は望み過ぎだろう。
竿を持ち上げ、その下にある膣にディルドを挿す。
ついでに臍、乳首、耳にも挿してみる。……オ゛。
どうなっているのかはわからないけど、耳膣を貫くディルドが……脳にまで刺さっているような奇妙なその感覚で、普通にイく。これだよこれ。現実ではまずあり得ない物理法則度外視エロ。VRの醍醐味であったそれが、今現実となって再現されている。
この状態で鍵……ぐちょぐちょの肉壺へディルドの反対側を入れたら、どうなってしまうのか。
ちゃんと感触のあるこれらを……そーっと近づけて。
──俺のタイミングでナニをする前に、鍵穴の方が吸い付いてきた。
「う、オ゛っ……!」
パチパチと脳裏で光が爆ぜる。
人の膣では絶対に再現できない、ともすればフェラチオを思わせるピストン。
俺の動きが止まったことを見て集まってくる触手が他の鍵やらペニスやらに纏わりつき、そこに様々な責めを通す。
傾向として、どうにもここの触手は尿道姦が大好きなようで、尿道を改造してくる。鍵の尿道をガバガバにして触手で姦通したり、俺元来のペニス──現産卵管──にまたも触手の子を孕ませつけたり。
その全てが気持ちいい。腰が砕けて立てなくなるほどに。
絡みついてくる触手。膣をガンガン突いてくる触手。アナルに入ったものは今小腸の中腹くらいにいて、待っていれば体内貫通もしてくるだろうことが予想される。
ああ、ああ。
なんて素晴らしき触手。宇宙触手機械姦VRの良い所全部出てる。
──だから、頼むから。
「オ……ア……ヨ、モギ、ソコニ……イ、ルノ……?」
台無しになるような言葉吐くの、やめてもらえない?