※この作品はR-18です。

天竜人に転生したのなら   作:sakurasinku

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書き直してる♡
なお、エロまで長い予定


第一話 『転生とゼファー救済』

神様転生した。転生先を選んでもいいと言われたので丁度さっきまで見ていた少年漫画ワンピースの世界に天竜人として転生させてもらえるようにお願いした。

 

そしたら何故天竜人に転生したいのかと聞かれたので素直に「原作キャラとエロイことがしたいから!」って言ったら爆笑して「欲深いのもヨシ」と言って一つだけチート能力を授けてくれると言ってくれた。

 

どんな能力なんだろうかと気になって聞いてみたら、転生してから確認してねと言われたので了承の返事を返して転生させてもらった。

 

そうして転生してきたわけだが…。

 

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「なんか猿みたいだえ」

「本当アマス」

 

出発は赤子からみたいだ。まあ当然か。そして両親は典型的な天竜人なのかな? 語尾的に。

 

とりあえず貰った特典を確認したいんだけどどうやって確認すればいいのかが分からないな…。あと、今がどの年代かも気になる。さすがに原作後ってことは無いだろうけど100年前とかだったらさすがにまずいぞ。もしそうなったらイム様に何とかしてもらうしかない。

 

 

 

 

 

 

転生してから3年が経った。そして年代も特定することができた。

 

今の年代は原作32年前だろう。その根拠は将来の41歳の父親と母親が下界に下りたのが去年だからだ。

 

確か41歳が下界に親と共に降りて行ったのが33年前だったはずなので今は32年前ということになるだろう。

 

他にも今年、海軍に化け物新兵が入ったという情報もあってそれが恐らく後の赤犬と黄猿だと思っている。

 

と、いうことで今の年代は32年で確定していいだろう。

 

今年に起きる出来事としてはまず赤犬と黄猿の入隊等があるが、一番大事なのはゼファーの家族が海賊に殺される事件だ。

 

この事件だけでゼファーが裏切るとは思えないが、あんなに頑張って正義をなそうとしているのに家族が殺されるのは俺も心が痛くなる。

 

というわけで助けようと思う。助け方だが、本当は俺が動いて…としたいが残念ながら今の俺は三歳児。仕方ないのでCP0に命令することにする。

 

三歳児が命令するのって多分異常に見えるだろうけどCP0に異常にみられるくらいならまあ問題はない。

 

ってな感じで今、目の前にCP0の一人が跪いている。名前は…なんだろう? 仮面をしてて顔が分からないしCP0の名前なんて正直ステューシー以外覚えてないからどうでもいいと言えばどうでもいいか。

 

「ゼファーをしってる?」

「…はっ、海軍大将でございます」

「そうそう。その人って海賊を殺さないんだってね?」

「その通りでございます」

 

とりあえず目の前のCP0に俺の知ってるゼファーと差異がないか確認してみるが原作で聞いた通りの人物みたいだ。と、いうことは原作の事件は起きると言うわけだな。

 

「しばらくゼファーのかぞくをまもれ」

「…はっ」

「あと、それとなくぼくがめいれいしたようにつたえてね」

「はっ」

「ようけんはおわりだよ」

「はっ、承りました」

 

俺の命令に仮面をしているので分からないけどめちゃくちゃ渋々って感じで了承したCP0の誰か。まあ、3歳児が急に海軍の家族を守れって言ってきたら困惑するのも仕方ないよね。

 

でも、君は天竜人の配下!俺のいう事は聞かざるをえないのだ! 何、そんなに危険な仕事じゃないから安心してね。

 

…失敗したら天竜人の怒りを買う可能性があるのならばかなり危険か? …気にしないようにしよう。

 

さて、命令は終わったからあとは結果の報告を待つだけだな。ゼファーという存在が海軍から抜けるのはかなりの損失だからこれで抜ける可能性を下げて行かないと。

 

あとは、もし俺が助けるように命令したことを知ってくれれば好感を抱いてくれて護衛とか受けてもらえるかもしれない。そう考えたらこれはやり得だったな。

 

さて、どうなるかね。

 

 

 

 

 

 

海軍本部のあるマリンフォードに一つの軍艦が入港した。その船から降りてきたのは海軍の最高戦力"三大将"の一人である"黒腕"のゼファーだった。

 

ゼファーがマリンフォードに降り立つと並んでいた海兵が一斉に敬礼をし、その中をゼファーが歩いていく。

 

そうして歩いていたゼファーだったが自分に向かってきている人物の姿を発見した。その人物は自分の教え子だった海兵だ。

 

「どうした? なにか問題でも起きたか?」

「はぁ…はぁ…ぜ、ゼファー大将!報告です!ゼファー大将のご家族が先ほど海賊に襲われ…あっ、待ってください!」

 

その海兵は慌てた様子でゼファーの前までやってくると荒れた息を整えながらゼファーへと報告したが、ゼファーは「家族が襲われ」の部分を聞いた瞬間に動き出して自分の家族の待っている家へと全速力で向かい始めた。

 

そんなゼファーに制止の声を掛ける海兵だったが時すでに遅し。大将としての能力をいかんなく発揮したゼファーの姿はとうに消え去っていた。

 

海軍の体術"剃"を使って自宅へとやってきたゼファーは先ほど聞いた嫌な報告が本当なのか疑いながらも家族を愛しているゼファーは扉を勢いよく開けてリビングの方へと走った。

 

「おい!大丈夫か!?」

「…あら?今日は早いわね、あなた」

「ぱぱ?」

 

勢いよくリビングの扉を開けながら安否を確認したゼファーの前には普段通りの妻と子供の姿があった。二人はいきなりすごい勢いで扉を開けた夫(父)の姿を見て困惑していたがゼファーも困惑していた。

 

「…急に二人と会いたくなってな。実は抜け出してきたんだ」

「もう、だめですよ。海兵の皆さんに迷惑をかけちゃ」

「かけちゃめー!」

「ああ、あとでみんなに謝ってくるさ」

 

ゼファーは困惑を一瞬で引っ込めて家族に心配をかけないようにいつも通りのゼファーの姿へと戻るのと共に先ほどの報告は嘘だったのか? と考える。一体何のための嘘なんだ? と考えるゼファーだったが、先ほど報告をしてきた海兵はそんなふざけた嘘を言うような人物ではないことを思い出して再び疑問符を浮かべる。

 

「じゃあ、またくる」

「ええ、お仕事頑張ってくださいな」

「がんばれー!ぱぱー!」

「ああ、頑張るよ」

 

とりあえずどういうことなのか問いただそうと考えたゼファーは家族の無事を再度確認した後に家を後にした。

 

「あっ!ゼファー大将!」

「ああ、家族は無事だったぞ」

「先ほどのご報告には続きがございます!」

 

そうして家を出て港まで帰っている途中で先ほど報告をしてきた海兵とばったり会ったゼファーは家族が無事だったことを伝えた。するとその海兵はさっきの報告には続きがあると言って敬礼をしてから報告の続きを話し始めた

 

「はっ!ゼファー大将のご家族が先日襲われましたがCP0によって守られました!」

「…なんだって?」

 

その報告を聞いたゼファーは自分の耳がついにおかしくなってしまったのかと思い再度聞き返した。

 

「はっ!ゼファー大将のご家族が襲われたのは事実ですがCP0によって事態は収束いたしました!」

「…CP0が俺の家族を守った? 本当か?」

「本当でございます!」

 

聞き返したゼファーに対してもう一度報告をする海兵。そんな海兵の言葉を聞いたゼファーはますます自分の耳を疑ってしまい疑問に思った部分をもう一度聞き返すが本当だと返ってきたことでますます意味が分からなくなる。

 

なにせCP0といえば世界貴族の命令しか聞かない集団であって、何を間違えてもゼファーの家族を守るために動くとは到底思えないからだ。

 

「…なんという天竜人の命令だ?」

「ポリュノクス聖でございます!」

「そうか」

 

だとしたら誰か命令した人物…天竜人がいると考えたゼファーが知っているかどうかを問いかけると知らない名前の天竜人が出てきた。

 

海軍大将として天竜人の護衛に付くこともあるゼファーは今まで護衛してきた中の誰かが命令したのかと考えたがポリュノクスという天竜人に心当たりは一切ない。

 

ではなぜ? そう思ったゼファーだったが今は解決する術がないと気づいて心の中でポリュノクスという天竜人に初めて感謝しながらとりあえず置いておくことにした。

 

「それで…俺の家族を襲ったのはどこのどいつだ?」

「えっと…以前海賊を見逃したのを覚えていらっしゃいますか?」

「覚えているが…まさかそいつが?」

「はい。そいつがです」

 

天竜人の件は一旦置いておくとして自分の家族を襲ったのはどこのどいつかが気になったゼファーは目の前の海兵へと問うてみると、答えとして出てきたのは以前ゼファーが見逃した海賊だった。

 

まさか見逃したのに家族を襲うなんてことをするとはと思ったゼファーは今後は見逃さないようにしようと心に決めた。自分に向かってくるのならばいいが家族に危害を加えられるのならば例外である。

 

「そうか。報告ご苦労だった」

「はっ!失礼いたします!」

 

報告を聞き終えたゼファーは海兵へと労いの言葉をかけると海軍本部へと歩いて行った。

 

確かに今回の家族を襲われたのは重大な出来事だがゼファーは軍人。今回の遠征で起きたことを報告する義務があった。

 

そのために海軍本部へと歩きながら、ゼファーは心の中で見知らぬ天竜人のポリュノクスという人物に改めて感謝をする。

 

「(ポリュノクス聖…俺が天竜人に心から感謝するのは初めてだが…心からの感謝を)」

 

()()ゼファーの家族を守るように命令したのか。()()ゼファーの家族が襲われることを知っていたのか。疑問は尽きないが守られたことは事実であるために感謝をするゼファーだったが、いつか会った時に聞いてみようと心に決めたのだった。

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