【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
「休憩だよ、人便」
男たち三人掛かりで輪姦されたボニーは、休む間もなく、ターシャという女の指示で、全裸のまま角材を並べた板の前に立たされた。
後手は背中に折り曲げられて縄で緊縛されている。
角材は上端が尖っていて、その上に正座をさせられている。
「くうっ」
眼が眩むような激痛が、太腿の下の脛に襲いかかってきた。
しかも、角材の上に座らされる前に、股間とアナルに魔道紋を刻んだ張形を沈められていた。
「ほら、お前たち、満足してるんじゃないよ、この媚薬をこの魔女に塗ってやりな」
ターシャが男たちに命じて、粘性状の媚薬を乳房と乳首に塗り込ませる。
男たちがボニーの成熟した乳房を争うように揉み上げてくる。
「うあ、ああ……ああっ」
男たちによって、乳房が揉まれ、乳首が無遠慮に転がされる。男たちの指には、たっぷりと媚薬が載っていて、それが肌に幾重にも塗り重ねられる。
すると、ターシャが口の中でなにかを呟く仕草をした。
股間の張形が激しく蠕動を開始する。
「あっ、あああっ、ああ……」
不快な衝撃は、すぐに甘美な波となって全身に響き渡ってくる。
「もう感じてきたのかい、人便? 張形にも同じ媚薬が塗り込められているからね。表面にも内部にもだ。すぐに効いてくるよ」
ターシャが後ろから髪を掴んで、ボニーの顔を引きあげさせる。
「ああ、いやあっ、許して──」
「ほらほら、お前の異能は、魅了だろう。そこにいる男たちが憎いだろうが。魅了をかけてみな。掛けた途端にこいつらは死ぬけどね。ここでは、お前の魅了なんてなんの役にも立ちはしないんだ」
ターシャがボニーの顔を強引に上を向かせながら笑う。
目の前の三人の男がぎょっとした表情になったのがわかった。
「いやああっ」
ボニーは悲鳴をあげた。
すると、アナルに埋められた張形も淫らな振動を始める。
「おおおっ、おああっ」
回転責めに継ぐ、輪姦──。
頭は朦朧としている。
それでも、快美感は容赦なくボニーの背筋を駆け抜ける。
「お前は何者だい。言ってごらん?」
ターシャはボニーの髪を掴んだまま、ボニーの顔を激しく揺さぶって叫ぶ。
「あっ、ああっ──。あ、あたしは、ボニー……」
必死で声をあげる。
すると、乱暴に頭を叩かれた。
「どうやら、まだ責めが足りないみたいだね。ほら、お前たち、太腿の上に、そこにある石版を乗せるんだ」
ターシャの命令で、正座をしている太腿のうえに、男たちがそばにあった厚みのある石版をどんとのせる。
ボニーが正座をさせらている角材のまわりには、いつのまにか四本の棒が床に設置され、石版がずれ落ちないように細工をされていた。
「あああっ、んぎいいいっ」
石版の重みで、脛に角材の角が喰い込んでくる。
「もう一枚だ」
さらに二枚目が乗せられた。
「ひがあああっ」
ボニーは脂汗を流して呻く。
「もう一度、訊くよ。お前は何者だい?」
ボニーが耳元で怒鳴った。
「あ、あたしは……ボ、ボニー……」
泣きながら叫ぶ。
「まだまだだね。もう一枚だ」
さらに三枚目の石版が太腿の上に乗った。
「んぐううう」
下半身の感覚はなくなりかけている。
しかし、情けないが、股間については惨めにも女の反応を示している。
「こいつが、何者かを自覚するまで、乳首に電撃を流してやりな」
ターシャが指示する。
男たちが床に放り投げていたあの警棒を拾って、こっちに戻ってくる。
「うあああっ」
ボニーは恐怖に眼を見開いた。
最初の警棒がひとりによって、乳首に押しつけられる。
「ほごおおっ」
不快な電撃が胸を襲い、眼を閉じ合わせて、ボニーは引きつった呻きを迸らせた。
すぐに反対の胸にも、警棒が押しつけられる。
「ほぐうっ」
石版を乗せられている身体が弾ける。
三回目──四回目──五回目──。
続けざまに、左右の乳房に電撃が当てられる。
「うあっ、お、お願い──や、やああっ、あああ……」
五回目の電撃を乳首に流されたとき、ボニーはまたもや失禁をしていた。
張形の振動を受けながら、石版を乗せられている正座の格好のまま、ゆばりが角材を濡らしていくのがわかった。
もはや、なにも考えられずに、ぼろぼろと涙がこぼれ、嗚咽とともにボニーは号泣してしまっていた。
「やっぱり、人便だねえ。さっきから人前で小便ばかり垂れ流して。お前は人便だ。それ以上の存在じゃない──。まだわかんないのかい──」
ターシャが哄笑しながら、石版の上によじ登って、ボニーに向かい合うように胡座をかいた。
「あがああっ」
さらに脛に角材が喰い込み、ボニーは後手に緊縛されている裸身をのけ反らせた。
「もう一度、訊いてやる、人便──。お前はなんだい──?」
石版の上に乗っているターシャが叫んだ。
「あ、ああ……あ、あたしは……リン・シン・ボニン……」
ボニーは朦朧をしている頭で呻く。
リン・シン・ボニン──。この世界に召喚されて、一度も名乗ったことのない本名だった。
「リン・シン・ボニン? なんだい、それ?」
そのとき、ターシャが一瞬だけ、きょとんとした表情になる。
しかし、すぐに、その表情を隠して哄笑する。
「わけのわからないことを言い出すじゃないかい……。まだ、わかんないようだ。角材に溝があるから、そこから警棒を差し込んで、股ぐらに電撃を流してやりな。そうすれば、自分がなにものが思い出すさ」
ターシャが男たちに指示する。
上側が尖っている角材だが、中央には溝があるようだ。お尻側から警棒が差し入れられ、警棒の尖端が張形で踊り狂っている、ボニーの股間に当たるのがわかった。
「やめてええ」
絶叫した。
次の瞬間、不快な電撃が股間から全身に駆け抜ける。
「ほごおおっ、んぐうう」
絶叫した。
苦痛なんてものじゃない。
耐えられる限界を遙かに越えていた。
すぐに電撃は終わったが、ターシャの指示ですぐに電撃が流し直される。
「うぐううっ、あごおお」
裸身がおののく。
今度は時間が長い。
ターシャが手をあげて、電撃が中断されたときには、ボニーはほとんど気絶寸前になっていた。
「失神するなんて贅沢はさせないよ。出力をあげな。もっと苦しめるんだ」
背後で男が持っている警棒からかちゃかちゃと音がする。
「人便、そろそろ、これが気に入ってきただろう? 人便だから、大好きなはずさ……。やりな──」
三回目の電撃が股間に襲いかかる──。
「ぎゃああああ──」
もはや口から迸るのは、獣のような奇声だった。
眼を剥き、口からは涎が垂れ始める。
漏らしたばかりの股間から、またもや失禁が始まった。
ターシャが手を振る。
電撃が終わった。
しかし、しばらくのあいだ、ボニーの身体が小刻みな痙攣を繰り返した。
「人便──。もう一度訊くよ──。お前は何者だい──?」
ターシャが目の前で喚く。
「あ、あたしは……じ、人便……です……。人前で……垂れ流す……」
意識朦朧としながら、ボニーは言った。
やっと、ターシャがさっきから、幾度も同じことを訊ねる意味がわかったのだ。
すると、ボニーの太腿の上に重ねられた石版の上で胡座をかいているターシャが破顔した。
「やっと、模範解答に辿りついたかい──。そうだよ。お前は、人便だ──。それ以外のものは頭からかき消してやる。それがあたしの仕事でね。お前たち、こいつを立たせな」
ターシャが石版からおりた。
石版が太腿の上からどけられ、やっと角材の上から開放された。
後手に縛っていた縄も解かれた。
しかし、立てと言われても、そう簡単にはいかない。
脚にはまったく力が入らず、ボニーは立つことができなかった。
すると、男たちから代わる代わる電撃棒を裸体に押しつけられて、電撃を流される。
ボニーは、泣きながらやっと立ちあがる。
「背筋を伸ばせ、手は身体の横だよ。ところで、お前は何だい──?」
頬を平手で叩かれた。
「じ、人便……です」
なんとか答える。
膝も太腿の激しく痙攣している。
普通に立つことも難しかった。
そもそも、この状態で立てるというのが自分でも信じられなかった。
「人便にはもったいないけど、靴を履かせてやるよ」
差しだされたのは、異常に踵の高い乗馬用のヒールだった。
だが、明らかに拷問用として改造されており、踵の部分が一本の棒になっていて、拳ひとつ半くらいの高さがある。男たちの手によって、支えられながら片脚ずつ履かされていく。
靴の長さは膝近くまであったが、締めつけられて施錠をされた。立つとぎりぎりまで爪先立ちをした姿勢になり、ヒールの部分が細いので、いまにも転びそうだ。
「丸太を担がせな」
ぎょっとした。
さっき回転責めの使われた丸太だ。
あれが天井からおろされて、ボニーの肩に乗せられていく。
「な、なにをするんですか──。も、もうお許しを──」
驚いて声をあげた。
「人便に選択肢なんてあるものかい。人便はただただ拷問されるだけの存在だよ」
「そんな」
「だったら、最初からやり直すかい? 人便なら拷問。そうじゃないなら、理解できるまで、訊問を繰り返すだけさ。どっちでもいいよ」
ターシャが嘲笑した。
「ああ……」
ボニーは絶望の涙をこぼした。