朝の陽ざしと鳥の囀り。そして肉棒を複数人に奉仕されているような奇妙な感覚に、ポリュノクスの瞼は開いた。
目線を下に移すと、股間の部分の毛布が上下に動いている。
柔らかな毛布の中を覗いてみると、長い黒髪を後ろで括ってポニーテールにしているロビンがいた。
ロビンは肉棒を口に含み、両手を幹に添えて上下に動かしている。
「おはよう、ロビン」
「おはようございます、ポリュっ……ぽ、ポリュノクス」
ロビンは頬を赤く染めながら挨拶を返すと、すぐに肉棒を口に含んで奉仕を再開する。
肉棒を咥えているのはロビンだけだが、左右から舌の感触がしてくる。
自らの手のひらに口を咲かせることで、疑似的に三人による口での奉仕をしているらしい。
ステューシーとロビンを──正確にはステューシーを──犯し続けて一週間。時間が切れたことで中断せざるを得なくなるころには、ステューシーにはいつもの面影は完全になくなっていた。
全身は精液に塗れ、股と尻からは白濁液を垂れ流す。
それでも表情だけは致命的に崩さないのはさすがと言うべきか。
当然だがロビンにはそこまでしていない。せいぜい身体を使った奉仕を教え、身体中を精液塗れにさせ、胃の中へと大量の精液を飲み込ませたくらいか。
なお、そんな扱いをされてもロビンは喜んでいた。
……ステューシーの惨状には何とも言えない表情になっていたが。
さすがのロビンでも女を捨てる声を出すステューシーには驚いたらしい。
ただ、いつか自分もやってほしいと言ってきたのは何と言えばいいのか。Mの素質でもあるのか。元からそうだったのか。少し疑問に思うところだ。
ステューシーは腰をやったらしく動けなくなったため、仕方なく数日滞在してからまたどこかへと帰っていった。
恐らくはポリュノクスが作った諜報組織のために働いてくれているのだろう。ポリュノクスがロビンとイチャイチャしている間にも働いてくれるいい女である。
そしてロビンだが、あれから一切の遠慮をしなくなった。自信がついたとも言うか。
正式に第二夫人になったからなのか。メイドとの行為中にも平気で入ってくるし、今のように朝から奉仕をしてくるのも珍しくはない。
夜には必ず一緒の寝室で触り合いをしており、そのせいか今のロビンの性技はかなりのものだ。
能力を駆使してあれやこれやとポリュノクスのために試行錯誤している。
手のひらに口を咲かせて奉仕するのも、ロビン自らが考えたことだ。
それに、最近ではもう一人の自分を咲かせれないかと試しているようだ。
未来では実際にできていたし、練習していればいずれできるだろう。
もしもできれば疑似的な姉妹丼ができるかもしれない。容姿は全く一緒なわけだし。
ただ原作を見た感じだと痛覚は共有しているみたいだから、その他の感覚も共有しているだろう。
……感覚共有。そういうのもあったか。
そんなことはさておき。ロビンの奉仕はかなりの腕前で、精子が上がってくるのを感じる。
それを今までの経験で感じ取ったのだろうか。ロビンは手のひらを咲かせ、4本の手と五つの口で奉仕をする。
手と口の小ささで、まるで三人の8歳の幼女に手放しで奉仕させているような感覚に陥る。
いずれは能力で若返り等も取ってもいいだろう。それで嫁を若返らせ、少女の姿で犯して孕ませるのも悪くはない。
そんなことを考えながら、ポリュノクスはロビンの口内へと精液を吐き出す。
ロビンは全く嫌そうな顔をせず、むしろ嬉しそうに、鈴口から吐き出される精液を口へと溜め、溜めきれない分は胃へと送り込んでいく
射精を終えるとロビンは肉棒から口を離し、一度ポリュノクスへと口内を見せてから、見せつけるように喉を鳴らす。
頭を撫でて褒めれば嬉しそうにはにかむ姿からは想像も付かないほどの淫乱っぷりだ。
さて、このまま夜までロビンを堪能してもいいが、今日は予定がある。
気持ちよくしてくれたお礼にロビンの膣内を弄って数度絶頂させた後。ポリュノクスはベッドの上で荒い呼吸を吐くロビンを置いて外へと出る。
服を着て自らの船へとやってきたポリュノクスは、ついにこの日が来たかと思いながら、目の前で眠る美女の肢体を眺めていた。
白くて長い髪に白い肌。原作では少し日焼けしていた気もするが、これが本来の色なのだろう。
胸は未来のロビンのように膨らみ、頂点に咲くのは桜色の乳首。
腰つきは子持ちとは思えないほど引き締まっている。
……薄々気が付いていたが、この世界の母親は子供を産んでも体型は変わらないらしい。
いや、これは各々の努力なのかもしれないが、そうとしか思えないほど弛んだ身体をしている人物を見たことが無い。
やはり漫画の世界だからだろうか?
まあ考えていても仕方がない。全ては魚頭の神にしか分からないことだ。
ポリュノクスが寝ているオルビアの場所へとやってきたのは、もちろん当初の目的を果たすためだ。
今からオルビアの目を覚まさせる。
っと、その前に服を着せておかなければ。
目を覚ましてポリュノクスを見た時にする反応は大体想像つくが、突然裸を見られていい気はしないはず。
もう堪能させてもらったのは内緒だが。
臣下に命令を下して服を──病院服のような簡素なもの──着せた後、臣下を部屋から出して目を覚ませることにした。
と言ってもやることは簡単だ。眠るお姫様を覚ますのは、いつだって王子様のキスってのが相場だ。
……王子じゃなくて天竜人だが。
ポリュノクスは、王子じゃなくてごめんね、だなんて心にも思ってないことを内心で呟きながら、未だに眠るオルビアの唇から唾液を流し込んだ。
当然だが、キスで目覚めるなんておとぎ話は無い。ようは《神の雫》の効果で目覚めさせるだけだ。
ある程度流し込んでから離れて様子を見ていると、次第にオルビアの瞼が開いていく。
「……こ、こは」
「おはよう、お姫様?」
「っ!? だれ……っ!?」
ポリュノクスが声を掛けると、起きたばかりとは思えないほど俊敏な動作でこちらを見てきた。
だがすぐに目を見開いて何かに驚いたかと思えば、次第に頬が赤くなっていく。
なるほど。一度も見たことないのに愛情値が高いとこういうふうになるのか。
ポリュノクスが微笑めばオルビアの頬はさらに赤くなり、まるで少女のように顔を逸らした。
その動作は恥ずかしがったロビンに似ていて、やはり親子なんだなと実感する。
「俺の名前はポリュノクスだ。ニコ・オルビア」
「な、なぜ私の名前を?」
オルビアは冷静に、しかし頬を赤く染めながら問うてくる。
「ロビンの母親なのだろう?」
「っ!」
ポリュノクスがさも当たり前のようにロビンの名を口にすると、オルビアは驚きに身体を硬直させた。
その気配からは不安、安心が漂っている。
「ろ、ロビンに何をしたの!?」
立ち上がりながら語気を荒げるオルビアに、ポリュノクスは冷静に答える。
「保護したんだよ。君はそのついで」
「ほ、保護?」
「そう、保護」
信じられないのだろうか。自身の身体を抱きしめるように腕を回し、豊かな胸が腕の中で形を変えている。
「知らないだろうけど、今のロビンは7900万の賞金首だ」
「なっ!?」
驚きで立ち上がったオルビアに、優しく丁寧にロビンから聞いた出来事を教えていく。
青雉に逃がされたこと。逃げた先でベリー目当てに裏切られ続けたこと。
全てを聞いたオルビアは、自身の子供が悲惨な目に遭っていたことを理解したのか。悲痛な面持ちで俯いた。
「そんなことが……」
「ああ、本人から聞いたから間違いない。
俺は少しあの島に用があってね。部下を向かわせてたんだが、その部下が君を連れてきたというわけだ」
実際には命令したのだが、その辺りは言う必要はないだろう。
正直かなり怪しいと思うが、愛情値のおかげか、オルビアは信じてくれたようだ。
「そう……ありがとう。ロビンを助けてくれて」
色々と言いたいことはあるんだろうが、オルビアは丁寧に頭を下げてきた。
「ああ、気にするな。
そうそう、全知の樹については燃え尽きたが、本に関してはあらかた無事だぞ」
「ほ、本当に!?」
ポリュノクスはオルビアへ、巨人たちが本を引き揚げたこと。その本は恐らくエルバフで保管されているだろうことを伝える。
そしてその引き揚げ作業を先導していたのが、オハラを助けようと海軍を離反したハグワール・D・サウロだろうということも。
「そんなことが……」
「だから本に関しては安心するといい。
まあ、残念ながら助けれたのは君とロビンだけだったが」
「いえ……。あなたのおかげで娘も私も助かったわ。
ありがとう、ポリュノクス」
ポリュノクスは軽く「気にするな」と言ってから、本題へと入ることにする。
「さて、オルビア。ここまでで気になる事があるだろう?」
「……ええ、そうね」
「それに関してだが、とりあえずはロビンに会いに行く道中で話すよ」
少し悲しそうな表情をするオルビアを無視して、ポリュノクスは臣下を呼びつける。
数秒で部屋へと入ってきた女性の臣下から服を受け取り、オルビアへと渡して「着替えたら来てくれ」と伝えて外へと出る。
共に出た臣下にはロビンに部屋で待つようにと言うように命令してしばらく後。扉がゆっくりと開かれた。
中から出てきたのは白い長髪をさらさらと揺らしている、黒いスーツを着たオルビアの姿だった。
「お待たせ」
「待ってないさ。
それじゃあ、行こうか?」
ポリュノクスが手を差し出すと、オルビアは薄く微笑んでから手を重ねてきた。
オルビアと共に船を出て街中を歩きながら、ポリュノクスは自身の立場を説明していく。
「まず答えておこう。俺は天竜人だ」
ポリュノクスが手を振ってくる子供たちに手を振り返しながら答えると、オルビアは少しだけ驚いてくれた。
「……まあそうでしょうね」
「予想はついていたのか?」
オルビアいわく、オハラのあの状況から人を助けれて、さらには何が起きたかも理解している時点である程度の予想は付いていたらしい。
それでも第一候補は海軍の関係者で、天竜人かもしれないというのはかなり低く見積もっていたらしいが。
「まあそういうわけだ。
一応言っておくが、オルビアとロビンを爺さんたちに売るつもりはないぞ?」
「それはどうしてなのか教えてくれるのかしら?」
ポリュノクスは「もちろん」と答え、自分がオルビアとロビンを売らない理由を説明する。
まあ、売らない理由なんてただ一つしかないのだが。
「それは二人が可愛いからさ」
オルビアは頬を赤く染めながら「あら、私に惚れちゃった?」と首を傾げた。
「ああ、惚れたね」
「……冗談はここまでにしましょう?」
ポリュノクスは冗談じゃないんだけどな、と思いつつ話題を変えて歩いていると屋敷が見えてきた。
屋敷へと近づくと、入り口に立っていたロビンがこちらへと走り出した。
「お母さん!」
「ロビン!」
ロビンは涙で顔を濡らしながらオルビアへと抱き着き、オルビアもそんなロビンを優しく抱きしめる。
ポリュノクスは横で繰り広げられる母娘の再会を平然と見ながらも、心の中では邪な事を考えていた。
(うーん、早く母娘丼がしたいな)
母娘の再開。なんて感動的なんだ……!