オタクちゃんとギャル子さん〜ギャル好きの私がギャル三人から迫られても選べるわけがありません!〜 作:ハヤ0313
「……あー、なるほど」
だから、私は洗いざらい、全てを、私の最悪を全部言いました。
その間もずっと小山内さんは私の隣で頭を撫でてくれて、嬉しくて、泣きたくて、頼りたくて、縋りたくて、全部、全部告白しました。
「そかー」
そんな最悪を全部知ってくれた小山内さんは、それでも頭を撫でてくれて、優しい声で、そう、返してくれました。
「あれだねぇ村野ちゃん」
「……はぃ」
だから、何を言われてもおかしくありません。
彼女は、どう思ったのでしょうか。
「案外クズなんだねぇ」
「ぅぐ⁉︎」
よ、予想以上の直球でこられました。
「端的に言うとあれでしょ? 大峰とセックスして好きになって、並森とセックスして好きになって、どっちつかずの態度取って、今もセックスしてるんでしょ?」
「うぐぅっ!」
おぉもぅ、的確過ぎて何も言えない。
「そりゃなかなか言えないわなー」
そう言うと、小山内さんは私の側から離れました。
……たぶん、やっぱり見放された。
私がクズで、クズ過ぎて、軽蔑された。
だからもう、私達の関係は本当にここで終わり。
「でも、偉い」
ですが、急に、正面から、抱きしめ、られました。
「相談して、偉い」
えら、い?
「村野ちゃんがクズだったとしてもさ」
「……はい」
「それを抱えっぱなしって辛い事だと思うんだ」
「……っ」
「だから、言えて偉い」
「……そんな事」
「ある。だから偉い」
「……ぅ」
「偉いよ、村野ちゃん」
「……ぅぅ」
「だから、安心しな?」
「……ぅ、ぅぁ」
「ん、泣いて良いよ。あたしが許す」
「……ぅ、ぁぁ」
「ぅぁぁぁぁぁぁあ……!」
「……落ち着いた?」
「ぅ……ぐすっ……はぃ……」
泣きました。超泣きました。
泣いちゃダメって分かってるのに、許しを得た瞬間なんかこう、ドバッと出てしまいました。
「よーしよしえらいでちゅねー」
「……ばぶぅ」
だから、もう落ち着いたって分かったからこそ、小山内さんはそんな私を揶揄ってきました。
が、恥ずかしくて仕方がないので彼女の胸に顔を埋めたまま鳴いておきました。ばぶばぶ。
「あたしのおっぱいがそんなに良いのかこのー」
「……ばぶぅ」
「自分はむにゅむにゅしてるの持ってるくせにー」
「……ばぶぅ」
「あたしのはむにゅはむにゅでも無乳ですぅー」
「……ばぶぅ」
「肯定すんな!」
「ばぶっ⁉︎」
調子に乗ったら怒られました。
「はいはい。ほら、ティッシュ」
「ぁりがとう、ございます……」
という訳で、抱きしめ撫で撫でタイムは終わる事になりました。
「さて村野ちゃん」
「はぃ」
「間違えた。クズの村野ちゃん」
「うぐぅ」
正解過ぎて何も言えません……。
「どうすんの?」
端的な言葉。
ですが含まれた意味くらいは分かります。
分かりますが、
「それが分かったらこんな泣いてないですよぉ……」
分かりません本当に。
「だよねーウケるー」
なんですが、小山内さんはケラケラと笑ってくれました。
笑い事じゃないのに笑ってくれる、それがどれだけ有り難い事なのか。
「じゃあさ、大峰と並森とのセックスは続けるの?」
「ぅ」
正直、その、やめたいんですが、やめるべきだと分かってるんですが、求めてくれるというか、シてくれるというか、シて欲しいというか。
「クズぅ」
「うぐぅ」
という事をつまずきながらしどろもどろに弁明すると一刀両断されました。はい、当然です。
「大峰と並森どっちの方が好きとかあるの?」
「ぅ」
正直、分かりません。
大峰さんを好きになったというのは間違いありません。ですが、並森さんを好きになったというのも間違いありません。
切掛はえっちだったり告白だったりしましたが、そこに差はつけられません。
「クズぅ」
「うぐぅ」
という事をつまずきながらしどろもどろに言葉にしましたが一刀両断されました。はい、当然です。
「ど、度し難ぇ……」
「ぅぅ」
救いようがないクズですよね、はい、分かってます、はい。
「あれか。村野ちゃんがチョロ過ぎるのが問題なんだ」
なんて落ち込んだフリをしていると、ポン、と小山内さんが手を打ちました。
「あれでしょ? セックスしてると好き好き好きーってなっちゃうのが問題なんでしょ?」
「ぅ……はぃ……」
それは、本当に問題です。
こう、気持ちよくしてくれるイコール愛されてる、となって、しゅきぃ、となるのが本当に問題でして。
い、いや今ではそれが無くても好きなんですけど、その、頻繁にえっちしてるとそれが増幅されるというかなんというか。
「じゃあ特訓しよっか」
が、なにかアドバイスなり追撃なりが入るかと思っていたら、よく分からない事を、小山内さんは言い出しました。
「あたしともえっちしてみよう」
「ふぇ⁉︎」
どういう事なの。
「てりゃ」
「わっ⁉︎」
と、何を言われたのか分からないでいると、ベッドにいきなり押し倒されました⁉︎
本当にどういう事なの⁉︎
「まぁまぁ聞きなさいな」
「は、はぃ!」
動転しながら見上げれば、超ニマニマした顔の小山内さん。
す、すごく嫌な予感がします……!
「セックスすると好きになるのが問題じゃん?」
「は、はぃ」
「じゃあ今んとこ何とも思ってないあたしとセックスして、そうならないように特訓してみよう」
「うぇ⁉︎」
「あと、あたしだけ仲間外れってのも癪だし?」
「えぇぇ」
表情的に最後のが本命に聞こえるんですけど!
「という訳で、ほーら脱ぎ脱ぎー」
「にゃーっ⁉︎」
流れに追いつけないでいると、小山内さんは私のパジャマのボタンをプチプチ外してきました。
あかん!
「あ、こら逃げるな!」
こらとか言われても!
逃げます! 超逃げます!
ベッドの上なんていう狭いところですが必死に逃げます!
とりあえずうつ伏せです! おっぱい死守です!
ふふ。流石の小山内さんでもいきなり下半身をガバッといったりしないでしょう。勝ちです。
「ぺろん」
「!?!?!?!?!?」
いったー! ガバッといったー⁉︎
めっちゃパンツごと下を脱がされたんですけどー⁉︎
「ほーら、四つん這いになりなー?」
「ぃ、いやですよぅっ⁉︎」
「ほらほら、堪忍しろー」
「お、お尻叩かないでくださいぃっ⁉︎」
ぺちぺちしてくるのやめてくれませんかね⁉︎
こ、この状態めっちゃ恥ずかしいんですけど……!
「……おまんこガン見すんの初めてだな」
「み、見ないでくださいよぉっ⁉︎」
この態勢だとお尻の穴まで見られている気がする⁉︎
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!
どうしよどうしよどうしよ!
「くぱー」
「ちょっ⁉︎」
「おー、サーモンピンク」
「ちょおーっ⁉︎」
お肉を拡げられたァーッ⁉︎
あかんあかんあかんあかんあかん!
「くっぱくぱー」
「遊ばないでくださいよっ⁉︎」
何度も何度もくぱーするの止めてもらえませんかねぇっ!
ひえええええええええ!
「ふ、村野ちゃん。本当に遊ぶのを止めて良いのかい?」
とまぁそんな感じにテンパっていると、小山内さんが何やら意味深な事を言い始めました。
「と、というと……?」
「あたしの事をしゅきしゅきタイムになっちゃうぞぅ?」
「しゅきしゅきタイム」
超頭悪ぅい。
でもその超頭悪い感じになっちゃうのが確かに問題な訳で。
「ふ、ふふん」
「お?」
でも、大丈夫です。
「そ、そんな簡単にしゅきしゅきになる筈ないじゃないですか」
そうです。そうなんです。
今まではお二人に熱烈に求められたからこそ、愛されたからこそ好きになった訳でして、こんな雰囲気でするえっちでそう簡単に堕ちる筈がありません。
「……へぇ?」
なので、小山内さんはくぱーを止めてくれました。
ですが、なにやら邪悪な雰囲気を背後に感じました。
あれ、これ私なにかやらかしました?
「そうまで言うんだったらさぁ」
「にゃっ⁉︎」
そう言って代わりに触れてきたのは、私のあそこ。一番敏感な、クリトリス。
ちょ、ちょーちょーちょー。
や、やる気ですか。これもしかしてヤる流れですか⁉︎
「あたしの事しゅきになるの禁止ね?」
「んゃーっ⁉︎」
ヤる流れだー! というかヤったー⁉︎ めっちゃクリトリスすりすりされてるぅー⁉︎
「ふふん。クリちゃん苛めてあげるんだから」
「ゃ、やめてくださいぃっ⁉︎」
「やーだぷー」
「んぁーっ⁉︎」
だから逃げようとしました。しましたが、ベッドの上なんて狭いものでして。
更に脚を閉じようにも、その間に小山内さんが陣取ってるせいで閉じるものも閉じれず。
「ほーれすりすりすりー」
なので、無抵抗にすりすりされる事になってしまいました……。
いや、抵抗しようとすれば抵抗出来ます。こう、腕を掴むなり身体を起こすなりして。
「でもえっちな村野ちゃんはさー」
「ぅ」
「えっちされるの好きなんでしょー?」
「……ぅ」
「気持ちいいこと大好きだもんねー?」
「……ぅぅ」
「だから抵抗しないんだもんねー?」
……はい。はい。そうです。はい。何も否定出来ません。
本気で嫌だったら本当に抵抗します。
「ほーんと、クズぅ」
「ぅぐぅ」
はい、クズです。
はい。そうです。
もう自己嫌悪通り越しました。クズです、本当に、はい。
「まぁ精神的に苛めるのはこれくらいにしてさ」
一度許してあげたしね、と続ける小山内さん。
でもその、クリトリスを撫でるのは止めてくれません。
あの、むずむずするんですけど、あの。
「それはそれとして村野ちゃんを啼かせてみたい」
「えぇぇ……」
どういう事なの本当に……。
「特訓しようってのも本気だけどさ」
「あ、はい」
「あたしだけ仲間外れってのが気に食わない」
「えぇぇ……」
さっきも言ってましたがそれ本気だったんですか……。
「大丈夫大丈夫」
「な、何がですか……」
「こんなん遊びみたいなもんだって」
「えぇぇ……」
「セックスごっこ、的な?」
「えぇぇ……」
緩ぅい。こんな緩いえっち有り得て良いんですか。
「だから、さ」
「は、はい」
「安心して気持ちよくなってね? 村野ちゃん」
「っ⁉︎」
だから、その言葉を皮切りに、小山内さんの手付きが僅かに、ですが確かに、変わりました。
「でもあたしを好きになるのは禁止だよー?」
「……っ!」
今までがマッサージだったとすると、今されてるのは正に愛撫。
皮の表面だけを撫でていたものが、その中にあるものを確かに刺激するようなやり方。
「この位の加減かなぁ……」
「……っ」
「人にやるのって難しいね」
それは、オナニーと比べて、という事でしょうか。
そっか……小山内さんもオナニーするんだ……。
こんなに可愛らしくても、一人えっち、するんだ……。
「ん……」
だから、小山内さんのオナニー姿を妄想してしまって、自分の中で、スイッチが、入ってしまった気がします。
「ぉ? 良い感じ?」
「そ、そんな事、ありま、せん……っ」
いけない。スイッチを切らないと。
クリトリスから意識を逸らして、淡く気持ちいい感覚を遮断しないと。
「ふぅむ。じゃあこうかな?」
「……っ!」
なのに、小山内さんはもっと私のクリトリスに干渉してきて、思わず身体が、ぴくん、と反応してしまいました。
「当たり?」
「あたって、ません……っ」
……大当たりです。
私は、このくらいの力加減で始められるのが、好きで、弱いです。
大峰さんと並森さんにはすっかりバレていますが、小山内さんにバレる訳にはいきません。
だって、絶対、絶対……。
「ん……ふ……」
それを、続けられてしまう。
「ん……ん……」
だから、身体が、感じ始めてしまう。
くにゅくにゅ、とクリトリスを捏ねられ始めて、気持ちよくなってしまう。
「ふふん。息が甘くなってきてるよー?」
「そんなこと、ん……ありま、せん……っ」
息に湿度が混ざり始めています。
優しくされるのが気持ちよくて、大峰さんと並森さんに開発されきったこの身体は、簡単に気持ちよくなってしまいます。
「は……ぅ……」
じわぁ、とクリトリスから快感が広がって、頭もぽぉっとしてきました。
いけない。こんなのいけない。
そう思っても身体はもう気持ちよくなりたくて、そのための準備をしてしまいます。
「お、ちょっと硬くなってきた」
「……っ」
だから、そうなってしまうのなんて、すぐでした。
クリトリスが勝手に、もっと触って、と主張してしまって、快感を得るのに最適なカタチになってしまいました。
「いやー村野ちゃんチョロいわー」
「そんな、こと……っ」
「じゃあもうちょっとがんばろうねー?」
「ん……っ!」
だから、小山内さんは今の私に最適な力加減で、クリトリスをくにゅくにゅし続けました。
そうすると、もっと、もっと気持ちよくなってきてしまって、息が、変な息が、いやらしい息が出てしまいます。
「ん……は、ぁ……」
気持ちいい。指先でクリトリスをコロコロされるのが気持ちいい。
少し勃って硬くなったそこを、覆っている皮で擦り回すような、そんな触り方が気持ちいい。
「ふ、ぅ……ん……」
枕に顔を埋めているので、後ろの小山内さんの顔は見えません。
ですが、ニマニマして、楽しそうにクリトリスを弄ってきている、そんな気配を感じます。
「おまんこひくひくしてるよー?」
だからほら、すごく楽しそうな声が聞こえてきました。
「気持ちいいのかなー?」
「よく、ない、んっ……です……っ」
だから私は言葉だけでも抵抗しました。
そうでもしなければ流されてしまいそうで、キュッと枕を握り締めます。
「それはそれで腹立つなぁ」
ですが、小山内さんはそう呟いて、
「えい」
「んっ!」
クリトリスを、軽く、押し潰してきました。
「んふ」
「は……ぁ……っ」
目が、チカチカします。
まだ柔らかさを持っているクリトリスが圧迫されて、気持ちいいのが圧縮された感じがします。
「とくんとくんいってるねぇ」
「ん……んぅ……っ」
急速に血液がそこに流れ込んでいる感覚がします。
押し潰されないように、小山内さんの指に抵抗するように、硬く、大きくなっていく気配がします。
「どんどん硬くなっていってるねぇ」
「……っ」
だから、それが気配だけじゃなく、本当に起きてしまっている事なんだって突き付けられて、かぁっと顔が熱くなってしまいました。
恥ずかしくて、恥ずかしくて、恥ずかしくて、少しでもクリトリスに小さくなって欲しい、そう思っても自分ではどうしようもありません。
だから、
「ほーら、立派なクリちゃん」
完全に勃ってしまうのなんて、すぐ。
「はー、こうなってるのかぁ……」
「んぅ……っ」
そう言って、指は離されました。
ですが、勃ってしまったのはもう戻せません。
ジンジンして、もっと触って欲しいって浅ましくおねだりしているクリトリスを抑える事なんて出来ません。
「皮からちょっと出てるのエッロいなぁ……」
「……っ」
そんな場所を観察されて、もう恥ずかしさでどうにかなってしまいそうになります。
見ないでください。そう言えばいいのに、私は、何も言えません、
恥ずかしくて、いえ、浅ましくて、この後の展開を渇望してしまって、何も言いません。
「えい」
「んっ!」
だから、小山内さんはまたクリトリスに触れてくれました。
「ん……んっ……はぅ……っ」
いいえ、何度も、何度も触れてきました。
「どう村野ちゃん。これ気持ちよくない?」
「ふ、ぅっ……ん……っ」
ぴたぴたと、クリトリスを何度も叩くやり方。
触れられる度にジンッとした快感があそこから脳に直撃して、声を抑えるのに必死にならざるを得ません。
……小山内さんの口振りからして、この気持ちよさを知っている雰囲気を感じます。
もしかして、彼女は、こうやって、オナニー、しているのかもしれない。
「ぁっ……」
だから、少しだけ、声が、出てしまいました。
「んっ……んぅっ……ふ、ん……っ」
だから、急いで口を噤みました。
いけない。小山内さんのオナニーしている姿を想像なんてしてはいけない。
だって、いつもあんなに可愛らしい彼女が、快感を求めるために、顔を蕩けさせて、クリトリスをぴたぴた叩いている光景なんて、えっちにも程があります。
「はぅっ……んっ……ん……っ」
だから、頭の中を空っぽにしました。
だけど、そうするとクリトリスからの断続的な快感を意識せざるを得なくて、気持ちいい事から逃げ出す事が出来ません。
「んんー?」
だから、背後からニマニマした声が、届きました。
「さっきみたいに声漏れちゃっても良いんだよー?」
「っ!」
バレた。バレていました。さっき思わず口を開いてしまったのが、バレてしまっていました。
「ほら、ほら」
「んっ、んっ、んっ……!」
だから、どうしても私に声を出させたいんでしょう。
ぴたぴたしてくる速度が、上がりました。
「おぉ、きゅってなった」
「はっ、んっ、んぅっ……!」
頭が、クリトリスが痺れます。
瞬間的な強い快感が気持ちよくて、ぴたぴたが気持ちよくて、見られてるって分かっているのにあそこに力が入ってしまいます。
でも力を抜いたら抜いたで気持ちよくなってしまうのは目に見えているので、もう、どうしようもありません。浅ましくてえっちな私は、どうする事も出来ません。
「はいくにゅくにゅー」
「んぁあっ!」
ですが、いきなりクリトリスが捏ね回されて、頭が弾けそうになりました。
「あは、良い声」
「んっ……んっ……んぅうっ……!」
今まで苛められていたものを強めに癒されて、思わず声が漏れてしまいました。
ジンジンしていたのを蕩かすような手付きに戻って、震えるような快感がやってきました。
だから口を噤みます。これ以上恥ずかしい声を聞かせたくなくて、必死に口を噤みます。
「はいトントンー」
「んっ、んっ、あっ……!」
なのに、またぴたぴた叩かれて、快感に慣れる事が出来ません。
「はいくにゅくにゅ、と見せかけてトントンっ」
「んんぅっ……んぅっ、ぁっ、あっ……!」
なのに、また捏ね回されて、かと思えば叩かれて、もう、声が勝手に漏れ始めてしまいました。
「やっば、楽しいこれ……」
「んぁっ、あっ、んっ……はぁぅっ……!」
遊ばれます。クリトリスで遊ばれています。
けれど遊ばれている側の私には気持ちいいだけがやってきて、もう、耐える、という事が出来なくなりつつあります。
「あ、お汁出てきた」
「っ!」
だから、そうなってしまうのなんて、時間の問題で。
「じゃあ、もっと気持ちよくなろっか」
「んぅぅぅうっ!」
だから、それを掬い取られてクリトリスに塗り込まれた瞬間、お尻が浮いてしまいました。
「ほーらにゅるにゅるにゅるー」
「んんんあっ……! はぁあんんっ……!」
だめ。こんなのだめ。
出ちゃう。声が出ちゃう。気持ちいい声が出ちゃう。
「んんっ……! んっんっんんっ……!」
だから必死に口を噤みます。
お尻を元の位置に戻して、これ以上勝手に動かないように力を込めて。
でもそうするとクリトリスの気持ちいいのに意識が集中しちゃって、頭が、頭が変になる。
「ほらほら、お尻ふりふりしながら声出してー?」
「ゃぁ、んんっ……!」
だから意識を逸らそうとして、だけど枕を掴む事くらいしか出来なくて、声だけで抵抗を続けます。
「じゃあもう一回ね」
「んっ! んっんっんっんっぁっあっ……!」
だから、小山内さんはまたぴたぴたしてきました。
さっきよりも速い間隔でされるそれは頭に突き抜けてくるような気持ちよさで、油断していた私は、また耐えきれず声を出してしまいました。
「かーらーのー?」
「ふぁああっ!」
からの、くにゅくにゅ。
痛い程ジンジンが強まった頃にされるそれは腰が蕩けそうな快感で、もう、声を、抑える事が、出来ません。
「ゃあっ! ぁあっ! あっあっあぅっ!」
気持ちいい。我慢せず声を出すのが気持ちいい。
なんで我慢なんかしていたんだろう、そう思ってしまう程に気持ちいい。
だけど抑えなきゃいけなくて、でもそんな事もう出来なくて、気持ちいいから気持ちいい事をしなければなりません。
「……いやー、村野ちゃんの声くらくらするわ」
「あんっ! んぅぅうっ! んあっ! あっ!」
交互に、不規則にくにゅくにゅぴたぴたされます。
たぶん小山内さんの一番気持ちいいオナニーが叩きつけられて、気持ちよくない筈がありません。
こんなやり方知らない。こんなクリトリスを苛めるようなやり方、知らない。
「二人がハマるのも分かるわ、かわいいもん」
「んっぁっあっあっ! あぁぁあぅっ!」
頭がバチバチします。種類の違う気持ちいいのがたまらなくて、お尻がまた勝手に浮いてしまいます。
戻さなきゃ、と思って強制的に元の位置に戻しますが、次の瞬間にはまた浮いてしまって、その意思は無いのにお尻をふりふりしてしまいます。
「あたしのこと好きになる? ねぇどう?」
「はぁあぅっ! んっんっあっあっあっ!」
なりません。そう簡単に好きになんてなりません。
けれど気持ちよくて、気持ちよくて、いつそうなってもおかしくなくて、必死に意識を保ちます。
ダメ。ダメ。ダメ。
でもダメなのに、気持ちいい……!
「ふぅむ……案外強敵だなぁ……」
「あぅんっ! はっ……は……ぅ……?」
ですが、ぐりゅっと強めにクリトリスが押し潰された後、小山内さんの指は離れてしまいました。
諦めて……くれた……?
「ならば、やむなし」
そんな台詞と共に、パキッ、という音が微かに聞こえました。