※この作品はR-18です。

【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】   作:ドン・ドナシアン

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128 ノルズの屈服

「じゃあ、選ばせてやる。このまま乾いた膣に無理矢理に俺の男根を押し込まれるか、それとも、愛撫をしてから犯すかだ……。どっちがいい?」

 

 一郎は淡々と告げた。

 すでに、ノルズは全裸であり、一郎は跪き、地面に仰向けにしたノルズの両膝を抱え込んでいた。

 まさに、いまにも犯そうとする体勢だ。

 

「……や、やめて……近寄らないで……」

 

 すると、ノルズの口から、か弱い女のように怯えた声が洩れた。

 ちょっと驚いたが、この女にもそういう一面もあるのだと、にやりと笑ってしまった。

 

 だが、一郎の表情の変化に我に返ったのか、ノルズがはっとしたように顔を引き締めて、周囲を見回しはじめる。

 周りにいるのは、一郎のほかに、スクルズ、エリカ、シャングリアだ。彼女たちは、冷ややかな目でノルズを見下ろしている。

 

 一方で、ノルズは唇を噛みしめ、必死の様子で一郎を睨みあげてきた。

 虚勢だろう。

 すでに、ノルズには抵抗の手段はない。

 

「……あ、あたしを、犯すだと……。ふざけるなよ」

 

 そのノルズが強がりの声を張り上げて、身を強張らせた。

 

「悪いな。動けない女を犯すのは趣味なんだ……。じゃあ、前戯なしでいいんだな? かなり痛いぞ」

 

「うわっ──。ベルズ、スクルズ──。お前ら、あたしをこの男に差し出すつもりかい──? か、仮にも神学校時代に愛し合った仲じゃないか」

 

 ノルズが必死に叫ぶ。

 この期に及んで、ふたりに慈悲を縋るのか。なに振り構わない姿勢が嫌いじゃない。

 面白い女かもな……。

 一郎は内心でほくそ笑んだ。

 

 また、ノルズの哀願には、当然ながら誰も相手にしない。

 一応確認したが、スクルズは呆れたように息を吐き、ベルズは眼を細めただけだ。

 そして、ベルズが口を開く。

 

「どの口で言う……。好き勝手に人の身体を弄びおって……」

 

 ベルズの声は冷ややかだ。

 

「あ、あれは……ただの遊びだよ。少女時代のようにね……。愉しかったろう?」

 

「ああ……なら、これも遊びだ。ロウ殿に犯してもらえ。そして、なにもかも洗いざらい吐け。処刑される前にな」

 

「処刑だと──」

 

 ノルズの顔が真っ赤になる。

 

「それだけのことをしたんだ。覚悟のことだろう?」

 

 一郎は、さらにノルズの腰に身体を寄せて脚でノルズの脚を固定し、ノルズの股間に指を伸ばして、下から上に向かって線を引くように亀裂をなぞる。

 感じているとはいえず、ノルズの快感の箇所を示す赤いもやは薄い。

 だが、クリトリスだけは、ほんのりと濃い。

 最後に周りを刺激してやる。

 

「くふうっ」

 

 ノルズの背が弓なりに撥ね、唇がひきつった。

 一郎の眼に、赤と桃のもやが新たに揺らめく。クリトリスのもやが真っ赤に濃くなるとともに、乳首、脇腹、脚の付け根、お尻の穴の周辺も、性感帯を示すその光が一斉にぽっと灯る。

 一郎はとりあえず、股間周りのもやの輪郭を指で縁取っていく。

 

「……や、やめ……て──ああっ」

 

 ノルズが乱れ出す。

 一郎はノルズの脚を離し、身体を倒して仰向けのノルズに覆い被さる。

 舌でねっとりと乳首に浮かんだ赤いもやを舐めあげる。

 

「ひんっ」

 

 ノルズはまたもや身体を跳ねあげた。

 さらに舌をさまよわせる。もやの濃い地点を舌で辿り、指でも同時にもやを刺激していく。

 ノルズの喉が震え、全身が痙攣するように震えだすのに、いくらもかからなかった。

 

 

 ノルズ

  ……

  快感値:49/300↓

 

 

 ノルズの快感値は、すでに大きくさがっている。耐えられる限界がもう少ししかないということだ。まあ、淫魔術と魔眼を駆使した愛撫に、女のノルズが快感を拒めるはずがない。

 全裸の身体をスクルズの魔道で弛緩させられていて、わずかな刺激にさえ無防備であることも、ノルズの反応を敏感にさせているのかもしれない。

 眼下の股間からも愛液がとめどなく溢れている。

 

「ううっ」

 

 ノルズの身体が弓なりにのけぞり、顔が苦悶に歪む。

 一郎の愛撫に手も無く反応してしまうことがかなり口惜しいのだろう。

 だが、逃れる手段はない。

 

 一郎は脇の下の柔らかな部分に指を這わせ、くるくると円を描きながらゆっくりと下っていく。

 少し前にそこに刺激を与えたとき、強烈な反応を示した場所だ。

 

「いやあっ」

 

 ノルズが声をあげた。

 どうやら、くすぐりめいた刺激に殊更に弱いらしい。

 もう、ノルズの弱点は完全にわかった。

 一郎は覆いかぶさると、今度はさっきとは反対の乳首を口に含んで吸いあげる。

 

「うふううっ」

 

 ノルズの喰い縛った口から、甘い声が迸った。

 そのまま舌を這わせ、ねっとりと舐めあげる。

 すると、乳房全体に真っ赤な靄が拡がっていく。

 一郎はその濃さを追い、舌の愛撫をさらに拡大させた。

 

「あうっ」

 

 またもや、狼狽の声がノルズから洩れた。

 一郎は一度口を離し、ノルズの身体を改めて確認する。

 いまや全身が赤い靄にすっかりと包まれていた。

 こうなってしまえば、もうノルズをどうするのも一郎の自在だ。

 そろそろいいだろう……。

 一郎は、しっとりと濡れ始めている恥毛の中の裂け目に再び指を滑らせた。

 

「あふうっ」

 

 ノルズが激しく反応する。

 しかしあえて性急には進まない。

まだ薄い桃色の靄でしかない太腿へと手を移した。

 すると、面白いことに性感帯を示す靄がぱっと内腿全体に広がっていく。

 

「ああ……な、なんで、あたしが男なんかに……」

 

 ノルズが屈辱に顔を歪め、左右に激しく頭を振る。

 望まぬ快感を与えられて、心の底から口惜しがっているのが、肌を通して伝わってきた。

 

 一郎は片手で太腿を愛撫し続け、もう一方の手で新たに生じる靄の濃い部分を追いかける。

 やがてノルズの脚は小刻みな痙攣を始め、全身の靄はついに身体全体を覆い尽くした。

 

 

 ノルズ

  ……

  快感値:14/300↓

 

 

 すでに挿入可能な域にまで落ちていた。

 もう、絶頂まで少し……。

 

「ご、ご主人様……」

 

 そのとき、後ろからコゼの声がした。

 一郎はノルズの愛撫をやめて振り返った。

 ベルズに支えられた全裸のコゼが歩み寄ってきていた。

 まだ赤黒い痕は残っているが、これくらいなら一郎の淫魔術だけで元のきれいな肌に戻せると確信できた。

 

「コゼ殿には、まだ動いてはならんと言ったのだがな……。治癒術は完全には終わっておらん」

 

 ベルズがちょっと困ったように言った。

 おそらく、コゼが無理を言ったのだろう。

 

「いや、もう十分だ、ベルズ様……。残りは俺がやる。俺がコゼの傷をすべて舐め尽くしてやる。そうすれば完全に元通りになる」

 

「ふふ、本当ですか、ご主人様?」

 

 コゼが破顔した。

 

「ああ──。俺の判断が甘くて、エリカとコゼには迷惑をかけた。その償いに、風呂で全身を舐めて癒してやろう。もちろん、それだけで終わりじゃないぞ。今夜は腰が抜けるまで可愛がってやる。眠れると思うなよ」

 

「へ、へへ……。愉しみだな……へへ……」

 

 コゼの頬が赤く染まる。

 

「わたしはどうなのだ、ロウ?」

 

 横でシャングリアが声をあげる。

 

「もちろん一緒に抱いてやる。ただ最初はコゼとエリカだ。だからコゼ、夜までに少しは体力を戻しておけ。風呂では脚のつま先から頭まで舐め尽くすぞ。けっこうつらいかもしれん」

 

「大丈夫です。ご主人様に愛されるなら、どんなことでも……」

 

 コゼは嬉しそうに微笑んだ。

 

「そうだ。忘れてました。ウルズは……? あの女はどうなったのですか? わたしたちは、ウルズとノルズに魔道でやられてしまったのです。ミランダに化けて、ロウ様を襲いに向かったはずですが……」

 

 いままで押し黙っていたエリカが、思い出したように口を開いた。

 

「ああ、ウルズなら問題ない。俺がすっかり支配した……それと、追加情報だが。ミランダと調べを重ねて掴んだ情報だが、すでにギルドを通じて王軍と神殿が動いている。手始めは第一神殿のリーナスだな」

 

「リーナスって、あのリーナス神官ですか?」

 

 エリカが目を丸くした。

 

「どのリーナスかは知らんが、ノルズの部下だそうだ。捕縛の手が回っているはずだ。仲間も芋づるで挙げられるんじゃないか」

 

「く、くそっ……。リーナスにも、ほかの者たちにも、決して情報を洩らさないよう強い暗示をかけていたのに……。それが、なぜ……」

 

 ノルズが唇を震わせ、悔しげに呻いた。

 

「漏れない秘密なんてないさ。あんたは結構、派手に動きすぎた。友達を苛める趣味に走ったからだな」

 

 一郎はにやりと笑った。

 

「ちっ、まあいいか。どうせ、こんな企みなんて、成功しっこないと思ってたしね。趣味に走らないと、やっていられないとよ」

 

 ノルズが吐き捨てた。

 一郎は苦笑した。

  一郎に言わせれば、調査は案外容易だった。

 ノルズはかつて神学校時代の友人だったスクルズ、ベルズ、ウルズを弄び、半ば調教の真似事のような行為で支配していた。その名残もあって、足取りを追えばすぐに繋がりが浮かび上がった。

 そして、全員から魔瘴石を取り除いたことで、彼女らに課されていた危険な呪縛は消え失せ、神殿やギルドも即座に動ける状態となったのだ。

 

 もとよりノルズのやり口には緻密さがなく、むしろ発覚を望んでいたかのように、あちこちに情報漏れの抜けが散見された。派手に動き回った分、痕跡も鮮やかに残されていたのだ。

 そして一郎には、その杜撰さですら仕組まれたもののように思えてならなかった。自滅を誘うかのように、わざと隙を残していたのではないか──そんな薄気味悪さが漂っていた。

 一郎はその不可解さに苦笑しながら、いずれにせよ捕縛が進むのは当然の流れだと見ていた。

 

「さて──、じゃあ、お喋りはもう終わりだ。お仕置きはこれからだ」

 

 一郎はそううそぶくと、再び両手をノルズの身体へと伸ばした。

 

「あっ、ああ……」

 

 すぐにノルズが喘ぎだす。

 愛撫が中断されていた分、わずかに淫情が引いていたようだったが、再び全身を真っ赤な靄で包ませるのに、それほどの時間は要らなかった。

 

 

 ノルズ

  ……

  快感値:10/300↓

 

 

 快感値が〈10〉を割り込んだところで、一郎はズボンをおろし、怒張をむき出しにしてノルズの腰を引き寄せる。

 ノルズの身体はスクルズの魔道により金縛りのように押さえ込まれていて、抵抗する術もない。

 無理やり開かされた股間に、一郎の先端が突きつけられた。

 

「い、いやあ──。男になんて……助けて……いやあっ、いやよお……」

 

 ノルズが初めて泣き声をあげる。

 かつて女友達を冷酷に調教してきた彼女も、男を相手にするのは初めてだ──。それはステータスに示されている。

 だが一郎は容赦なく、怒張をずぶずぶと押し入れていった。

 

「あふうっ……な、なんで……なんで……」

 

 ノルズの口から嬌声が洩れ続ける。

 震える身体、歪む顔。自分が男に感じていることを認めたくないのだろう。

 襲い掛かる快楽から逃れようと、頭を必死に振り続ける。

 

「昔の女友達に男との関係を強要した性悪女のわりには、ここは未使用のようだな。だが、気持ちいいだろう? ほら──ここはどうだ。あるいは、ここか……」

 

 一郎は膣内に浮かぶ赤い靄の点を怒張の先端で狙い、次々と刺激した。

 ノルズの肉襞は一郎を歓迎するように蜜を滴らせ、亀頭にまとわりつく。

 

「いやあ……誰か……誰か……」

 

 悲鳴をあげるが、助ける者はいない。

 スクルズもベルズも、冷ややかに一郎に犯されるノルズを見下ろしていた。

 一郎は尻を支え、腰を大きく引きつける。律動を強めると同時に、指先で肛門をかすめた。

 

「おふううっ、はああっ……」

 

 ノルズが衝撃に身を跳ねさせる。

 強烈な膣の収縮が怒張を締めつけ、一郎の身体にも緊張が走る。

 一郎はさらに激しく抽送を続けた。

 

「い、いい、い、い──」

 

 ノルズが大きな声を放ち、全身をのけぞらせて震えた。

 ついに、達したようだ。

 一郎は、その絶頂にあわせて、おもむろに子宮へと精を撃ち込む。

 

「このまま妊娠させてやろうか? 俺にはそういうことも自在にできる。俺の子を孕む気はどうだ。避妊薬は役に立たない……。それも俺の能力でね」

 

 二射、三射と吐き出しながら、わざと脅すようにささやく。

 

「いやあ……そんなのはやめて……お願い……」

 

 ノルズはさすがに泣き叫んだ。

 すっかり屈服したのを見届けると、一郎は淫魔術を駆使し、ノルズに性奴隷の刻印を施した。

 

「な、なに……これ……? 身体の奥に……なにかが……」

 

 一郎に貫かれたまま、ノルズが困惑の声を洩らす。

 心を支配する淫魔術の刻みが入り込んだのだ。

 恐怖に怯えるのも束の間、やがてその感覚は情念と慕情にすり替わっていく。

 顔に安堵の色を浮かべたノルズの中に、一郎への恋慕が芽生えているかのように見えた。

 もともと、女を心身共に支配するのが淫魔術だ。これまでの女には、身体の支配はしても、心の支配は最低限にしていた。

 しかし、このノルズについては、女として一郎に屈するように意識して心の支配を施したのだ。

 

「……さあ、じゃあ、さっき口走ったことを教えてもらおうか。お前は誰に命じられて、こんな大それたことをした? お前の主人はアスカか?」

 

 一郎が詰問すると、絶頂の余韻にまだ身を震わせているノルズが、冷笑を浮かべて唇を歪めた。

 

「アスカ……かい。あの……奴隷女……」

 

「奴隷女?」

 

 一郎は眉をひそめた。

 あの傍若無人で魔女めいたアスカを、ノルズは奴隷女と呼んだ。意味が掴めない。

 

「ああ……アスカなんて、ただの女奴隷さ……。いや、それ以下の道具かな……。あの方の……望みを実現するための……」

 

「あの方? あの方とは誰だ──?」

 

 一郎が追及すると、ノルズは唇を閉ざして答えない。淫魔術の支配は効いているはずだ。

 しかし、余程の強い暗示が刻まれているとしか思えない。

 一郎はすでに注ぎ込んでいる淫魔術の支配をさらに強めた。

 すると、ノルズの身体がぶるぶると震え、ついに声を絞り出し始める。

 

「……め、冥王を……パ、パリスさまが……」

 

 そして、ノルズがぼそりと呟いた。

 

「冥王?」

 

「冥王?」

 

 スクルズとエリカが同時に叫び、周囲の女たちも一様に恐怖と驚愕の表情を見せる。

 

「あがっ、が、が、が……がああ──」

 

 突如、ノルズが苦悶の声をあげた。

 一郎が視線を戻すと、さっきまでの欲情の色はすっかり消え失せ、顔は真っ蒼に血の気を失い、全身が痙攣を始めている。

 

「ロ、ロウ殿、これは死の呪文です──。ノルズの身体には、なにかをきっかけに全身に毒が回る仕掛けが施されているようです。早く離れてください──。でないと、ロウ殿にも毒が──」

 

 スクルズが狼狽して叫ぶ。

 一郎は慌ててノルズから一物を抜いた。

 慌てて、ノルズのステータスを見る。

 

 

 

 ノルズ

  人間族、女

   年齢:25歳

   ジョブ

    戦士(レベル20)

    魔道遣い(レベル40)*

    魔獣遣い(レベル40)*

    アサシン(レベル5)

   生命力:50→5…3…2↓↓(死の呪文発動中)

   攻撃力:1(弛緩)

   魔道力:200*

   経験人数:男1、女3

   淫乱レベル:B

   快感値:10/300(回復中)↑

   状態

    一郎の性奴隷*

    瀕死(死の呪文)

 

 

 

 死の呪文──。

 

 ノルズは死にかけている……。

 一郎は唖然とした。

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