【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
最初の触手ペニスの前に辿り着いた。
縄の節から生え出た異形は、鎌首をもたげて揺れ、亀頭のような先端から濃い雫を糸を引かせて落としている。まるで彼女を待ち構えている雄そのものだった。
「さあ、始まるわ……」
「頑張ってね、歌姫さん……」
ドルニカ夫人と女友達が真横に立ち、優雅に扇をあおぎながら愉しげに声をかける。群衆もざわめきを止め、息を呑んで見守っていた。
「ああっ……」
ニーナは首枷を軋ませて身体を突っ張らせた。
触れていた触手がいきなり勢いを増し、膣口を強引に抉り開いて深々と貫いたのだ。奥でうねりながら子宮口を押し叩き、生き物のように脈動を繰り返す。
「ひ……いや……っ」
震える声が嗤いにかき消される。媚薬に焼かれた身体は、抵抗する前に痙攣し、絶頂の淵へ叩き落とされていた。
その瞬間、括約が緩み、便意が弾けそうになる。
「ああ、ああっ、だめええ、いやあああ」
脂汗に濡れながら必死に締めつけ、漏らすまいと尻を震わせた。
次の瞬間、膣奥を蠢く触手が強烈に脈打ち、子宮口を叩いた。
堪えきれず、全身がびくんと痙攣する。
媚薬に灼かれた肉芽が勝手に弾け、絶頂の奔流に飲み込まれた。
ニーナは、鎌首を激しく振動させて股間を抉る触手ペニスの刺激に耐えられずに、呆気なく達してしまった。
「ひ……いや……っ、だめ……いくうう」
脳が白く塗り潰されるのと同時に、尻の奥が緩む。
括約が外れそうになる感覚に、ニーナは恐怖で喉を詰まらせた。
下腹がきりきりと跳ね、便意が爆発寸前にまで膨れ上がる。
「出ちゃ……いや……耐え……ないと……」
脂汗に濡れた顔を歪め、全身を震わせながら必死に踏ん張る。
膣を貫く触手はなおも生き物のようにうねり、絶頂をさらに延長させる。
羞恥と快楽と便意に挟み込まれ、声にならない嗚咽を洩らすしかなかった。
ただし、ニーナの果てるのと同時に、触手ペニスも射精したので、挿入していたペニスは消滅している。
「はあ、はあ、はあ……」
ニーナは懸命にお尻の力を込めつつ、絶頂により乱れた息を整えようとした。
「あら……たった一突きで達してしまったのね……」
「ふふふ、これで十本を咥えきれるのかしら……?」
夫人たちは唇を歪め、群衆はどっと嗤う。
「やり直しよ。もっとも、最初の一本目だったわね」
ドルニカ夫人が縄を揺らす。
たったいま消滅した魔道生物のペニスが縄からせり上がって復活する。視界の端に、消えたはずの触手が脈動を取り戻し、再び膨れ上がっていくのが映った
「始めなさい……」
ドルニカ夫人の冷声とともに、乗馬鞭が無防備な下腹を打ち据える。
灼ける衝撃に呻く。だが同時に、痛みが火照りを一瞬だけ散らし、正気を繋ぎとめた。
「もっと……もっと鞭を……。お願いです……」
ニーナは涙に濡れた声で訴える。
痛みだけが、耐えがたい快感を打ち消す唯一の拠り所だった。
「鞭をおねだりするなんて、はしたない歌姫ね……」
「さすがドルニカに仕込まれた歌姫牝犬ね……」
女たちが左右から鞭を振り下ろす。
痺れる痛みに震えながらも、ニーナは腰を必死に振り、膣奥で触手を擦り立てる。
十度ほど擦ったとき、触手がびくびくと痙攣し、白濁を子宮へ勢いよく吐き散らした。
魔道精液の奔流が胎内を塗り潰す。嗤いと歓声が渦を巻く。
触手は果てると同時に溶けるように縮み、力を失って消えた。
「次は、あれね……」
夫人が扇を掲げる。新たな触手がぬらぬらと身をよじり、股間を狙うように伸びる。
便意に腹を締め上げられ、火照りに理性を削られながら、ニーナはふらつきつつも進まされていく。
「お願い……もっと鞭を……。痛みをください……」
必死の懇願は冷笑に打ち捨てられる。
「もう与えない……。あとは自力で耐えなさい……」
「それともここで排便する? 大便を垂れ流しながら雄どもに犯されるのも、悪くない見世物よ……」
「孕むまで毎晩犯させると決まっているのだから……」
男奴隷たちは涎を垂らし、怒張を掻きむしりながら前のめりになる。
泣き声を洩らしながら次の縄に跨がされた瞬間、触手がずるりと裂け目を広げ、膣奥へ侵入してきた。
灼熱の粘膜を蹂躙しながら、肉を押し広げ、子宮口を叩く。眼前に火花が飛ぶ。
快楽を耐えることも、便意に抗うことも、限界に近い。
それでも腰を振るしかない。
ニーナは嗚咽を洩らし、心の中でその名を叫んだ。
トーイ……。
「泣いている暇はないはずよ。進みなさい」
後ろから乗馬鞭の先で突かれた。
だが、突く先は必死に力を込めているお尻にだった。
「ひあああっ」
ニーナは悲鳴をあげて、よろける足を懸命に前に出す。
二本目の位置に到達する。
魔道生物の触手ペニスがぬらりと膨れあがり、鎌首をもたげてニーナの股間に迫った。
ニーナは涙に濡れた顔を振り、必死に後退ろうとする。
だが首枷の重みで足はもつれ、進むよりほかになかった。
触手は待ち構えていたように膣口を押し分け、ずぶりと奥へ沈み込む。
「あああっ」
ニーナは全身を突っ張らせる。
「いーち……にーい……」
群衆の中の女たちが、まるで遊び歌のように声を揃える。
子供じみた数え声が、かえって屈辱を倍増させた。
ニーナは顔を真っ赤に染め、涙をこぼしながらも必死に腰を振って触手を擦り上げる。
そして、やっと二本目の射精が終わり、股間の中で消滅する。
次は三本目……。
そして、四本目……。
三本目、四本目と進むにつれ、観衆の合唱は大きくなり、女たちは乳首を捻り、腰を押さえつけて動きを強制した。
自分の意志ではなく、他人の手で操られて触手を咥え込まされるたび、羞恥と絶望で視界が滲む。
五本目に至ったとき、下腹に鋭い収縮が走り、尻の奥が危うく開きかけた。
群衆は一斉にどよめき、男奴隷たちは獣のように涎を垂らし、前へにじり寄る。
「違う……まだ……出してない……お願い、見ないで……っ」
脂汗に濡れた尻を震わせながら必死に踏ん張り、触手を擦る動きを続ける。
だが、群衆の嗤い声がその必死さをより滑稽に映した。
六本目、七本目になると、夫人の合図で再び鞭が加わった。
尻を打たれるたびに跳ねる身体が、膣奥の触手をさらに抉り込ませる。
痛みに叫び、快感に喘ぎ、便意に呻く声が次々に漏れた。
八本目、九本目の触手はさらに性質を変え、膣と同時に肛門へもぬらぬらと這い寄った。
ざらついた感触が括約を舐め上げ、こじ開けるたびに観衆は歓声を上げる。
「いやああっ……そこは……だめええっ」
羞恥で胸が張り裂けそうだった。
便意は爆発寸前──、
媚薬は理性を焼き尽くし、涙と涎で顔を濡らしながら首枷を揺らす。
それでも九本を終えたとき、ニーナはもう立っているのが奇跡だと思った。
肩は首枷の重みで押し潰され、脚は震え、内腿は精と蜜で濡れそぼっている。
九本目が終わった。
それでも残酷に、最後の試練が待っていた。
「ひっ」
十本目──縄の裂け目から現れたそれは、他と比べものにならないほど太く長い異形だった。
蛇のように鎌首をもたげ、亀頭に似た先端から白濁を滴らせている。石畳に落ちた雫はねっとりと糸を引き、異様な存在感を放っていた。
「これで最後よ、歌姫……」
ドルニカ夫人の冷たい声が、群衆の喉を震わせる。誰もが息を呑み、目を輝かせ、その瞬間を待ち望んでいた。
十本目の異形が、獲物を前にした獣のようにぬらりと身を揺らし、ニーナの震える腿に絡みついた。
太さは彼女の手首ほどもあり、先端からは糸を引くほど濃い分泌液が滴り落ちる。
その粘液が太腿を伝うたび、焼けるような熱と粘りが肌に広がり、嫌悪と羞恥で喉が詰まった。
「やめて……もう、入らない……そんなの無理……」
涙に濡れた声で懇願しても、誰一人として耳を貸さない。
観衆はむしろ身を乗り出し、夫人たちは優雅に扇を動かして視線を注ぐ。
異形は容赦なく狙いを定め、膣口を舐めるように擦ったかと思うと、一気に押し広げて突き入れてきた。
「あああああっ」
焼け付くほどの疼きに悲鳴が迸る。粘膜を裂かれそうな圧迫感、子宮口を叩きつけるような突き上げ。ニーナは首枷を揺らして仰け反り、膝から力が抜けそうになる。
だが尻に力を込め続けねばならなかった。
いま緩めれば、すべてが終わる……。
「最後の一本よ……堪えきれるかしら」
ドルニカ夫人の声が甘く響く。
その一言に観衆は一斉に歓声を上げ、まるで闘技場の観客のように声を揃えて数を数え始めた。
「いーち、にーい、さーん……」
膣奥で暴れ回る異形を擦るたび、痙攣が全身を突き抜ける。
便意と快感が重なり合い、どちらが爆発しても終わりという絶望の中で、ニーナは涙を飛び散らせながら必死に腰を振った。
「だめ……いく……いっちゃう……」
肉芽が痺れるように灼け、理性が焼き切れそうになる。
だが、絶頂すればまた触手は蘇る。終わらせるためには、子宮を打ち叩かれながらも十度の擦り上げに耐え抜かなければならなかった。
「ご……ごめんなさい……もう……っ、むり……」
嗚咽混じりの声に、群衆は歓声を高める。
男奴隷たちは怒張を握りしめ、獣じみた息を吐きながら、
いまにも飛びかからんと身を震わせていた。
十度目を数えた瞬間、触手がびくんと痙攣し、奥深くへ濃厚な白濁を吐き散らした。熱い奔流が胎内を満たし、子宮口を押し広げながら流れ込む。
「あ……あああ……」
絶頂と便意の境で全身を震わせ、涙と涎で顔を濡らしながら、ニーナは膝を折って崩れ落ちた。
視界は白く霞み、肩に食い込む首枷の重みで地に這いつくばりそうになる。
脚はもはや自分のものではないように震え、次の一歩を踏み出す力さえ残っていなかった。
触手は精を吐き尽くすと共に溶け崩れ、跡形もなく消える。
中庭が嗤いと歓声に包まれた。
男の召使いたちは「孕め」「垂れ流せ」と口々に叫び、女の家人たちはうっとりと身を震わせ、男奴隷たちは獣じみた息を荒げながら怒張を掻きしごいていた。
「よくやったわ、歌姫……。でも、これで終わりと思ってないでしょうね? じゃあ、次が待っているわ」
ドルニカ夫人が意味ありげに扇を閉じ、腰を曲げて身体を支えるニーナを見下ろしていた。
「ふふ……全部で十本、いいえ、最初の失敗も合わせれば十一本よ。これだけ魔道精液を受けたのなら、もう逃れようがないわね」
「そう……きっと孕むに違いないわ。あの薬を飲まされているのだから」
「ええ、間違いないわ」
夫人たちの嗜虐的な囁きが、ニーナの耳を針のように突き刺した。
絶望の重みに喉を塞がれ、声を発することもできない。
ただ涙をこぼし、震えるままに首枷を揺らすしかなかった。