【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
「い、いやっ、はあ、はああっ」
エリカは、二度、三度と身体を跳ねあげてしまった。
お尻の奥に埋まっている「ろうたあ」という淫具を振動させるようにロウに要求したコゼが、岩の上に仰向けになっているエリカの股間を舐めているのだ。
お尻の中の淫らな刺激に加えて、滑らかで優しいコゼの舌の動き……。
エリカの身体にはたちまちに全身を蕩けさせる峻烈な戦慄が襲った。
でも、一方で、エリカは尿意の限界にも追い詰められている。
ロウに放尿を禁止されたので必死に尿意に耐えなければならず、そうすると、どうしても股間の刺激には無謀になる。しかも、お尻への刺激も加わっている。
激しい尿意──。
切迫する快感のせり上がり──。
このままでは、それほども時間が経たないうちに、エリカの股は尿を漏らしてしまう。
でも、その股間の正面にはコゼの顔がある。
この状態で失禁などすれば、まともにコゼの顔におしっこをかけてしまう。
……そうかといって、我慢するのは限界だ。
もうどうしていいかわからない──。
自分でも、まだ我慢できるのが信じられないくらいだ。
「だ、だめよ──。コ、コゼ、許して──。で、出ちゃう──。か、顔にかけちゃう──。よ、避けて──。顔をどかして──」
「まあ、そんなことを言わないで……。あたしは、おしっこなんて、かけられたくないわ。エリカは誇り高きエルフ族様だもの……。まさか、人の顔におしっこをかけたりしないわよね。死ぬ気で我慢してね」
「ああ、そんなああ──」
下腹部にきつく力を入れる。
漏れる──。
「ふふふ、それよりも、早く達してね……。そうすれば、ご主人様がエリカの股を綺麗に剃ってくれると思うわ……。ご主人様もエリカがおしっこをするのを許すと思う……。だから、達していいのよ」
一度口を離したコゼがエリカに語りかけた。
そして、すぐにエリカの股間に舌を戻した。
コゼの柔らかい舌がエリカのクリトリスをくすぐる。
「んひいいいっ」
エリカは狂乱した。
このまま達してしまいそう──。
でも、そんなことをすれば、その瞬間に、エリカはコゼの顔に尿をぶっかけてしまいそう──。
快感も尿意も、もう猶予はない。
「ああ、いやああっ」
エリカは自分でもどうしていいかわからず、泣き出してしまった。
「あらあら、泣いちゃいましたね、ご主人様」
コゼが再び口を離して、呆れたような口調で言う。
「エリカ、我慢しろよ……。もしも、言いつけを守れずに、おしっこを漏らしたりしたら、罰だぞ」
ロウが笑って言った。
エリカは歯を喰いしばる。
今日のロウはとことん意地悪だ。
「ふふふ……、本当にいい顔してる……。エリカって、心の底からマゾっ子ね……」
コゼがまたもや舌舐めを再開した。
もう尿意はどうしようもないところまで迫っていた。
すると、今度はロウもまた、エリカの股間を責めるコゼの顔の横に、加わるように顔を差し込んできたのだ。
驚愕した。
「ひいいんっ──。ロ、ロウ様、か、顔をどかしてええ……」
エリカは泣きじゃくりながら首を激しく横に振った。これでいま粗相をすれば、コゼだけではなく、ロウにまでまともにかけてしまうことになった。
とにかく、必死になって膀胱を締めつける。
漏らさないこと……。
それだけを考えた。
しかし、そのとき、エリカの股間を舐め続けているコゼが喉の奥でかすかに笑うような音を出した気がした。
「や、やあっ、やめてええ」
次の瞬間、エリカは泣きながら悲鳴をあげていた。
コゼの舌先がエリカの尿道を直接こじ開けるように動いたのだ。
一瞬にして崩壊が襲った。
「んぎいいっ」
エリカは奇声を発していた。
自分の意思に反して、怒涛のような奔流が股間から噴き出した。それがコゼとロウの顔を飛沫になって叩きつける。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい──」
エリカは泣きながら謝ったが、一度飛び出した放尿はもはやエリカにはとめることができない。
股間から噴き出している尿はコゼとロウの顔を完全に汚してしまっている。
「いいよ、エリカ……」
尿を浴びながら、コゼがまたもや股間に舌を動かしてきた。
エリカはあまりのことに動揺して、なにも考えることができないでいた。
いまだに放尿は続いていて、その股間をコゼがエリカの尿まみれになりながら、舌の愛撫を続けているのだ。
もう、なにがなんだかわからない。
さらにロウのあの手がエリカの乳房を襲ってもきた。
尿を迸らせながら身体を愛撫されるという恥辱と愉悦に、エリカはなにもかも忘れて解放された気分になった。
不意に突きあげるものがやってきた。
ふたりの舌と手を感じながら、エリカは五体を激しく痙攣させる。
「いぐうう──いぐううう──」
エリカは大きく叫んだ。
やっと尿は終わったが、大きな解放感と峻烈な悦びは終わらなかった。
エリカは股間から残尿のようなものを出しながら欲情の頂点に達した。
エリカの尿まみれになった三人の身体は温泉からすくった湯で洗い落とされた。
そして、エリカの剃毛となった。
エリカは再び温泉の縁に仰向けにさせられ、今度は両膝を曲げて左右に開いた状態に縄で固定される。
でも、またコゼとロウにより責められることになった。
コゼの舌責めでエリカの股間はたっぷりと濡れたのだが、それは湯で流れて、結局、まだ剃毛するには蜜が不足だというのだ。
愛液を追加するために、ロウが取り出したのは「筆」だ。
柔らかい獣の毛で作ったロウの責め具であり、エリカにとっては、恐怖の責め具だ。
快感が大きすぎる。
それでいて、繊細でなかなか達しさせてもくれない。
この「筆」でこれまで、どれだけ泣き叫ばされたことか……。
ロウはそれを二本取り出すと、一本をコゼに手渡して、ふたり掛かりで筆責めを加えてきた。
しかも、コゼの提案でエリカには目隠しをされた。
どこを筆で責められるかわからない緊張感の中、エリカの全身に二本の筆が這いまわり、たちまちエリカは絶頂の寸前に追い込まれた。
だが、簡単には達しさせてはくれない。
あまりの刺激にいきそうになると、まさに絶好のところで、ロウが声をかけて筆の刺激を中止させるのだ。
それを繰り返される。
エリカの全身はありえないほどの疼きと焦燥感でいっぱいになる。
その筆責めの合間合間に、ふたりがエリカの股間に剃刀を徐々に動かしていった。
じょりじょりと音を立てて。股間の毛が剃られていく……。
その羞恥に、エリカは幾度も恥ずかしい反応をしてしまった。
筆責めにされながらの剃毛はかなり長く続いた。
意識を保つのが難しくなった頃に、やっと目隠しを外された。
首を曲げさせられて覗いたエリカの股間は、一本の飾り毛もなくなっていた。
「それは俺の奴隷である印だ。毛穴を殺す薬は使わせないぞ。毎日手入れすることで、俺のものであることを自覚するんだ。いいな──」
「はい……」
エリカは小さく頷く。
だが、恥辱とともに、じんと込みあげるものが下腹部を襲う。
ロウの「奴隷」として辱められる。
そう思うと、子宮がきゅんと疼いた感じになったのだ。
やっぱり、自分は「マゾっ子」なのだろうか……。
「ねえ、ご主人様、今度もあたしがエリカを責めていいですか……? こんなに可愛いエリカを見ていると、なんだかもっともっと苛めたくなるんです」
コゼが言った。
「いいとも、存分にやれ……。命令だ」
ロウが場所を空けるようにエリカの前から移動する。
「ふふ……あたしと一緒ね、エリカ……。でも、ご主人様に剃ってもらえるなんて羨ましい……。あたしなんて……」
そのとき、不意にコゼが我に返ったような表情になって顔を伏せた。
エリカは少し当惑した。
だが、それは一瞬だけだった。
すぐに顔をあげたコゼは、再びさっきから浮かべている嗜虐的な笑みを口元にたたえている。
「また、なめなめよ、エリカ……。我慢するのよ……」
すぐにコゼが再びエリカの股間に舌を這わせてきた。
「ひいっ、ひいっ、ひいいい──」
エリカはあっという間に翻弄された。
股間を余すところなくコゼが舐め回す。
エリカは縄掛けされた身体をがくがくと震わせた。
さっき、股間を剃られながら焦らされた快感が一気に暴発する。
「ああっ、そこお──すてきい──も、もうだめええ──コ、コゼ──いっちゃう──いっちゃう──いぐううう──」
すぐに絶頂の快感がやってきた。
しかし、ロウが身体を入れてきて、コゼの愛撫を中断させた。
「今度は俺がもらおう。奴隷らしい股になったご褒美だ……」
ロウはコゼを横にどかすと、上から押し入れるように怒張を挿入してきた。
「……コゼ、俺がエリカを犯すあいだ、口づけをしたり、胸を舐めたりしてやれ」
「はい」
コゼの身体が動いて、エリカの上半身を責め始める。
すると、怖ろしいほどの愉悦がやってきた。
コゼの舌もすごかったが、ロウから犯されて与えられる快感は桁違いだ。
それがわかった。
ロウが繋がったままの腰をゆっくりと動かしだす。
「あはあああ──」
全身の震えが止まらなくなる。
「コゼ、エリカの顔に跨れ──。そして、今度はエリカがコゼの股を舐めろ──。ちゃんとやれば、いかせてやる、エリカ」
ロウが言った。
絶頂寸前のところで挿入された怒張の動きがぴたり止まる。
その絶好の時機の見極めは、怒りさえ覚えるほどだ。
エリカの顔の上にコゼの股間が乗った。
中断された快感を手に入れるために、エリカは一心不乱に顔の上のコゼの股を舐め始める。
「ああん──き、気持ちいい──こんなの──」
コゼが悶え始める。
顔の上のコゼの股がエリカの鼻と口を塞いで息が苦しい。
気が遠くなる。
だが、いまのエリカには、その苦しさが快感だ。
息苦しさが、途方もない愉悦に変わっていく。
ロウの腰が動き出す。
だが、それは焦らすような動きであり、エリカを達しさせるようなものではない。
どうやら、ロウはコゼが欲情するのを待っているようだ。
とにかく、エリカはコゼを感じさせるために、一心不乱に舌を動かした。
「ひっ」
「ああん」
エリカとコゼは同時に嬌声をあげた。
お尻に埋まっている淫具が強く振動を始めたのだ。顔の上のコゼのお尻もぶるぶると動いている。
「いぐ、いく、いくいくいく──」
やがて、コゼの反応が激しくなった。
顔の上の股からみるみるとコゼの濃い汁が垂れ落ちてくる。
「いくぞ──」
ロウの腰の動きが早くなる。
今度はエリカを達しさせようとしている動きだ。
さらに、精の迸りの予兆も感じる。
やっと来た──。
欲しい──。
ロウの精が欲しい──。
エリカは懸命にコゼの股間を舐める。
「いぐうううっ」
エリカの顔の上のコゼの身体が跳ねた。
コゼは絶頂したようだ。
ロウの性器の抽送が激しい。
エリカにも大きな波が襲う。
「あうううんん」
エリカはコゼに続いて達した。
頭が真っ白になる。
そして、ロウの精が放たれるのを感じた。
意識が遠くなる……。
三人で達した。
そのことが、とんでもなく嬉しくて、エリカは大きな力に吸い込まれるようになり、完全に気を失ってしまった。
怒声で眼が覚めた。
はっとした。
どうやら、ちょっとのあいだ気を失ってしまっていたようだ。
エリカは我に返った。
温かい温泉の湧いている岩の泉の縁の石の上に寝ている。
絶頂とともに意識を手放してしまったらしい。
いつの間にか身体の縄は解かれているが、その縄はまだ身体の下にある。
拘束を解かれてほとんど時間が経っていないと思う。
「もう一度、言ってみろ──。俺がそんな料簡でいたと思ったのか?」
すると、また怒声がした。
怒っているのはロウだ。
そして、怒鳴られているのはコゼだ。
びっくりした。
なにが起こったというのだろう。
「もう一度、言ってみろ、コゼ──」
ロウがすごい形相でコゼの髪を掴んで、身体を引きあげた。
そんな乱暴など一度もロウはやったことがなかったのでエリカは驚愕した。
慌てて身体を起こした。
「ま、待って、なにが……?」
エリカは止め立てしようとした。
だが、大きな音がして、ロウに頬をはたかれたコゼがその場に横倒しになって崩れ落ちた。
エリカは目を丸くした。
「俺を見損なうな──」
そのコゼにロウが、またもや、怒鳴り声をあげた。
エリカは唖然としてしまった。