こちらがいろいろ考えたけど他のSSには用いなさそうなネタを用いた大人向けお話集 作:oosima
此度のお話で、ガンダムSEEDにおける男の娘代表(?)という意見もあるあの子の男っぽい(?)一面を見せます。
○
「…それー!」
「せい!」
アプリリウスでのギレンの演説の放送、それと無関係ではいられないシーゲル・クラインとパトリック・ザラの口論より四日後、アプリリウスより離れた星系の一つに属するその惑星の、地球時代のグランドキャニオンが海岸に面したようなその海水浴場で、メアリ・サンディとニコル・アマルフィを含めた若人の声とバレーボールを叩き飛ばす音が大気を震わせていた。
現在、クルーゼ隊の若い面々の多くは、半分休暇みたいな感じでここクリュセでのMSの地上環境耐久性検証実験に駆り出されていたのである。
「…あらあら、凄い勢いですわねぇ…」
「二人含めて皆がムーンレイス星系までずっと厳しい任務の中にいたのだから、久々の長い息抜きには大きく羽を伸ばしたいのでしょう」
ちなみにその面々の中にはアスラン・ザラもいたが、彼は別件でこの星を訪れていたラクス・クラインと共に行動しており、近くの浜辺で盛り上がっている戦友達に和やかな空気を纏いつつも別の場所を目指していた。
「あ、着きましたわ」
「…前に見た時よりも若々しさが戻ってきていますね…」
数分後、二人がたどり着いたのは十階建てビルに匹敵する高さと太さを持つ、巨大なアボカドの木であった。
「…初めて見た時は、砂漠の中で見つけた化石も同然の状態だったのに…あ」
アスランがそのアボカドの威容に感動を覚えていると、その前にある石碑の献花台に青い薔薇が備えられていることに気付いた。
「メアリさんとガルマ様のお二人ですわね。あのお二方にとってこの木を蘇らせたマリル様はご家族ですから…」
その青い薔薇を捧げた人物にラクスもすぐ気づいた。
このアボカドの大木をこの地に植えたサンドリオ・ボルジュ=バイルカニュ・マリルは、メアリ・サンディの実姉にして、ガルマ・ザビの義姉であった。
マリルは昨年の血のバレンタインでゼミーシュルにて亡き身となった一人でもあった。
「…誰もがもはや死んで化石と見做して、打ち捨てられていたこの木を多くから邪道と謗られている“蘇生技術”の研究で得た技術でこの地へ移植して蘇らせたのがマリル博士でしたね…」
「ええ、私も微力でしたが助手として学ばせてもらいましたわ…あ」
「おお、久しいなお二人さん」
二人がその生命力を樹皮に触れて感じていると、ジラルハネイの初老の大きな老人が現れた。
「久しぶりですカドル老師」
そのジラルハネイの老人はマリルとラクスにとって植物学の恩師で、帝国から来た身の一人で、プラント創建にはその初期から大きく関わっていたカドル・ボルジュ=ディマル・ディマールス。
地上出身のナチュラルだが帝国で技術科枠にてスュルグゼーデ修技館に入館して更に同館の大学部にも進んで植物学と能楽を中心に学び、星界軍に入って前線と後方どちらでも実績を積みながら農務省に転籍してそこでも功績を積んで官界を隠居した後、プラント創建の時期に招致された身の一人である。
ナチュラルだがその功績と実直且つ温厚な性格で、プラントの市民には種族問わず慕われており、特に帝国圏や亜人諸国圏から移住してきた人々にはその傾向が強い。
「あれ? 今日はマザナさんのお姿が見えませんわね…?」
そのカドルを含めて亜人系、特に帝国系の人々は戦争に反対する人物が多く、それゆえの問いがラクスの口から出る。
これには帝国からプラントに来た移民の多くは、アーヴ支配が強固に固まった同国の体制に失望を覚えやすい左派やリベラルに属していた面々が中心であったためである*1。
ジョージ・グレンがエヴィデンス01を持ち帰ってプラントを建設し始めた頃は、銀連圏において自由主義圏と社会主義圏の間で雪解けが進み、その両者と帝国の間で貿易拡大に伴う民間交流の増加に伴い、理想追及の好機が多くあったので、硬直化・保守化したと感じる帝国社会を飛び出してプラントに移住した移民が、コーディネイターが大半だが身分問わず少なからず出た。
その彼らの多くは銀連圏には友好的で、銀連系理事国の搾取や抑圧には不満を抱いていたが、銀連圏から移住してきた人間系コーディネイターによる自治権拡大や独立運動の強硬化には慎重論を唱える穏健派が多く占めており、彼らの多くは地上など重力圏内開発に熱心なものが多かったので“
「…あの子なら先週に士官学校に行ったよ…」
だが、その穏健派とされてきた
「…そうですか。私のご友人も多くが士官学校に行かれまして…」
「戦で身を大きくし続けることでしかもう成り立たなくなったも同然の体に半分なってる帝国が嫌になった移民が戦争に反対という皮肉な状況だったのが、何だが構図が戻りつつあるな…」
「…ですが教授、ラクス、言葉以外でなくては守れない時があります」
「…まあ、言葉がそもそも通じない怪獣みたいなのがたびたび出る帝国の生まれの身としては悲しいが納得できるな。それが嫌でここまで来た身でもあるがね…。あ、悪いが私はもうそろそろ農協の会議で出なくちゃいかんから、このアボカドの実を上げるから後は自分達で楽しんでくれ」
「また会議ですか?」
「開拓初期の頃に比べればマシになったが、まだ農業まで出来る惑星はこの小銀河では限られているからね。それで出来る星だけでも生産量を増やしてくれとせっついてくる声が多いんだよ。それに釣られて他の話も色々来るからね」
その悲しい近況を説明したカドルは丁寧に梱包されつつも大きなアボカドの実を渡すとその場を後にした。
〇
「…ふえぇぇ~~♪」
「…あーもー、土産に渡された菓子の試食に混じった少量のアルコール程度で…大丈夫か?」
ラクスと恩師の久々の再会と直ぐの別れから数時間後、ビーチバレーボール大会が開かれていた海水浴場の近くの宿泊所に向かう道を、メアリは顔を赤くして足取りがおぼつかないニコルに肩を貸して進んでいた。
今現在のメアリは今回の任務に就く前にニコルの母ロミナに付き合わされた買い物で、彼女にしきりに勧められてしかも彼女のおごりで手にした、白のハイレグマイクロTバック水着の格好をしていた。
(…しかし、意外に着やせするタイプというか…大人しそうなわりに意外とこういう場では見せたがりというか…)
一方、その彼女に肩を支えられているニコルの今の格好は、ロミナが彼の荷物で彼が用意したものとこっそり変えた、緑色のブーメランパンツ型水着である。
二人ともその水着に気付いた頃は、抜き打ちで告げられたビーチバレーボール大会のために私物入りバッグを開いたら、用意されている水着がそれらしか入ってない状況であった。
そのために中性的な童顔のわりに、軍人しているので当然と言えるが割と細マッチョな均整の良いニコルの肢体は、メアリの長身スレンダー巨乳スポーティーナイスバディと触れ合わさっている状況にあった。
「…体を鍛えたのなら酒の耐性も身に付けろ。内臓は童顔以上にまだ子供かー…!?」
その戦友の予想以上に逞しい身と普段から知る優しい顔ばかりが目立つ面貌に、メアリはギャップ萌え的可愛さを覚えるが、彼女は急に自分の首の下から熱い体温を覚えた。
「…ううううぅ~~~~? メアリも~本音じゃ~僕を子ども扱いしてるんですか~!?」
体温の正体はムスッとした赤ら顔でウルウルした目つきで睨んでくるニコルの顔で、更にその両手はメアリの身を掴んできた。
「…ちょ!? 待て! 今ここは…人影はないがいつ来てもおかしくは…!?」
「じゃ~気配がない所に行きましょうよ~♪ ほら~あっち~♪」
戦友の予期せぬ攻撃に珍しく動揺を起したメアリはフラフラした足取りにニコルに引っ張られ、兵舎の近くの岩場の影に連れ込まれてしまう。
「…はむうぅ…ちゅ…ぅうぅ~♪」
「…う…ふうぅ…ニ…ふぉりゅうぅ…」
数分後、メアリは洞窟の近場の岸壁に背中を押し付けられて唇をニコルに奪われていた。
「…ニ…ニコルぅぅぅ…なぜこんなことをぉぉぉ…?」
「…ぅうぅ…メアリぃにぃ…僕だって男なのをぉぉ知ってもらうためでふよぉぉ…!!」
「…な、何を言っふぇえ? お、お前はぁぁ…元から男だろぉムぅ?」
「だったらぁぁ…昼間からこんな淫魔みたいなぁ体でぇどうしてぇ何度も僕に乗っかったり体をぉ押し付けたりしたんですかぁぁ?」
「そ、それはぁチームの勝利のためでえむうぅ…!」
「こんなぁ凄く魅力的な体ぁぁ…見てるだけでも襲う人も出てくるレベルなのにぃぃ…僕なんかぁ子供だからぁ見せても触れても大丈夫だろってぇ下に見てるのがぁ本音じゃないんですかぁぁ?」
「…そ、そんなことはな…あ!? これは…!?」
それからずっとニコルに押されっぱなしで唇を蹂躙されて舌も交わされ合っていたメアリだが、ニコルのパンツの繊維の性質のためか、そのクロッチ部分から緑色の大きなソーセージのような膨らみが生じて、彼女の水着のクロッチと下腹部をズリズリと擦り付けられていることの感覚でようやくハッとした。
「…お、おい! いい加減にしろ! これ以上はセクハラでは済まないぞ!」
「…ああ、じゃ~人を呼べばいいんじゃないですか~?」
「…そ、それはー…」
女性としての貞操観念と常識からメアリはニコルを膂力差で引き離すが、その彼に座った眼でそう問われるともしも叫んだ場合のその後の予想に頭が高速回転し始める。
『アマルフィ議員! ご子息がセクハラ及び強姦をしたというのは本当ですか!?』
『父親及び上官としてどう責任をお感じになられますか!?』
(…あの二人とニコルにああなってほしくはない…)
血のバレンタインの数少ない生き残りの一人であった自分を報道の自由を名目に面白おかしく付け回す報道業者や動画配信業者の群れの迫りくる姿の記憶、それが今度はプラント移住後の世話になった人々に浴びせられる光景にメアリは顔を引きつらせる。
「…わ、わかった…私でお前が男になれるなら…」
世話になった人々への恩義とサバイバーズ・ギルトからくる罪悪感からメアリは強くは逆らえなくなり、自分一人だけ耐えればという感じで大人しくなり始めた。
「……はぁ~~、メアリってぇ…ここも綺麗でぇ魅力的なんですねぇぇぇ…♪」
「…ァアア…❤️」
数分後、メアリは洞窟の中の岩場に腰かけさせられて、その長く美しい両足を大きく開かされて、その僅かな白い布地に隠された淫裂から愛液だけでなく湯気も生じさせ、全身も噴出した汗で濡れて虚ろな瞳になっていた。
普段は優しくまじめで酒に弱い様子のニコルだったが、意外なことに酔っている時の彼は女体にはSっ気が強くて弱点を見抜いて責めるのが上手い様子だった。
そして、それ以上にメアリはベッドにおいては雑魚臭いようであった。
「…それじゃあァアア…メアリのここもぉ辛そうだからぁ…」
「あ! ま…待て! 私にあれこれしたんだから…私にもさせろ!」
そのお互いに高まってきている性の香りにニコルは海パンに大きなソーセージを生じさせていた愚息を開放しようとしたが、そこで正気を取り戻したメアリが引き留める。
「…こ、これが…お前の男の証か…。本当に…男らしくなったんだな…ちゅ❤️ ちゅるるるるぅぅ❤️」
数分後、落ち着きを取り戻して汗も幾らか乾いたメアリは、ニコルのブーメランパンツのクロッチをずらして解放して隆々となったペニスを掴み、たどたどしくも一生懸命に舐めるようになっていた。
「…メ、メアリにこうされていたら…男ならだれでもこうなってますよぉ…」
「…ふふ❤️ 体は意外と逞しくてもぉむうぅ…顔は可愛い時は可愛いな…あ❣❓」
メアリの口淫はまだ処女の素人芸程度だが、童貞のニコルにはまだ十分刺激的であったので、自分のペニスの先端がアイスクリームと化して舐めとかされたような心地よさの果てにブルリと震えて勢いよく子種汁を噴出させた。
「…あ❤️ ふうぅぅ…苦いし…鼻を突くような異臭だが…不思議としばらく感じ入りたくなる不思議な感覚になるな…」
「…メ、メアリ…僕…まだ…」
十数秒後、射精が終わってヒクヒクと震えている男根を掴んだままの状態で、目を丸くしつつも頬の朱色を強めて感慨深そうな顔を浮かべているメアリに、彼女を見下ろしているニコルはまだドクンドクンと心臓のように血が力強く下半身へ送られている感覚を覚えていた。
「(…あ、これは…下手な止め方だと勢いで押し倒される感じっぽいな。あのムッツリ助平馬鹿王子の紙製隠しファイルにあった成人向け作品の流れからして…)顔は乙女のようでも…ここみたいに体と性は男なんだな…❤️」
「…そ、それならー…」
「…お前が望むなら私も望もう。だが…半端だったり長ったらしいのは好きじゃない…」
「…え?」
ニコルの愛欲がまだ高まっていることに気付いて自分のそれも焚きつけられていることを自覚しながらも、メアリはこれ以上進むのはさすがにまずいと覚えたのか今は敵に属している
「…今日はな、危ない日だ…」
「………!?」
そう言って立ち直して向き直ったメアリが少し照れたような赤い顔で自分の下腹部を撫でながら放った言葉に、ニコルは初めぼうっとしたがやがて顔の朱色を増して目が丸くなった。
「…だから、お前の私を求めてくれる気持ちが真摯なら、今この場で私と遺伝子を分かち合ってほしい…」
「…………」
「…もしまだ早いと思うのなら、今日はこの場でお互いに身の熱を鎮めて―――!?」
無言となっていく男にメアリは上手くいったと感じてもう一押ししようとするが、その途中で手首を掴まれて勢いよく海へ引きずり込まれた。
「―――えってげほげほげほぉ!? おい! 急に何のつもりだぁ…あ❣❓」
それに驚いて声を荒げるメアリだが、それはニコルにその身を強く抱きしめられるとビクンと身を一際震わせて動きが止まってしまう。
「…まさか…あなたからそこまで求められる日が…こんなに早く来るのは…驚きましたけど…」
「…………」
気づけば自身を幼馴染の秘密資料で俗に“駅弁”と呼ばれた体位で抱き上げ、自身の水着のクロッチを亀頭のカリ首に引っ掛けてずらし、黒く淡い陰毛に包まれてヒクヒクと震えている処女に亀頭が触れている感覚、そうしてくるニコルの少し驚きつつもそれ以上にもう腹は括ったと言わんばかりにジッと強く見据えてくる表情に、自分は火に油を注いでしまったことをメアリは悟る。
「…責任は一緒に取ってもらうぞ…」
「…一緒にどっちの家にも勘当される覚悟で謝りに行きましょう…!」
「…あーもう…二人きりでこんな時まで…敬語はもういい…ァアア❣❓」
愛欲に強く支配されつつも若さゆえの真っすぐさに押されてブレーキ無視で突っ走りだしたニコルと、それに何処か諦めが混じ始めたメアリが視線の高さを合わせた直後、若々しくも精悍な雄花が長躯に似合わぬ小さな雌花を勢いよくプチっと穿ち抜いた。
「…だ、大丈夫メアリ!? 女の子は…こういうのは最初痛いと聞くけどー…?」
「…だ、大丈夫だ…最初は古い注射針を勢いよく差し込まれたような痛みがしたが…すぐに和らいだ…。むしろ…何と言うか…お前が私の中にいるというこの感覚…熱くて固くて…不思議だが…深く…長く…浸りたくなってくる…❤️」
「…うん…僕もずっと…あなたの中に…いたくなる…んん!」
「…んんんん❣❓」
このお互いが淫肉を通して一つとなった初めての感覚に少し浸り合った後、メアリとニコルは唇と舌も再び交差させて水面を揺らし始めた。
「…はふ! は…ぅううぅ…ぅうぅ!!」
「ちゅうぅ❣ う…く…ちゅううううううううぅぅぅ❣❣」
数分後、ニコルとメアリは揺らす海原で生じた水飛沫と己の汗で、胎内だけでなく素肌を大いに濡らすようになっており、互いの激しく書き立てる熱を鎮め合うように海水にも浸かっているようにも見えた。
どちらも激しく揺れる相手の体に手を固く回し、無いのは承知とはいえ周囲の視線など知らんばかりに愛欲を高め合っていく。
メアリの芯の筋肉で形よく保たれている巨乳と、ニコルの童顔に似合わない精悍な青年の胸板は激しく擦れ合って上半身も熱を介して交わっているような錯覚を与えていく。
朱色が強い桜色の二枚の舌は絡み合って唾液を交換し合い、舐められている歯や歯茎にも快楽神経が伸びてきたような動きを見せていく。
特に、青々しい色合いをしつつも精悍な戦士の雄としての武器と、薄朱色の食虫植物化したような雌の薔薇は互いに貪り合うようにジュボジュボという水音が強まっていく。
そのお互いに加減が取れず、そもそもまだ性の高ぶりに対して免疫も加減も出来ない二人が再び極みに達するまで時はそうかからなかった。
「「ううううぅウウうぅっ~~~~~~~~~~~~~❣❣❣❣」」
雌雄それぞれの淫花が最も深くかみ合ったその時にお互いの淫蜜は勢いよくブビュルルと噴出し合い、若き二人は互いの大きく震える肉体を抱きしめ合った。
だが、互いの素肌を深く触れ合わせつつもお互いの動きは止まらない。
白濁の奔流が高ぶっている間も、その高みが過ぎても、残り汁がピュルピュルと出ている時も二人の腰は激しく打ち合わされ、舌は絡み合い続き、お互いの手は相手の素肌を弄り合い続ける。
結局、二人の最初の愛欲の交わりは途中で連絡義務を思い出したメアリの言葉で、ニコルが宿泊所にそれを通信で簡単に入れるために少し中断したのを除けば、一晩を通して続けられた。
こんなのあのキャラじゃないって人もいるでしょうけど、如何せんそれぞれの原作での本人たちのキャラ描写が少ないのと、何より酔ってしまった時の描写が本編には無かったので、そこはお話の都合で埋めさせてもらいました。