【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
屋敷の地下である。
慌ただしくやって来たミランダとスクルズが戻ったところで、やっと淫乱ファッションショーを再開することになった。
つまりは、三人娘たちに破廉恥で奇抜な服を考えさせ、それを一郎に順番で披露しろと命じているのだ。
一郎が気に入れば、その都度、女たちを可愛がってやると言っている。
すでに、ミランダとスクルズの訪問を挟んで二回やっていて、今度が三回目の披露になる。
一騎当千の女傑たちを相手に、気に入れば可愛がるという、我ながらなんという尊大な態度だろうと思うが、女たちは意外にもやる気満々だ。
三回目については、月に数日だけ参加を義務づけられている騎士団の訓練を終えて戻ったばかりのシャングリアを加え、ミランダが戻ったところで、魔妖精のクグルスも呼び出した。
魔族の一員である魔妖精クグルスについてだが、彼女をしもべにしている件は、どんな反応が来るか予想できないので、新しい女たちには、しばらくは隠しておくことにした。
もっとも、毎日のように訪れているスクルズには、数日前に、ついにクグルスに会わせている。
さすがはスクルズであり、驚いてはいたが、大きな動揺はしていなかった。
だが、あの真面目そうなミランダには、当面は教えない方がいいだろう。魔族が仲間にいるというのは、ちょっとばかり刺激が強い気がする。
ともかく、三回目は三人娘とシルキーに加えて、クグルスも参加だ。
どんな工夫に富んだ服装でやって来るのか、いまから愉しみである。
しかし、実のところ、こんな馬鹿げた遊びにかまけるのは間違っていて、急遽ミランダが持ってきた緊急クエストのために、明日の朝に出立ということになったのだから、本当は準備をした方がいいのだろう。
だが、一泊程度の馬車の旅でもあるし、大袈裟な支度はなく、屋敷にあるものを詰め直すくらいなので、明日早めに起きて支度をすれば間に合うだろうと思う。
一郎は自分の好色を優先させることにした。
それにミランダは、早く出立しろとは言っていたが、あれは、どう見ても、このクエストが急ぎの案件ではないだろう。
理由はわからないが、とにかく、一郎たちを王都から離したいようだ。
それで、どうでもいいとは言わないが、おそらく、わざわざ地方ギルドからそれらしいクエストを探して引っ張ってきてまでして、一郎に強制クエストをかけたのだと思う。
どうしても本当の理由を言いたがらないのは気になるが、まあ、訊ねないことにした。
危険という感じでもなさそうだし、一郎が知るべきなら、ミランダはちゃんと教えるはずだ。
ミランダの態度は、むしろ、一郎が知らない方がいいという感じだった。
一郎には、その辺りの勘のよさはある。
強引に身体に訊ねるというやり方もあるが、まあ、いまはそのときでもなさそうだ。
いずれにしても、明日出立のクエストには、第三神殿の筆頭巫女スクルズも同行することになった。
なんだかんだで、一郎にわかりやすく懐いてくるので、一郎としても、身分の高いあの清楚そうでありながら、実はかなり好色のスクルズが可愛く思える。
「ロ、ロウ様、一番、エリカです……」
そのとき、待っている扉の外から声がした。
順番に趣向をきかせた破廉恥な姿を一郎に見せに来ることになっている。
「いいぞ」
一郎が応じると扉が開いた。
裸体に、白い
前に垂らすのではなく、股間を包んで食い込ませるやり方の「六尺褌」というものだ。
もちろん、この世界には、そんなものはない。
二回目が終わったときに、破廉恥な服装の一例として教えたのが、この「六尺褌」だったのだ。締め方も教えた。
一郎は思わずにんまりとしてしまった。
エリカの肌は白い。なにより、エリカは美形だというエルフ族の中でも際立って美しくて可愛らしいと思う。
その白いエリカが褌だけをしている姿というのは、確かに卑猥だ。
また、剥き出しの乳首は、羞恥で欲情しているのか、痛そうなくらいに勃起していた。
真面目なエリカの恥ずかしそうな表情にも、赤く染めて汗が滲む肌も、実に扇情的だ。
一郎はズボンの中の自分の股間が固く勃起するのがわかった。
「ロ、ロウ様、さっき教えていただいた、ふ、ふんどしをしてきました。これはどうでしょうか──?」
気合を入れた感じのエリカが、一郎の前に駆けてきて直立不動になる。
教えはしたが、褌など見たことのないはずのエリカだ。
だが、締め方は合っている。
口頭で一度教えただけなのに、しっかり覚えて、しかも再現できるとは大したものだ。
ところで、本当は自分で考えることに意義があるのだが、エリカだけに一例を示したのは、ほかの女に比べて、エリカだけがちっとも「奇抜」でも「趣向」に富んだものでもなかったからだ。
破廉恥な恰好だというと、一回目は下着姿になってきて、二回目は全裸になってきた。
あまりにも工夫がないので、気に入れば可愛がると申し渡していたものの、不合格にした。
さらに、例えばの話として、一郎の前の世界の知識から褌を教えたのだ。
その例えを、工夫することなくそのまましてくるのは、いかにもエリカらしい。
とにかく、なかなかに卑猥で素敵であり、エリカほどの女が一郎のためにそんな恰好をしてくれるのは嬉しくなる。
だが、どうにもエリカに接していると、一郎の意地悪の虫が込みあがるのだ。
「白ふんか……。ふんどしは赤だな。赤ふんでないとな」
一郎はからかった。
すると、エリカは見るからにがっかりした顔になるとともに、耐えられなくなったかのように、両手で胸を抱くようにして、うつむいてしまった。
「……ロウ様は……意地悪です……。わたしばっかり除け者にして……」
エリカが恨みがましく呟いた。
これは少しばかり揶揄いすぎたみたいだ。ちょっと拗ねてしまった。
一郎はエリカの裸身をさっと抱き寄せる。
顔をあげさせて唇を吸う。
「んっ……んんっ」
エリカの口の中にある性感帯を舌で強く擦りあげていく。
たちまちにエリカは、一郎の腕の中で脱力したようにしだれかかってきた。
すかさず、一郎はエリカの腰の後ろに手を回して、結んであったふんどしの結び目をさっと解いた。
「あっ」
解けてしまった腰の布に気づいて、エリカが羞恥の声をあげる。
これだけ毎日のように裸を見て抱いているのに、まだまだ恥ずかしがるような仕草をするのがいい。
「随分と緩いな。俺が巻きなおしてやる。脚を開け」
一郎はエリカの前にしゃがみ込んだ。
「は、はい……」
エリカは大人しく脚を開いた。
一郎はふんどしの布のうち、股間に食い込んでいた部分を一度外すと、途中を何度か縛って三つの大きな結び目を作った。
一度あてがってみる。
いいようだ。
ぴったりとエリカのクリトリスとヴァギナとアナルに結び目が当たる。
これだけ簡単にこの手の技ができるのも、淫魔師の能力のひとつなのだろう。
そんなことを考えながら、的を狙うように思い切りエリカの股間に布を食い込ませた。
「ううっ、ロ、ロウ様……」
エリカがよろけて、支えを求めるように一郎の両肩に手を着いた。
構わずに一郎は、今度は立ち上がって、さらに布を力いっぱいに引っ張る。
結び目つきの布は完全にエリカの股間に完全に食い込み、エリカの無毛の亀裂に深々と埋もれる。
一郎は布が緩まないように注意しながら、エリカの腰を締めている布に繋ぎとめた。
「あっ、そんな……」
エリカが自分の裸身を抱きしめるようにしながら、思い切り内股になった。
感じやすいエリカの身体だ。
ほんのちょっとでも身じろぎするだけで、鋭い刃のように快感を覚えてしまうのだろう。
一郎はほくそ笑んだ。
「もう動いていいぞ、エリカ。その代わり、腰を振って自家発電だ。やれ」
「じ、じかはつでん……?」
エリカは意味がわからなかったようだ。
また、立っているだけでも身体の敏感な部分に結び玉の刺激を覚えるのは間違いないようで、閉じることを許された脚をもじもじと揺らしている。
「何回かやったことがあるだろう。自分で腰を振って自慰をするんだ。手を使うのは駄目だぞ。達したら、いままでの分も合わせてたっぷりと抱いてやろう」
「ほ、本当ですね?」
エリカが顔を赤らめて、ぱっと破顔した。
しかし、物欲しそうな顔をした自分に羞恥を感じたのか、すぐに慌てたように表情を隠す。
一郎はそんなエリカの姿に苦笑した。
「んんっ、んっ……」
エリカが腰を左右に動かし始める。
「そうじゃない。腰を前後に動かしてみろ。結び目の効果がわかるはずだ」
「は、はい」
エリカが今度は腰を前後に大きく動かす。
「あんっ」
だが、股間を押さえて、腰をかがめてしまった。
その哀れな姿に一郎は思わず笑ってしまった。
「いい気持ちになるだろう。とにかく、さっさとやるんだ……。いや、もっと気分が出るように腕も縛ってやるな。エリカは縛られた方が感じるだろう?」
「そ、そんなこと……ないです……」
「いいから、背中をこっちに向けろ」
一郎は壁にかけてある縄束のひとつを手に取って、エリカに縄をかけていく。
指示する前に、エリカは両腕を背中の後ろで重ねるように回してきた。一郎はエリカの腕に縄掛けし、乳房の上下と首の両側に縄を通して身体に完全に固定してしまう。
「ほら始めろ、俺の一番女様──」
一郎はエリカの乳首を指で軽く弾いた。
「ひんっ」
エリカは身体を反応させて、全身を硬直させる。
だが、それで布瘤の刺激を受けたのか、今度はがくりと膝を折った。ところが、その動きでまた喘いでいる。
忙しいことだ……。
一郎は微笑んだ。
また、一郎の魔眼には、エリカの身体が反応している証拠である赤いもやが浮かびあがり、白い肌に赤い花がぱっと咲いたように見えていた。
とても卑猥で、そして、きれいだ。
エリカは、すぐに一郎がさっき命じたまんまに腰を上下に大きく振り始める。
その健気さが愛しい。
「あっ、ああ……」
エリカはすぐに、激しく喘ぎ始めた。
そして、しばらく続けているうちに、ぶるぶると身体を震わせるような反応を示しだし、顔を小さく左右に振り始める。
一郎はそんなエリカの破廉恥な姿に満足しつつも、心の中でほくそ笑んでいた。
実のところ、一郎はエリカの身体にひそかに悪戯をしたのだ。
淫魔術の力で、いくら快感が燃えあがっても、最後の絶頂には達しないように細工をしていた。
だから、エリカはどんなに頑張っても絶頂には達しない。
いきたくてもいけない自慰を続けるエリカは泣き狂うだろう。
そうやって限界まで追い詰めたところで、最後に昇天させて、エリカを抱くのだ。
いまから愉しみである。
「やっほっ、来たよ」
「ご主人様」
そのとき、部屋の外から声がした。クグルスとコゼだ。
魔妖精のクグルスは、ミランダたちがいなくなってから呼び出して、少し前に趣旨を説明すると大喜びで、準備をするためにコゼと一緒に部屋を飛び出していった。
小さなクグルスは、いつもは白い肌を包む半透明の服だが、今回は一郎を悦ばせる趣向を凝らした装いを求められている。どんな格好で現れるつもりなのだろう。
また、コゼは、一郎の思いつきで始めたこの破廉恥な遊びを明らかに一番愉しんでいる。
このところのコゼは明るく無邪気で、最初に会った頃が嘘のように喜怒哀楽もはっきりしている。かつての不幸な記憶に押し潰される発作も、最近はほとんど見られない。
今日だって、やたらと訪れるスクルズに、嫌味まじりの毒を何度も吐いていた。一郎は嬉しかった。あんな経験があったのがまるで偽物の人生だったかのように、いつまでも無邪気で、少し毒のあるコゼでいてほしいと願っている。
「あれ? エリカは、ご主人様が二回目の終わりのときに言っていた、ふんどし?」
コゼがからかうように言う。
一方で、そのコゼは裸身にたくさんのカードを貼り付けていた。この世界の「トランプ」のようなもので、胸から股間の前後までびっしりと貼っている。
コゼの言葉を受け、クグルスがさっとエリカの前へ舞い出た。
「えっ、そうなのか、エリカ? それぞれに工夫するのが今回の決まりだろう? そのまんまやってどうするんだ……。ところで、お前、なにやってんの?」
クグルスは、いつもの薄物ではなく、レオタードのような全身にぴったりの衣装をまとっている。鮮やかな黄色が肌にぴったりと張り付いて見えた。
「う、うるさい……き、気が散るわよ……。ロ、ロウ様が、このまま絶頂に達すれば、お情けをくださるって……言ったの……。いいから、あ、あっちへ行って……」
エリカが怒鳴る。彼女の身体はすでに真っ赤で、全身に薄く汗がにじんでいる。
一郎には、エリカがすでに限界の快感に達しているのがわかっていた。
エリカ
……
快感値:1〜2/100↓
魔眼で見えるエリカの「快感値」は、〈1〉と〈2〉のあいだを行き来している。さすがは一郎の調教が一番長いだけある。感じやすいその身体に一郎も満足げだ。
ただ、一郎の意地悪で、絶頂直前になると少し快感値が戻る。理由がわからないエリカは、苛立ちの感情に包まれ始めているらしい。
「ところで、これは、どうやって貼り付けているんだ?」
一郎はコゼの股間に手を伸ばし、ちょうどクリトリスに当たる場所のカードを一枚めくった。
「んんっ、くすぐったいです……」
触れると、カードは簡単に外れた。コゼが悶えながら声を上げる。
はがれた隙間からは、恥毛に覆われた亀裂がのぞいた。これはこれで、なかなかに卑猥だ。
しかも演出がユニークだ。全身をカードが覆っているのに、一番肝心な部分だけが露わで、恥毛がはっきり見えるのがいい。
コゼの股間も、立派に成熟した女の股間になってきた。毎日自ら剃っているエリカと違い、一郎はコゼには恥毛を生やすよう命じている。
そもそも最初に会ったとき、いまのエリカと同様に、コゼには一本の恥毛もなかった。分限者の奴隷時代、厠女として過ごす間に、部下の男たちの悪戯で一本残らず剃られ、毛穴を殺す魔道薬まで塗られていたのだ。
しかし、一郎は淫魔術の力でそれを復活させた。奴隷時代の名残りを欠片も残したくなかったからだ。だからコゼには剃毛をさせていない。
「ど、どうですか、ご主人様?」
コゼが声をかけてくる。
「そうだな……」
一郎はほくそ笑んだ。はがしてみると、コゼの股はすっかり濡れていたからだ。
「濡れているな、コゼ。もう、そんな気分になっているのか?」
「ご主人様に抱いてもらえるかもしれないと思うと、濡れるんです……。また、お情けをください」
コゼが媚びるような表情をする。
「さて、どうするかな……?」
一郎は微笑んだまま、はがしたカードの裏を見る。どうやって貼っているのか気になったのだ。
ぴったり密着しているわけでもないが、歩いたり動いたりしても剥がれない。
「糊のようなものがついているのか……」
一郎はつぶやく。だが粘着力が極端に強い感じではない。コゼの肌に糊の残骸も残っていない。
「シルキーに、身体に害を与えず、はがせば完全に落ちるのに、逆に簡単には外れない“糊”を作ってもらったんです」
コゼが言った。
「なるほど……」
一郎は感心した。
同時に、ちょっとした悪戯心が芽生え、この不思議な糊でコゼを苛めたくなる。そう思った瞬間、淫魔術で自分でも作れると悟った。
理由はわからないが、その感覚は突然やってきた。おそらくこれが淫魔力だ。好色に関わることなら、一郎は魔道師のように不思議なことができる。
念じた途端、指先にカード裏と同じ「糊」が生み出ていた。
「クグルス、ローターを出せ」
一郎は言った。
魔妖精のクグルスは、いつでもどこでも、媚薬や淫具を作り出せる。ローターはこの世界にはないが、一郎が以前教えたので、いつでも生み出せる。動力源は“電池”ではなく、一郎の淫魔力だ。
「はい、ご主人様」
クグルスが空中から取り出すようにして、両手で抱えたローターを一郎の手に乗せる。
一郎は指先の「糊」をまぶし、先ほどカードを外した場所にそれを押し付けた。もちろん、しっかり振動させてある。
しかも密着させたのは、まさにコゼのクリトリスそのものだ。
「んんんっ」
コゼががくりと両膝を曲げた。
「耐えろよ、コゼ。俺が許可するまで絶頂に達しなかったら、しっかり抱いてやる。代わりに、我慢できなかったら明日までお預けだ。もちろん、当たり前だが淫具には触るな。エリカの隣で立っていろ」
「そ、そんなあ……」
コゼが泣くような声をあげる。
股間ではローターがぶるぶると激しく与え続ける。コゼは必死に脚を閉じ、襲い来る快感と戦う。
その姿は、なかなかにそそる。
「もっと出せ、クグルス」
一郎はコゼの敏感な場所のカードを次々に外し、そこへクグルスが作り出したローターを貼っていった。
乳首を挟むように二個ずつの四個、臍、両脇と脇腹、陰部には五個、さらに肛門、太腿の内側にも。
全部で二十個──。
「んぐううっ、こ、こんなの無理いいい……」
全身で振動が始まると、コゼが絶叫した。
なお粘性体の扱いは、一度やってしまえば簡単だ。一郎は粘性体を自由に操れると気づいていた。
「あっ、ああああっ」
コゼが全身をがくがくと震わせる。
一郎はどんと背中を押して、エリカの横へ並ばせた。
「あふうっ」
それでさらに股間が擦れたのか、コゼが達するような仕草になる。
コゼの身体が伸びあがり、その状態で束の間静止する。
しかし、耐えたようだ。
コゼは持ちこたえた。
ステータスを知る力により、一郎はそれをしっかりと確認した。
「頑張れよ、コゼ。ところで、エリカ、もう少しだな。ほら、すっかり腰を振れよ」
一郎はコゼに声をかけるとともに、汗びっしょりで必死に布瘤で自家発電を続けているエルフ美女にも声をかける。
「んんっ、んんんっ、は、はいっ」
一郎の悪戯でぎりぎりで絶頂できなくなっているエリカが、それがわからず、懸命に腰を卑猥に振りながら返事をする。
また、一方で、一郎はエリカの前にいるクグルスが、水着のようなレオタードを着ているにしては、あまりにもぴったりとしていることに気がついた。
「おお、クグルス、それは自分の肌に直接描いたのか」
一郎は声をあげた。
クグルスは裸だった。
ただ、地肌にまるでレオタードを着ているかのように、絵で直接描いているのだ。
「そうだよ。やっと気がついてくれた? どう、ご主人様? すっごいくすぐったかった。死にそうなくらいにね」
クグルスが陽気な声をあげて一郎の前にやってきた。
そして、股を一郎に向けると大きく脚を拡げて開脚する。
小さくても、ちゃんとクグルスにも局部はある。
実際には服を着ていない証拠に、拡げた局部には女の股ぐらがはっきりと見えた。
「これは凄いな。大合格だ」
一郎はクグルスの身体を掴むと、指で乳房の部分と股の部分を揉むようにしてやった。
「くううっ、んふうううっ、むふううっ」
クグルスが奇声をあげて大きく悶える。
淫魔でもある魔妖精のクグルスは、一郎に愛撫されると、身体に充満している淫気が暴発してしまい、それだけで激しく絶頂を繰り返してしまうのだ。
連続絶頂に襲われたクグルスを五回ほど昇天させてから、一郎はやっとクグルスを離した。
「ふうっ……うわああっ……ああっ……。や、やっぱり、ご主人様の淫気は凄いよ。これだけの純度の濃い淫気なんて、ほ、本当にありえないよ……。ご、ごちそうさま……。ふうっ」
クグルスは、一度落下しそうになったが、すぐに元気になって、また宙に舞ってきた。
淫気はクグルスの食事だ。
激しく絶頂してもすぐに、クグルスは元気を取り戻す。
そのとき、部屋にシャングリアがやってくる気配を感じた。
シルキーもいるようだ。
扉が叩かれ、一郎は返事をする。
すると、ふたりが入ってきた。
「ロウ、わたしの恰好はどうだ? 欲情してもらえるだろうか……?」
シャングリアがはにかんだような顔で言った。
「おお」
一郎は思わず声をあげた。
シャングリアは完全な軍礼装姿だった。
羽根飾りのある帽子に、白と赤と黄金の刺繍のある紺色の上衣、手には真っ白い手袋もしている。腰には儀礼用のサーベルもあった。
ただし、ズボンはない。
下着もない。
股間は完全に剥き出しだ。
膝の下までの革の長靴から上の部分から、上衣の裾が届いている腰の上のあいだは裸なのだ。
その食い違いが破廉恥だ。
一方でシルキーもいい。
シルキーが身につけてきたのは、いつもの女召使いではなく、執事のような装束だ。しかし、上半身は完全なスーツ姿なのに、下半身は裸体だ。
「ふたりとも素晴らしいぞ。横になれ。ふたりとも犯してやろう」
一郎がそう言うと、嬉しそうにふたりが床に横たわって、一郎を迎え入れられるように立膝のまま脚を開く。
「そ、そんなの、シ、シルキーの、真似よ……。シ、シルキーは……。最初にその格好したわ……」
「そ、そうよ。真似よ──」
コゼとエリカが抗議の声をあげた。
エリカは一郎に絶頂を止められたままで、コゼはコゼで二十個ものローターに身体を責められているのに絶頂を耐えるように命令されていて、ふたりとも苦しそうだ。
「だ、黙れ──。せ、せっかくロウがその気になってくれたのに──」
シャングリアが怒鳴った。
「コゼもエリカも頑張れよ。このふたりの次はお前らだからな」
一郎はそう言った。
すると、エリカもコゼも、さっきの一郎の命令に没頭する様子になる。
一郎は、シャングリアとシルキーのあいだに座ると、左右の手でそれぞれの股間を愛撫し始めた。
ふたりの股間がたっぷりと湿り、挿入可能な状態になるのに時間はかからなかった。
一郎はまずはシャングリアの股間に怒張を挿入する。
「ああっ、いいい──。ロウ、き、気持ちいい──」
律動を開始すると、上半身だけ正装のシャングリアが一郎の身体に手を回して悶え始めた。
しかし、数回腰を振ったところで、すぐに抜く。
今度はシルキーの股間を同じように貫く。
「ああっ、だ、旦那様──」
シルキーが絶息するような声をあげる。
快感を知らなかった屋敷妖精のシルキーも、いまや人族と同じようにしっかりと感じる身体になっている。
シルキーが快感を覚えている証拠に、シルキーの感じる場所を執拗に怒張の先端で擦っていくと、シルキーの小さな局部が一気に収縮していく。
だが、またもや数回だけ律動して抜く。
今度は、またシャングリアだ。
「ふたり同時に昇天させてやるからな。待ってろ」
一郎はシャングリアの膣を怒張で抉りながら言い、そして、ふと、部屋の隅で頑張っているふたりにも視線を向けた。
「クグルス、全身をくすぐる羽根の嵐を出せ……。待たせているエリカとコゼに贈り物だ」
一郎はシャングリアを犯しながら言った。
「はあい」
クグルスが陽気な声で返事をする。
「そ、そんな」
「ご、ご主人様」
エリカとコゼの抗議の声もした。
一郎は、エリカたちに構わず、シャングリアとシルキーを代わる代わりに抱く遊びに戻る。
一方で、すぐにエリカとコゼが、けたたましい悲鳴をあげだす。
一郎は、その苦悶の声を愉しみながら、シャングリアの股間から童女姿のシルキーの股間に怒張を移動させた。