【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
「わんちゃん、そこくすぐってあげるね」
コゼが笑みを浮かべたまま羽根を差し入れて、尾の下のアナルをなぞるように触れた。一郎の操る羽根は、それに連動するように、今度は前側から股間を狙う。
「……っ」
白犬の身体が激しく跳ねる。
背が反り、支えていた前脚が崩れかけて石畳を掴み直す。懸命に口を噛みしめ、頭が小刻みに揺れる。
逃げるように腰が横へ流れるが、紐に引かれて戻され、その場で細かく震え続けた。
「ふふ、今度はどこを狙おうかなあ」
一度羽根を引いたコゼが笑みを浮かべたまま、再び手を動かそうとしたのを、一郎は軽く制した。
「その前に、俺に触れ。エリカもだ」
コゼがすぐに指先で手首に触れ、エリカも一瞬だけ躊躇ってから同じように触れる。
そのまま淫魔力を流すと、視界の像が崩れた。
ついさっきまで白い毛並みの大型犬の姿が消え、石畳の上に四つん這いのシャングリアの裸身が現れる。
「……うわっ」
「こ、これは……」
コゼが息を漏らし、エリカも小さく声をこぼす。
「こっちの方が風情があるだろ」
一郎は口の端をわずかに上げ、またもや背後から羽根の先を尾の付け根へ落とす。
人の姿に戻ったシャングリアの背は持ち上がり、両腕は地面を強く突き、指が開いたまま力を込めている。
膝は細かく震え、足先が滑りかけては踏み直される。
「い、犬に見えている姿が戻ったわけじゃないですよね──?」
エリカが必死の口調で一郎に迫るとともに、再び彼女の四つん這いの腰のすぐ前に身体を入れた。見えているシャングリアの股間を周りの視線を遮るためだろう、
「だったら、もっと大騒ぎになっているさ」
一郎は小さく笑って、エリカの身体を避けて、横からシャングリアの無防備な背中に羽根を這わせる。
軽くなぞるだけで身体が跳ね、背が強く反り返る。腰が落ちかけるが、前腕で支え直し、膝が石畳を擦る。
そのまま、背中の中心を伝って、お尻の尻たぶまで一気に羽根を滑らせてやる。
「んくっ」
喉が鳴りかけ、すぐに口が閉じられる。
肩が上下し、呼吸が乱れる。
「逃げるなよ」
今度は少し長くなぞる。背中の筋が浮き上がり、腰が逃げるように横へ流れるが、避けた方向からコゼの羽根が股間を襲う。
反射的に逃げるように腰が動くのを、今度は一郎がそちら側から狙う。
紐の張りで位置は固定されている。首環の命令で動きも制限され、それ以上の抵抗はできない。
「ふふ、いまの、危なかったんじゃないですか?」
コゼが笑いを含んで言う。
「まだ騒ぎになってないから大丈夫ではあるんだろうね」
一郎は答えながら、次に乳房に羽根を滑らせた。
反対側からは、コゼの羽根が胸の下を掠め始める。
両側から触れられたシャングリアの四つん這いの身体が大きく捻れた。
逃げようとする動きは途中で止まり、腕が踏ん張りきれずに一度崩れかけ、すぐに突き直されるが震えは収まらない。
肌は赤く、呼吸に合わせて背中が大きく上下する。汗が光を拾って背筋に沿って流れ、脇から腰へ、内腿へと伝っていく。脚のあいだも濡れており、動くたびに形を変えながら石畳の灯りを受けて鈍く光る。
「……ちょっと、やっぱり可哀想です」
エリカが必死にささやく。
「じゃあ、代わりにやるの? さっき言われてたでしょ。交代しなさいって」
コゼが小さく笑い、羽根の柄を持ち直した。
「そういうことだ。ちょっとそこをどいてくれ」
一郎も手を動かす。羽根を乳房から腹部、そして、下腹部に滑らせる。
またもや、びくんと身体が跳ね、腰が落ちかける。
脚が閉じかけたところで紐を引き、動きを止めると、支えきれない震えだけが残った。
「ご主人様、見てください」
コゼが笑いながら、羽根を一郎の眼の前に差し出してきた。
そこには、ねっとりとした女の蜜がたっぷりとついている。繰り返す刺激に、シャングリアの股間が吐き出した愛液だ。
「じゃあ、そろそろ移動するか。エリカは、責めに参加しないのなら、せめて紐を持て。広場を出たら、今度は近くの飲み屋街を通って、もう一度、第二神殿の前だ。それで終わりにしてやる」
一郎はエリカにシャングリアの首環に繋がっている紐を手渡す。
「は、はい……。シャングリア、とにかく、行こう。神殿通りに戻れば終わりだから」
エリカが励ますように、シャングリアに声を掛けると、紐をぐいと引く。
シャングリアが四つん這いで、身体を反転させて、人の集まりの外に向かって歩き出す。
「だけど、よく我慢してるな」
コゼとともに、シャングリアの後ろからついていく位置でシャングリアを見下ろす。
シャングリアの四つん這いの身体は、小刻みに震えていた。腕は限界まで突っ張り、指が石畳に食い込むように開いているが、それでも支えきれずに何度も崩れかけ、そのたびに無理やり立て直している。
「ほらほら、シロ。まだ余裕あるんじゃないの?」
コゼが笑いながら、羽根を脇へ滑らせた。
「んっ」
脇に触れた瞬間、身体が大きく捻れる。逃げようとして横へ流れるが、反対側からは一郎の羽根が待っている。弾かれるようにコゼ側に戻る。
「ほら、もっと逃げないと、いつまでもくすぐられるわよ」
すかさず、コゼの羽根が今度は尻を襲う。
面白いように腰が反対側に弾かれる。
すると、待っている一郎が股間を羽根でくすぐる。
シャングリアの四つん這いの裸体が逃げるように弾く。
「ほらほら」
すると、コゼがまたくすぐる。
左右から交互に触れられ、シャングリアの動きはどんどん大きくなる。背が反り、腰が落ちかけ、膝が擦れる。だが姿勢は崩れ切らない。
「……っ」
喉が鳴りかける。
一郎はそれを見て、反対側から羽根を入れた。
「ほら、声が出るぞ。ここで正体を現したいのか?」
コゼに合わせるように、同時に左右から内腿に触れる。
身体が一瞬、大きく上に跳ね上がり、反動で腕が沈みかける。どうにか踏み止まるが、震えは止まらない。
口元が強く閉じられている。
それでも漏れる鼻息が、短く途切れて繰り返される。
避けても当たる。
止まればなぞられる。
一郎はその動きを見ながら、今度は羽根ではなく、下から指でアナルを弄ってやる。
「くっ」
身体がびくりと跳ねる。
唸り声のような声が漏れたが、今度も幻術は解けてない。相変わらず、周りでは「大きな犬だなあ」と感心するように振り返る者ばかりだ。
「……んっ……」
声にならない音が漏れる。
すぐに噛み殺される。
だが、もう完全には抑えきれていない。
「もうすぐ、大きな声が出そうね」
コゼが楽しそうに笑う。
一郎は答えず、再び羽根で、アナルを集中的に軽くなぞる。
反応はさらに大きくなる。
全身が緊張し、背中が大きく上下する。汗が光を拾い、流れ落ちる。
「んっ……んっ……んんっ」
シャングリアは右に左にと身体を動かしながら、一生懸命に歯を食い縛っている。
一郎とコゼは、かなりの時間、シャングリアを道の真ん中でいたぶり続けた。
いつの間にか、シャングリアの全身からは、おびただしい脂汗が流れ落ちていて、身体は真っ赤になっている。
「シャングリア、とにかく、頑張って」
エリカが必死に声を掛けて、紐を引く。
おぼつかない四つん這い歩行だが、やっとのことシャングリアは噴水広場の外側にまでやってきた。
エリカは、さっき通ってきた路地ではなく、飲み屋街のある賑やかな通りにシャングリアを導いている。
そこを通り抜ければ、再び神殿通りだ。
少しでも近道をさせようと思っているのだろう。
「エリカ、その脇の樹のそばに、シャングリアを連れて行ってやれ」
一郎は声を掛けた。
噴水広場の周りには、整備された芝生と樹林公園がある。そこもまた王都市民の憩いの場である。
噴水周りの喧噪を避けて、そこで休むものも多い。宵の口にいまの時間は、恋人たちの逢い引きの場所でもある。
ちらほらと芝生に座って語り合う若い男女の姿が垣間見えた。
「今度はなんですか? もう許してあげましょうよ」
シャングリアを大きな樹木の根元に導いたエリカが一郎を振り返る。
「そうだな。つい、シロが可愛らしく頑張るんで夢中になってしまったよ」
一郎はそう言って、羽根を引いた。
それに合わせて、コゼも手を止める。
さっきまで激しく反応していた身体が、支えを失ったようにわずかに揺れたまま止まる。
「じゃあ、シロ。この場で樹に向かって放尿しろ。片脚を上げてな。それをすれば、先に進ませてやる。ここで続けたいなら、別だが」
低く言う。
シャングリアの身体が強張る。
四つん這いの姿勢のまま、動きが止まる。
さっきのように人が密集しているわけではないが、まだまだかなりの人目がある。
ただ、いまのシャングリアの見た目は、大きな白犬だ。片脚上げの放尿程度なら目立つことはない。
「ご主人様、シロはまだ続けたいみたいですよ」
コゼがくすりと笑って、わざとらしく言う。
一郎もわざとらしく肩をすくめた。
「そうか。なら感度を十倍に上げてやるか。今度はさすがに声を耐えられないぞ」
その言葉に、シャングリアの身体がはっきりと反応した。
慌てたように首が振られる。
次の瞬間、ゆっくりと片脚が持ち上がる。
不安定な姿勢のまま、どうにか支えようと腕に力が入る。
そして──。
しゅっと音がして、足元に水音が落ちる。
樹の根っこにシャングリアの放った放尿が広がっていく。
一郎は視線を落としたまま、その様子を見ている。
「もう少し脚をあげなさいよ。ご主人様によく見えるように」
コゼが横から身を寄せ、シャングリアの引きあげている脚の常根を羽根でさらに煽る。
身体が揺れる。
放尿が飛び散る。
「やめなさいって、コゼ──」
エリカが怒鳴った。
やがて、おしっこが止まる。
「じゃあ、ここから先はリードなしで歩いてもらうか」
一郎はエリカから紐を付け取り、シャングリアの首環から外す。
そして、軽く手のひらでシャングリアのお尻を叩く。
「んっ」
シャングリアの鼻息が鳴り、四つん這いで歩き始める。
だが、歩けば脚が開く。
その隙間に、コゼと一郎の羽根が同時に入る。
「……っ」
身体が大きく揺れる。
崩れかけ、前脚でどうにか支え直す。口は閉じられているが、呼気が荒く漏れる。
シャングリアが脚を閉じようとして止まる。
「どうした。進まないのか?」
一郎が声を掛けると、再び歩き出す。
しかし、歩けばすぐに、ふたり掛かりの股間への羽根責めだ。
また、がくりと体勢を崩しかけて止まってしまう。
動けば股間を左右から責められる。
止まればなぞられる。
その繰り返しで、なかなか前に進めない。
「ロ、ロウ様、あんまりです。これでは歩けません」
何度か同じ動きを繰り返したところで、エリカから焦れたように声が上がった
一郎は、エリカの様子を確認し、すぐに視線をシャングリアに戻す。
「それもそうだな」
短く答え、亜空間から取り出したものを掌に乗せる。
小さな楕円形の淫具──ローターだ。
一郎の淫魔力で自在に振動させるようにしたものだ。
それをそのまま、粘性体を出して、手を伸ばして、シャングリアのクリトリスに密着させてしまう。
「んくっ」
シャングリアの身体が大きく反る。
声にならない音が漏れる。
背中が弓なりに持ち上がり、腕が震える。
一郎はそのまま手を離した。
「エリカの言うとおりだな。これでは歩けないだろから、止まったら淫具が振動するように細工をしてやる。動かしたくなければ進むことだ」
一郎はそう言うと、ローターに淫魔力を流した。
「んふうっ」
淫具が振動を始めたのが、シャングリアが慌てたように歩き出す。
一郎とコゼは、すかさず、股のあいだに羽根を差し入れてくすぐりを再開した。