5歳になりました。
とりあえずバハルズは海軍送りにしておいた。その時の会話? 別にないよ。強いて言えばしばらく入隊してこいって言ったらバハルズがはいって答えたくらい。
クリップ君の入隊はまだ見送る予定だ。なにせまだ九歳だからね。
そんなことがあった五歳児ポリュノクス君だけど新しいスキルを手に入れました。まあ、ドフラミンゴと話す前から取ってたんだけど。それが《カリスマ》というスキルだ。
これがどういうものなのかというと、俺の言葉には聞きたくなるし従いたくなるようになる…らしい。実際にどうかは分からないけどドフラミンゴと平和に会話できたのはこの能力のおかげなんじゃないかなと思う。
あともう一つ。《原作wiki》というスキルも取っておいた。これはまじでwikiだと思って貰えればいい。どの年代に何があったのか、キャラの特徴スリーサイズ住んでいる場所生まれた場所…調べればすべてが出てくる。
正直これがあって助かった。さすがに前世の記憶は薄れてきてたからこれのおかげで大事な事件を見逃すこともなくなるだろう。
さて。五歳になった俺が何をするのかだが…正直今年、というかしばらくは原作において俺が介入できそうなことは存在しない。
というわけで五老星にお願いをしにやってきました。
「ポリュノクスです。国が欲しいです。国を運営するゲームがしたいです。非加盟国へ加盟国にする代わりに運営を天竜人に任せるって条件で国を貰えないですか」
「…五歳だと聞いているが」
「五歳です」
「本当に五歳か? 50歳の間違いではなく?」
「五歳です」
めちゃくちゃ素直に要望を伝えたらめっちゃ困惑してら、笑える。
五老星という最高権力者の前で要望を伝える五歳児ポリュノクス。そんなポリュノクスが何を言ってくるのかと思っていた五老星の面々は本当にこいつは五歳児なのかと疑いをかけてしまうが本人が五歳児と主張しているので一応信用することにしたようだ。
「…国を運営してどうするつもりだ? 天竜人をやめるつもりか?」
「いいえ、国を運営するゲームがしたいだけです。天竜人はやめません」
ポリュノクスの言葉に顔を見合わせる五老星たち。そりゃそうだろうな、五歳児がこんなこと言ってきたら困惑するわ、いくら世界政府最高権力者とはいえど。
国を運営するゲームがしたいと言うポリュノクスに目を見合わせる五老星。今までこんなことを言う天竜人、それも五歳児がいなかったために起きた困惑だろう。
「加盟国が増えるのはいいことでしょう? 僕の運営が上手くいってお金を稼げるようになったら天上金も払わせるし」
「正気か?」
「正気です」
天竜人が国を運営したいなんて思うわけないよな。まあ、ここに思った天竜人がいるんですけどね。
ポリュノクスの挙げた利点…加盟国が増えて事業が上手くいけば天上金も支払うと言う言葉に正気を疑う五老星。天竜人が天竜人に天上金を払おうとするなんて前代未聞だ。
「…後日決定を下す」
「わかりました。お時間を頂きありがとうございました」
とりあえず五老星は問題を先送りにすることにしたようでポリュノクスに退出を命じた。
ポリュノクスは最後に感謝を言い残して去って行くと、ポリュノクスの後ろでこんな言葉が聞こえてきた。
「…本当に五歳児か?」
「わからん」
めっちゃ困惑してるなぁと思いながらその場を後にしたポリュノクスが屋敷で数日待っていると五老星の決定を告げに来た使者がやってきた。その使者による長々とした内容を簡単に訳すと「いいよ」とのことだった。やったぜ。
何故、国を運営しようかと思ったか? それは将来の布石だ。将来的に俺は原作に出てくる美女美少女とあんなことやこんなことをすることになる。
だが、そこで問題になるのはニコ・ロビンだ。ニコ・ロビンは原作に出てくる女性だけどポーネグリフを読めるってことで世界政府に追われている。そんな人物をマリージョアに連れて行けばどうなるか? とっても困りますね。
そこで国だ。俺の国があればその国に匿いつつあんなことやこんなことができるんじゃないのかと思ったのだ。
あと、国を運営してみたいって思ったのも本当だ。面倒になったらやめればいいし。
というわけで、あとはあの条件で受けてくれる国を世界政府が探すだけだ。
正直簡単に見つかると思うけど天竜人が欲してるってのがネックだなぁ。まあ、なんとかなるだろう。
とりあえず最初はどうすればいいだろうか? まず最初は食料と金を持っていくか。その時は昔救ったことのあるゼファーに護衛を頼むとしよう。さすがに俺の臣下じゃまだ役者不足だ。
食料と金を持って行って恐らく非加盟国であるがゆえに飢えている国民に食わせて恩を売る。そしてその間に臣下に国について調べさせてから色々とやっていくか。
産業があればいいんだけど…正直ないだろうな。あったら非加盟国じゃなくて加盟国になってるだろうし。
う~ん、悩ましい! まだ決まってないんだけどさ、国。
正直こうして考えてる時が一番楽しいと思うんだよね。ポ〇モンもそうだった。
そうだ、科学で発展させるのは有りじゃないか? …知識人とかいなさそうだから結構大変そうだし無しか。
あ~、早く俺のモノになってくれる国が現れないかな!